みんなの議会

厚沢部町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月7日

空き家、その後の状況について

2017年3月7日、厚沢部町議会の一般質問で、只野勲議員が「空き家、その後の状況について」質問し、町長、総務政策課長、副町長が答弁しました。

質問者
只野勲 議員
答弁者
町長、総務政策課長、副町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 只野

それでは2問目の入らせていただきます。先ほど中山議員さんも空き家のほうでお話しされましたが、ここで再度質問いたします。空き家、その後の状況について。長期にわたり居住者が不在にしている「その他の住宅」に分類される空き家ですが、国内では平成25年時点で820万戸あり、今後も増加傾向にあり、政府は平成37年時点で400万戸に抑える目標を掲げているが、当町も26年、町内会単位で空き家調査を実施し、144軒が存在し、今日まで何軒か解体された箇所もありますが、減少するどころか増加傾向にあります。2014年、国交省住宅局で空き家実態調査を行ったところ、空き家にしておく主な理由として、物置として必要、解体費用をかけたくない、特に困っていない、将来自分や親族が使うかも、好きなときに利用や処分したい、仏壇などがありと、約3割以上に上っております。先月のある新聞で、空き家を地域の資産にという記事を目にし、2点ほど紹介事例がありました。福井市美浜町では、NPO法人福井サポートセンターと社協が連携し、相談に乗ったり、月額で掃除、庭の手入れなどを行っているそうです。政府は、民間の空き家を、高齢者、子育て世帯向けの賃貸住宅として活用する住宅確保要配慮者賃貸住宅供給促進法の法制案を閣議決定し秋ごろスタートさせる考えであり、国と自治体でバリアフリー化などの改修費や家賃を補助し、持ち主には改修費に最大200万円補助するそうです。一方、東京三鷹市では、空き家を改修し単身高齢者が共同で住む、いわゆるグループリビングを実践し、家を提供するNPO法人があり、無理なく老後を暮らすためには住みなれたところがいいと言う高齢者の願いだったそうです。5年先には、グループリビングはふえるのではないかと見ております。そこで、以下のことを質問します。1番、今年の町内会連絡協議会総会において、素敵な過疎より再度調査を依頼され、1月末に見回り報告したところ、前回より、館地区でありますが、2戸の増でした。再調査した結果、報告が届いていたならば、その件数を教えてください。2番目、グループリビングは当町でも可能でしょうか。そして3番目に、移住・住みかえ支援機構(JTI)の内容を詳しく教えてください。1番目のほうは、先ほど中山さんのときに回答出ましたので簡単でよろしいです。以上です。

答弁 町長

空き家のその後の状況という質問であります。1点目の空き家調査の結果報告の件数はということでございますから、先ほど説明したように、まずは、今町内会のほうから、2つの町内会より報告が出ておらないということでございますけれども、前回調査から使用されている住宅が3軒、新たに空き家となった住宅が6軒ということでありました。そのうち、住めそうですというふうな報告が3軒ということでございます。それから、2点目のグループリビングは当町でも可能かというふうな質問でありますが、グループリビングとは、比較的元気な高齢者が自発的に、自立支援や生活支援などを目的に、仲間とともに一つの屋根の下で助け合って生活するというふうな住み方、暮らし方であります。現在、計画している上里地区のサービスつき高齢者住宅がこれに近いものと考えるところであります。それから、3点目の移住・住みかえ支援機構(JTI)の内容ということでございますが、支援機構が50歳以上の方の貸したマイホームを終身にわたって借り上げて賃貸し、安定した賃料収入を保障するという制度で、自宅を売却することなく、住みかえや老後の資金として活用できるというものであります。特徴として、1人目の入居者が決定した後は、借り手がつかないときも最低賃料は終身まで保障し、入居者とは3年ごとの契約。更新しない場合はマイホームに戻ったり売却することもできます。また、支援機構が借り上げて転貸するので、借りる方と直接かかわることはなく、トラブルの心配はないというものであります。なお、この制度の相談窓口は、素敵な過疎づくり株式会社がしておりまして、町では、移住交流の用に供する場合については、支援機構への利用申し込み料、1万7,000円でありますが、や100万円を上限とした住宅の改装・改修費にかかる工事費の助成制度も特別交付税を活用しながら設けてあると、こういうことであり、そのような住みかえ支援機構の内容であります。

質問 只野

前回の調査したときに、館町だけのことを言いますけれども、なぜか売り物件が比較的新しいものは、これは売れたんですよね。ですから、あと、長万部の大学生が夏場だけ使うということで、その空き家もそれこそ一軒使用されているのですが、町長の配慮で、100円で入浴できるということを大変うれしく思っています。それで、前に、そのとき、26年度のときに、担当は誰かと聞かれて聞いたときに、現の中野課長だったのですけれども、今回、素敵な過疎のほうからの要望だったのですね。これは、この、総務課からすると移行したということなのでしょうか、これは。

答弁 総務政策課長

例えば、今住める状態の住宅を想定していますけれども、それの定住や移住にかかわる者の空き家であればということで、素敵な過疎のほうに窓口ということにしているところでございます。

質問 只野

それでは、それこそ、全部が全部素敵な過疎でやるというわけではないですよね。今言われたように、それこそ、ああ、これは本当に、これはすぐにでも、今使えるような物件は、それこそ素敵な過疎でやるということで、そう解釈してよろしいですか。

答弁 総務政策課長

結局、今、町内会にお願いしているのは、空き家で住めそうなのかそうでないのかと。その後、当然、持ち主の意向等もありますので、どんなふうに、先ほどの住みかえ機構の件もありますし、今のマイホームもどのように使いたいのかという、持ち主というか所有者の意向もございますでしょうから、その辺の聞き取りをやりながら、移住・定住で使えるのか、それとも、単なる、実は自分のマイホームのその借り上げ制度に乗っかって、老後こういうふうにしたいんだとかといういろいろあろうかと思いますが、とりあえず今どんな物件があるのかというのを、今素敵な過疎のほうで調査しているという状況です。

質問 只野

グループリビングなのですけれども、先ほど言ったように、東京の三鷹市なのですけれども、JRの中央線の駅から徒歩約10分の住宅街なのですよね。それで条件は、入居の条件は心身ともに自立している原則60歳以上の単身者で、終生ともに暮らすことができる仲間とよい人間関係を築く意欲があること、そして、1日1回必ず顔を合わせることがルールだったのですよね。だから、やはり、場所がやはりこういう場所なので、やはり田舎ではやはり無理なのでしょうね。先ほど言われたように、あの上里のサ高住、そして住宅ですね、できるから、そっちのほうがやはり近いのかと思うのですけれども、もし、町長、何ていうんですか、ちょっと大きい住宅でそのようなグループリビングみたいな感じ、それこそ1パーセントでも可能性があれば、どうでしょうかね、考えますかね。

答弁 副町長

グループリビングということで、福祉の窓口のほうにそういう希望の方がたくさんいるのであれば、そういう人方を集めて紹介し合う、マッチングし合うということは可能だと思いますけれども、よっぽど気の合う人たち、あるいは人間関係さっぱりしている人たちというのですか、余り他人に干渉しないで、他人に干渉しない人がグループリビングを望むかどうかというのもあるのですけれども。孤独死になるよりはいいのかなと思ったりなんかする人もいるかもしれませんけれども、なかなか後までずっと長くいられるというのは、人間ですからなかなか難しいのかなと思います。ある程度プライバシーを保ちながら、見守れる範囲の中でということだと思います。今の条件、先ほどの条件ですと、心身ともに健康な方が終身までというと終身まで健康なのかどうかというのもちょっと疑問はあるのですけれども、どこかでどっかの施設に行くのかなと思いますけれども。そういうことで、実際には、町内の人方というのは住みなれた場所に住んでいたいと。つまり自分の自宅に住んでいたいという希望の方が多いのではないかなというふうに思いますので、なかなか他人と同居し合いながら助け合いながら、理想ではありますけれども、自由度だとかプライバシーを考えると、先ほど言ったサ高住なり何なり、ゆいま~るだとかそういうところのが可能性あるのだろうと思います。

質問 只野

今、副町長言われたように、夫婦でも2人住んでいればちょっといろいろとありますよね。そういうことでは。今、例で示したように、東京都三鷹市、そして福井県のほうに、ともに、非営利団体、NPO法人なのですよね。この活用、空き家活用しているのですけれども。福井県の美浜町では社会福祉協議会、こっちのほうの関連性がありまして、業務多忙でありますが、空き家に対して、やはり、そういうヘルパーさんだとかというそういうあれがあるのですから、アドバイスなどをしているそうですよね。それで、当町も、とりあえず社会福祉協議会ございます。その社会福祉協議会と空き家のことで、それこそいろいろの社協がアドバイスできるようなことがありますでしょうかね。町長。どうでしょうか。

答弁 町長

先ほどからいろいろとグループリビング、これ、正直言って北海道になじまない事業ですよね。人様のかかあと一緒に暮らすなんて、これまたできる話でもないし、これ、よく本州のほうにはあります。例えば四国。記憶に新しいのは、最近大麻使って捕まった女優なんて、あれ、籍も入ってないのみんな一緒になって暮らして、同じ生活をしていながらこれで捕まったって、こういうその話ですよね。本州のほうへ行けばそういうのが結構あります。だけれども、この雪の降る北海道の中で、隣の部屋、ほかほか暖かくて隣寒いなんて、おやじ同士でけんかになりますから、大体そんなグルーピングという正式に商売でやっているような状況でなければ、まずこういうその生活体験がないということだろうと思います。よほど珍しい人が厚沢部町へ来てやりたいというのなら、これはやりたいというものをやるなというわけにいきませんから、そういう方法はないわけでもないのだろうけれども、北海道にはなじみが薄いというふうに思っています。

質問 只野

今、町長言われたように、私もこの質問書を書いているときに、これはちょっと、これ出してもいいものかなとちょっと考えました。そこで、ちょっと話変わりまして、移住・住みかえ支援機構(JTI)について、私もちょっと冊子持っているのですけれども、これ、今、空き家を売却することなく借り上げて活用するとのことで、マイホームを貸したい方、借りたい方が、このJTI制度に利用し、責任を持って転貸し、メリットがたくさんあるということで、この会社、東京が本社でございます。平成18年に設立しまして、約10年たっておりますが、この営業状態とか、それこそ、田舎の情報登録とか何もわからないですよね。これで、これ一体どんな会社なのですか。ちょっと実態をわからないですね、これ。町長、JTIという会社。

答弁 副町長

私も行ったことないのでわからないのですけれども、一応、一般社団法人ということで、移住・住みかえ機構ということで、いわゆる国の補助も、国が後押ししてこういう機構をつくっているということだと思います。実際、町村が使う、あるいは不動産屋さんが入っていくのもできるのですけれども、うちの場合であれば、もうそういう不動産屋さんがありませんので、この制度を使うための勉強会というか、そういうものがあるわけでございまして、そのときに過疎会社の方に行ってもらって、いわゆるそれの指定を受けているということでありますので、もしこの制度に乗りたいときにはそちらのほうの過疎会社のほうに御相談いただければなというふうに思います。

質問 只野

ぜひ、近隣町ではありますが、空き家対策計画というのをまとめ、空き家バンクを近々創設することと、空き家など対策検討協議会を設けて、空き家バンクには所有者が利活用を望む町内の物件を登録し、町ホームページなどで情報発信し、連携する不動産業との仲介することとあるのですけれども、空き家バンク対策計画協議会設けた後、不動産業との連携・仲介できるのではないでしょうかというのですけれども、これ、町としては不動産業をできないものですから、ただ、このアドバイスというのですか、ここにこういう物件あるよという、それを不動産業者に仲介するというのは、そういうことはできるのでしょうか。

答弁 副町長

不動産業は個人の経営ですので、そういうことをしなくても、今、もし空き家調査の中で貸したいという人があれば、いわゆる北海道のほうで空き家バンクやっていますので、それに町として載せることができるということであります。ただそうなりますと、連絡先が町だったり個人になるわけでございまして、その辺がちょっといずいところなのかなと。本当は不動産屋さん通して入っていければいいのですけれども、今、うちで、町で調べた空き家を、わざわざ民間のほうに行って、こういうところありますよというふうな話にはなかなかなりづらいと思っています。本人がどうしても貸したいということで、不動産屋に出してくれという希望があるのであれば紹介ぐらいしますけれども、うちでできるのは、そういう北海道でやっている空き家バンクに登録するということになると思います。

質問 只野

別な町で、ちょっとこういう情報というのですか耳にしたのですけれども、住まいの情報提供制度実施要綱というのを作成して、さっきの対策計画ではなくて、この要綱、実施要綱で、住まいの情報バンク、空き家等情報登録申込書を提供し、町長は内容を確認し、空き家など情報登録台帳に登録する。そして、希望する利用者は、利用希望申込書を町長に提出するということで、両者とも利用者の台帳に登録するということで、だから、今言われたようには、まだ、今、副町長言われたように、当町はこれまだやっていないんだよとそういうことですので(営業しませんの声あり)やはり、今言われた町も情報バンクを利用した空き家に関する売買・賃貸にかかわる交渉・契約は、やはり町は直接関与しないということになっています、やはり。先ほど、住宅確保要配慮者賃貸住宅供給促進法ですね、これ、今、町長これあれですか、この登録料、これ1万7,000円と100万円の、それこそ上限の会費なのですけれども、これはJTIのほうのあれですか。JTIで。(そういうことの声あり)じゃあ今、この秋ごろ視察する、それこそ供給促進法、こっちは200万円だったのですよね。だからこれは、まるっこ、こっちのほうの促進法のほうでなくて、住みかえ機構の、それこそJTIのほうですね。はい、わかりました。あと、町長、この間素敵な過疎から言われたのは、再調査してくれたのは、それこそ1月末まで頼むよと言われたことなのですよね。それで、期限というのは、それこそ別に区切ってあるのでしょうかね。早急に、それこそやらなければならない問題ですけれども。

答弁 総務政策課長

こちらからお願いしている部分もありまして、早急に取りまとめたいのでということで案内しているところです。

質問 只野

それですね、やはり、住宅ですね、これは、それこそ地元の方が、やはり協力しながらやらなければ解決できないものだと思うのですよね。例えば、今、うちに、それこそ仏壇あると、荷物いっぱいあるとか、やはりそういう問題がありますでしょうから、今後もそれこそ町の関係機関に大いによろしくやってお願いいたします。これで私終わりますので。ありがとうございます。

出典:厚沢部町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月7日 議事録 PDF(93ページ) 間違いを知らせる