みんなの議会

浦幌町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月10日

安定品目の拡充に力点を置いて振興して参るのか考えについて

2006年12月10日、浦幌町議会の一般質問で、田村寛邦議員が「安定品目の拡充に力点を置いて振興して参るのか考えについて」質問し、町長 八木、産業課長 中川が答弁しました。

質問者
田村寛邦 議員
答弁者
町長 八木、産業課長 中川

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 田村寛邦

ただいま議長の方からご指名をちょうだいいたしましたので、私の方から本定例会にあたりまして、浦幌町の基幹産業であります、特に農業、畜産振興とあわせて、財政再建に対しての、この 4 年間の評価と今後の課題についての考え方について、3 点ほどお伺いをいたしたいと思います。八木町政もいよいよ 1 期 4 年の締めくくりの年も早いもので 5 カ月を切ってまいりましたが、その中で農畜産関連で中浦幌地区道営畑総事業、幾千世地区道営畑総事業、中山間地域等直接支払制度、強い農業づくり推進事業、元気な地域づくり交付金事業、畜産環境リース事業等々の生産重視につながります事業を十分心して執行され、特にそれ以上に財政再建に捲土重来を期して、全身全霊を持って専心されましたことに心から敬意を申し上げたいと思います。以上の経過を踏まえまして、第 1 点目として、浦幌町の大変厳しい財政の中での農業振興対策、また今年の大冷湿干害の対応と対策、あわせて政務活動に対し、どのように自己評価し、今後見込まれます日本の異常気象による突発的な災害を踏まえた中で、現況の中での農業振興を進めて参るのか、また新しく何かを求めていくのか。また、安定品目の拡充に力点を置いて振興して参るのか考えについてお伺いしたいと思います。第 2 点目として、平成の農政大改革と言われている平成 18~19 年度、品目横断的経営安定対策とともに、農地・水・環境保全向上対策(日本型農業構造改革)は、車の両輪と言われていますが、国費で全額を賄う品目横断的経営安定対策と違いまして、農地・水・環境対策は、地方自治体にも国と同額の負担を求める仕組みであります。北海道はもとより本町の厳しい財政事情で対応策は持っておられるのか。このままでは十勝町村間で同じ農業経営をしていながら、大きな格差(ばらつき)ができ、平等性を欠いた農業になりかねないと思われます。WTO、FTAと次から次へと上陸する大型の台風に、対処するための町長の対策や予算についての責任ある考え方をお伺いしたいと思います。第 3 点目といたしまして、八木町政出航以来、平成の大合併問題も直面し、最善の努力もむなしく、もくずの泡のごとく破談に終わり、明日も見えない、血のにじむ想いをした中で、財政再建、財政の建て直しに、6 千町民に深く暖かい理解をいただき、町民の負担や町職員にも厳しい我慢を強い、町長はもとより議会も他町村に冷視されるような中で、町長を先頭に苦汁をなめる思いで、ようやく遠くに針の穴ほどの光が見える程度まできたような気がしますが、今後、ますます胴引きを緩めることは出来えない状況には、少しの変わりもない環境であると思いますが、普通、特別交付税についても、なお一層の厳しさが予想される中で財政再建で誕生出航した八木丸、浦幌再生を目指した町づくりに期するものは何であるのか。将来的な町政担当への方向性について力強いお考えをちょうだいしたいなというふうに思います。

答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)

田村議員のご質問にお答えいたします。1 点目に関しては、町長として町民の付託を得、町政を預からせていただいたその間の農業振興対策にかかる自己評価に関することそして厳しい内外の諸情勢から本町農業の将来についてどのような政策に観点を置くかとのご質問内容かと思います。農業生産の推移から見ますと本町においては、平年とほぼ同様な農業生産が保たれ、平成 16 年と 17 年には連続して過去の生産比較で増量となり、今後も増産が見込めるのではと期待を寄せていたところでしたが、一転して本年の冷湿干害そして生乳生産抑制と町農業情勢にとって予断が許されない状況下に置かれました。また、農政の大改革と言われています経営安定向上対策については、大きな期待感を持っていたわけですが、実態に即した対応、地方公共団体の財政負担等、未解決の問題も多くあり、依然、不透明な状況にあり、さらに豪州とのFTA、EPA交渉にかかわってその交渉内容によっては、日本・北海道農業の存亡にまで影響すると言われており、現在まで至る数年の間において農業にかかわる環境が激変し、農業情勢の予測が非常に困難な局面を迎えております。国の政策、世界の経済環境により自治体における農業振興対策にかかわり、どのような影響を受けるか、またどのように対処するかを見極めることについて、当初、とらえていた面をはるかに超えており、極めて難題でもあります。このような中、本町にとって財政再建が最重要課題であり、その取り組みに関して農業も聖域としては対応できず、町議会を始め各界の方にご理解とご協力をお願いしてきましたが、本町の産業は農業を主体にした一次産業が基幹産業であり、このことは普遍のものであり、その観点から財政再建との均衡性を保ち農業振興に努めてまいりました。継続事業の推進はもとより、新規事業の取り組みにおいて 3 地区の道営畑地帯総合整備事業、土づくりを主体にした強い農業づくり事業、畜産環境の整備を図るため資源リサイクル畜産環境整備事業の導入、また生産条件の不利地対策のため中山間地域等直接支払交付金事業の後期実施等、各種補助事業を町単独事業とともに、その実施を図ってきたところであります。さらには、冷湿干害にかかわり、道費事業及び元気な地域づくり交付金事業、そして町単独事業を加え、特別対策として位置づけ、既に実施しているものであります。振興対策、被害対策にかかわる事業推進において、本町の農業情勢について、関係各界のご協力のもと、その厳しい現状をつぶさに訴えたことにより、事業採択においてご理解を得られたと思いますが、本町農業振興対策にかかわり、財政再建に基づく事業として推進を最大限図ることができたのではないかと思っているところであります。次に、本町農業の将来についてどのような政策に観点を置くかについてでありますが、内外情勢によりその判断は極めて困難を伴う環境下にあって、その影響によっては本町の経済危機に陥ることも周知の事実としてとらえることができ、各自治体の振興策により産地間競争が激化し、その差も現れてくると推測されます。生産物の差別化による生き残りをかけた振興策を取り込む観点から、第 5 の作物の産出、畜産にかかわる特定畜種の産地化等、関係機関との協議・検討により産地間競争に耐ええる環境整備に努めたい所存であります。2 点目の農地・水・環境保全向上対策にかかわってですが、本年 3 月の第 1 回町議会定例会において同様の質問があり、お答えいたしましたが、ご指摘のとおり、本対策については、国と北海道・市町村の負担をもって支援金が活動組織に充当される内容であります。共同活動への支援、営農活動への支援と二つの支援策がありますが、基礎支援と言われています共同活動への支援において、その基礎単価が示されており、本町に関して畑地で10 アール当たり国が 600 円、北海道及び当該市町村が同額の各 300 円、草地で同じく国が 100 円、北海道及び当該市町村が同額の各 50 円を負担するとなっており、本町の場合、これに基づいて試算しますと、北海道、町とも毎年、約 2,000 万円を負担することとなります。平成 19 年度実施にかかわる全道の市町村要望に関して北海道の負担も相当の額となり、その負担に北海道が万度に対応できるか、現在検討中と聞き及んでおり、それを受け北海道町村会農政常任委員会では、11 月に地元要望に即した道費予算の確保、並びに地元負担に対する適切な地方財政措置を求める要請活動を行うことを決めております。農林水産省においても地方負担の軽減にかかわり地方財政措置に全力を尽くすと新聞等で報道されています。FTA、EPA交渉によっては、関税による農業関連への充当予算が影響するとも言われ、農地・水・環境保全向上対策にかかわる地方負担、また平成 18 年度モデル地区の実施検証によって細部にわたる支援交付要綱が定まるもので、依然不透明な部分が多い状況であります。また、共同活動への支援の計画内容によっては、従前より町が直接、行ってきた公共施設の管理等について、公費負担の面での見直しによる適正な財政運営に処したく、財政再建と相まって検討を要すると思っております。地方負担の軽減措置について関係機関を通じ強く要請してまいり、さらには、国・北海道の動向を注視しながら条件が整った段階で迅速に対応できるよう、農業農村環境の保全、振興対策に努める所存であります。3 点目の将来的な町政担当の方向性についてでありますが、先の高橋議員の質問にお答えさせていただきましたので重複する点があろうかと思いますが、ご容赦願います。この 4 年については、国が進める地方制度の見直しによる三位一体の改革に伴う地方交付税、補助金の削減、町財政の逼迫等により厳しい財政運営を強いられました。このような中、現実を直視し、町民の皆さんとの協働のまちづくりを進めるべく第 2 期まちづくり計画において、その仕組みづくりや後期事業実施計画、自立財政推進計画を基本に財政計画を策定し、その実施に向け、行政、議会、町民が協働して行政改革や財政再建に邁進することが急務であると考え、町民と行政の役割分担を見直し、行政コストの削減だけでなく、持続可能な財政運営の確立を目指し、取り組んでまいりました。このため、各種使用料、手数料等の改定を行い、町民の皆様にご負担や痛みをお願いし、公共施設の管理運営についても、利用する団体に自主管理を行っていただき、議員報酬、職員給与の削減についてもご協力をいただいてきたところです。広報 9 月号にて、「赤字再建団体にならない宣言」を行ったところですが、町民の痛みの上に財政健全化が図られ、町民と行政が一体となって再建団体にならない努力のたまものであり、心から感謝の念を表したい次第であります。これからは地域活性化のため元気なまちづくりに向けて財政健全化と経済活性化のバランスを保持した上で適正な財政運営を基軸とした町政執行に努めて参りたい所存であります。以上、田村議員の答弁といたします。

質問 田村寛邦

それぞれご答弁をいただきましたけれども、まず第 1 点、2 点目について、再度お伺いしたいと思いますけれども、新聞で報道されましたように、再度町政にあたりたいという強い意志のもとで表明されておりますけれども、そのことを踏まえた中で、浦幌町の基幹産業に対するもう少し具体的に、その意を表明していただきたかったなと思いますので、再度ご確認をさせていただきたいと思います。その中で、これから大変なこの時期に浦幌町の基幹産業をどうしていくのかというようなことでお伺いした中で、それぞれ現況、または新たな方策を見出してというようなことが出てこようかなと思いましたけれども、おそらくや第五の作物を算出することは、おおよそ今の状況下では無理だろうというふうに思うわけですけれども、品目横断経営安定対策の中でも 4 品目については、おおよそ政府干渉作物の中での取り組みがなされるのであろうというふうに考えますけれども、その中で、私は町長に畜産振興に浦幌の環境から見て、もう少し力を入れていくべきでなかろうかなと。それは今の中で、地元に浦幌乳業があり、またBSEに関連し、この問題が発端とし、当時中川農林水産大臣が和牛は知的財産として日本国内で生まれたものでなければ、生産されたものでなければ和牛と位置づけませんよということで、対外的に流れました和牛の精液等を含めた中では、これは日本の和牛とは認めませんという明確な位置づけをされたわけですけれども、その中で、今、和牛が置かれている状況でございますけれども、これは国・道、各地域にわたって、この振興策は、今、農業界の目玉であろうというふうに思っているわけでございますけれども、そんな中で、和牛と位置づけられた中では、今後ともオーストラリアとのFTA問題が生じようとも、WTOの問題が生じようとも、多少の影響はあろうかと思いますけれども、私は和牛は日本国内生産、国内需要という中では、私は、最後まで残る、耐えうる品目ではないだろうかなということを考えます時に、町長はもう少しそういうことを深く状況を判断しながら、その振興策にもう少し力強く遅れることなく進んでいただきたいなというふうに思うのですけれども、その辺再度きちっとした考え方がないのか、あるのか。やる気があるのか、ないのかお聞きをしたいなというふうに思ってございます。あわせて、2 点目の農地・水・環境保全向上対策の関係でございますけれども、それぞれ国と地方がお互いに傷みわけをしながら負担を強い、そして、推し進める事業だということで、内部的にはまだ十分煮詰まっていないし、はっきり姿が見えていないということは、聞き及んでいるわけですけれども、今まであった中山間地域においてのそれぞれ新聞に報道のとおり、どうも受け取る方と発行をする方との食い違いがあって、補助金の返還も出てきているという町村も聞き及んでございますけれども、おそらくそれに近いような内容、状況が今の時点かなというふうには承知してございますけれども、この財政厳しい中で、この事業がもしも負担額が変わった中ででもスタートした時に、それぞれ迅速に対応して参りたいという答弁をいただいたのですけれども、所詮、対応していくのはありがたいのですけれども、その予算づけが果たしてきちっとできるのか、できないのか。この今の段階で 2,000 万程度の負担でございますけれども、見返りとして各地域、浦幌町内の地域の中で、それぞれ参加をするということになれば、この 4 倍くらいの潤いが生じてくるのかなということもあり、その辺の心構えもきちっとした中でやっていただきたい。だけども財務省では、これは地方交付税でもって、この負担額は出していますよと。だけども、一つも増えていないのではないですかと伺ったところ、交付税は減額している中にこの農地・水・環境対策の一般交付税もその負担額を盛り込んでございますというようなお話も聞き及んでいるわけですけれども、その辺の現実は町長いかがなのか、ということで、この 2 点についてお伺いをしたいと思います。

答弁 産業課長 中川(産業課長は2008年3月まで)

私の方から 2 点について、担当としての考え方を述べさせていただきたいと思います。基幹産業に対する意を表明してほしかったということについては、町長の方から言っていただくことにいたしまして、私の方では和牛の今後の町内における考え方、それに変わるような第五の作物等についてでございますが、これは昨年からも農協と随時この第五の品目については、検討しております。そういう中で、お互いに言っているのは、和牛についてはまだ枠がある、それから伸びる要素もあるということで、とらえ方としては、これから伸ばしていけるのではないかなという考え方を持っておりますが、それが第五の作物になり得るかどうかというのは、まだ検討中だということでご理解をいただきたいというふうに思っております。そういう中で、今協議中なのは、どこの町村でも野菜、これに目をつけているようですが、うちの管内ではなかなか野菜をやるというのは、難しいのではないかという基本的な農協の考え方もありまして、今、この明確に第五の作物を何にするかという結論には達していないという状況でございます。それから、次に、農地・水対策についてでございますが、これはお話もありましたように、中山間地域の問題と中身的には変わらない内容になっておりまして、浦幌町全体で 1万ヘクタールの農地がございますので、そのうちの農地半分、草地半分ぐらいの計算でいきますと、全部やると年間 2,000 万円かかるということに、計算上ではなっております。そういう中で、これを広めていくには、財政的には非常に厳しいという状況にはあります。ただ国・道の方からも平成 19 年から計画、20 年から着工の方向でそれぞれ町村で考えてくれということで指導もきておりますし、うちの方でもそういう方向で何とか取り組んでいきたいというふうに考えております。そのかわり、町道の整備だとか、排水溝の整備だとか、今、町の方からそれぞれ直営でやっている部分、町単事業でやっている分、その分を農地・水対策でやっていただければ、その分は町の財政状況の中で考えますと、その分をカットさせていただければ、その辺が町財政としては潤うのではないかという考えもありまして、その辺をきちっと詰めた段階でそれぞれの地域におろして、具体的に話を進めていきたいというふうに、現在のところは考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。

答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)

私の方からもお答えさせていただきたいと思います。産業課長が説明した以外の部分について、私よりお答えさせていただきたいと思います。高橋議員の質問にお答えしたとおり、残された期間全力投球するというのが私の役目だというふうに考え、これからもそのように取り組んでいきたいと、このように考えております。また、政策のことに関してでございますけれども、私の方より一方的に出して達成できるもの、それから、例えば農業政策であれば、農協と話し合いながら政策を出していくものというものがあろうかと思います。例えば、今回の冷湿害対策につきましても、農協の組合長と直接お話し、そして役割分担をいたしております。資金的なものについては、農協が責任を持つと、基盤整備については町が責任を持ちましょうと、そういう役割分担のもとで、今回迅速な対応ができたというふうに考えているところであります。私は、そういう対話路線を大事にしながら、政策に反映させていただきたいなと思っておりますし、農協の組合長始め、各業界の方々のご指導をいただきながら、行政を推進させていただきたいと、このように考えているところでございます。今、ご指摘の新しい政策は、ということについては、今後それぞれの団体とお話をさせていただきながら、出せるものについては出させていただきたいなと、このように考えておりますのでご理解をお願いいたします。

答弁 産業課長 中川(産業課長は2008年3月まで)

一つ答弁漏れがございました。交付税につきましては、全額見ていただけるというふうに聞いております。以上です。

質問 田村寛邦

それぞれ質問に対し、ご答弁をいただきましたけれども、どうか各関係機関との協議も確かに大事なことだと思いますけれども、やはり、浦幌町の基幹産業の振興という面において、その行政として考える方向づけというのは、経済団体がするのか、行政がするのかと言ったら、それは五分五分の 2 分の 1 でというような考え方もあろうかと思いますけれども、私は方向づけは、四分六分でも六分の方が、行政がこうしたいというような力強いものがなければ、おのずとそれぞれ前進が鈍るというように考えますので、その辺それぞれの考え方もございますので、そのようなことはご要望しておきたいなというふうに思います。それでは、最後になりましたので、3 点目の財政再建にかかわることでお伺いしたいのですけれども、一応、町長の再度立起については、財政健全化は道半ばという新聞報道がされてございますけれども、これは私も同様に道半ばだなというふうに同感をしているものでございますけれども、町長にこういう機会にお尋ねをしておきたいことは、この財政再建に本当に町民こぞって、全部が手を携えながら生まれた子供から、ようやく歩いているお年寄りまで含めて、全町民に大変なる負担を強いて、そして、この財政再建に道管理にはなりたくないという意思が、町民末端まで届いた中で、執行できた光が見えるところまで来た状況だろうと判断をさせていただきますけれども、そんな中で、町長が私は、この 1 期 4 年間まだ 5 カ月残っている中では、よくぞここまで財政再建に先頭指揮をとりながら来たなということには、大変な興奮を覚えている一人でもございますけれども、そんな中で、町長がこの 4 年間にやった実績は、私は、このことだけで十二分だったというふうに判断をしてございますけれども、そんな中で振って沸いたように出てきた浦幌町まちづくり交付金事業、たかが針の穴くらいの光を見、町民にこれだけ苦労を強いてきた中で、道の駅、留真温泉開発というような、本当に昨日まで大変な思いで、この財政再建を取り組んできた時に、まだ、この債務を抱えてまで、このまちづくり計画を執行の中で、町長の言っていることとやっていることがちょっと違うのではないかと、どこで血迷ったのだというような感覚を持たずにいられないわけですけれども、町長がこの問題について町内をくまなく、まちづくり計画についての説明に歩いたわけでありますけれども、その中で6 千町民の 1 割の方が出席をして聞いておられたのかどうかわかりませんけれども、1 割の方が果たして、町長、これはいいよというようなことで説明に参加された方がどのくらいおられたのかと、町長は判断をしているのか。それと、これは数の問題で町長の接触をしている部分と、私の町民に接触している部分は違うかもしれませんけれども、私は、何百人とは言いませんけれども、町民と接触をして、このまちづくり計画、留真温泉と道の駅は是非やるべきだと言った方は、一人もおりませんでした。そんな中で、こういう財政建て直しで、私は、町民に対してこの事業を進めるのであれば、町民の方々に負担を願った水道料も下げ、みんなが楽しみに集まっている公共施設の使用料まで上げて、そうしてやってきたことを、元に戻して町民の皆さんが負担をしていただいたから、こうやって針の穴の光が見えましたよということで、これは元に戻しますと。戻しますから、皆さんご協力していただいて本当にありがとうございましたと言って、それから財政の見通しが立つのであれば、道の駅、留真温泉に手をつけるべきだと、私は判断をしておりますけれども、それが町長の言う財政再建健全化を道半ばにして、立起するための手法というのは、そういう手法なのかということをお尋ねして終わりたいと思います。

答弁 町長 八木(町長は2007年3月まで)

留真温泉、道の駅の関係につきましては、第二期まちづくり計画後期計画に組み入れさせていただいた内容でございます。財政健全化にかかわってのご質問でございますから、その観点から含めながらお話をさせていただきたいと思いますけれども、私は、この留真温泉については、選挙前は 15 年計画、16 年建設と計画されてきたものであります。私は、その段階で留真温泉については、財政の見通しがつくまで手をつけませんと言ってきたところでございます。私は、今これを 4 年間取り組んだわけでございますけれども、16 年というものが 20 年以降というふうに考えているわけでありますけれども、改正する前のまちづくり計画でも22 年に建築ということでのってきているものでございます。私は、まちづくり交付金事業を使ってつくっていくならば、2 年前倒しでもできるというふうに判断いたしましたが、説明させていただいているとおり、私は、20 年であっても、21 年であっても、22 年であっても、23 年であっても、建設する時に町民の理解を得られれば、その年度の流動性はありますということで、今までも何度も説明してきている内容のものでございます。ただし、このまちづくり交付金事業、それから先ほど高橋議員にもお答えしましたけれども、産炭地域の旧基金の利用期間が 23 年 11 月までに完成したものということから考えていくと、この期間にもし手をつけなければ、私は当分の間、留真温泉の希望は全くなくなるなというふうに考えているわけであります。留真温泉を待ち望んでいる方もたくさんおります。確かに反対されている方もおります。例えば、反対されている方ができないということであれば、今の公共施設の中でも閉めなければならないものもたぶん出てくるだろうというふうに考えるわけであります。それぞれのものを必要としている人たちがいる、その人のために公共施設は運用されているということであります。パークゴルフ場については、毎年 1,000 万の赤字を抱えております。しかし、パークゴルフをする人のために、1,000 万を出して開場しているわけですね。そういうふうに考えていくことができるのではないかと。そういうふうに考えていったら、この留真温泉の活性化によって、どれだけの活性化とまちづくりに潤うものがあるのかということも考えながら、計画していくべきものであるというふうに私は考えながら計画し、そして今から留真温泉と道の駅の話をさせていただいているのは、私は運営についてはできるだけ赤字を作りたくないという想いの中で、今から話をさせていただいているわけであります。例えば、この健康湯については、毎年 500 万から 600 万の赤字でした。たぶん今年は800 万の赤字になるでしょう。そうした時に、この留真温泉は、町民の健康づくり、町民の福祉としてどのくらいまで認められるのかということも考えあわせながら、建築年度が20 年なのか、21 年なのか、22 年なのか、23 年なのか、そういう中で町民の理解が得られれば、その時の町長が着工していくべきものというふうに考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。

出典:浦幌町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月10日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる