鹿追町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月13日
喜井町政のあゆみ
2022年12月13日、鹿追町議会の一般質問で、上嶋和志議員が「喜井町政のあゆみ」について質問し、町長 喜井知己が答弁しました。
- 質問者
- 上嶋和志 議員
- 答弁者
- 町長 喜井知己
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 6番 上嶋和志
議長の許可を得ましたので一般質問させていただきます。標題は、「喜井町政のあゆみ」ということで町長に答弁を求めるものでございます。要旨を申し上げます。平成の時代が終わりを告げて、奇しくも令和の幕開けとともに喜井町政が始まりました。その任期も来年の4月 30 日まで、残り4か月余りとなりましたが、ここで喜井町政の3年7か月を振り返ってみたいと思います。町長就任後の執行方針の中で「地域で子育てを応援し、次世代が安心し、誇りを持ち暮らし働けるまちづくりを推進する」と言われています。認定こども園の整備、中鹿追農地再編整備事業の完了、再生可能エネルギー導入・活用事業などの大型事業で基金の取り崩し、町債の発行での予算編成であり、財政的には決して楽ではない状況下での喜井町政のスタートでありました。そんな中で選挙公約にも掲げられた給食費の無償化、18 歳までの医療費の無償化を実現し、親御さんの子育てにかかる負担を軽減されました。また、多くの町民との対話を進め、まちづくりに対する情報の発信と収集を進めるためのまちづくりカフェ、町長ふれあいトークをスタートさせました。翌、令和2年度にあっては、新型コロナウイルス感染拡大によりその対策に傾注され、予定されておりました開町 100 年の関連行事もそのほとんどが延期や中止を余儀なくされました。その年に自営線ネットワークの完成、新しい学童保育所の完成、町内の小中高の生徒にタブレット型端末の配布、葬斎場の改修、鹿追小学校のバリアフリー化などの事業が行われ、特にタブレットの配布によって学校、学級閉鎖時でも遠隔授業を行うことができるようになりました。令和3年度では、コロナ対策を施しての開町記念式典の開催、町内小中学校でのエアコン設置、子供の不登校対策のための教育支援センターの設置、とかち鹿追ジオパークの再認定、ゼロカーボンシティ宣言を行いました。令和4年度に入って環境省の脱炭素先行地域に選定され、鹿追町の脱炭素に向けた取組に対し、国からの様々な支援が受けられることになりました。水素ファーム運営事業、鹿追小学校・鹿追中学校ではエアコン設置を含む大規模改修が行われ、また待望であった農村地区の光ケーブルの敷設も完了し、これにより鹿追町のスマート農業が一層進展し情報伝達の迅速化が行われることとなりました。行財政改革にも令和2年度より取り組まれ、庁舎内では効率的で健全な行財政運営に努められる一方、町民にそれほど我慢を強いることなく進められていると私は思います。町の財政においても、令和4年度の決算見込みでは、平成 30 年度に比べて基金はその水準に戻りつつあり、地方債は大きく減ずることになると思われます。財政の弾力性を示す経常収支比率や資金繰りの程度を示す実質公債費比率も改善されています。以上述べたようにこれまで多くの実績や成果がありますが、特に子育て環境の改善と脱炭素に向けた取組に大きな進展がありました。就任2年目からコロナ禍では対処に向けての対策に翻弄されることになりましたが、町長に就任されて今日までを振り返ってどのように感じておられるかお尋ねします。
答弁 町長 喜井知己
上嶋議員からは、「喜井町政のあゆみ」と題しまして御質問をいただきましたので、お答えいたします。私は、平成 31 年4月 21 日執行の鹿追町長選挙において、町民多数の御支持を賜わり、令和元年5月1日に第 16 代の鹿追町長に就任させていただき、今日まで3年7か月余りが経過したところであります。私は、選挙戦において、町民皆様が鹿追に住んでよかったと思っていただけるよう地域で子育てを応援し、次世代が安心し、誇りを持ち、暮らし働けるまちづくりを推進するとして、「元気のみなもと・農業の振興」、「地域の宝・子育て支援の新設拡充」、「医療と福祉の連携強化」、「未来への投資・教育は人づくり」、「商工業振興と観光事業の活性化」、「自衛隊鹿追駐屯地の拡充」、「町民が主役のまちづくり」、「健全財政の維持」、以上の8項目を公約に掲げました。また、私は、就任後直ちに1年前倒しで総合計画の見直しに着手しました。有識者による審議会はもちろんのこと、鹿追高校生を含む延べ参加人数 200 人を超える「まちづくりワークショップ」における町民参加のもと、これまでの取組を継承しつつ、新たな目標に挑戦していくため「第7期鹿追町総合計画(令和2年度~9年度)」を策定したところであります。上嶋議員からは、これまで実施して参りました「子育て支援策」、「教育環境の整備」、「情報発信の取組」、「農村地区の光ファイバー整備」、「とかち鹿追ジオパークの再認定」、「行財政改革」、「脱炭素の取組」等々、私の町政運営について、高い評価の言葉をいただき、誠に光栄であり、恐縮に存じる次第でございます。議会の皆様はもちろん、関係機関や町民の皆様の御支援に対しても、深甚なる感謝を申し上げるものであります。誰もが予想していなかった新型コロナウイルス感染拡大によって、社会全体の動きが止まり、様々な事業が中止もしくは縮小を余儀なくされ、町内の経済も大きな打撃を受けました。新型コロナウイルス対策では、ワクチン接種の体制整備、国の交付金を活用した町民及び事業者支援については、議会の御理解をいただき迅速に対応できたものと考えております。さて、町長に就任してから今日までの振り返りでありますが、私が掲げた公約は全般的に達成、もしくは着手できたと認識しております。加えて本町の懸案事項と結びつけた「脱炭素事業やSDGs」、「行政のデジタル化」、「課題解決型ワーケーション」など、地方創生への新たな取組にも着手することができました基幹産業の農業の振興、大雪山の自然と調和した観光振興や特色ある教育と文化の実践、子育て、福祉、医療の充実、さらには自衛隊が駐屯するまちなど、様々な特性や資源を活かしたまちづくりを推進している鹿追町でありますが、行政全般にわたって、道半ばの事業も多く急速な時代背景の変化に伴う新たな課題も生じております。私に与えられた時間は残りわずかとなりましたが、最後までこれら課題解決に全力を傾け、町民皆様の幸せのために努力することをお約束申し上げまして答弁といたします。ありがとうございました。
質問 6番 上嶋和志
御答弁いただきましてありがとうございました。残りの期間、一生懸命働いていただくのはもちろんでございますけれども、令和5年5月になりますと新しい任期ということでございます。まだ、町内にはたくさんの課題がございます。先ほども出ておりました町内3基目のバイオガスプラント、次年度からの国営の笹川地区の排水整備、また、長年課題となっております図書館の建設、それから鹿追高校での新しい取組、それから公共施設、町民ホール・神田日勝記念美術館・トリムセンターなどの大規模改修、そして財政状況は先ほども言われていましたけれども償還が令和6年にピークとなるということでしたけれども、令和5年から令和8年の間が厳しい状況。今までこの厳しい状況を乗り越えてこられた喜井町長に期待するところであるのですけれども、1期終わって当然2期目とうことで考えもあるかと思います。後援会からの出馬要請もいただいているところですけれども、私からも確認をさせていただきたいと思います。令和5年度からの2期目に向けて出馬をしていただいて町民のために働いてくれる意思があるかどうか確認をさせていただき、要請を併せてさせていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。
答弁 町長 喜井知己
それではお答えいたします。何点か御質問いただきました。3基目のバイオガスプラントについては、先ほどの一般質問でもお答えをさせていただいたとおりでありますけれども、事業費それから系統連系、ノンファームの問題、様々な問題がありますがいろんな角度から実現に向けて精いっぱい努力をしていきたいと思います。国営事業、かんがいの笹川地区につきましては令和5年度の国営事業の新規の着手地区として概算要求の中に盛り込まれております。年内にも政府の予算が決定されるところでありますけれども、そこに必ずや盛り込んでもらえるものと期待をしているところであります。また、図書館の建設につきましては建設検討委員会が作られてもう3年、4年になろうかと思います。なかなかコロナ禍で視察等々も十分に行えなかったということもございますが、区切りとして今4年度末で検討委員会からの報告がいただけると思っております。途中、検討委員会からも私にお話があって、基本的な考え方ということで図書館の新設、あるいは既存の施設を利用したことについても検討したほうがいいのかというお話もありましたので、既存施設の利活用も含めて幅広い視点で御意見をいただければというお願いをしたところでございます。その内容に変わって内部でも検討して今後の方向性を考えていく必要があると思っております。それから鹿追高校については、管内、全国的にもそうですけれども、特に令和7年度から管内の中学生が減少して減り方のピークということを聞いております。北海道教育委員会についてはこうした状況を踏まえて十勝の高校の再編にも取り込んでいくということでございます。帯広市内以外の高校は非常に厳しい状況に置かれています。全国募集等々の新たな取組も行なってきていますけれども、高校の魅力化等々のことも一生懸命取り組んでいます。それに加えて全員協議会でもお話をさせていただきましたが、保護者の負担軽減の拡充にも取り組んでいかなければならないと考えているところであります。それから公共施設の改修につきましては、これも脱炭素先行地域の事業の中で計画的に取り組んでいきたいと思っております。行財政改革の関係は、様々な見直しをさせていただきました。また、財政状況、起債の償還の関係についても上嶋議員がおっしゃるとおりでございます。令和6年、令和7年を乗り切るころによって起債も借入れをしてから据置期間もありますので、ちょうどピークを避けて大型事業も何とか手を付けていけるのではないかという見通しを立てさせていただいているところであります。そこで去る 12 月 10 日でありますけれども、私の後援会から来るべき町長選挙への出馬の要請をいただいたところであります。後援会の皆様からもこれまでの町政運営を評価していただき、引き続き支えていただけるということであり大変私としてもありがたく、また、恐縮をいたしたところであります。人口減少の加速、コロナ禍、異常気象による自然災害の多発、物価の高騰、デジタル化の進展など我々時代を取り巻く環境は大きく揺れ動いております。スタートラインに立った脱炭素先行地域の取組、また、大きな試練に立たされている農業、あるいは観光、鹿追高校をはじめとする教育の充実など様々な課題に対しまして町民皆様の御支持をいただけるのであれば、引き続き町政運営を担当させていただきたく、これからの鹿追の未来を担う全ての人のために持続可能なまちづくりを進めるとともに新たな課題に向けて挑戦を続けることをお誓い申し上げて答弁とさせていただきます。ありがとうございました。
質問 6番 上嶋和志
次期を担ってくれるということで御決心を力強い言葉でいただきました。私も微力ながら喜井町政2期目の実現に向けて努力をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。以上、終わります。