猿払村議会 平成19年第2回定例会 2007年6月25日
海岸保全対策と人工リーフを利用した浅海増殖について
2007年6月25日、猿払村議会の一般質問で、長原寅悦議員が「海岸保全対策と人工リーフを利用した浅海増殖について」質問し、村長 森和正が答弁しました。
- 質問者
- 長原寅悦 議員
- 答弁者
- 村長 森和正
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 長原寅悦
2点目の海岸保全対策と人工リーフを利用した浅海増殖についてを質問いたしたいと思います。この頃の自然環境も変わってきまして、以前であれば風が吹けば20、30、40mぐらいというようなことで収まっていたのかなという気はしているところでございます。石原裕次郎の歌にもあるとおり風速40mという歌もありましたけれども、その当時は40mが最高だったというようなことで、この頃につきましては自然環境温暖化の影響もありまして、凪ぎのいい時はすごく風の無い時が続いて、凪ぎもいいと、しかし、一丁吹くと40m、50m、つい最近60何mというのが雄武の方で吹いた経緯もあるわけでございまして、そういうことになると海・山・川の被害も相当出るということからして、昨年よりエサヌカの海岸に海岸保全事業ということで、人工リーフを入れていると、沖合300m沖合に入れて、去年1年間で100mを完成した。事業費は3億くらいの100m、3億という、今年は約3億弱というような話でございますけれども、今年は100mではなく80mぐらいということを聞いております。そのようなことで、漁業者が頼んで、そしてお願いしていたのは300m沖合ということで、ともかくお願いをしていたわけで、土現の方も300mには入れますということでしたけれども、実際に入った所を見ると260mぐらいの所にしか入っていない。ということは当時の説明が2段階構えに入れて、沖合が300m、そして20m、20m、40m取られるものですから、それで260mということになったのかなという気はしてますけれども、いずれにしても、今ここに写真も持ってきていますけれども、このようなことですよ。それで今年春先に行ってみましたら、40mぐらいの砂が付いてましたそこの場所は、そしてこれから8月のお盆頃まではまだまだ砂が付いていくということで、おそらく60m~70mぐらいは出ていくだろうと、ということになると260m離して、それから計算して逆算していくと浅海増殖の場所が無くなる可能性が出てきた。この場で浅海増殖をするという、そういうことであれば当時の土現で言っていた浅海増殖を兼ねるというようなことで我々も約束していましたけれども、どうもそれじゃうまくないというようなことで、行政の方からも今年はどうしようもならないと、だから来年度から300mの沖合へ一つ戻してもらいたい。その60m~70mの砂がどこから持ってきたのだということで、浜の海の方も少し漁船を出して測ってみたら、沖合の方の砂が入ってきている、海岸線が取られてそこに集まったのではない。海が深くなるということは、魚の付け方もすごく良くなる、その所に建てている漁場の人も喜んですごく良いということで大変喜んでましたので、これは孫子の代までかかっても続けなければいけない事業かなと思っておりますので、そういうことで折衝をしてもらいたいと思っております。それとそういうことで、効果は間違いなくあると考えておりますので、いずれにしても人工リーフの威力というものは、相当出てきたなということで浜鬼志別漁港から今度は、浜鬼志別漁港から南側、さるふつ公園の沖に岩場が出ている所がある、あそこから測ってみたら1kある、ちょうどその1kある間の海岸というのは相当去年の10月、それから12月かけて、1月の爆弾低気圧でもって相当浸食されている。もう間も無くもう一回ぐらい来たらあの時化が来たら、あそこにある国道縁に建っている浜側の電柱取られてしまいます。そのようなことで、ここにもそこの写真もありますけれども、そのようなことで、我々も我々ということは漁組でもあそこに加工場の止水するポンプも付けてある。そのポンプ小屋がとられるということで、あのままの状態であれば取られてしまっていたわけでありますけれども、去年の秋口に取られる前に一つ屋板を打って、そしてブロックを持ってきて、その他に採石を持ってきて、蛇籠に入れてそこへ積んで対策をしたと、それで去年の冬は安心していたわけですけれども、それによってあそこの被害は免れたなと思っています。組合独自でもって、1,500万から2,000万ぐらいの持ち出しでやったわけですけれども、村に金が無いというのはわかってますから、お願いはしないで、急ぐわけですから緊急を要した事態ですから、そんなこと言ってられないからともかくやるというようなことでやってもらったというような経緯もあります。そして、その冬にとられた所が相当今の公園の間は、行ってみたことある、公園の所、下、無いでしょう。無いはずだ、俺は足で歩いて全部見てるから、それで今開発でもって、土現でもって公園と港の間に、港の近くには砂を掘った砂を入れているけれども、民家の所に入れてるのですけど、それから南口公園寄りの方は東浦の土砂を持ってきて今入れているのです。冬に一回時化来たらあれは終わり、そのようなことであの間に一つ、あの間ということは、あの沖合に300mにこだわるわけではないけれども、ともかくその岩礁があって、ちょうどいい低質になっているので、その300mぐらい沖合に一つ人工リーフを入れてその浸食を止めてもらうことが一番良いのかなと、そして今の浅海増殖を兼ねた人工リーフということになると、一石二鳥でもって色々なものが捕れるのかなということは、海藻も上がってエビ、それからウニ、ナマコ、色々な浅海増殖につながっていくというようなことで、そのようなことがありますので一つそういう方向に向けてこれから進んでいく必要があると思っています。それからもう1点は、漁組の総合加工場のホタテのシネシンコの加工場の裏側、あれも相当浸食されて丘の方にブロックは積んでいますけれども、ブロックがもう取られて傾いてこんなふうになって、また今年の冬来たらがっぱりやられるなと不安でいっぱいなのですあの辺も、そのようなことで、その沖合にも今の人工リーフを積んで浸食を防ぐ、丘の方になんぼその丘の方はブロック積んでいろんなことやっていますけれども、賽の河原と同じで全然駄目ですよ。エサヌカの方面も、あんなものに金かけるよりもやっぱり沖合から攻めてこないと駄目だということで、土現にも相当話はしてちょうどこういうチャンスにぶつかったわけですけれども、そういうことで一つお願いをしてやる方向に向けていってもらいたい。ということは、その先程電信柱が倒れる、浸食で取られる、それから国道あり、その上に村営牧場がある、そのようなことでこれ絶対これは所管は開発だと思うので、開発の方へお願いしてやるという方向付けでもって一つお願いをしながら早急にそういう要請も必要なのかなと思いますので、その点今、浅海増殖も兼ねて1番、2番なりますけれども、そういうことで一つ村長の考え方を聞かせていただきたいと思います。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
海岸保全対策といたしまして、(1)、(2)の浜鬼志別漁港の関係と潜堤の関係、2つの関係について一括して答弁させていただきたいと思います。まず、(1)の関係の質問について海岸保全の関係でございますけれども、時化によってのり面がかなり抉られている、早急に潜堤が必要であるということは議員おっしゃるとおりでございます。農地海岸エリアとなっているわけでございますが、道だけで事業を実施することだけではなく、将来えぐられて国道にも影響を及ぼすものと将来考えます。今からでは遅い感じがいたしますが、十分なその辺の調査と関係先の現地確認を行っていただき、早急に要請していくことが必要と考えます。また、総合加工場の裏のブロック等についても、またこれらについても要請もしていかなければならないと考えているところでございます。また今、砂・土と縦にちょうど相内さんの裏の方にやっていますけど、あれで北西の風が吹くと浸食ばかりでなくして、人家にも影響を与えると、ほこりも飛んで歩くというようなこともありますので、その辺についても事業の工法等についても十分検討してもらう必要性があろうかと思っているところでございます。それらについても要請もしていく必要がある。かなり漁港については要請が多いもので大変ですけれども、村単独で出来るのであればそれはいいのですけれども、そういうことにはもちろん管理が違いますので、なりませんので、要請要請要請で強力にやっていかなければならないと思っているところでございます。一応(1)については、そういうようなことで道と国、これは十分話し合っていただきながら、十分な現地の確認を行って、早急にやっていただくというような要請ということを考えていきたいと思っております。(2)の件でございます。潜堤人工リーフをした浅海増殖事業の考え方についてでございます。2の件については、作り育てる新しい漁業として、浅海増殖事業の検討をしていかなければならないと思います。今は北海道で一番のホタテというような形の中で、漁業の推移をしているところでございますけれども、自然の影響というものは恐ろしく、いつどうなるかわからないということからいたしまして、新しい作り育てる漁業というものも今後必要になってきますし、早急に検討をしていかなければならないと思っているところでございます。この関係につきましては、以前にも行政報告で何度かしておりますけれども、産業廃棄物でありますホタテの貝殻、これらを粉砕いたしまして魚礁を作り、潜堤の周辺にそれらを沈め、藻場の造成、ウニ礁、ナマコの育成等、色々と考えられるわけでございます。特に藻場礁、コンブの関係について繁茂することによって海水温が1度下がるというような効果も結果も出ているわけでございまして、これも一つ温暖化現象の一助につながっていくと考えます。そういう意味におきまして、こういうような漁種も進めていく、まず1つは公害の対策が一つと、それから国土保全の対策が一つと、それと雇用の促進というのが一つと、それから国土浸食の保全というのが4つ目にあるわけでございまして、潜堤とその藻場礁を作ることによって、相当効果が出てくると私は考えております。そういう状況の中で、ぜひ漁民の方達、それから理事の方達の理解を得た形の中で出来るだけ早めにホタテ貝の産廃である未利用資源、リサイクル・利活用として、潜堤周辺に投入した事業を実施したいと考えているところでございますが、もっとも漁業者、先程言いました漁業協同組合の意向も尊重することが大切であります。このことにより地域再生、がんばる市町村となり、国からの助成金が入る可能性もあると私は考えております。且つ、北海道環境生活部、農林水産部、建設部がこれらの関係に関しまして無機性分野の循環資源利用促進協議会、これら事務局となっていて携わっているところでもございますので、十分道の方としてもその関係については承知をしているところでございます。魚礁を作るということにつきましては、すでにもう農林水産大臣、北海道産業通産局長、連名で施工してもいいよというようなお墨付きももらっているところでもございます。ただ、問題は出口ベース、販路の関係でございます。北海道はもちろんのこと、本州にいたるまでそういう販路を広げていかなければ将来ならないと考えております。それらがきちんと確約を取れるような信頼おける業者、これらを作る必要性があろうかと考えております。これが一つの今ネックになっているところでございまして、ただ粉砕工事をここに誘致して、粉砕したとしてもどこにも使われないということであれば、産廃にまたなってしまうわけでございまして、それであっては困るということでございますので、それらをきちんと整理した形の中でこの事業をやっていきたいと、一石四鳥という形の中で多面的な他分野の事業活性化にもつながっていきます。また、経済的波及効果も非常に大きいと私は考えているところでございます。漁業者の理解を得て私はこの関係について進めてまいりたと思っておりますので、どうか長原議員さんにおかれましても、組合員の一員といたしまして、理事の一員といたしまして、皆様に説得していただければ私としては大変有難いなと感じているところでございますので一つよろしくお願いを申し上げたいと思います。以上でございます。
質問 長原寅悦
村長もなかなか良い考え持っているなと答弁を聞いておりました。人工リーフの形式というのは色々あると、ということは魚礁にばかりその貝殻入れるのでなくして、人工リーフにも混ぜてもらったらどうかというのが1点。それから今の人工リーフの形式を型に入れてブロック作っているわけですけれども、あの形式を白老に行って見てきたブロックは40tブロックで、増養殖を兼ねたブロックだということで、形式が変わっているということは、魚介類の卵を産む、産みやすいような、付着させるに必要な10cmくらいの引っ込んだ所を作ってあげる、それに魚介類が卵を産むよというようなことでやっているわけですけど、あれは開発でやっていたというようなことで、内等の方は土現でやっているわけですけれどれも、いずれにしても何とか形を変えることが出来れば、それこそ一石二鳥のことになるのかなということで、以前に支庁へ行って今の人工リーフの係の人に話をしてみたら、それは出来ないわけでもないのではないかという、そういう話もしていましたから、何とか村の方からもそういうこれから長い何十年もやらなければならないわけですから、あの人工リーフは浜猿の港から頓別の境界線までやるという、15kmくらいの長さをやるということに計画組んでいるわけですから、何十年もということになるとやっぱりある程度そういう増養殖兼ねたものに、形式に変えてもらうというそういう要請も必要なのかなと思っています。そして、エサヌカに入れた人工リーフの所には、ナマコのこっちの方の下の方のこれ海底で、ナマコの小さいのチナマコというのも相当数去年は付いていたと、これは潜り潜水夫に聞いて写真を今年は絶対写してくれということで言ってますけれども、撮ってあげますよということで、ナマコの養殖もある程度村で漁組はもちろんのことだけれども、村で力も入れる必要があるのかなと、今は一番高いのがkg3,500円から3,800円して、生で、そしてだいたい生産者価格が干したやつでもって、干したので420万円、60kg単位で7万円、そういうことで中国へ渡ったら700万、800万、高いやつは900万だよと、アワビの一番高いやつが1,000万円するけれども、それにもう少しで追いつくというようなことまで聞いてきているわけなのですよ。そういうことで、中国の大連・青島辺りはもう海岸線を利用して、木閉にブロックを積んでそしてナマコの養殖もやっている。その中に岩を持ってきて人工的に岩を持ってきて作っている。そういう養殖をしているわけだから、そういうところで養殖をして沖合に放すと、そういうこともやってるということで、ナマコの捕っている業者、言ってみれば宗谷・枝幸何かは相当な水揚げがあると、ホタテばっかりも、いずれにしても先程もお話ししたとおり、爆弾低気圧だとか、そういうこともあるので海の掃除屋というそのナマコも養殖する、これから増養殖していく必要があると思うので、今の形を変えれるものであれば、変えていくという、それから魚礁、今のこの人工リーフの中に今の貝殻を入れる方式、その辺も宗谷支庁なり、道の方に行ってこれも要請していただきたいなと思うところでございます。答弁はいりません。そういうことで2点目の質問は終わらせていただきまして、