みんなの議会

蘭越町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月13日

蘭越町蒸気噴出における風評被害対策について

2023年9月13日、蘭越町議会の一般質問で、北山正一議員が「蘭越町蒸気噴出における風評被害対策について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。

質問者
北山正一 議員
答弁者
町長 金秀行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 北山正一

2番北山です。質問、蘭越町蒸気噴出における風評被害対策についてということで、町長に質問させていただきます。今回の蒸気噴出に関連しまして、蘭越町農産物に風評被害が発生していることは説明会等で報告されております。前回の臨時議会におきまして、個別の実害については農業者個別での対応を事業者と行っていただくということで回答いただいたのですが、実害が目に見えていない部分での風評被害こそが蘭越町農産物というブランドを大きく傷つけたものと思っています。今後の、この傷つけられてしまった蘭越町ブランドの信頼回復をどのようなかたちで行うことを検討されているのか町長のお考えをお伺いします。

答弁 町長 金秀行

北山議員の蘭越町蒸気噴出における風評被害対策についての御質問にお答えをいたします。連日、報道関係で、ヒ素や硫化水素、健康被害、濁った川等が町の名とともに報道されたことによって、安全な水を使っているにも関わらず、新米の契約キャンセルや、このたびの蒸気とは全く関連のない、昨年の米の安全性への問い合わせ、さらには水系の異なる地区のお米を筆頭にした農産物の売上減など、様々な被害が広がっていることは、議員御指摘のとおりでございます。農業者の実被害に対する補償につきましては、先ほど難波議員の質問でもお答えしておりますが、目に見えてない部分の風評被害こそが、町の農産物のブランドを大きく傷つけているとの御意見については、私も同じ考えであります。どのようなかたちでその回復に努めていくのか、これが非常に重要なことであると認識をしているところです。そこで、町といたしましても、農家の意向を確認するため、事業者が行った農家向けの説明会に担当職員が同行し、蒸気噴出に係る農産物アンケートを実施しております。実施期間は8月1日から6か所で行われました地区別懇談会で94名の同業者から回答いただきましたが、その中で、農業関係者による安全メッセージ等を発信する総決起集会の開催を問う項目を設けており、集会を早急に開催、蒸気噴出抑制後に開催、らんこし米収穫後に開催の三つの項目の合計で約60%の賛同が得られております。この結果に基づき、農業者、関係機関の方々に集まっていただき、実被害はもとより、目に見えない被害もしっかり対応するため、町内外の消費者に向けた安全性のアピールと生産者のモチベーションの向上、さらには事業者に対して、危機的状況であることの認識を深めてもらう目的で一致団結した集会を開催してまいりたいと考えているところでございます。また、8月25日に設置した蘭越町地域ブランド確立検討委員会においても、蘭越産農産物のブランドの回復と向上に係る今後の対策について検討していただきましたので、今後、町で行う事業の参考にしたいと考えております。今後、失われた町を、信用を取り戻すべく、まちづくりマスタープランを策定をし、各種政策等を進めてまいりますが、その際に、事業者には道義的な責任を果たしてもらうよう要請を行いながら、このまちづくり全般に協力をしていただくよう求めてまいりますので、御理解を願いたいと思います。以上です。

議員の質問 2番 北山正一

昨日の夕方、テレビの情報番組で蒸気噴出に関係するコーナーがありました。風評被害を抑える内容で、大変好感が持てる内容でした。また、今朝の新聞では、らんこし米に関する記事が掲載され、金町長自ららんこし米は安全であることをコメントされておりました。報道機関は、視聴者があっての民間企業ではありますが、良くも悪くも、その力は絶大なものだと感じております。視聴者は過剰に安全性を、先ほど同僚議員からもありましたが、視聴者は過剰に安全性を訴えられると心配を逆に助長してしまう部分もあるように思います。予算に関する問題もありますが、蘭越町の農産物の美味しい蘭越町農産物のPRに絞ったテレビCMなど大々的に打ってみるのはどうかと思います。らんこし米は今、収穫の最盛期を迎え、早い地区では完了している農家さんも見られます。蘭越町は農協組織に出荷されている農家さんばかりではありません。現状では、買い叩かれたなどの話は聞いておりませんが、今後の動向はどうなるかわかりません。私個人も農業をしており、個人に向けた販売もしておりますが、一部のお客様からは、定期購入を止めていただきたいとの連絡もいただいております。これらについては、証明することもできず、補償の対象にもならないのではないかと感じております。テレビCM等、戦略を打つのであれば、もう既に遅れているかもしれません。2点について再質問させていただきます。今後の戦略のスケジュール、これら戦略の資金の出所についてお伺いいたします。

答弁 町長 金秀行

北山議員の再質問にお答えします。今回の蒸気噴出という中で、私は農業者の生産に係るモチベーションがやっぱり下がったのではないかなというふうに、非常にそこを心配をしてるんですよね。ですから、そのモチベーションを取り戻すために、今、関係機関含めて、どうやっていくか、生産者は安心安全なお米を今年もきちっと作っているんです。ですから、それをいろんな大々的にですねPRをしていくのを、今、計画をしているところです。議員の中から、CMという部分もあります。これについては、一つは、HBCの今日ドキッ!、それとグッチーのそのテレビに出演してPRするっていうのは、それは一つ決まっております。それともう一つ、今、検討しております。それとここのとこですね、各報道機関が私に取材を申し込んできてる部分があるんです。それは、今、この蒸気噴出、井戸が終わったというのを含めて、蘭越町としてどうやっていくんだっていうことを、テレビ報道機関もですね、協力したいっていう良いお言葉を非常にいただいてるんですよね。ですから、私は安心安全なお米を是非食べてもらいたいし、蘭越町を応援してくれっていう、そういうメッセージをいろんなところで、今、発信してる。これを通じてですね、消費者の方々になんとからんこし米の美味しい農産物をPRしていきたい。ですから、テレビは今のところ2社くらいなんですが、その時々で取材の要請があったときには、私の範囲内でですね、あの蘭越町をPRしていきたいというふうに思っております。それと、その資金面っていう部分についてなんですが、これについては、まず町としてできることは、その部分でどんどんですね、私はやっていきたい。ですから、今回補正予算のほうにも組み込まさせていただいた、そういう部分もありますし、今、検討委員会とかですね、そういう部分の中でも、非常に今、蒸気噴出に係る経費という部分からいくと、今回の定例会に補正予算上げさせていただきますが、それを含めて約3,200万程度の事業費を組んでおります。それについては、三井さんのほうで負担をしていただける部分、これはもうお話をしてる部分もありますし、そのほかに町として、今、今年が勝負だというのは短期的にっていうことをこれまでも言ってきましたし、この信頼回復をするためには、いろんな手を打ってですね、やらなければいけないっていう部分で、是非、議会の皆さんにも協力はお願いしますし、新たに今年、札幌の大丸でですね、米のPRを行うのも行いますし、いろんな関係、札幌のところでもですね、そういうPRを行う、そういうようなことも、今、計画をしております。ですから、やれること、今はその生産者が一番最初に言ったですね、大きな、やはりダメージを受けて、モチベーションが下がってる、それをみんなで盛り上げて、やっぱりやれるとこへ行こうという気持ちと、それと中長期的に、今、計画を作ってますので、その計画に基づいてですね、三井さんのほうに協力をしていただく、それを来週ですが、私と議長で行ってですね、三井さんのほうに要請していきたいという、今、そういう計画でおりますので、御理解を願いたいと思います。以上です。

議員の質問 2番 北山正一

ありがとうございます。町長におかれましては、多忙を極めていることと思います。蘭越町農業の危機ではありますが、健康に気をつけて、この問題の解決に尽力をお願いいたしまして、質問を終わります。ありがとうございました。

答弁 町長 金秀行

北山議員から本当にありがたいお言葉なんですが、やはり、やれることは、早急にやることはやらないきゃならないという考え方でおります。ですから、私だけじゃなく、議員の皆さん、生産者の皆さん、そういう関係機関、そこをみんなで協力して、蘭越町の元に戻すPRを、いろんな部分の中で行っていく、これが町をモチベーションを高めることと、やはり蘭越町だっていう、そういう部分に是非していきたいというふうに考えております。今後とも御協力のほうよろしくお願いしたいと思います。以上です。

出典:蘭越町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月13日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる