みんなの議会

大空町議会 平成19年第3回定例会 2007年9月26日

内容で民間投資による整備か、町投資による整備か、これについて

2007年9月26日、大空町議会の一般質問で、豊島義秋議員が「内容で民間投資による整備か、町投資による整備か、これについて」質問し、町長が答弁しました。

質問者
豊島義秋 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 豊島義秋

19年度第3回定例会にあたり通告しております一般質問をさせていただきます。項目につきましては、地域振興でございますけれども、藻琴山温泉芝桜公園の今後の運営方針と施設等の整備について、3点ほどお伺いしたいと思っております。この関係につきましては、皆さんもご承知のとおり昨年の6月にボーリングがされ、湯量が出たというようなことの経過の中で推移しているわけでございますけれども、この質問をした趣旨が明確にしておきたいということで、6月の定例会の同僚議員の質問の中では、整備や長期計画を定めて順次整備に取り組んでいきたいという考えであるという答弁でございました。それから、7月頃の地域審議会の質問に対しての藻琴山温泉の運営の仕方等については、老朽化している施設等があるので、宿泊施設は休業をしていく。それから、12月の質問に対しては、民活の投資の呼び水となるような方策を練り上げて、早い段階で方向性を出していきたいという答弁であったと思います。それから3月の定例会の一般質問では、企業誘致を考えているが簡単ではない、なかなか難しくなっていると。いろいろ当たった結果のそういうコメントだったと思います。それから6月の一般質問の中では、民間誘致は難しい現実にあるということでございます。こういう経過の中で、町の広報の8月号で町長の手記の中でも、藻琴山温泉のカットについて事細かに町長の考え方なり、今後の進め方の思いを述べております。その中では、この手記の言葉を借りれば、東藻琴地区からよく言われることは、芝桜公園の整備について私自身も頭から離れないと、そのようなことで受け止めていると。いろいろなご意見があると。簡潔に整備したらいいという意見もあれば、宿泊施設を整備したらいいという意見もあると。それらを十分踏まえて、こういう財政難の中でどのようにしていったらいいか、いろいろ考えているということのコメントだったと思います。そこで私は、この手記の終わりの方にもありますけれども、現状で構想段階で皆さんの意見を聞きながら具体的な計画事業を進めていきたいということでございますけれども、1点目の質問の内容で民間投資による整備か、町投資による整備か、これについては先ほど、同僚議員が質問をしてきた経過の中での、要するに、民間投資を模索しながら整備をしたいという思いがあったのは事実だと思います。それをいろいろ企業やもろもろに当たったり、町は努力されたのだと思いますけれども、結果的には手を上げていただく企業がなかったというふうに、そういう中で、町投資で整備するのかなと、そういう大体推測はされます。しかし、議会において正式に民間投資から町投資に変更するという明言があったと私は理解してないものですから、この機会に、やはり町民、特に東藻琴地区の町民も含めて早く整備してほしいという要望に答えるために、やはりここで明確に民間投資から町投資で整備をするということを明言した中で、物事を検討されたらいいのではないかと、私はそう思っております。私はあくまでも整備する手だてとして、方向性は変わったなら、変わったものを変更しながら町民に説明していき、そして検討していったらいいのだろうと、私は思っております。そういう中で確認をしたいということでございます。それから2点目については、1点目の整備の方向性によっても若干違ってきますけれども、整備の運営はあくまでも独立採算制か、まだ一部、一般会計予算等の運営かとうことで、これは何を聞きたいかというと、こういう財政状況の中で、大幅な一般財源を投入してまで運営をするような、そういう施設整備はなかなか難しいのだろうと個人的には思っております。ただ、東藻琴地区の町民からすればどうなのかなというようなことがあります。そういう中で、例えば指定管理者になっております藻琴山温泉の管理の業務費については、現況ですけれども、これは過渡期だからやむを得ないと思っておりますけれども、業務の費用は使用料をもって充てる。結論的には、一般会計から一銭も出していないということです。それから私は、朝日ヶ丘の公園、それからメルヘン公園、みそもくそも一緒にしようと私はそう思ってはいません。いませんけれども、現況の話としては、朝日ヶ丘公園についてもメルヘン公園についても、何がしらか収入、収益事業をやっている分もありますけれども、結果的には、維持修繕、それから運営費についても、結局一般会計で持ち出しをしていると。金額の高をどうということではございません。それと例えば、独立採算制ということであれば、民間で運営している女満別ゴルフ場、これは企業誘致を長年努力されて、やっと来た企業でありますし、それは3年間の支援、それからプラス2年、それからことし1年、実質希望は3年という希望だったのでしょうけれども、一応契約上というか定款上では1年にした経過があります。そういうことを考えますと、藻琴山温泉芝桜公園については、どこまでいっても、要するに一般会計の投資は0円だということでいくのかどうか、そこら辺のことをお伺いしたい。それから3番目につきましては、これについては過渡期でやむを得ない部分であるのでございますけれども、株式会社藻琴山温泉管理公社の運営の方法ですよね。今はボーリング等について旧東藻琴村の方式でございましたけれども、藻琴山温泉公社がボーリングを4,000万円何がしかをかけて、要するに経費を使っていると。結果的には現金がそれだけ無くなったということですね。出資金は1億5,000万円ですけれども、端的に言えば、要するに財産に置き換わったということです。そういう中で、今後、整備や運営方針を検討していく中で、将来的にはやはり他の女満別地区にあるいろんな管理方法、それらと同じような、やはりまな板というか、土俵というかそういうものに上げて、やはり検討すべきだと思います。ただ、藻琴山温泉につきましては、これは観光施設の最たるもので、そういう中では均衡をとるとか云々とか、それにこだわることはないかと思いますけれども、やはり初めから株式会社でございますから、これ営利企業ですよね、端的に言えば営利企業だと思います。それの中で出資金がだんだん減っていく。目減りをしていくと。それは財産に置き換わったりなんかするのですけれども、修繕ももろもろ運営費も含めて減っていくわけですね。そうすると、やはり最終的には、要するに出資金を食いつぶしたというような結果しか残らなくなってくる。それではやはり何というのですか、町営として運営するには、バランスがやっぱりおかしいのではないかと。今は過渡期だから私はやむを得ないと思っていますし、整備や運営方針が決まってそれをこうするとなったときには整備さるべき問題と私は考えております。一応そんな思いがございまして質問させていただきました。

答弁 町長

豊島議員の藻琴山温泉芝桜公園の関係についてのご質問に、ご答弁を申し上げたいと思います。まず、1点目におきます民間投資による整備か、町の投資整備かということでございます。昨年、平成18年第3回の定例会で一般質問にお答えする形で民間の投資、企業誘致等についてはなかなか活用は難しいと、町が行う部分の全体構想をもって、段階的に整備を行っていきたいということでご答弁を申し上げました。この折、私においては、現在の公園をそのままにしておくわけにはいかないというようなことから、まず行政ができるところを整備していこうと、そんなような考え方でご答弁を申し上げました。すでに、お示しをしております整備構想については、町として実施をしたいという考え方でございます。しかしながら、それ以外の部分、今後のことにつきまして全く民間の投資を断念した、また妨げるものではないと、そんなふうには考えてございます。2点目でありますけれども、運営はあくまでも独立採算制かということのご質問でございました。私自身は独立採算と、そのようなことを発言したという記憶はございません。この施設についても、あくまでも町の施設でありますので、そのほかの施設と同じように、ことしの4月から指定管理者制度ということで、株式会社藻琴山温泉管理公社に指定管理をお願いしているところでございます。ただ、ほかの施設と異なりますのは、現在では、入場料収入の方が維持管理経費よりも多いというような状況があるということでございます。指定管理という形でお願いをしている上においては、当然、会社として採算がとれるように行動力をいただくことは、当然であろうというふうには思いますけれども、結果として無理な場面というのも出てくるというふうに思います。当然そういったときには、協議をさせていただくことになろうというふうに思ってございます。第3セクターによる赤字というのも、いろんなところでありますけれども、今後出てきております連結の赤字比率というようなものにおいては、第3セクターであっても同一の赤字と見られるというようなことを考えますれば、同じ町の施設として考えていくのが適切ではないかと、そんなふうに思ってございます。3点目、株式会社藻琴山温泉管理公社のあり方等でございますけれども、本年の第1回の臨時会においても答弁をいたしてございます。そのときは、指定管理者にかかるご議論をいただいたところでありますけれども、当時、助役が答弁をいたしましたのは、指定管理期間である3年間の中で、不合理を解消するように検討していきたいというふうにご答弁申し上げておりますし、私自身も今の体制が本当によいのかどうか、しっかりと議論をしていかなければならないと、管理公社の体制に違和感があるというのも事実であるということで、お答えを申し上げておりました。今後においては、いろいろな形を考えながら、管理をどのような形で行っていくのがよいのかというのを、あわせて検討していかなければならないというふうに思ってございます。また、藻琴山温泉管理公社で昨年、ボーリング掘削をいたしております。これにつきましては、実際の工事は、昨年6月ぐらいからということでありますけれども、旧東藻琴村時代に、すでに発注行為がされていた内容のものであります。しかし、公園、そのほかの施設等については、町の施設というようなことも考え合わせますと、今後、公社が取得をいたしました温泉等についての財産的な区分を明確にする上で、町として、その部分を整理していかなければならないと、そんなふうに考えてございます。そういう中で財産の区分を明確にしながら町として管理をしていく。ただ、いろんな管理の方法がありますので、その方法については、体制も含めながら検討してまいりたいというふうに考えてございますので、ご理解を賜りたいと思います。以上、1回目のご答弁とさせていただきます。

質問 豊島義秋

今、町長から3点についてご答弁をいただきました。私といたしましては、考え方についての答弁については、そのようなことなのだろうと思います。過渡期でもありますし、断定できない部分もあるということの中でのことだと思いますけれども、どちらにいたしましても、先ほど申し上げましたように、町民に対してこういう方向で、こういうやり方で最小限いきたいのだというものを十分に説明を、PRをしていく中で、整備方針やもろもろ検討していただければありがたいなと、そのような思いでございます。1点目の関係については、現状では民間投資の希望がないということで、町投資で整備をしたいという考え方だと。ただし、内容等によって、今後について民間投資のことも、そういうものもあれば検討することもあるという答弁だったと思いますけれども、誠にそれでよいのではないかと、私個人としてはそう思っております。それから2点目の関係につきましては、独立採算制でということは、あんまり言ったことはないということですけれども、確かにそういうことを聞いたことはございませんけれども、民間投資なのか町営投資かによって、基本的な考え方として、民間投資の場合は、理想的には民間の独立採算制ということがあるのだろうと思います。そういう中で、こういう質問をさせていただいておりますけれども、町長の答弁は、町の施設として同じような扱い、考え方をしていきたいと。収入の内容によっては当然、収入が多ければその中でやってもらうというのは当たり前のことでございますから、ただ将来的には、施設や設備等についても老朽化やもろもろもしてくるということもありますから、私は申し上げたいのは、同じような判断基準なり、ある程度一定の目安でそういうものを管理運営していくなり、委託、指定管理いたすとか、そういうことをしていただきたいと、そういう思いでございます。それから3点目の管理公社の今後のあり方については、今町長から答弁がございました関係で、過渡期としてはそういうことなのだろうと思います。前段で、私申し上げしたように、株式会社という中で、1億5,000万円の出資を旧東藻琴村時代に出資をしているわけですけれども、それが財産に置き換わっているということが現実にあるわけですね。ボーリングとして。ですから、私が危惧するのは、将来において禍根を残さないためにも、やはり一定の検討をして、整備なり方針なりが決まっていく中では、そういうものも整理されて、ほかの施設と同じような、その指定管理するにしても何にしても、そういうふうにしていかないと禍根を残すだろうという危惧をしているだけのことでございまして、株式会社がそういうものを財産として取得していくという方式にはならないのだろうと、私個人的にはそう思っています。そうでなければ、後で出資金をただ食いつぶした株式会社が残るというような、不幸なそういう出来事になっていくのだろうと思います。そういうものを早めに解消することが、将来禍根を残さないことでないかという思いで質問しております。以上でございます。

答弁 町長

今回この提案をさせていただいております構想については、議会の場でも、また、町民などにも広く披露し説明をし、そしてご議論をいただいていきたいというふうに考えてございます。また、独立採算の関係でありますけれども、行政がその施設を守るというのでしょうか、責任を持つという言い方もあるかもしれませんけれども、私はやはり、町民の方々の理解の上で、町民みんなが支えていく施設というような位置づけで、常に考えていかなければならないのではないかというふうに思います。当然、収入を上げたり経費を節減したりというご努力は、会社として、または町としてもいろいろアイディアを出しながら進めていきたいというふうに思いますけれども、その時々、町民の方々がその施設をみんなで守っていこうといいましょうか、支えていこうというような形になるのが、最もすばらしことではないかというふうに思っております。そういう意見を聞きながら、今後の管理体制というものをつくっていきたい。運営の仕方というものをつくり上げていきたいというふうに考えてございます。3点目の株式会社が財産、今回でいうところの管理公社の株式会社が財産を取得するのはいかがかということであります。先ほど言いましたように、財産区分上の問題もあろうかと思いますので、現在検討しておりますのは、町としてその温泉そのものを取得するというようなことを考えて調整をしているというような段階でございます。そうした中で、一元的な管理がとりあえず可能になるのではないかと、そのようなことを考えてございますので、ご理解を賜りたいと思います。

質問 豊島義秋

2回目の答弁をいただきました。内容については、私、前段で申し上げましたように、方向転換なり考え方を修正なりするのであれば、町民に十分な説明をして、整備方針や計画を立てて進めていただきたいと。ボーリングをして温泉が出ているということもありますし、早急にという思いはございますけれども、十分な財政やもろもろを含めて検討され、整備に着手できるように努力していただければありがたいと思います。これで私の質問は終わります。

答弁 町長

ただいま、議会において提案をさせていただいております整備構想で、いろいろご議論をいただいているところでありますけれども、これらについても、町民の方々にもご意見を伺うべく説明をさせていただく機会を何がしかの形でもって、そしていろいろな形づくりをしていきたいと、そういうふうに考えます。今後ともご指導いただきますようよろしくお願い申し上げます。

出典:大空町議会 平成19年第3回定例会 2007年9月26日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる