大空町議会 平成18年第3回定例会 2006年12月20日
法定合併協議会で決められた調整方針の進捗状況について
2006年12月20日、大空町議会の一般質問で、豊島義秋議員が「法定合併協議会で決められた調整方針の進捗状況について」質問し、町長、教育委員会委員長、教育長が答弁しました。
- 質問者
- 豊島義秋 議員
- 答弁者
- 町長、教育委員会委員長、教育長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 豊島義秋
18年第3回大空町定例議会の一般質問通告書により、質問をさせていただきます。私にとりましては、一般質問はこれが初めてで、新米の初めての出勤ということでございますので、いろいろ質問の仕方に遺漏があるかもしれませんけれども、それはご容赦いただきたいと思っております。質問の項目でございますけれども、法定合併協議会で決められた調整方針の進捗状況についてということで、それに関連いたしまして4点ほどお伺いしたいと思っております。一つ目は、調整項目の総数は、記憶によりますと七百何件かあったと思いますけれども、調整して686件になったということだと思っております。そのうち重点項目につきましては66項目というようなことで、処理調整の時期の区分につきましては、一つ目としては平成18年3月31日の合併時より実施するもの、それから二つ目は3年以内に調整するもの、三つ目は5年以内に調整するもの、またその他というようなことで期限のないものというようなことの区分に大別されるのかなというふうに思っております。それで、ただいま申し上げました主な調整区分のおのおのの件数を報告願いたいということでございます。また、2点目につきましては、報告をいただいたそれぞれの調整区分の中で3年なり5年なりその他という中で事務的にまだ手がついていない項目についてそれぞれ件数をお伺いしたいということでございます。それから、3番目でございますけれども、町立北海道東藻琴高等学校の存続については合併時点では存続するというような調整方針でございます。そして、現在存続しているわけでございますけれども、もう既に皆さんもご承知のとおり、道立高校等については社会情勢の変化、それから中学生の減少というようなことの中で高校の再配置計画が平成13年から実施され、19年度で第1段階が終わると、第2段階は平成20年から始まるというようなことの中で、当然町立高校東藻琴高校、またそれから道立の女満別高校と大空町には二つの高校がある、そういう中では当然そういうものが論議になってくるだろうと、そう思っております。そういう中で先ほども申し上げましたように、北海道教育委員会は平成20年度より実施する新たな高校教育に関する指針というものを発表しております。それによりますと、道立の普通高校につきましては3間口、1学年ですと3学級ということです。それ以下の高校につきましては、調整の再配置の対象になるという明確な文章表現になっております。おのおの条件やいろいろありますけれども、一応大ざっぱにはそういうことでございます。そういう中で隣町の美幌町の道立高校は二つあります、普通と農業。これについても新聞紙上等を見ますと、1校にするような話がちらちら出ていると。そういう中で当然大空町に2校ある道立の高校と町立の高校についても、大空町に高校を残そうとする発想であれば必ず1校にしていかぬとならないだろうと思います。どれを残すかという、そういう論議ではなくて、二兎を追う者は必ず両方ともつぶれていくと、そう思っております。私は、個人的にそう思っております。ですから、それらを早目早目に調整する必要があるのだろうと思います。そんなことで、まず町立高校につきましては、当然行政の町長部局で町長がどのように考えているのかということが大事なポイントだと思います。当然教育行政につきましては、教育委員会という本来の教育行政をつかさどる執行機関があるわけですけれども、町立高校を残す残さぬの話はやはり町長部局で判断されるものだと思っております。それを受けて教育委員会はどうするのか、当然教育委員会は教育委員会で別な考え方があってもしかるべきですけれども、少なくても大空町としてどうするのかという基本的な姿勢、そういうものが大事なのだろうと思っております。今すぐ答えが出るかどうか、これ別ですけれども、一応町長の考え方をお伺いしたいと思っております。また、教育委員会につきましては、今既に存続するための高校を考える会等を立ち上げたと聞いております。ですけれども、私が先ほど申し上げましたように、町立高校と道立高校が2校ある中で二兎を追えば必ず高校は一校も残らないだろうと私の個人的な考えです。ですから、必ず調整をしていかぬとならない。そういう中で教育委員会は、どのように今後対応しようとしているのかということでございます。4点目でございます。大空町全体の交通体系の話でございますけれども、皆様もご承知のとおり、スクールバスや、それから福祉バス、患者輸送車、それからもろもろの町内巡回バス等についても二つの旧町村が合併した段階では現状維持で今運行されております。そういう中で当然一つの町になったわけですから、これについては3年なり時間が要するとかそういうことはあったにしても、町民側から見れば、道路整備やもろもろと違って町行政が決断をすればすぐ結論を出せる、調整できるものと私は認識しております。それは、なぜかといったら、委託者が町だからです。それぞれ業者やいろいろな関連、それから旧町村でいろいろな経緯があってそれぞれの業者に委託されている部分があると思いますけれども、いち早くやはりそういうものを一本化して同一基準で委託をする、それから両町村間の交通アクセスとして巡回バス等も検討することが大事なことなのだろうと思います。そんな意味で第1回目の質問につきましては、4点についてお伺いいたしますので、簡潔にお答えいただきたいと思います。以上です。
答弁 町長
豊島議員の一般質問にお答えを申し上げたいと思います。合併調整項目、一般質問でありましたとおり、重点項目66件を含み総体で686件となってございます。事務事業の調整につきましては、原則合併時に調整をするということでありますけれども、調整ができなかった事務事業等については目標年次を定めて調整していくように協議をしてきたところでございます。合併時から既に実施されている事務事業の調整は591件、うち46件が重点項目でございます。3年以内に調整するものとしてきたものは87件、うち19件が重点項目、このうち未着手のものが20件ございます。5年以内に調整するものとしていたものは2件、うち1件が重点項目で、この2件についてはまだ着手に至ってございません。調整期間が定められていないというものも6件ございます。この多くは、団体の統合についてでございます。各団体の意向や調整状況を見守りながら指導助言をしていかなければならない、そのように認識をしてございます。3年以内の部分で未着手の部分が20件ございましたけれども、おのおのの理由ごとに分けてみますと、総合計画との整合性を図らなければならないというものもございます。また、使用料、手数料に関する事項ということで、まだ見直し時期に至っていないというものがございます。また、現在準備中ということのもの、さらには国、道の事業展開により見直しが必要になってくるので、その時期に合わせているものというようなものがございます。また、5年以内未着手、5年以内に事業に当たるということで未着手の部分については下水道の料金の見直し、昨日一般質問でお答えいたしました地区公民館の取り扱いというものの2件でございます。基本的にはこの方針に基づいて調整していかなければならない、そのように認識をしてございます。しかしながら、時代の流れ、また町民のニーズ、環境の変化など想定していなかった状況が生まれた場合などは十分に内容を把握し、単に合併調整で決めているという理由だけでなくて、新しい視点でとらえてその方策というものを検討していかなければならないというふうに考えてございます。ただ、こういった場合については説明をしっかりとしていく必要というものも感じているところでございますので、そういった中で今後とも対応してまいりたいというふうに思います。3点目になりますけれども、法定合併協議会でありました高等学校の関係でございます。ことし8月に北海道教育委員会が示しました長期的な展望としての新たな高校教育に関する指針というものは、18年度、ことし出しますものは平成20年から22年までの具体的な配置計画とその後4年間の見通しを示す、さらにその後、23年以降になりますけれども、それは3年間の具体的な配置計画とその後4年間の見通しということで始まる、開始の3年前に見通しを、計画を、指針を示すということになってございます。この指針の提示前、4月と7月に指針案に係る意見を聞く会というものが北海道教育委員会主催で行われてございます。また、その後もう少し地域の意見を聞くべきと、尊重すべきというような道議会の議論もありまして、指針提示後の10月、さらには11月、地域別懇談会が開催をされております。これには市町村代表者1名限定の出席要請ということでありましたので、本町からは教育長が出席をしております。その報告から申しますと、平成20年度から3年間の考え方というもの、具体的な再編計画につきましては年内には提示されることは諸般の事情から難しいのではないかと、そのような考え方を持ってございます。女満別高校、これは道立でありますけれども、現在1学年が2間口、定員を満たしているというような状況がございます。20年度からの再編計画の中には含まれないのではないかというような予想もしているところであります。しかし、予断は許されないものと、そんな感じも一方では持っております。女満別高校につきましては、幼小中、そういった学校や福祉施設との交流を通じまして地域の教育、文化、福祉の向上、地域づくりの一翼を担っている、そういう地域の学校としての存在価値もあろうかと思います。一方、大空町立の東藻琴高等学校でありますけれども、地域に密着した高校として、我が町の我が高校として地域振興の一翼も担っていると高い評価を受けているというふうにも認識をしてございます。現在大変少子化が進んでいるということで全体的な数が少なくなってきているということで大変環境は厳しいわけでありますけれども、私はその両校の存続に向けて今後も努力をしていきたいというふうに考えてございます。一般質問の中からは、二兎を追う者は一兎をも得ずというような視点からのご意見もありましたけれども、それの時期というものもまたあろうかというふうに思います。現時点では最善の努力をして魅力ある高校づくりをすると、そのことによって多くの保護者や生徒さん方からその高校に通ってみたいというような高校づくりを目指していくべきではないかというふうに思っております。幼小中高ということで地域における一貫性のある教育を推進していくということも必要なことであろうというふうに思いますし、教育の作用というのは家庭、学校、地域ということでそういったものが担って教育作用を施していくと、さらにそういった中である地域の学校についてはさらにフィードバックして地域に元気、活力をもたらしてくれるとか相互作用もあるというようなことを私は思っております。今時点といたしましては、この魅力ある高校づくりということに町として努力をしてまいりたいと、このように考えております。また、合併項目の中に3年をめどに老人福祉バス、巡回バス、患者輸送バス、スクールバスの運行面と委託内容についての調整が必要というような内容になっております。これは、単に今こういったものをご利用されている方々だけではなくて、商工業の振興や高齢化社会ということを考えた上でも必要な課題ではないかというふうに考えてございます。児童生徒や高齢者の方などの交通手段を持たない方々のために、地域内でどうやって交通システムを確立していくかと、ハード面の道路整備というものも必要ですけれども、ソフト面におけるこういった交通機関の統合、利用形態の拡充というものも必要でないかというふうに思っておりまして、合併したがゆえに特にこういったものが必要になってくる、そういう側面もあるのではないかというふうに思います。現在企画課と関係課、福祉課ですとか、さらには生涯学習課、多課に及ぶ項目になってございます。そういった中で今調整をとりまして、今年度から19年度にかけまして地域内の交通システムの検討を急がせている最中でございます。実際のバスの利用の形態がどうなっているか、そういったことも基礎データとして取りまとめてまいりたいというふうに思ってございます。さきに議会所管の委員会に私どもの職員もご同行させていただいて、道内の事例についても調査をさせていただいたところでもあります。そういった内容をもとに早急にこういったものについても取りまとめをしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。以上申し上げまして、私からの1回目のご答弁とさせていただきます。
答弁 教育委員会委員長
高校の存続についてということでお答えいたします。教育委員会といたしましては、大空町の高校教育を考える協議会、先ほどお話がございました。協議会を立ち上げ、存続についての対応策等についてご意見やご要望をいただいております。当面は各高等学校と連携し、生徒数の確保対策の充実と魅力ある学校づくりにつながる教育内容の充実を積極的に支援してまいりたいと存じます。具体的方策の一つとして、町内両高等学校の生徒募集への協力として校長とともに教育長が中学校訪問に同行しております。また、教職員も地域公開講座の実施協力や幼稚園、小中学校との連携による体験学習の実施など、地域と学校を結びつける取り組みに積極的に参加していただいており、校長先生を中心に教職員が一丸となって特色ある学校づくりを行い、さらに学校の魅力を町内外に発信し、存在感をアピールしようとする熱意に満ちあふれております。毎月の町広報には両高校の教育活動状況を紹介するPR紙が折り込まれており、生徒たちの活躍の様子も町内に周知されております。市町村立高等学校につきましては、全日制課程への転換並びに学科転換の検討、設置者とそのあり方について協議と指針に記載されておりますが、現在のところ道教委から具体的な再編計画の提示に関する協議、申し入れ等は来ておりません。10月3日に開催された第1回地域別懇談会において、参加者からの市町村立高校は道立高校のキャンパス校になれるかとの質問に対しまして道教委は、設置者がそう望むなら道教委との相談、交渉となるという回答でございました。道立高校再編策の前段としてセンター校とキャンパス校方式での対応が明示されていない状況下ですので、道教委と市町村立高校設置者との協議はまだ先になると思われます。学校存続に対する対応策に関しましては、課題として山積していると認識しております。特に町立の東藻琴高等学校は、生徒募集はもちろんのこと、高校の運営に関しては町民各位の理解と協力を得ることが不可欠であります。学校長とも協議を重ね、町長部局との連携を密にして地域との連携に配慮し、よりまちづくりに寄与できるような効率的な学校運営に努めてまいりたいと存じますので、今後ともご理解とご協力をお願いいたしたいと存じます。
再質問 豊島義秋
2回目の質問をさせていただきます。町長にお願いしたいと思います。法定合併協議会の調整方針については、町長の答弁ですと、社会情勢の変化やもろもろの環境によっては調整方針に必ずしも縛られることがないことも生じるだろうという将来の見通しというか、展開の難しさの状況も若干触れられたのかなというふうに思っております。私がここで確認しておきたいことは、少なくとも法定合併協議会で決められた調整方針につきましては、旧両町村の町民代表がこぞって、各団体も含めて代表者が集まって決められて、それを行政の両町村長が最終的に判断をし、それを協議会にかけて町民、村民の理解のもとに調整方針が決まったと私は理解しております。ですから、町長が述べられた調整方針に必ずしもとらわれない状況が生まれたら変更もあり得るというお話は、それは当然社会情勢が変わったり云々ということありますけれども、それは10年間の話の中での話というとらえ方もあります。ですけれども、近々においては基本的にはこれは合併町村の行政を進める上での基礎をなす調整方針だと私は思っております。ですから、特殊な事情がない限りこの調整方針を真摯に誠心誠意実行されるものと私は思っております。それがなければ、合併の調整方針を決めた意味がないものと私は理解しております。ただ、変更が全くだめだと私は言っているわけではないです。ですけれども、この調整項目にある内容を検討する段階では、必ずこの調整方針がベースにあって、そこをしんしゃくしながらそれぞれ社会情勢の変化やもろもろによって微調整なり大調整なりがされていくものだろうと。少なくても調整方針が遡上に上がらないで違うことが検討されることは、ゆめゆめないものと私は理解しております。そのことを町長からどのように認識されているかご答弁をいただきたいと思います。
答弁 町長
私が先ほど答弁いたしました関係は、豊島議員が今言われた内容とほとんど変わらない内容ではないかと私は思ってございます。当然両町村の協議の中で生まれてきたものというふうに思いますので、これから議論が出てきたとしてもそこを基礎とすることはもちろんでありますし、そのことは尊重していかなければならない、その当時協議された内容について尊重して真摯に受けとめていくと。しかし、当然議員もおっしゃったとおり、状況によって変更するということもあり得るということで、私の先ほどの答弁の中でそういったようなものが生じてくる場合においてはしっかりとした説明をしていく必要があるということを申し上げたつもりでございます。そういった中で当然お諮りをしながらいくという可能性も否定はしないということでのご答弁でございますので、ご理解をいただきたいと思います。
再質問 豊島義秋
今2回目の町長から基本的なベース、私の質問に対しまして基本的にはそのとおりの認識だというふうに回答をいただいたと理解しております。変更状態のものが出てきた場合には、住民に十分な説明責任を果たしながら変更を加えていく、必要な場合にはそういうこともあり得る、それも私は当然そういうことがあろうかと思います。ですけれども、基本的には調整方針が隅っこにやられて違うことが検討されることはないというふうに理解しております。この関係については、私はこれで、町長の認識と私は認識は一致していると理解しておりますので、それはそれでよろしいかと思います。2番目の関係につきまして質問させていただきます。3年なり5年なり期限を区切っていなくて、まだ事務的に手をつけていない案件が合計で28件あるというふうに報告を先ほどいただきました。当然3年以内、5年以内、それから期限を区切らない中でのことですから、今この内容について私は云々申し上げるつもりはございませんけれども、ただ28件の中には先ほども突出して関連がございますので、若干触れますけれども、要するに交通体系の関係とかいろんな関係では3年以内なり、例えば5年以内と決まっていても、少なくても住民の福祉向上のためにはその年数が1年、2年早まることは当然可とする分が多々あると思います。全部とは言いません。できることは、やはり早目早目に手をつけて、やはり旧両町村が一体となって大空町の一つの町になったわけですから、そういう中では同じ町民の要するに公平、公正の原則からいって早目に調整することが行政の私は使命だと思います。その中にはなかなか難しい問題もあると思いますけれども、手をつけるものは3年、5年という期限があるから、ぎりぎりまで待つという姿勢ではなくて早目早目に手をつけていただきたい、それが旧両町民に対する行政の誠意だと私は思っております。そのことをお話し申し上げたいと思います。その関係について町長の認識をお伺いしたいと思います。
答弁 町長
おっしゃるとおりかと思います。私は、例えば目標年次を設定して3年ないし5年というような目標年次があります。例えば今言った交通体系の部分についても、これについても3年以内ということで予定されていて、先ほど言いました未着手の部類にまだ入れているものでございます。当然こういったものは住民の方々のサービスの向上につながる側のものということでありますので、これについては年が決まっていようとも早く着手するべきだと。また、言えば私は、こういう言い方はあれですけれども、例えば使用料等の値上げを想定して5年以内にその水準を決めるというものであっても、実際に行うのは5年後であってもその着手というものについてはいずれにしても早く取り組んでいかなければならないと、私はそんなふうに思ってございます。その中で特に今言った後半のものについては論議が必要になってまいりますので、十分な論議を重ねていくということが必要ではないかと、このように考えて、職員にもそのように今伝えている部分がございます。そういった中では、いずれの分野のものについても着手、今現在他団体のものもありますけれども、そういったものでないものについても全部で23件事務的なものでございます。そういったものについては、きのうの行革の話と重なる部分もありますけれども、早くその論議が皆様にわかるような形で論議できるように内部から公の場で論議をしていくような、そんな芽出しを今後していくようにしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
再質問 豊島義秋
今(2)の答弁につきまして町長から、実施の時期についてはいろいろあるけれども、取り組みについては早目早目に取り組んでいく、それは私も質問した内容の中で町民の福祉向上のためには当然のことだと思っておりますし、そのような答弁をいただいたことに対して敬意を表するものでございます。そういう中でその他の期限のついていないもの、これは主に内容を見ますと社会教育関係団体、任意団体、要は旧両町民が自主的につくった任意団体の、それも社会教育関係の関係である、そういう中で関係団体同士で協議なり検討なりはしているけれども、まだ一本に至らない面があったり、それからまた行政側がそれを強力に推進するというか、言葉はいろいろありますけれども、社会教育法では強制は許されないことになっております、法律上。あくまでも任意団体が自主的にそれを進めるということになってございますので、そのことと社会教育法に含む要するに任意団体とその他の団体というか、そういうのがあるのかどうかちょっとわかりませんけれども、どちらにしても任意団体は自主的な組織でございますから、その意思は尊重していかなければならない。ただ、両地区に例えば文化団体なり体育協会なりといろんな団体がございます。ですから、それには当然旧町村では補助金なり、言葉の使い方は負担金なのか、いろいろありますけれども、どちらにしても行政から支援をしていた部分についての基礎ベースの要するに基準ですか、これについてはやはりたとえ任意団体といえども当然調整して同じ一つの町になったわけですから、支援をする段階では当然同じような基準の中で交付されるものと私は認識しております。そんなようなことで私が申し上げたいのは、要するに社会教育団体等については、事情を知らない方から見れば、もうちょっと行政側が力を入れて一本化したらいいのでないかという意見もあるやに聞いております。なぜ私がそう申し上げるかといいますと、皆さんもご承知のとおり、私も合併する前はその片方の当事者でございましたので、そこら辺の認識は行政側も教育委員会側も町民に対して説明をしていかないとならないと思います、誤解があるとしたら。だから、そこのところは注意深く対応していただきたいなと思っております。法律を曲げるようなことで推進することはできないということを明確に説明責任を果たしていく必要があるのだろうと思います。補助金の基準を統一するということと団体を一本化するということは、また別な論議がございますということを申し上げているわけで、そのような認識でいいのかどうか、教育長にお伺いしたいと思います。
答弁 教育長
社会教育関係の団体についての統合というのでしょうか、それらについて今ご質問をいただきました。合併する前から1年ほど、8カ月ほど前からそれぞれ東藻琴村、女満別町として教育委員会がかかわって合併に向けて、それらが双方似たような団体、統合できるようにということで指導もし、そういう場も設定して指導してきました。その結果、統合がきちっとできたところと、それから現在もそれぞれの両地区の団体の歴史的なもの、それから特性、個性的なものもあって現在も話し合い中のものと、そういうように今のところ分かれてございます。統合された団体の方が多うございます。ことしに入りましてもそれらの両者に対して、お話し合いしているところに対して教育委員会も入りまして統合に向けたいろんな場の設定等も行ってございます。もう少しまだのところについては時間が必要かなと、このように思ってございます。それから、補助金の関係でございますが、そうした経緯もありまして一つになっていないところにつきましては、それぞれ両地区の団体としてそれぞれ両地区に補助金を交付するというような形で今年度については取り組んでおります。それらもあってできるだけ早い時期での一本化ということを教育委員会としても指導しているところでございますので、ご理解をいただきたいと、このように存じます。
答弁 町長
行政の側にも少しお尋ねがあったというふうに思いますので、私からも教育長の部分と重なることがあろうかと思いますけれども、お答えを申し上げたいと思います。確かに任意団体等については自主的なということですけれども、では全く関心がなくて手をつけていないのかということではなくて、やはり私どもとすればその周りの環境整備を整えていくという中で自主的にそういったものが統合されていくのが一番いいだろうというふうな考え方を持っておりますので、つかず離れずいろんな立場からお話し合いをしたり、機会を設けたり、助言をしたりというようなことはしてございます。また、ことしの予算、昨年度編成をした予算でありますけれども、これは旧女満別町と旧東藻琴村で予算の査定をある程度調整はとりましたけれども、行いながら合体をした部分が多うございます。そういった意味では、各団体の補助金等今後一本化されていく上でその交付基準が異なっているということは、その環境の一つとして阻害要因になるというようなことから、何とかことしはそういった基準を一定の基準でもって交付できないかどうかというような作業をさせている状況にございますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
再質問 豊島義秋
今議長からご指摘がありましたけれども、質問になれていないもので、一番初めにお断りしたとおり、遺漏があったというふうに理解しております。反省いたします。ですけれども、あえて申し上げます。この関連の質問の中では、当然こういうことが質問の内容に出てくるのだろうと思います。わざわざ質問の内容の項目について断りながら申し上げていますので、そこのことはご理解をいただける範疇かと思いますけれども、それがだめだとあれば反省をいたします。一応両にらみで考えておりますので、そのようにご理解いただければありがたいと思います。それから、この関係について(2)につきましては今教育長、それから町長からもご答弁ありまして、私もそのような考えでございますし、十分に理解して、この質問については終わらせていただきます。3番目にいきます。高校の存続の関係でございますけれども、町の考えはどうかという質問に対しまして、町長は現段階では、これは道の方針がまだ出ていないということを受けての話だと思いますけれども、両高校を存続するという認識だというふうに答弁なさいました。それは、ごもっともなことだと私は思っております。それから、教育委員会の委員長につきましては、町長の両高校を存続するという意思を体してそれぞれ生徒募集に対して鋭意努力をしていると、それも私も可とするところでございます。新たな高等学校の教育に関する指針を私の手元にも厚生文教委員会でいただいております。そういう中で平成18年の8月に北海道教育委員会は指針を出しております。そういう中で先ほども町長からも触れられましたけれども、平成20年度から要するに新たなこの指針に従って道立高校についてはそれぞれ3間口以下、普通高校、いろいろな条件はございますけれども、そういうものについては再編の対象にしますよと、遠隔地や離島等については配慮いたしますよというようなことがございました。それで、先ほどの答弁の中では、言葉は語弊あったらお許しいただきたいと思いますけれども、旧東藻琴高校についても、それから女満別道立高校についてもたまたま1年の生徒の数ですか、18年度については定員に達したということでございます。そういう中で20年度からの道の仕切る中では何とかクリアして次の段階の23年でしたか、22年かな、次の段階のところで仕切られるのではないかという期待のことがあったと思います。私もそのように期待はしております。ですけれども、生徒の要するに在学の内容のことでございます。たまたま18年度につきましては、皆さんもご承知のとおり、網走市の私立の網走高校が募集停止をしたと。そういう中で過去5年間の女満別高校についてはおおよそ二十五、六名が網走市から女満別高校に来ていたと。東藻琴については、大体10名から15名近く来ていたと。そういうことで18年度については、東藻琴高校と網走市内から女満別高校に来られた方は両方合わせますと52名の21名、七十何名ということで2クラスぐらいの子供がたまたま18年度は来たと。通常年ですと大体その半分ぐらいかなというとらえ方をしております、両高校の網走から通学している生徒数というのは。そういうことを考えますと、たまたま18年度は七十何人で両校とも定員に達したということでございますけれども、その前、以前、現在の2年生、3年生については定員を切っているわけでございます。そういう中で道の指針でありますところの中でどのようになるかというのは、当初私も1回目の説明会は6月でしたか、説明会には自主参加をさせていただきました。意見を聞く会です。7月の13日。これは任意で、私個人で行ってきました。それから、10月の3日と11月の16日というのは2回目、3回目の懇談会かな、それには教育長が出ていたというようなことでございまして、合計3回の結果的には地域に説明があったふうにとらえております。そういう中で意見を聞く会の要するに7月の13日段階では道の方針としてはかなりきつい意思というか、要するに方針どおり進めたいという意思があったのだろうと思います。ですけれども、地域懇談会を深めていく中でそれ一辺倒ではなかなか要するに道の目指そうとする高校教育の指針どおりに向かっていかないという判断の中で、これは私の勝手な考えですけれども、若干軟化したのかなという認識をとらえております。ですけれども、根本的に表現は何も変わっていないわけです。3間口は再編の対象になるということは、歴然としているわけです。ですから、道立高校をなくすとかなくさぬとかということを今私が聞こうとしているわけでなくて、たまたま18年度の生徒数は両校とも満杯になったから、20年度の再編計画の中には、18年度中に方針が出されると思いますけれども、その中には入ってこないだろうという期待をしていると、それは私個人も含めて私も当然そう思っております。ですけれども、次の段階の23年度ですか、そのときには当然入ってくるものと、個人的にはそう思っております。ですから、私がここで触れたいのは、要するに網走市の例を見ますと、たまたま20年度に向かって先手有効ということで私立の網走高校と向陽高校を合体したかなり難しい要するに私学です。一番難しいのは、先生の身分のことだと思いますけれども、そういう中で道教委はそれを可として認めようとしていると。これは、モデルケースだと思います。道新の新聞報道では、道教委はそこに一つくぎを刺しております。これが前例にはならない。それは何かというと、教員の要するに身分の扱いをほかの地域でもそういうことがいっぱい出てきたら、これは道は対応できないわけです、単純に言えば。というのは、道の教員試験を受かっていない教員を道職員にしなければならないという、そういう人事の問題があるのだろうと思います、細かいことは私わかりませんけれども。ですから、これを前例としないと。しないと言いながら、網走私学の網走高校と向陽を一体化しようということは道は暗黙に認めていこうとしているのだと思います。ですから、私が申し上げたいのは、1回目の道の方針の要するに20年度の方針、18年中出されるであろう、それにのらないからといって23年度まで悠長に考えていたのでは私はだめなのだろうと思います。やはり攻めの姿勢で、要するに可能性を追求すべきだと思います。それは、何かというと、町長の答弁にもありましたように、要するに産業キャンパスの可能性の問題、それから教育委員長がいみじくも答弁として申し上げられましたけれども、要するに町村立から申し出があれば検討しないでもないという、そういう話があったと、これは明るい光明だなと思います。そんなことも含めて産業キャンパス校の関係、たまたまちょっとデータを調べますと、道立高校と市立高校の統合、これは2000年に名寄高校があります。名寄市立高校。それから、新聞報道によりますと、2008年に予定しておりますけれども、旭川の北都商業高校、これが道立高校と一体となりたいという新聞報道が7月ごろちょっとありました。こんなことを考えますと、逆のこともありますけれども、町立高校を道立高校に収れんされることが経費的には、こちらの願望としては道立高校に職業系の、今例えば女満別は普通科ですから、それに町村立の農業系、商業系、職業系を科として残せるのであれば、これは一番ベターです。道立高校になるわけですから、経費を負担しなくていいということがあります。それが可能かどうかは別としても、そういうことをチャレンジして水面下で道と教委と折衝しながら可能性がだめであれば違う展開をしていく、そんなことがいろいろあるのだと思います。今すぐは答え出ないと思いますし、ただここで申し上げたかったのは、道の方針が出てから動こうとするのではもうそれは勝負は決まっているということだと私は思っています。変更はないと思います、道が方針を出した段階では。その前にやはり町側が動いて可能性を追求し、できないものを一つ一つ整理していって最終的に道立高校が残せるのか、いや、そうではなくて町立高校として残さぬとだめなのか、二者選択を当然区分していかぬとならぬことだと思っております。今すぐしろとは言いませんけれども、少なくても水面下ではそういうものをもう要するに行動を起こさなければならないことだろうと思っております。それによってモデルケースなり特例なり言葉はいろいろあるでしょうけれども、道の心を動かすことができるのだと私は思っております。それなしには道の方針どおりしていかないとならないということだと思います。そんなことでその関係を答弁いただきたいと思います。
答弁 町長
今回道が打ち出しました4間口を適正規模といたしまして、3間口以下は再編の対象ということの基本的な考え方がございます。これに対して私は、もともと道立高校として2間口で開設をしたのは北海道教育委員会であると、その当時は2間口でも十分であるという観点で開設をしたというところが、どういう経過でその4間口が適正なのかというふうに方向転換になったのか、その説明をしてほしいということで申し上げておりますけれども、これについては回答はございません。たまたまという言葉をお使いになりましたけれども、18年度定員に満たしたと。しかし、先ほども言いましたように少子化、これから中学校を卒業する子供たちの数を考えますと、そのままずっと続けていけるかどうかというのは非常に不安材料も多いということも事実かと思います。そういった中で私どもとすれば、2方向でこの問題については考えていかなければならないというふうに思っております。一つは、現在としては目の前のこととして子供たちに対して、また保護者に対して非常に魅力のある学校だということを伝えて、そして多くの方に在校生になっていただくと、入学をしていただくということが目の前の方策といいましょうか、対応の方式ではないかと。もう一つは、今豊島議員が言われましたように、将来におけるその地域の形というものを早く地域として考えをつくるということが中長期的な課題ではないかと。先ほど3年、5年合併調整のこともありましたけれども、それが3年後だから、5年後だから、今は論議がなくていいということではなくて、いろんな可能性を探りながら論議をしていくと、その場所として大空町の高校教育を考える協議会というような場所もあります。また、当然懇談会、4月、7月に行われた後、さらに10月、11月に地域別懇談会というのが開催されましたのは、やはり地元からの非常に大きな要望だとか、それから要請というものがあって、正直トーンダウンをしたような感はあります。しかし、本質は変わっていないと。ただ、それに至るまで具体的に見えてきた部分も幾つかあると。その一つがセンター校とキャンパス校の考え方、市町村立と道立、さらには私学と、それから公立というような中でどういう位置づけにするかというようなことが非常にだんだん具体的に考え方が示されてきている部分もあります。それら一つ一つ地域として検証していかなければならない、そんな作業が中長期的に課題としてあるものというふうに考えておりますので、当面の対策と、さらには中長期的な考え方をまとめるということ、両面から取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
再質問 豊島義秋
私の質問は、これで終わらせていただきます。