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音更町議会 平成14年第4回定例会 2002年12月16日

町融資制度の拡充について

2002年12月16日、音更町議会の一般質問で、高玉紀男議員が「町融資制度の拡充について」質問し、町長 山口武敏、助役 藤井勉が答弁しました。

質問者
高玉紀男 議員
答弁者
町長 山口武敏、助役 藤井勉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 高玉紀男

それでは、通告いたしましたので、町融資制度の拡充について答弁をお願いしたいと思います。最近の経済は、長引く不況とデフレの進行が治まらず、悪化傾向が続いております。さらには、私どもの地域や中小零細企業を取り巻く環境も高齢化の進行、少子化、大型店の進出など、大きな危機にあります。このような中、政府は補正予算3兆円を決めており、その半分は公共投資でありますが、残り1兆5,000億の主要部分は中小企業の資金繰りを支援する信用補償制度の財政基盤拡充を核としたセーフネット対策としております。音更町の商工サービス業者も資金面での逼迫感が強く、このようなときこそ頼りになるのが町融資制度でありますが、金融機関により基金が偏っているため、メインバンクのあり方によっては貸出枠がなく、借りられない状態にあります。政府が中小零細企業の安全策を講じる今こそ、政府の施策と相まって、町の施策として町融資基金の増額を図るべきだと考えますが、いかがなものでしょうか。それにつきまして、3点ほどお願いをいたしたいと思います。貸付基金の増額について、現在、8,000万を増額、1億5,000万にできないか御検討をお願いしたいと思います。2番、利子補給金の変更について、利子補給後の利率2%を1.5%に引き下げられないか。3点、利子補給期間を借入金期間に変更できないか。以上、3点、答弁をよろしくお願いをいたします。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

我が国は、バブル崩壊後、景気の低迷が長期化し、金融の不良債権問題もあって、デフレ現象に陥り、国では構造改革を進め、不良債権処理を早期に終了させる経済の建て直しを図ろうとしておりますが、これが実現には今しばらく時間を要すると思われ、社会経済はかつてない厳しい状況にあります。このような情勢を反映し、公共事業の削減を初め、設備投資の抑制や個人消費の落ち込みなど、本町経済に及ぼす影響も非常に大きく、商工業、観光、サービス業などを取り巻く環境は極めて厳しい状況にあることを十分認識しております。特に、この不況を乗り切るためには、金融機関が最も重要と考えており、そのためにも、町の融資制度を含め公的融資の有効な活用が必要と思っております。御質問の町融資制度の拡充につきましては、関連がありますので、一括してお答えをさせていただきます。町の融資制度は、音更町商工業振興資金貸付基金を金融機関に預託して運用しております。ペイオフ解禁問題等で経過はありますが、現在は8,000万円を預託し、6倍の総額4億8,000万円の融資枠で運用いただいております。御指摘のように、一部の金融機関にとりましては歴史的な背景もあり、融資運用枠が少なく、設備資金の大口融資の借りたいときに枠がないなど、利用しづらいとの声も聞いており、そのため一定の改善が必要と考えております。現状の厳しい財政状況では、基金の増額は困難でありますが、融資運用枠の拡大と配分について、関係金融機関と十分協議し、有効に利用いただけるような融資制度の見直しについて検討してまいりたいと存じます。一方、中小企業貸付資金利子補給は、音更町商工業振興資金貸付基金の融資と連動して実施しております。現行では、2%を超える2%以内の償還利子に対する補給と、この融資はすべて保証協会の保証つきとなることから、高額な保証料を支払わなければなりませんが、この保証料につきましても全額補給しております。利用者には、昨今の低金利時代にあって、利子補給もさることながら、高額な保証料の金額補給は大変有効なものと思っております。したがいまして、利子補給の拡充につきましては、直接町財政に関係してまいりますが、町の融資制度の見直しとあわせ、それらを勘案しながら、十分検討してまいりたいと思っております。なお、利子補給期間の延長につきましては、財政事情もあり現行どおり運転資金は3年以内、設備資金は5年以内での対応と考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上でございます。

質問 3番 高玉紀男

ただいま町長の答弁の中で、町融資制度の一定の改善について理解をいただいたものと評価をするところであります。今、町内商工業者は不況のあおり、あるいは公共事業削減の中で、懸命に経営建て直しの努力をし、景気の向上を待つとともに、町民の雇用と生活を守るため、耐えるに耐えながら国並びに町の対策を期待しております。そこで、もう一歩検討をいただき、金融機関融資運用額の調整とともに、一定の預託額が拡大されることにより、各金融機関において融資の裾野を広げることができるよう、また二つ目に、融資希望者が固定されることがないように、町から金融機関に対する指導助言を願いたいと思います。この二つを再質問といたします。よろしくお願いいたします。

答弁 助役 藤井勉

再質問にお答えをさせていただきます。まず、1点目の貸付枠、いわゆる現在基金の預託を8,000万円でその6倍の4億8,000万という融資枠で実施しているわけですけれども、御質問にありましたように、この融資枠が満足にいかない部分があるということについては、私どもも承知をさせていただいております。そんなようなことで、融資枠を基金の増額をしないでできないのか、今金融機関と調整をさせていただいております。感触としては、融資枠を拡大することについてはできるだろうというような感触を受けているところでございます。ただ、その場合に金利がどのように作動するのかというような関係もございますけれども、このような金利の状況でございますので、預託枠を超える融資についてもそれほど大きな金利負担にならないような形で話が進むだろうというふうに考えておりまして、この点につきましては、御質問にあるように、融資枠がある程度確保できるような策を講じてまいりたいということで、今金融機関と調整をさせていただいております。それから、そのようなことになれば、ある程度希望者にそれなりの融資枠がいくものと、この辺は過去にいろいろな形でそれぞれの金融機関が一定の融資枠を持っておりまして、その融資枠が歴史の浅い金融機関については、やはりどうしても融資枠が少ないというような傾向にございましたので、その辺の緩和ができれば、後段でお話ありました希望者に対する融資というような部分については、ある程度拡大ができるのだろうというふうに思っておりますし、そのようなことで、各金融機関ともある程度希望に応じる融資ができるようなことで努力をしてまいりたいというふうに思っておりますし、利子補給の内容についても、こういう時期でございますので、可能な限り改善をするというような形で検討させていただいておりますので、そのようなことで御理解をいただきたいというふうに思います。

質問 3番 高玉紀男

ただいま助役の答弁、大変ありがとうございます。このことを町民の商工業者の人たちが聞いたら、大変頼もしくなるのではないかなというふうに期待を込めて、質問を終わらせていただきます。

出典:音更町議会 平成14年第4回定例会 2002年12月16日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる