妹背牛町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月14日
寄附額等の変更について
2023年12月14日、妹背牛町議会の一般質問で、成瀬勝幸議員が「寄附額等の変更について」質問し、企画振興課長 鎌田秀章、町長 田中一典が答弁しました。
- 質問者
- 成瀬勝幸 議員
- 答弁者
- 企画振興課長 鎌田秀章、町長 田中一典
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 成瀬勝幸
(登壇) 私は、9月の町議会議員改選後初めての一般質問でございます。何分不慣れな面もあろうかと存じますが、ご容赦のほどよろしくお願い申し上げます。それでは、通告に従いまして、一般質問をいたします。1点目の寄附額等の変更については、本年10月31日付の町ホームページに、ふるさと妹背牛応援寄附金制度として、本年11月より返礼品の調達費用に変更が生じるため、お米のプレミアム北彩香ななつぼしの20キロから100キロの返礼品で返礼割合3割以下基準を厳守するため、寄附額の変更を行うとお知らせがありました。その内容等についてお伺いをいたします。1つには、今回の調達費用に伴う具体的な引上げ額について、2番目として、今回の引上げ額と本年10月からの寄附金額の5割以下との関連はどうかについて、③として、本町のふるさと納税の返礼品の主な品目ごとの割合について、以上3点についてお願いをいたします。次に、2点目の北海道におけるふるさと納税の非開示情報漏えいについては、本年9月30日付の新聞で、調達額、返礼割合、地場産品に該当する理由などの非開示情報を含む道内市町村のふるさと納税の返礼品リストを、北海道が2020から2023年度の4年間他市町村に漏えいしていたと報道がされております。23年度では、後志、胆振、上川、十勝、釧路、根室の6管内、計86市町村に道内179市町村分の情報が、渡島と留萌の2管内には管内分19市町村分の情報が流出し、残り6管内では流出がなく、4年間で延べ417市町村に及んだとされています。空知管内は入っていないようですが、本町の情報も他市町村に流出しており、誠に遺憾と思いますが、この件について道から何らかの通知はあったのか、また本町としてどう受け止めているのかお伺いします。以上、再質問を留保し、終わります。
答弁 企画振興課長 鎌田秀章
私からは、議員ご質問のふるさと納税についてご答弁申し上げます。まず、1点目のふるさと納税の制度見直しにつきましては、これまで制度の変遷とともに変更が行われてきておりますが、平成29年、30年の返礼品競争の過熱、いわゆる高額返礼割合の返礼品や、アマゾンギフト券を返礼品にするなどして一部自治体において400億円以上の寄附を1年間で集めるなど、大きな社会問題となりました。それを受けまして、制度の健全な発展を図る必要があるということで法律改正が行われ、令和元年6月1日より施行され、ふるさと納税の対象となる団体の指定制度が始まり、3つの基準が定められました。基準の1つ目としては、募集適正基準として、制度趣旨に沿った募集の方法で、経費総額を5割以下にすることとされました。基準の2つ目としましては、返礼品の返礼割合を3割以下とすること、基準の3つ目としては、返礼品は地場産品とすることとされております。本年10月からのルール変更につきましては、基準の1つ目の経費総額5割以下の部分について見直しが行われました。見直された内容としましては、これまで募集外経費と言われておりました部分のワンストップ特例制度の事務費用や寄附金受領証の発行とその発送費用などがございましたが、メディアなどからは隠れ経費と呼ばれ、実際は5割以下になっていないと指摘されたことを受けまして、これらも含めて5割以下に収めるようにと変更がされました。また、地場産基準につきましても、熟成肉や他都道府県産のお米を精米して返礼品とすることができなくなるなどの厳格化が行われたところです。議員ご質問の11月より返礼品の調達費用に変更が生じるため、お米のプレミアムななつぼしの20キロから100キロの返礼品で3割以下基準を遵守するために寄附額の変更を行った件につきまして、調達費用に伴う具体的な引上げ額についてですが、20キロのお米、ななつぼしで1,000円、40キロのお米、ななつぼしで2,000円、60キロのお米、ななつぼしで3,000円、100キロのお米、ななつぼしで5,000円の引上げをそれぞれ行ってございます。今回の引上げ額と本年10月からの寄附額の5割以下とするルール変更との関連はどうかについてですが、今回の引上げ額につきましてはお米の調達額の上昇に伴うもので、返礼品割合3割以下遵守に該当しますので、5割以下とするルール変更の影響によるものではございません。今回5割以下のルール変更がありましたが、本町は募集外経費を含めましても経費総額が5割未満となってございます。本町の返礼品の主な品目ごとの割合につきましては、昨日までの寄附額約2億6,500万円のうち、お米の寄附が97%で、お米以外が3%となっており、お米のうち、ななつぼしが63%、ゆめぴりかが15%、食べ比べセットが19%、お米以外では約3%がジンギスカンとなっており、ジンギスカンに続いてメロン、大黒屋さんのお菓子などへの寄附がございますが、割合にいたしますと0.数%となっておりますので、本町の場合は主力返礼品がお米、次いでジンギスカンという状況になってございます。2点目のご質問、北海道におけるふるさと納税の非開示情報漏えいについてご答弁申し上げます。総務省の指定制度が開始となって以来、道から振興局を経由し市町村へ通知する際に当該市町村以外の他の自治体の返礼品リストも含んだ形のデータを提供していたことが、今回の非開示情報の漏えいとなってございます。本来であれば道から振興局へ通知後は当該市町村のみの通知を行うべきでありましたが、市町村から振興局を経由し北海道、そして国へとやり取りを複数回繰り返す中で、開示すべきではない返礼品リストがほかの自治体へも開示されてしまった状況となっており、本町の返礼品リストにつきましてもほかの自治体に開示されたことを空知総合振興局に確認をしてございます。また、ほかの自治体に開示されてしまった情報がさらに第三者の委託業者に漏えいした事実もあり、8件のリスト共有が確認されておりますが、本町の情報は自治体以外には漏えいしていないことを空知総合振興局に確認してございます。返礼品リストは、返礼品名、寄附額、調達費用、返礼割合、地場産品該当基準及び該当理由が掲載されているリストとなってございます。北海道からは令和5年9月11日付の文書にて北海道総合政策部長よりお詫びの通知が届いており、経過説明及び対応内容、情報提供先へのデータ削除依頼、再発防止策が記載されており、本町としましては通知を受けた後に電話にて空知総合振興局担当者に経過及び詳細確認を行ったところでありまして、情報漏えいによる影響や被害は現時点では確認されておりません。また、北海道から本町へのお詫びを受け、町としてどう受け止めているかでございますが、今の時代、情報の管理には細心の注意を払い、公務に努めなければならないと考えておりますし、社会通念でもございます。今回のふるさと納税の返礼品リストがほかの自治体に通知されてしまったことにつきましては、ルールに従い、ふるさと納税を受付している本町としましてはやましい点は何もありませんが、やはり手の内は見せたくないですし、ほかの自治体からは見せてもらえないのが実情なため、関係する委託業者へほかの自治体から情報が漏れ出てしまったことに対しては自治体職員の責任が問われても当然だと思いますし、本町を含め関係するふるさと納税担当者が重く受け止め、今後の業務に生かしていくことも必要だと考えてございます。特にワンストップ特例申請事務に関しましては、マイナンバーなどの個人情報も扱いますので、関連委託先を含めて細心の注意を払うように担当部署に指示をしてございます。今回の件を対岸の火事とは考えずに、今後も情報管理及び漏えいに対してマニュアルの確認、徹底を行い、庁舎内では毎年行っております特定個人情報保護管理者及び担当者の自己点検も行いながら引き続き情報管理に努め、対応したいと考えております。ご理解賜りますようお願い申し上げ、ご答弁とさせていただきます。
質問 4番 成瀬勝幸
ただいま鎌田課長さんから丁寧な回答をいただきましたが、ふるさと納税の寄附額は本町の貴重な財源として位置づけられていますが、1点目の今回の引上げに伴う影響はあるのか、また過去の寄附総額で見ますと令和3年度が2億9,100万円、令和4年度が2億4,200万円と大幅に落ちていますが、令和5年度の寄附額の見込みはどうかお伺いをいたします。2点目の北海道における非開示情報漏えいについては、北海道からお詫びの通知が届いていたとのことで理解をいたしましたので、再質問はございません。以上、再々質問を留保し、終わります。
答弁 企画振興課長 鎌田秀章
再質問に対しましてご答弁申し上げます。11月からの寄附受付額の変更による影響でございますが、今回ななつぼし20キロ以上の返礼品について見直しを行っておりますが、10キロの返礼品へのお申込みが集中している状況であり、寄附総額への影響につきましては40万円程度の微増といった状況となってございます。令和5年度の寄附見込額3億円の影響につきましては、今回の寄附額変更が一部に限られており、数量の多いお米への申込みが少ないことから、あまり影響はないものと考えてございます。また、令和4年度2億4,200万円、令和3年度2億9,100万円となっており、令和3年度につきましてはコロナ禍の影響があり、巣ごもり需要と言われ寄附額が増額し、令和4年度につきましてはコロナが落ち着き、外出の機会が増え、寄附額が落ち込んだものと考えてございます。また、今年度につきましては、10月に制度のルール変更があるとメディアで取り上げられ、9月に過去最高の一月で1億982万8,000円の寄附がありました。昨日現在約2億6,500万円の寄附をいただいておりますので、3億円を目指し、努力してまいりたいと考えてございます。ご理解賜りますようお願い申し上げ、ご答弁とさせていただきます。
質問 4番 成瀬勝幸
それでは最後に、ふるさと納税について町長の考え方についてお伺いし、一般質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)
それでは、議員の再々質問にご答弁を申し上げます。議員ご指摘のとおり、現在ふるさと納税は本町における貴重な財源となっております。今後も総務省のルールを遵守した中で、全国の皆様から妹背牛町を応援していただけるよう、魅力ある返礼品を開発するなどと併せ本町の情報を発信し、財源の確保としても努めてまいりたいと考えてございます。これまでも様々な町施策にふるさと納税を活用してまいりました。また、地域の方がふるさと納税により支えられているのも事実でございます。私自らが広告塔になり、町を応援していただけるよう、先日もHBCラジオの収録に出演をいたしました。リニューアル後の温泉のPRと併せ、ふるさと納税のPRもさせていただいたところです。放送日は、12月28日午前10時50分からHBCラジオの「ろ~かるナビです北・東!」にて放送されております。お聞きいただければと思ってございます。また、来年には札幌方面からバスのツアーがありまして、妹背牛町を訪ねてくる20名の人たちをお迎えして、町長がその中で妹背牛の産品、いろんなところをご紹介するという形で、その中でもお米あるいは、当町自慢で門外不出ではございますが、トマトジュースなども振る舞いながら、それを妹背牛の宣伝として使っていきたいと考えてございます。今後も議員お気づきの点や発案などがございましたら、担当課を通じ、活発なご意見等含めご提案をいただきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。