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幕別町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月12日

海外研修派遣事業について

2006年12月12日、幕別町議会の一般質問で、坂本偉議員が「海外研修派遣事業について」質問し、教育長 高橋平明、生涯学習課長 長谷繁が答弁しました。

質問者
坂本偉 議員
答弁者
教育長 高橋平明、生涯学習課長 長谷繁

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 23番 坂本偉

それでは、通告に従いまして、小中高生の国内、海外研修派遣事業について、質問をいたします。少年期は豊かな感性を育て、社会性、公共心、自主性を身につける大切な時期である。そのためには多くの体験学習等を通して人と人とのふれあいや、自然との共生等を自らの体験の中で育み培っていく必要があると考えます。今日まで教育委員会が主催し、実施してきた国内研修派遣事業の派遣先、東郷町でありますが、日向市に合併され、事業開始が平成7年から、また、平成15年からの事業開始ということで、神奈川県開成町、また、旧忠類村で地域子供会育成連絡協議会が主体で実施してきた平成50年からの大変歴史のある30年からなる埼玉県上尾市、また、海外研修派遣先であります、これも平成4年から実施しております、派遣先につきましてはオーストラリアのキャンベラ市と多くの児童生徒が参加し、国内研修事業においては、事業の目的である団体生活、ホームステイ等を体験するとともに、派遣先の歴史・生活・文化等を学び、派遣先の児童生徒との交流を通しての視野を広げ、児童生徒の資質の向上が図られ、また、海外研修では異文化に接することで、語学はもちろん国際的視野を広めるなど、本事業は今まで参加した児童生徒の将来への思い出としての財産、そして今後の学校生活での自信につながるものと考えます。そこで、今までこの研修派遣事業の効果、評価について、そして、今後の研修派遣先を含めた事業の在り方について、教育長にお伺いします。

答弁 教育長 高橋平明(教育長は2007年3月まで)

坂本議員のご質問にお答えいたします。はじめに、合併前における小中高生の研修派遣の状況でありますが、従来の幕別町は宮崎県東郷町、神奈川県開成町、オーストラリアキャンベラ市のカンバーハイスクールの3カ所と、旧忠類村は埼玉県上尾市と、それぞれ交流事業を行ってまいりました。これらの研修派遣事業の効果、評価につきましては、大きく三つ挙げられるかと思います。一つには、同じ日本の中においても、そして外国においても、様々な文化が息づいていることを実感として学んでくることです。文化や暮らしの違いを優劣ではなく、互いに尊重するという見方が身につくこと、これが最大の研修効果であると考えております。二つ目には、ふだんはふれる機会のない体験を通じ、視野が広がることがあります。接する人々の人情であったり、行く先々で出会う物事、さらにはその土地に流れる時間など、これらを新鮮なこととして記憶することは、瑞々しい感性が育まれる時期に極めて重要であります。参加した児童生徒の感想文にもこれらのことが多くつづられております。三つ目には、帰町後のことでありますが、自分の経験を家族や友達に伝えることを重視しております。町の代表として参加する意味を、事前研修、研修途上でも再三伝えており、伝えるという行為の中から豊かな表現力を育むことをねらいとしております。また、団体生活、団体行動の中から、同じ町の他校の児童生徒とのつながり、友情も生まれてまいります。特に合併後、同じ町民として、より一体感を醸成するという点でこのことは重要と考えております。次に、派遣先を含めた今後の事業の在り方についてであります。合併に伴う事務事業の調整方針では、「交流事業全般にわたり、合併後に再編」することとしておりました。約半年かけまして、先ほど申し上げました四つの交流事業の再編について検討し、さらには交流先との協議をさせていただいているところであります。はじめに、派遣先についてでありますが、小学生は国内研修で宮崎県東郷町と埼玉県上尾市へ、中・高校生は海外研修でオーストラリアキャンベラ市のカンバーハイスクールへ、交流先を再編させていただきました。埼玉県上尾市につきましては、30年余にわたるこれまでの経緯から、子ども会育成連絡協議会忠類支部を中心に幕別町全体として交流を継続してまいります。宮崎県東郷町、現在は合併により日向市となりましたが、地域自治区の事業として継続の意向をお示しいただきましたので、引き続き交流を続けてまいります。なお、東郷町の受入れ事情から、上尾市との交流同様1年おきの相互訪問に変わることとなります。神奈川県開成町との交流につきましては、派遣は本年度をもって派遣を取りやめたいと考えているところであります。なお、受入れについては従前同様の対応を続けさせていただきたいと開成町の方にもお伝えをしているところであります。参加する児童につきましては、いずれも小学校5年生並びに6年生とし、東郷町へは20名、上尾市へは15名を、町内の全小学校から募ってまいりたいと考えおります。次に中・高校生の海外研修でありますが、交流方式は従前同様とし、合併に伴い、参加枠を中学生分で2名増としたところであります。以上で、坂本議員のご質問に対する答弁といたします。

質問 23番 坂本偉

今、ご答弁いただきましたけど、私も研修派遣事業の効果、評価につきましては、今、教育長のご答弁のとおり、意を同じにするものでございます。その中で、派遣先の今後の事業の在り方でございますが、今、ご答弁の中で、神奈川県の開成町が今まで交流があったわけでございますが、今年度で廃止するというご答弁がありました。その現状についての今言った協議した中で、とりやめになったまずその理由というのがあれば、生かせていただきたいと思います。

答弁 教育長 高橋平明(教育長は2007年3月まで)

開成町との交流事業につきましては、現状では中学1年生を派遣をしております。8名の派遣予定で実施をしてまいりましたけれども、この数年、希望者数が極端に少ないという実態にあります。ちなみに、昨年度は4名の参加でありました。今年度、もう既に募集を完了しておりますけれども、応募されたのは3名という実態にあります。この辺の事情を、中学校の先生あるいは保護者の方にもお聞きをしたところですが、やはり中学校1年生ということであって、なかなかそのまだ中学校生活になじんでいない。そういった面からも、なかなか子供たちが手を挙げにくいちょうど時期であるというようなこともあります。そういった点から、中学生については、海外派遣の研修事業に一本化させていただきたいという思いから、今回、開成町との交流は今年度をもって中止したい。なお、この現在まで行っていました開成町との中身でありますけれども、これも実はホームステイが入っていない。向こうに行って、いわゆる公共の宿に泊まらざるを得ない。この中身でありましては、なかなか子供同士の交流自体もなかなか進まない実態にあるというふうに思っているところでもあります。

質問 23番 坂本偉

理解をいたしました。それで、今、派遣先の今後の事業に在り方でございますが、今までと開成町の交流がなくなるわけでございますが、ご答弁のとおり、今まで毎年行っていた東郷町が、隔年ということで1年おきということで。上尾市については、旧忠類村が実施している中では、隔年ということで1年おきということでございます。そういう中で、予算面のことを少しお聞きしたいのですが、隔年ということで、派遣人数総体の、国内、海外含めた中の派遣人数がどのように変わるのか。まず、その点をお聞きしたいと思います。また、予算的な金額もどの程度変動するのか。その辺を聞かせていただければ、ご答弁を頂きたいと思います。

答弁 教育長 高橋平明(教育長は2007年3月まで)

現在の日向市と東郷町でありますけども、日向市と上尾市については、隔年ということになります。従来、東郷町には10名の派遣があったのが、隔年でありますので20名ということをお願いをしております。上尾市については15名。上尾市の従来の参加人数が、忠類村のみということもありまして、さほど多くなかった。さらには、忠類村では小中学生を対象としていたこともありまして、これを小学生のみとすると、さほど多くない人数であったというふうにお聞きをしております。こういった面から、隔年にする、隔年というのは相手方の都合もあることですから仕方のないことなのでありますけれども、隔年にすることによって、派遣する人数に、毎年の中が余り差が出ないようにということで、今、東郷町とも上尾市さんとも、この人数で受入れが可能かどうかということで、協議をさせていただいているところであります。なお、予算につきましては、生涯学習課長の方からお答えをさせていただきたいと思います。

答弁 生涯学習課長 長谷繁(生涯学習課長は2006年12月まで)

今まで幕別が行ってきた交流事業は毎年、それから、忠類さんが行っていたのは隔年の相互訪問というふうにサイクルに違いがありますので、それを同じような条件に置き換えたということで、ご説明をしたいと思います。派遣費用の総額では、1年度当たりなのですが45万増えてまいります。今の試算では、この再編後の総額というのは、45万増えて750万弱ぐらいになろうかと思います。すべての研修事業を合わせての数字です。それから、受入れの費用もございますので、そういったものが逆に減ってまいります。トータルでは、全体事業では20万弱ぐらいの増になろうかなというふうに試算をしております。

質問 23番 坂本偉

私のこの事業については、将来の幕別町を背負って立つということの子供たちのために、必要不可欠な事業でないかと思っております。そういう中で、国内研修においては、5、6年生の児童を対象ということで、町内小学校10校あるのですか、その中で、5、6年生対象ということになれば、今、ご答弁の中で、東郷町20名、上尾市15名ということで、隔年ということで実際の町内の児童数の総体からみれば、ここに参加される方はいろんな条件がありますけど、本当に数少ない人数でないかと思っております。しかし、やはりこの事業を成功するにも、組み立てていくにも、やはりベースには、土台にはやっぱり地域の、地元の学校間の交流があって、この事業が私は成り立つのではないかと思っております。そういう中で、現在までこの事業とは別に、交流事業というものは庁内でどのような形の中で勉強を続けてきたのか。その点をお聞きして、私の質問に代えさせていただきます。

答弁 教育長 高橋平明(教育長は2007年3月まで)

合併に伴いまして、小学校数が10校、中学校数が5校になりました。当然、学校間の交流、従来の幕別町では交流事業という形、名目的にはその交流事業ということはやっておりませんでしたけども、例えば、複式校であれば、共同で学習の時間を設けたり、そういった事業があります。合併後にまず今年度実施をさせていただきましたのは、子供会事業として行っておりますこどもまつりというものがございます。これに今年は忠類からの子供たちも大勢の子供たちが参加をしていただきました。さらに、来年度に向けて、それぞれの地域ごとにいろいろな特色があり、様々な文化の違いが、これは同じ町内での話ですけども、そういったものについても、学校同士で目を向けてもらいたいという思いがありますので、来年度の小学校、中学校の、これは従来の幕別町と旧忠類村という意味ではなく、全幕別町の中で、そういった取り組みができるような取り組みをしたいというふうに考えております。具体的にはこれから煮詰めていくことになると思いますけども、そのような思いでいるところであります。

出典:幕別町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月12日 議事録 PDF(45ページ) 間違いを知らせる