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幕別町議会 平成16年第4回定例会 2004年12月14日

財政危機下における組織機構の見直しについて

2004年12月14日、幕別町議会の一般質問で、小田良一議員が「財政危機下における組織機構の見直しについて」質問し、町長 岡田和夫が答弁しました。

質問者
小田良一 議員
答弁者
町長 岡田和夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 小田良一

通告前に訂正をさせていただきます。1番目の質問の中の4番目の「スタッフ」となっているところを、「スタッフ制」と補ってください。それでは、通告にしたがいまして、質問をさせていただきます。財政危機下における組織機構の見直しについて、お伺いいたします。先の町長の行政報告において、町長は「財政危機への対応が急務であり、この間題の解決なくしては将来のまちづくりの展望が開けない」とも言われています。最少の経費で最大の効果を上げるためにも、支出を最小限に切り詰める方策が要であると思います。第2次行政改革での職員の目標数値はクリアしていますが、さらなる効率的な行政運営を進めるために、行政組織のあり方について、次の点について町長の見解をお伺いいたします。一つ。部署においては、時間外が少なかったり比較的忙しくない時期の人員を検討したことがあるのか。2、管理職はどの程度課内の業務を集約し、時間外を含めた業務命令をしているのか。3、構造の見直し、事務事業の見直しをするため、検討委員会を立ち上げられたと思いますが、その結果は。4、スタッフ制に移行した企画室の効果はどのように捉えているのか。続きまして、いきいき活動と支援通所事業について、お伺いいたします。平成 12 年度に介護制度と同時に開催いたしました「いきいきエンジョイ教室」は、町の高齢者福祉事業の施策の一環であり、また、町独自の事業であると思います。その目的は支え合う地域づくりの促進と高齢者、元気な老人が積極的に参加できる「場」を提供し、家に閉じこもりがちな高齢者の方を対象に近隣センターに集まっていただき、参加者の希望に応じ健康体操や趣味の活動を行い、地域と連帯の中で、高齢者を促そうする事業について、次の点について町長の見解をお伺いいたします。一つ目として、高齢者の方の参加の現状と推移について。2.事業を支える地域の人方への支援状況について。3.今後の事業の推進について。以上です。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

小田議員のご質問にお答えいたします。まずはじめに、財政危機下における組織機構の見直しについてであります。ご質問の要旨にもありますように、財政危機への対応が急務であることを認識し、最少の経費で最大の効果を上げるよう努力するとの思いは、今も変わるものではありません。ご質問の1点目に、部署によっては時間外が少なかったり、比較的忙しくない時期の人員を検討したことがあるかとのことでありますが、人事配置におきましては、各係の平年ベースの最少必要人員で配置を考えており、一時期に業務が集中するときには、課内での応援体制や臨時職員の配置などで対応をしているのが現状であります。次に、ご質問の2点目、管理職はどの程度課内の業務を把握し、時間外を含めた業務命令をしているのかとのことでありますが、各管理職は担当の年間の業務量を把握し、業務の円滑な遂行に心掛け、指示をいたしているところであります。時間外につきましても、時間外が必要な場合は、係長から事前に必要な業務内容の申し出を受け、時間外をするシステムになっておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。次に、3点目の機構の見直し、事務事業の見直しをするための検討委員会を立ち上げられたと思うがその結果はとのご質問でありますが、行政組織機構の見直しにつきましては、平成8年3月に策定いたしました第2次幕別町行政改革大綱の中で、時代に即応した組織機構の見直しを大項目に掲げ、平成 13年2月に策定いたしました推進計画に基づき、行政改革本部に組織機構検討部会を設け、検討に着手いたしました。その後、更別村・忠類村との市町村合併協議会が設立されました。そうした中、この中で協議が進められておりました。平成 15 年に中間報告を行い、現在、なお引き続き合併協議の中で検討をいたしているところであります。次に、スタッフ制に移行した企画室の効果をどう考えているかとのご質問でありますが、企画室の主な業務は総合企画、そして総合調整であります。時代の流れとともに、複雑多様化する住民のニーズをどう政策に反映させていくかが重要な業務であります。そのようなことからも、担当者のみの考えや判断でなく、各課から提案なった施策を他の課と調整が必要ではないかといったように、多くの視点から調整が求められるわけでありまして、そのような意味からも、企画室内での協議が大切であり、スタッフ制の効果も出ているものと考えております。次に、生きがい活動支援通所事業についてでありますが、生きがい活動支援通所事業、いわゆるいきいきエンジョイ教室は、ご承知のとおり 65 歳以上で要介護認定で非該当とされた方や、身体虚弱等のため自宅に閉じこもりがちな方を対象に、近隣センターなどの公共施設を利用し、2週間の1回程度、健康体操や趣味活動などの支援事業を実施しているところであります。高齢者の参加状況の推移と現況についてでありますが、本事業が開始された平成 12 年度におきましては、幕別鉄南近隣センターなど町内9カ所の施設で延べ 1,499 人の参加をいただき、その後、平成 13年度は 2,075 人、平成 14 年度は新たに暁町近隣センターを会場に加え、2,249 人、昨年は 2,237 人。ほぼ順調に推移をしてきているところであります。また、今年度についても、ほぼ前年度並みの参加があるものと見込んでいるところであります。いきいきエンジョイ教室に参加された皆様からは、とても楽しく元気が出た、新しい友達ができてうれしいという声が寄せられているほか、教室で学んだ、楽しんだゲームや運動が老人クラブの例会などで披露されることもあると伺っており、大変喜ばしいものだなと思っているところであります。次に、事業を支える人々の支援等の状況についてでありますが、現在、いきいきエンジョイ教室については、社会福祉協議会の職員2名に加え、登録された 52 名のボランティアの方々より、各会場ごとに2~5人程度のお手伝いをいただきながら実施いたしているところであります。これらのボランティアの方々には、教室の運営のお手伝いはもとより、充実した事業のあり方についてもご意見やご提言をいただいており、今後も楽しく心身ともにリフレッシュできる教室を展開できるよう対応してまいりたいと考えているところであります。次に、今後の事業の推進についてでありますが、いきいきエンジョイ教室は、参加している高齢者の方が住んでいる近隣の公共施設で事業を実施いたしておりますことから、顔見知りの方が多く集まるなど、安心して参加できるものとなっております。このようなことからも、閉じこもりがちな方にとっては、要介護状態に陥ることを防ぐ予防の機能を十分に有しているものと思っております。本事業は本年度から、国の補助事業から一般財源化へと移行することとなりましたが、国においては、平成 18 年度からスタートする第3期の介護保険事業計画において、介護予防の推進を基本的な考え方の柱として、要介護状態になる前段階から要支援や要介護1程度の方に対して、新たなサービスのあり方を検討していると伺っております。今後も本事業については、これら計画との整合性を図りながら対応してまいりたいというふうに考えております。以上で、小田議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 9番 小田良一

まず大きな1番目ですが、私はこの質問に至った経過ですが、以前にも町財政を取りあげて質問させていただきました。そのときとはわずか3年ほどですけども、町財政は益々悪化をたどっています。午前中にも二人の方からいろいろな財政問題について、町長のご答弁をいただきましたが、その中で、町では第2次行政改革の実行が 2000 年から5カ年計画の実施の最後の年でもあります。さらに、町の運営の舵取りは、益々困難になると思います。今まででも、行政改革を進めつつある中でも、議会や町民に対して、その都度情報の公開、提供をしておられますけども、町民はあまりにも新聞等々の報道に出るため、議会やまた職員がこの問題に大して議論がなされていないのでないだろうかなという不信感があるのではないかと思います。今、内側からこの改革を進めていくのには、求められるのは町職員の意識改革ではありませんか。そのことについて、町長の所信がありましたら、お伺いします。それでは、質問に入ります。13 年度から臨時的に業務配分は理解していますが、役場という組織の中にあって、仕事の量、サービスの大小には差があるかもしれませんが、効果的な事務処理の標準化、平準化というのですか、そういうことは図られないでしょうか。2番目として、管理体制について。これはいろいろと工程表だとかがあるように町長は答弁をいたしましたが、私の見ている範囲では、さほどその強力体制は変わっていないのでないうだろうかなというような思いがあります。3番目につきましては、町村合併の議論が話されていますが、効果的な組織運営を目指すことは、財政が厳しい中にあって、待ったなしの改革だと捉えています。さらなる施策はお持ちでしょうか。4番目、スタッフ制ということをお伺いしまして、その効果があると思います。ですけども、他の課でもスタッフ制を考えてみるべきではないでしょうか。音更町は、町民課がやっているようです。大きな2番目ですが、大変町長の答弁におきましては、高齢者にとって、また施策にとっても、18年度からですか、国の援助のもとに介護の保険の予防奉仕のために、こういう事業が行われるということは、大変重要なことだと思います。また、価値あることだと思います。このような観点に立てば、この事業の活性化により、地域に暮らすことのできる高齢者本人も幸せを感じることができるに加えて、活力ある地域社会をつくることができると考えています。今、強い住民サービスの必要性からも、その質の向上という点において私は疑問を感じます。いきいきエンジョイ教室は無料ということですけども、材料費が実費負担ということのようです。利用者の方からは、応分の費用をいただいても良いのではないかと思います。公的な施設を利用して事業を行うのでありますから、そこには安全や安心、快適さが求められる以上、充実感、環境の整備だとかそういう充実したものが、施設の補強とかも考えれば、有料化が必要だと思います。さらに、高齢者増から多様なライフスタイルを可能にし、支援、年齢に関係なく、働ける社会の実現が求められていると思います。年寄りは脇役ではなくて、主役の一人として、そんな余生を過ごす場所の提供と地域の接点の確保が求められているのではないかと思います。1について、利用度については大変好評なようですから、この事業の重要性は感じられると思います。2番目につきまして、ボランティアの活動状況ということで、社会福祉協議会、その他 52 名ということが言われていますけども、この縦割りでなくて、そこの場所に来たらどんなことでも元気な年寄りのお世話をできるような場づくりというのが必要でないかなと思います。そんなことで、例えば、人生学博士だとか、生涯学習リーダーバンクの利用法というのはどんなふうになっていますか。また、冬場であれば、パークゴルフがやれない年寄りならば、卓球をやっているな何か老人会みたいような集まりがありますから、そういう自然発生的にできた団体などには、どのような処置がとられているのかなと思います。そのことについて、何かありましたらお答えください。3番目ですが、町の考え方として、地域主導の事業として展開していく可能性があるかどうかです。以上です。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

最初に、職員の意識改革というような言葉がありましたけれども、こういう厳しい行財政環境の中で行政を進める。そして、住民の負託に応えられる仕事をしていくためにも、ご意見いただきましたように、十分職員もこうした厳しい現実を踏まえながら、意識改革をさらに進める中で対応してまいりたいということであろうというふうに思っておりますし、私どもの立場からも、当然職員にそういうような旨の、これからも伝えていき、ともに頑張っていきたいというふうに思います。事務の平準化、あるいは協力体制、これはなかなか役場の仕事そのものが一律にこれで1年が決まりだということにはならない部分もあります。特に、今、こうした時代変化の激しい中では、なかなか今までとは違った新しい仕事といいますか、新しい住民の皆さんから寄せられる要望なり社会変化に対応していく仕事というのも出てまいるわけあります。この間も、皆さんのところにもあったかもしれませんが、新聞なんかにも出ていましたけども、性同一障害の云々なんてありましたけども、こういうのはなかなか今までは我々の中の仕事ではなかったようなことなのかもしれませんけども、現実的にはやっぱりこういう時代の中では、そういう仕事も行政としては対応していかなければならない問題だろうと。まだまだ新しい仕事、新しい時代の対応をということは出てくるのだと思いますので、そうしたことを十分踏まえながら、臨機応変に、あるいはそれぞれの立場を考えた中で、仕事の配分、そして事務の平準化ということが進められていかなければならないのだろうと思いますし、併せて合併のお話もありました。合併に伴って、当然のことながら、組織機構の見直し、先ほどもお答えさせていただきましたけども、協議の中で進めていかなければならない問題であるわけであります。しかも、それは時期的にも早急に対応していかなければならない問題でもあるわけでありますので、十分そういったことを踏まえながら対応してまいりたいというふうに思っております。それから、スタッフ制、音更の例がありましたですけども、また私どもとは企画室を対象に進めたわけでありますが、これが今後、各課にまで波及することがいいのかどうか。これは十分内部で検討していきたいというふうに思います。企画課だからこそいいという面も当然あるわけでありまして、これがすべての課に通ずるかどうかということになると、また、デメリットも、あるいは疑問のすべき点、あるいは改善することによってできる面、いろんなことが考えられるわけでありますので、十分それらも検討しながら、これらのスタッフ制についての対応をしてまいりたいというふうに思っております。それから、生きがい活動と支援通所事業であります。いろいろご意見あるいはご提言をいただきました。これらについては、十分中身を精査する中で対応してまいりたいというふうに思っております。ただ、実費をいただいているけども、そのほかにも負担をというようなこともありましたけども、これらもどの程度がいいのか、あるいは今のままでいくことが果たして現状に合わないのか。これはいろいろご意見としてはあるのだろうと思いますけども、私どもは、まずは利用していただく方のご意見、そして利用していただく方が何よりも喜んでいただけることが第一であろうというふうに思っております。そういった視点からも捉えながら、今後の事業に当たってまいりたいというふうに思っております。それから、当然のことながら人々のライフスタイルが変わってまいります。高齢者の方々が増えていくのも現実であります。そういった人方が社会に参加する、そして喜んで生きがいを見つけていただく。これは大変重要なことだろうというふうに思いますし、これらの方もまた今までにはない私どもがこれからの高齢社会に対応する新しい仕事の一面でもあるのだろうというふうにも思っております。十分ご意見等をいただきながら対応してまいりたいというふうに思っておりますし、併せてご提言いただきました人生学博士の活用、あるいはリーダーバンクの活用なども含めながら、ボランティア活動を支えていただく皆さん方との協力体制をとりながら進めてまいりたいというふうに思っております。最後に新規事業のというようなお話がありましたが、これらについては、今ここですぐ即答はできませんけれども、いろんな情勢を見ながら、あるいは 18 年度から見直される介護のあり方なども含めながら、これから十分内部で検討しながら対応してまいりたいというふうに思っております。

出典:幕別町議会 平成16年第4回定例会 2004年12月14日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる