豊浦町議会 令和4年定例会6月会議 2022年6月15日
豊浦町国保病院の改革について
2022年6月15日、豊浦町議会の一般質問で、勝木嘉則議員が「豊浦町国保病院の改革について」質問し、町長 村井洋一、国民健康保険病院事務長 高橋美香が答えました。
- 聞いた人
- 勝木嘉則 議員
- 答えた人
- 町長 村井洋一、国民健康保険病院事務長 高橋美香
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 勝木嘉則
それでは、質問の2点目は、病院の改革についてお伺いいたします。1点目は、このたびの病院の改革プランの中で、診療所ではなく、豊浦HUB病院構想を打ち出しているのですけれども、現在と何が変わるのか、分かりやすい説明を求めます。2点目は、令和2年度の会計報告の監査意見の中で、会計システムの研修等事務の研さんを提起されていましたけれども、その後どのような取り組みをしているのか、説明を求めます。3点目は、大岸・礼文華に診療所を開設していると聞きますけれども、利用実態はどのようになっているか、課題はあるのか、お聞きします。4点目は、改革プランの中で、給食調理部門の業務委託を5年度から実施することになっていますけれども、そのメリットとデメリットについて説明を求めます。外部業者の場合、会社の規格に従う冷凍品が多かったり野菜が少ない等の弊害も聞きます。また、今、働いている職員がどのような待遇になるのか、不安の声も聞きます。再検討が必要なのではないかと私は思います。5点目は、令和3年度の入院者数と外来者数の1日平均人数を教えてください。6点目は、今のHUB構想ではなく、これを診療所にした場合のメリットとデメリットについて教えていただきたいと思います。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
2番目でございます。豊浦町国保病院の改革についてお答えいたします。1点目の豊浦HUB病院構想について、現在と何が変わるかについてですが、専門性の高い治療を町外の病院で入院治療し、一定程度治療を終えた患者の受入れについて、現在、他の病院と同様の病院形態であるため、リハビリや療養が必要な患者の受入れがしにくい状況にございます。しかし、現在の24時間体制で急患の受入れが可能な機能等を一定程度確保した慢性期病床への転換を行うことによりまして、リハビリや療養が必要な患者を受入れる後方支援病院としての役割を担うこととなります。また、自宅での療養を希望される方には、在宅療養に可能な限り対応し、併設する総合保健福祉施設との連携を今まで以上に強化し、医療、介護、生活支援などのサービスを切れ目なく提供できる病院を目指してまいります。2点目の会計システムの研修等事務の研さんを提起された後の取組についてですが、導入されているシステムの業者と、特に、誤入力しやすい点や個々の不明点の確認など連携を密にし、使用する職員のシステム操作の向上に努めています。3点目の大岸・礼文華診療所の利用実態ですが、令和3年度実績で大岸診療所75人、月平均6.3人、礼文華診療所121人、月平均10.1人となっております。また、課題については、礼文華診療所の老朽化による施設維持が課題となってございます。4点目の給食調理部門の業務委託のメリット・デメリットについてでございますが、まずは、病院で提供する食事については、病院食と言われ、医師の指示に基づき、患者さんの病状などに対応し、治療の一環として提供するものでございます。病院食は、一般食、特別治療食に分けられ、さらに一般食でも、常食、軟食、流動食がありまして、特別治療食では疾患に合わせた栄養の制限を必要とする食事、腎臓食、肝臓食、糖尿食、心臓食などがございまして、そのような複雑な患者さんに合わせた食事を提供するという面で、専門的な調理技術のある業者に委託することにより、療養病床へ転換する際に必須となる複雑な食形態への対応が可能となり、入院患者の増加が見込まれます。野菜が少ないなどの弊害については、業務委託の際に、地元食材や生野菜の使用などの条件を一定程度入れることにより、弊害はないものと考えております。今働いている職員の待遇につきましては、これらも業務委託の仕様の中で、現給保障による雇用等を条件とすることで、不安は解消するものと考えております。デメリットについては、業務委託によるコストはかかりますが、それ以上にメリットがあるため、デメリットはないものと考えております。5点目の令和3年度の入院患者数と外来患者数の1日平均人数についてですが、入院18.9人、外来32.8人となっております。6点目の診療所にした場合のメリットとデメリットについてですが、メリットとしましては、職員の配置定数に縛られることがなく、職員不足は解消されるものと思われます。デメリットといたしましては、診療所のルールとして、有床診療所の場合、19床以下となり、20名以上の入院患者の受入れができなくなり、また、複数名の医師の確保が必要ないことから、医師一人の負担が多く、現在行っている訪問診療ややまびこへの医師派遣、さらに大岸・礼文華診療所の診察が行えなくなることが考えられ、さらに看護師の配置基準は病院よりも看護師1人当たりが担当する患者数が多くなり、看護師の負担も増加するため、離職者数が多くなるものと考えます。以上でございます。
議員の質問 4番 勝木嘉則
事務長さんは、この間なられたばかりでよく分からない点もあると思うのですけれども、町長が知っている面でどんどんお答えいただきたいと思います。1点目の後方支援病院としての役割と言うのですけれども、近郊には洞爺温泉病院とか洞爺協会病院があるのですが、このすみ分けはどう考えているのですか。向こうのこの病院に関しては、リハビリの職員も10名以上いるのです。土・日を含めて毎日リハビリができる体制があるところと、ましてや訪問リハビリもやっておられるところと、今、リハビリの先生を募集しても、来ないか、来たとしても1人が来るか来ないかという状況ですが、そういうものとどういうふうに差別化をしているのか、お聞きかせ願いたいと思います。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
例えば、豊浦の方が室蘭の大きな病院で入院加療をして、ある程度治ったといいますか、入院の必要がなくなったので、豊浦の家の近くの病院に戻ってきたい、知っている人にも会いたいということで、豊浦に戻りたくても戻られないという現状があります。ですから、豊浦の病院に来ていただいて、療養病床ということで慢性期、回復期における患者さんの受入れを、多く入れることによりまして、豊浦の国保病院の入院患者も増やし、町民の方々にも安心して病院に来てもらえる、そういう受入れ体制を充実させていきたいということでございます。そういうことをすることによって、病院の安定した経営も図っていきたいということでございます。そういったニーズがございまして、現在、他の病院にも投げかけをして、外回りをしたりしております。そういうことにおいて、3名から4名の入院患者に来てもらっている実態もありますので、それらをこれからも推進して、豊浦のあるべき病院の姿、これらを整備していきたいと考えております。
議員の質問 4番 勝木嘉則
それを前からずっと聞いていて、私も分かるのですよ。それで、今私も言ったとおり、洞爺協会病院とか洞爺温泉病院というのは、リハビリの先生方が10人以上いて、訪問のリハビリとか、いろいろとできるわけなのです。ましてや 、洞爺協会病院には10分くらいで行けるのですよ。リハビリのスタッフが整っている病院と、今、豊浦町がやろうとしているこのHUB病院とのすみ分けをどういうふうにするのかと私は聞いたのです。すみ分けをどういうふうにしようと思っているか、聞かせてください。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
私が言っているのは、そういった病院とも、順次、連携協力してやっていくということでございます。そういう受入れ体制を豊浦で取れるのであれば、非常にありがたい、お互いに協力し合ってやっていきましょうという話でござい ます。
議員の質問 4番 勝木嘉則
では、すみ分けというか、協力をしていくということですね。地元に病院があるから、そこに入院しながら協力していきたいということですね。大きな病院が室蘭に三つありますし、こっちに来てと言われても、身体的な問題はありますけれども、リハビリやスタッフが整っているところに行きたいと思っています。また、今は、募集してもなかなか来てくれません。理学療法士が来なかったら、このHUB病院構想というのは頓挫するという捉え方でよろしいですか。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
来ないという前提では考えておりません。今、あちこちに声をかけながら、知っている人にも声かけをしております。理学療法士をはじめ、言語療法士とか、いろいろな加点がもらえる体制づくりに努めていきたいということでございます。
議員の質問 4番 勝木嘉則
PT・OTはいろいろいますし、言語療法士の先生にもお願いして、何とか来ていただくように、多分、専門学校とか病院とかいろいろと当たってお願いしているのかなと思いますし、そういう横のつながりもありますから、どういうふうになるか、ちょっと様子を見てみましょう。次に聞きますが、在宅医療に可能な限り対応と言いますけれども、在宅医療に可能な限り対応というのは、みとりも対応できると捉えてよろしいのですか。在宅医療に対応というのはどういうふうに捉えたらいいのでしょうか。今は、民間の施設もあります。多分、今回の予算にもいろいろと出てくると思うのですが、そことの競合も含めて、お医者さんが3人いる中で、在宅医療という住民に対するサービスはどこまで考えていいのか、お聞かせ願います。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
在宅医療については、現在も今までもやっている状況でございます。これからも可能な限り住民の方々の要望に応えるような体制を整えていくということで考えております。
議員の質問 4番 勝木嘉則
在宅医療をやっていますよというのは、分かるのです。私は言ったと思うのですけれども、みとりというのは、最後は自宅でお亡くなりになるというときには、お医者さんが行ってきちんと対応できるかということです。国は、施設から、なるべく自宅で診てくださいという方針にだんだん変わってきています。在宅医療 ですね。夜中でもいつでも、何かあったとき、急変した場合に行って診るということが必要になると思うのですけれども、私はそういうことにも対応できますかという質問をしたと思うのですけれども、そういうことはどうでしょうか。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
それらについても、可能な限りできるものだと思っています。これはあくまでも、やっぱり病院の医師の数とか、そういったことにも関わってくるので、そういったことも含めながら、できるだけ対応していきたいと思ってございます。
議員の質問 4番 勝木嘉則
お医者さんの考え方や新しい事務長の考え方があると思いますけれども、できるだけ家で、最後まで住み慣れた自宅でみとるような、そういうことをしていただきたいと思います。それで、2点目の会計システムの研修等ですけれども、知っているとおり、室蘭では、民間の業者が病院の事務を行っております。会計も金融機関に任せているようで、正確な業務が遂行できる、人件費の削減にもなる、つまりは、極端な話ですけれども、事務長1人で十分ではないか、あとの今いる職員は、適材適所で、本庁またはほかの部署に回して町民のサービス をなお一層やっていただけると思うのですけれども、町長はその辺についてどのように思いますか。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
ご存じのとおり、豊浦町国保病院は、職員が異動によって替わるという状態がございますが、国保病院の会計及び事務については、非常に専門的な知識が必要であるということでございます。そういうことから、できるだけ事務局職員のプロパー化を図っていきたいと考えております。これからなおさらいろいろな形態が出てくるものと思いますし、町民の方々をはじめ、求めるものも複雑多様化してくるものと思ってございます。ですから、できるだけプロパー化を図って、専門的な事務事業が速やかにできるように努めていきたいというふうに考えてございます。
議員の質問 4番 勝木嘉則
今、町長が言われた会計のことは、二つのことが考えられると思うのです。民間の業者で専門の病院をやれる業者に委託という方法、または、今いる職員に一生懸命勉強していただいて、会計のプロパー、専門職になっていただく。でも、しょっちゅう入れ替わりが激しいので、そういう中でどのように考えて事務をやっていくのか、どっちのほうを捉えたらいいですか、町長。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
現在、ほかで働いていた優秀な方も豊浦の国保病院に勤めてもらっております。そういった方が現在の職員の教育、指導をしているということもありますし、そういった中でプロパー化を目指す、また、外部から来てもらう職員についても技術、技量を持っているという方、どっちかこっちかではなく、できるだけ知識、技量に優れた方に勤めてもらうことによりまして、町民の方々にも遅滞なくサービスができるという体制づくりに努めていきたいと考えてございます。
議員の質問 4番 勝木嘉則
事務仕事はやっていらっしゃると思うのですけれども、会計業務というのは別なことだと思います。大変難しいところも関わってくると思います。病院の点数等の計算などがあると思いますし、現金等も扱って、さっき言ったのは、もちろん知っているとおり、室蘭の市立病院は、受付のところは専門の業者に任せて、銀行のほうも、会計のほうはまた別として、銀行の人たちが入ってやっているわけです。いろいろな方法があると思いますけれども、町長の手腕を信じて、目指していただきたいと思います。3点目の大岸・礼文華診療所のことですが、診療所の診察時間を知らない町民の方も結構いらっしゃると思いますので、もっと周知をする必要があるのではないかと思います。例えば、防災の放送などを使って、何時から先生が来ますから来てくださいとか、送り迎えをしている職員がいるのであれば、患者さんのところに迎えに行くとか、逆に終わった後に気になるのであれば、これは訪問診療になりますけれども、お医者さんが患者さんの自宅に行くということかと思うのです。私は、老朽化が一番というよりも、そういう方法が一番と考えるのですけれども、町長はいかに思われますか。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
地域住民への周知、また時間も併せてということですが、私の記憶では、広報等でお知らせをしていると思っております。診療所に来る方々は、大体固定の町民の方かと思ってございます。もし必要に際して、再度こちらのほうで考えさせていただいて、周知、時間等につきましても問題があるのであれば改善するよう考慮していきたいと思っております。まず、町民の方々のいろいろな課題もあるかもしれませんので、そのことも含めて、一回整理をさせていただければと思っています。
議員の質問 4番 勝木嘉則
前向きな答弁をいただきまして、ありがとうございます。レントゲンとかの設備が必要だということであれば、やはり豊浦の国保病院に来ていただかなければならないこともあると思いますけれども、薬ということであれば、できるだけこちらのほうから行く、また、大岸、礼文のほうに来ていただくということです。礼文の施設が老朽化とあるのですけれども、この資料からいくと、礼文のほうが利用者は多いのです。施設が老朽化しているか、していないかということではないということを頭に入れておいてほしいと思います。前向きに対応していただけるということなので、安心しました。次に、4点目の給食調理の業務委託です。患者食、一般食というのは私も分かっています。質問する上で私は全部調べていますからね。この辺は、分かっていますから、もうくどくど書かなくても分かります。それでは聞きます。答弁の内容から、現状では複雑な患者さんに合わせた食事を提供していない、調理できないというようなことなのか、お聞かせ願いたいと思います。
町の答え 国民健康保険病院事務長 高橋美香
複雑な食形態に合わせた食事を提供していないということではないのですけれども、今でも、先生からのオーダーがありますので、心臓病食ですとか、糖尿病食というのは、一定程度出しています。ただ、今後、療養型になっていくということになりましたら、今、ようやく高度な治療をして長期療養に向かわれる方の嚥下状態が大分よくなってきているところで、朝食が食べられるようにするために、例えば、軟菜食からとかソフト食からとか、そういうことをやっていかなければいけないのですけれども、そういうことになかなかうまく対応できていないというのが現状です。前にもどなたかの議員がおっしゃっていたかと思いますが、管理栄養士が2人いるのだから、中に入って指導すればいいのではないかというご意見も以前にあったかと記憶しておりますが、管理栄養士がつきっきりで厨房に入って、そういう指導をすることが今できていない現状もありますので、できればそういうことにたけた業者さんといいますか、職員の方がいらっしゃればいいのかなと考えております。以上です。
議員の質問 4番 勝木嘉則
今聞いたら、いろいろな調理の方法はあるけれども、そこまで細かいところまではできないということです。では、専門の業者が来たら必ずできるのかという点ですが、それと栄養状態のいろいろな献立があると思います。私も昔、雑学ではないですけれども、パソコンのソフトを買って、見たことがあるのです。その中で、患者さんに合わせたメニューが、ボタンを押したらぱっと出てくるのです。それでどういうふうに調理するか、どういうような栄養があるか、栄養価からカロリーから全部出てくるのです。それがすごく安価なのですけれども、病院の栄養士さんのところには、素晴らしいソフトが入っていると思います。昔、私が300万円の予算を組んで、プログラムを導入したというふうな覚えがあります。そうであればその状態を見れば全部、どういうふうにつくるかということができると思います。今の段階でこういうふうにできているのに、わざわざ外部の人をこれに入れる何物もないでしょう。これだって、コストがかかると書いています。コストをかけてやる必要があるのか。そして、今までもこういうような患者さんは、何人くらいおられたのですか。過去と今も含めて、過去は、昨年度何人くらいいたとか、今は、どのくらいいたとか、ちょっとお知らせ願えますか。
町の答え 国民健康保険病院事務長 高橋美香
どれぐらいの人数がいたかという過去のことについては、今資料を持ち合わせておりませんので、後日、お知らせしたいと思います。私の知るところでは、最近ですと四、五人いたかと思いますが、心臓病食でのオーダーが先生から入ったとか、先日転院されてきた方が糖尿病食だったとか、それぐらいのことしかまだ存じ上げておりません。申し訳ございません。
議員の質問 4番 勝木嘉則
対応できているのですね。できていなかったのですか。お聞きします。
町の答え 国民健康保険病院事務長 高橋美香
一応、糖尿病食とか心臓食とか、そういう栄養計算については、できております。ただ、先ほど勝木議員がおっしゃったように、ソフトによって簡単に計算ができるのではないかというお話もありましたが、それは一般的な食事をつくって、そこからこの人だったら身長、体重、栄養状態に合わせてカロリー計算、また塩分濃度も一個一個、一人一人に合わせてつくっていかなければいけません。その献立をつくるのは栄養士さんができますが、それに合わせた普通の一般的なお食事、普通のご飯で、普通のおかずで、普通の味噌汁でということではなくて、例えば、嚥下状態が悪い、飲み込みが悪い方であれば、柔らかいゼリー状にしたような食事とか、とろみをつけたり、そういう細かいところまで一個一個確認していかなければいけないので、そういうところまで栄養士が関われていないという状況もあるように伺っております。できないわけではないのですけれども、現状として難しい状況にあると捉えております。
議員の質問 4番 勝木嘉則
いろいろなことを私は耳にしています。それは、別にこの場で言う必要はないですけれども、この頃はもう安定して、調理で入った人も結構いるので、すんなりいくとかいかないとかはあるけれども、前のように募集をかけるということもなくなりました。栄養士さんもそうですし、そういう患者さんばかりではないので、一般食を提供する患者さんもかなり多いので、そういう中で何食だけを注意してやれれば、私は別にいいのかなと思います。この改革プランという意味合いですが、あっちもこっちも少しずつでも何でもいいからコストを削っていかなくてはいけないのです。患者さんに負担をかけないように、利便性も高めながらコストも削っていかなくてはいけないのです。先ほど町長の事務のことも聞きました。今のことも聞きました。これは実際にコストがかかってもしようがないと書いています。これ でしたら、いつまでたってもできません。私は、優秀な管理栄養士さん がいると思うのです。管理栄養士というのは、この食事だけではないです。もちろん知っていると思います、事務長さんはね。病院の外来の患者さんが来たら、もしかしたら糖尿病の患者さんだったら、それに合わせる食事を指導する、それも管理栄養士さんの仕事です。それは、分かっていると思います。だから、厨房に付ききりではなくて、いろいろな仕事があるのだということも分かっていますけれども、入院患者さんの中で、今ということではなくて、1週間なり10日なりという中での献立を考えていく中でできるのではないかと思います。これができないとなったら、どの業者が来てもできないですよ。その辺を踏まえて、今いるスタッフでもう一回やってみましょうよ。本当にできないのか。何が原因なのか。それを分析してできないというのだったら、それはしようがないなと思います。新しい事務長、そのことについて自分のお考えがあれば、聞かせていただきたいと思います。
町の答え 国民健康保険病院事務長 高橋美香
先ほどのお答えになるかどうか分からないのですけれども、給食会社に委託することによって、現在、フルタイムの職員が6名、パートの職員3名おりますが、先日もあったのですが、急に2人ともお休みしなければならない事態になったときに、人がいないので、シフトの組み直しに非常に手間を取られるということと、昨年、家庭で不幸があったために1週間に2人がかぶって休むことになり、人がいないという状況で、本来であれば5日間来たら2日休んでというシフトを組んでいたのですけれども、7日も8日も連続して勤務をしなければならない事態になったことがありまして、今、そういうところが直営ではなかなか難しいところではあるのです。給食の委託会社にお願いするということになるとしたら、そういうスタッフの人の管理がなくなるメリットが一つあると考えておりますし、先ほども言いましたが、いろいろな食形態に対応していくために、今いる職員でも調理師さんなので、ある程度はできるかとは思うのですけれども、今後、療養型になっていくというところで、いろいろな食形態でさらにバリエーションを増やしていくという中では、食事の安全性とかクオリティーの維持・向上とか、そういう部分で今いる管理栄養士が全て携わらなくてもよくなる。その空いた時間で、先ほど議員がおっしゃっていた外来での食事の指導だとか、入院患者の一人一人の食事の喫食状況だとか、そういったことにもっともっと時間をかけられるのではないかと考えております。ただ、先ほどおっしゃっていた、今いるスタッフでもできるのではないかということに関しては、少し検討させていただきたいというふうに考えております。
議員の質問 4番 勝木嘉則
今、検討していただけるということを聞いたので、少しは安心しましたけれども、今働いている職員に対して、雇用の条件等の話合いは何回くらい持ちましたか。
町の答え 国民健康保険病院事務長 高橋美香
病院のほうでどういうふうに話をしているか、そこまで詳しいことは聞いていないのですけれども、会計年度任用職員ですので、来年度の雇用についてという部分で毎年面談を行うのです。そこでは、何も聞かされていないのはどうかと思っていたので、私がやまびこ時代には、来年度の雇用更新のお話の際に、病院のこういう経営改革プランの中で、後々民間委託になるということが、話し合われていますよというようなお伝えはしてきたつもりです。多分、病院も同じように話してこられたのではないかと思っていますが、何回お話ししましたかということについては、ちょっと今は確認ができておりません。すみません。
議員の質問 4番 勝木嘉則
今、何回か分からないということなのですけれども、実際に、いろいろな方が不安を持っていらっしゃるというのが現状です。これは陰ながら聞いていると思うのですけれども、私は、町長の今までの考え方と逆行しているのかなと。安心して喜びを感じて働いているのを、首になるかもしれない、どうするかもしれないなんて思いながら働くなんてできないですよ。そして、今まで大変だって言っていて、町の募集をしていてもなかなか集まらない中で、職員の皆さんがいろいろなコネを通じて、来てくれないかといって勧誘していて、今、少し体制ができました。もちろん、休むこともあるでしょう。休むこともあるからこそ、もう少しゆとりを持ったシフトを持たなければいけないと思います。私も今までいろいろと商売をやっている中で、そういうふうな急に休むことがある、病気もある、身内であるそういうときに対して、どういうふうにしたらいいかというときに、きちんとその辺はゆとりを持った対応をしていました。私は、これはちょっとコストもかかる、そして不安を持っているけれども、今のところ喜んでやっていらっしゃるのであれば、いろいろなことがあるけれども、技術の指導もしなくてはいけない、それはもう勉強ということもしなくてはいけないと思います。ただ、はい切ってつくって、はいできますとか、できないとか、今、私にもいろいろ説明したとおりに、心臓病食とかいろいろ糖尿病の患者さんに対しては、こういうふうにしたほうがいいとか、栄養士さんと連携しながら、どういうふうに調理していくかという勉強もしていかなければいけないと思うのですよ。それも踏まえて、私はもうちょっとこの辺について考えていただきたいと思うのですけれども、最後に、事務長、どうですか。
町の答え 国民健康保険病院事務長 高橋美香
そうですね。いろいろと勉強して、考えさせていただきたいと思います。
議員の質問 4番 勝木嘉則
6点目になりますが、診療所、病院、私はこの答弁、これ町長もましてや副町長、ちゃんとこれを見ているのですよね。この人員の標準というの があります。この答弁を見ていて、はいはい、そうかそうか、このとおりだよ。このお医者さんも、一人でなかったらいけないなんて書いていません。ましてや、私のところにほかの町村のいろいろな資料がありますからちゃんと見せますよ。寿都町、それからどんぐり村ですから更別村、これで診療所になっているのは島牧村、それから夕張もそうです。由仁町もえりも町も日高町も新冠町も、いろいろ診療所になっているのはあります。更別村で大体お医者さんが5人います。それから、ほかのところも、4人も5人もいますよ。一人で開設ができるのです。だからといって、2人、3人、4人いるから駄目だとかではないのです。今いる病院は3人体制で今お医者さんがいるのですけれども、2.5人ですか、別にそれでやっていてもいいのです。令和3年度の入院患者の平均を見ていたら、18.7ですから約19人ですね。言ってみれば満床です。それによって、看護師さんはやっぱりこの基準からいくと、20人は必要だと。入院患者さんのほうは、これも町長さんも事務長さんも分かっていらっしゃると思うのです。それに対して、わざわざお金を出して、ナースバンクですか。すごいお金を出して看護師さんに来てもらわなくてはいけない。これをすっきりしましょうよ。これを診療所にしたらすっきりして、それにこだわらなくてもいいのです。だからといって、人数を少なくしろではないですよ。その分を外来のほうのサービス、在宅支援ということに、今いる看護師さんにフルに働いていただきたいと私は思うのですよ。お医者さんにしてもそうです。まだまだ、いろいろとできると思います。私は、この答弁書を見てがっかりしました。こういうことを知らないと思って書いているのかどうか分かりませんけれども、こういうふうに書くのかと思っていました。そういうことで、この辺について町長のお考えを聞きたいと思いますけれども、どうでしょうか。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
相対的な考え方でいきますと、町民の方々は、豊浦町の病院というのは、なくてはならない医療機関であり、町内唯一の病院であると思っているものと考えております。そういった中で、今の病院の形態また経営や運営のことを考えていきますと、できるだけ歳入を増やしながら歳出を抑えていかなければ駄目だ、そういったことによって、よりよい地域の病院として成り立つものであるというふうに思ってございます。診療所という話でございますけれども、まずは、病院として精いっぱい努力をしていくといいますか、病院として成り立つように努力が必要であるというふうに思ってございます。そういった基本的な方針を踏まえて、病院改革プランを練り上げたというふうに思ってございます。当然、社会の情勢とすれば、在宅診療とか在宅医療といいますか、在宅看護といいますか、そういったことも非常に求められておるわけでございます。そういったことにも対応できるような病院の体制を図りながら、まずは精いっぱい努力していきたいということが根底にあるわけでございます。できるだけ入院患者を増やしながら、外来患者も増やしながら療養病床と指定することによって、看護師さんの数、それから介護士さんの人数の確保、そういったことも考えていっている状況でございます。そういったことによりまして、豊浦の病院が病院として、町民の信頼を受けられるような、そういった努力をまずしていかなければならないと思ってございます。努力も何もしないでと言ったらおかしいですけれども、努力をすることによって、そういった方向性を見出していく。どうしても駄目な場合は、そういったことも含めて、考えていかなければならないというふうに考えてございます。
議員の質問 4番 勝木嘉則
病院の改革とは一体何ですか。私は、住民に満足のいくサービスをしながら、なるべくお金をかけないようにしなくてはいけないと思います。この診療所に関することは、前に同僚の議員もどうだろうということを言われていました。この中で医者がこの診療所に関して、お医者さんが3人以上いる場合は専属の薬剤師を置かなくてはいけないとか、いろいろあるのですよね。何も今と変わらないのですよ。薬剤師の先生もいなくてはいけない、そして臨床検査とかいろいろの先生方やスタッフがいてもちろんいいですよ。そうふうになっています。60床の場合は、少なくとも看護師さんは、今の段階では20人を確保しなくてはいけない。それで診療所の場合は、5人いればいいよとなったら、あとは要らなくていいのではないのですよ。今いてもそれをほかの住民サービスに回って、一生懸命働いてもらうと。何も今の病院の建物を小さくするとかではないのですよ。何も変わらないのですよ。名前を病院から診療所にするだけで、そういうふうに違うのですよ。副町長は分かっているかもしれないですけれども、私も道の関係からちょっと聞きました。地方の病院の編成に当たって、ある程度その規模に応じて、診療所にするということに関しては、補助金もあるというふうに聞いているでしょう。聞いていないですか。そういう編成に対して、補助金もあるのですよ。というのは、胆振の病院でベッド数を何床持つとか、持たないという編成をする中で、補助金がもらえるよということで、詳しくは、私も時間がなくて聞けなかったのですが、二、三日前ですけれども、道の関係のほうから私は聞いていました。ちょっとその辺は町長さんだったらもう分かっていると思うので、もしあれだったら調べてくれると思うよと言われています。ここに書いているとおり、これは看護師さんの負担が多くなるとか、お医者さん一人の負担が多く、訪問診療ができなくなるとかは全くないのです。実際に、私もどんぐり村など診療所のいろいろな資料があります。これを含めて、必ず知れということではないです。これも含めて、いろいろな選択肢があるのだ、町民にとって、何がメリットか。それこそ病院ということに対して、それから診療所に関しては、すごく抵抗があるかもしれないです。スマートになりましょうよ。そして、この中の夕張市も診療所なのですよ。夕張市も診療所になっているのです。これはもう30くらい北海道でありますので、いろいろ調べたらネットで、それこそ教育長さんのタブレットを使って見ると、ぱっと出てくるかもしれない。携帯でも出てくるかもしれないので、見てやっていきましょう。住民の皆さんによりよくサービスができるように私はお願いしたいと思うのですけれども、最後に町長のお考えを聞いて終わりたいと思います。町長、最後にお気持をちょっとお聞かせ願えますか。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
議員に言われるまでもなく、私も町民の生活が一番、健康が第一ということで、そのために考えてきたつもりでございます。そういうことを踏まえて、いろいろな角度から、これからも勉強させていただければなというふうに思ってございます。
議員の質問 4番 勝木嘉則
何度もしつこく言いますけれども、調理の人も臨時だろうと会計年度職員であろうと人間なのです。生活していかなくてはいけないのです。不安を持たせないでください。それから、いろいろな方法があります。それで、豊浦町のほうも、さっきも何回も言いましたけれども、協会病院、洞爺温泉病院とのすみ分け、ああいうリハビリとか専門のスタッフがいる中で、豊浦町もどういうふうにすみ分けしていくか。向こうは、 10人以上のスタッフがいますよ、こっちは1人呼んでも来ませんよという中で、どういうふうにこの豊浦町をやっていけばいいかということを、もう一度考えながらやっていく必要があると思いますので、どうぞよろしくお願いします。以上で、私の質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。