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豊浦町議会 令和4年定例会12月会議 2022年12月14日

地域内経済循環という考え方について

2022年12月14日、豊浦町議会の一般質問で、小川晃司議員が「地域内経済循環という考え方について」質問し、町長 村井洋一、総務課長 本所淳、水産商工観光課長 長谷部晋が答えました。

聞いた人
小川晃司 議員
答えた人
町長 村井洋一、総務課長 本所淳、水産商工観光課長 長谷部晋

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 小川晃司

議長のお許しをいただきましたので、3番、小川が一般質問をさせていただきます。今回の質問は、地域内経済循環という考え方についてであります。町長は、よくエネルギーの地域内循環という言葉を口にされますけれども、その考え方は物すごく大切だと思っております。町内で発生したエネルギーを、町内で新しいエネルギーに変え、その過程で発生するものを次の価値のあるものにしていくということで、現在、バイオガスプラントは計画どおりには進んでいないのですけれども、何とか頑張っていただいて、成功させていただきたいと思います。さて、本題の地域内経済循環という点について、どのようにお考えか、お聞きします。さらには、行政側として、予算執行においての考え方をお伺いいたします。

町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)

地域内経済循環という考え方についてお答えいたします。1点目の経済の地域内循環の考え方についてですが、地域内経済循環を高めるためには、地産地消や外貨獲得、地域外の人々に地場消費してもらうなどの仕組みづくりが必要であります。また、第6次豊浦町総合計画におきましては、地域経済循環率が50%程度となっており、豊浦町民の所得は、約半分が他地域で稼いだものと考えられます。これらのことを踏まえて、地域経済の循環や所得向上の促進を図るべく、各種施策を展開しているところでございます。2点目の行政側としての予算執行についてですが、工事請負、業務委託及び物件の買入れ等につきましては、町内業者が対応できる場合には、入札や見積り合わせの参加者として指名をし、地域内循環の機会づくりに対応しているところでございます。以上でございます。

議員の質問 3番 小川晃司

1番目と2番目の順番が逆になるのですけれども、2点目の行政としての予算執行についてであります。工事請負、業務委託及び物件の買入れ等につきましては、対応できる場合には、入札、見積り合わせの参加者として町内業者を指名して、地域内循環の機会づくりに対応しているという答弁でありました。今の話において、役場の予算執行の中では100%とは言わないですけれども、できる限り町内の業者を使って、予算執行がされているのかなというふうに思いました。100%とは言えないと思うのですけれども、どれぐらいのパーセンテージかの数字を、再質問するよということを言わなかったので、申し訳ないのですけれども、かなりその点に役場は気を使って、執行されているのかなと思います。ただ1点、物品納入に関して、なるべく町内業者で見積り合わせをしていると思うのですけれども、町内業者の小売業と町外の卸売業の見積り合わせというパターンはないだろうと思うのですが、その辺を答弁願えますか。

町の答え 総務課長 本所淳(総務課長は2023年3月まで)

データ的といいますか、統計的なものは持っていませんけれども、基本的には、町内業者で調達できるものは町内業者でというところに配慮しつつ、あとは、個別の内容によって、100万円以上であれば指名委員会に諮り、それ以下であれば各課で対応という形で、町内業者に配慮するという前提の中で、個々の案件によって判断させていただいております。以上です。

議員の質問 3番 小川晃司

100万円以上は指名委員会に諮って業者選定がされるということが分かりました。1番目の地域内経済循環ということで、町長がおっしゃるとおり、地域内経済循環を今以上に高めることが重要なことであるということでした。地域内で回るお金はもちろんであるけれども、地域内で何度循環するかということがもっと大切なのだろうと私は思います。町長が何年か前に6次産業化という言葉を発しておられましたが、まさにこの考え方が大事ではないかと思います。町内の原料で、町内で商品をつくっていくという考え方でございます。地産地消、地元の原材料を使うことによって地域内にお金を循環させることが重要だと考えますが、町長はいかがお考えでしょうか。それから、現在、6次化がどのくらい町長が思っているとおりに進んでいるのかも併せてお伺いいたします。

町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)

私は、以前から、できるだけ地域内の経済循環を図るべきと考えておりまして、訴えてもおりましたけれども、ご存じのとおり、6次化といっても、そこに至らないところが多いということでございます。以前、豊浦にも何軒か水産加工場があったり、商品を生み出しているところもあったわけですけれども、今は、ほとんどなくなってしまっていまして、ごく一部の限られたところで特産品を生かした商品化をしているということで、非常に少ない状況でございます。ちょっと話が変わりますけれども、そのために豊浦のふるさと納税等もあまり伸びていないという現状にあります。そういったことを打破するためには、現在、事業者も件数も増やしながら、また少しでも加工できるようにということで、今、取組を進めているところでございます。町内の人ばかりではなくて、町外の人も参画できて、豊浦町で商品化を図れるような仕組みづくりも併せてやっていかなければ駄目だなと思ってございます。例えば、2,000万円の価値あるものが2回転すると4,000万円、3回転すると6,000万円、5回転すると1億円の経済効果が出てくると思っていますし、併せて雇用の場も生まれるということでございますので、そういうことを発展的にやることによって、経済の発展、活力ある地域づくりに貢献できるものと思ってございますので、その辺は各産業団体の皆様、観光協会や商工会等、いろいろな関係団体と連携を取って、よりよい経済循環を目指していきたいと考えてございます。以上でございます。

議員の質問 3番 小川晃司

2,000万円を何回転かすると1億円になるという考え方が本当に大事だし、町内で回さないと駄目なのです。町長が何年か前から言葉にされている観光産業という言葉、先ほどの答弁にもありましたが、地域外の人々に、地場消費をしてもらうなどの仕組みが必要であるとありましたが、具体的にどのような仕組みづくりが行われていますか、お伺いいたします。

町の答え 水産商工観光課長 長谷部晋

観光産業というところでいきますと、観光協会が今、主になっていろいろ事業を進めていただいております。その中で、体験メニューをいろいろと考えていただいて、それを商品化しながら実際にやっていただいています。そういう部分で、それがどんどん商品も増えていき、知名度も上がっていけば、人もこちらを訪れてくれて、そこでお金も落としていただけるのかなと考えてございます。

議員の質問 3番 小川晃司

観光協会は観光協会で、一生懸命、その体験メニューなりをつくって、町外からの観光客に、豊浦に来てもらおうという努力はしているというふうに私は認識しています。それ以外に具体的なものは何かございませんか。

町の答え 水産商工観光課長 長谷部晋

観光関係ですか、それ以外ですか。

議員の質問 3番 小川晃司

地域外の人々に、地場消費をしてもらうなどの仕組みづくりが必要であると答えられていますね。だから、それは具体的に観光協会以外で何かやられているのかということをお伺いいたします。

町の答え 水産商工観光課長 長谷部晋

すみませんでした。観光業以外での地域外の地場消費ということですけれども、ちょっといろいろ考えたのですけれども、大体、観光業に結びついてしまうのですが、ただ一つ本町にあります道の駅のほうで、農産物とか水産物、そのほかにもいろいろと販売しておりますけれども、そういうところで一番町内においては、地域外からの地場消費という部分になっていると考えます。

議員の質問 3番 小川晃司

第6次豊浦町総合計画では、地域経済循環率が50%となっているとご答弁がありましたし、町民の所得の半分が他地域で稼いだものと答弁をいただいております。これは現実であり、それならば具体的に各種施策を展開して、所得の向上の促進を図る努力をされているのか、お伺いいたします。

町の答え 水産商工観光課長 長谷部晋

いろいろな施策というところですけれども、長々と申し上げませんけれども、1次産業でいいますと、例えば水産、私は水産担当ですので、水産の部分で申し上げますけれども、ホタテ貝のブランド化、それを行って商品開発を今年、来年ということで、今年は試作品をつくるのですが、来年度は商品化するという事業も行っておりますし、農業におきましても聞いた話ではあるのですが、イチゴ農家さんなんかがイチゴだけではなく、それを6次産業化というところで、商品化して販売をしているというお話も聞いていますし、いろいろな部分でほかにもいろいろあるのですが、そういった外貨獲得というか、地場消費してもらうために、いろいろな施策を講じているところでございます。

議員の質問 3番 小川晃司

今、その農業のイチゴのほうで6次産業化を図っているという答弁があったのですけれども、役場として、もっとPRなり何なりをして町民に広めていくことが大事ではないかと思うのですけれども、なかなか、今言ったイチゴの6次化というのが、町民として目についてきていないので、その辺、先ほども6次化というキーワードがあったのですけれども、もっともっと推し進めていって、町内でお金が循環するようにしていってほしいというふうに願います。何か月か前なのですけれども、北海道新聞に「漏れバケツ」という考え方の記事が載っていたのですよ。その漏れバケツというのは、どういう意味かなと思ってよく読んでいくと、補助金なり交付金、観光客誘致、企業誘致、地場産品消費、まちにはいろいろな収入がいっぱい入ってくるのだけれども、例えば、町外業者への支払いとか、地域外からの雇用者への賃金、または消費の町外流出等々、様々な要因があるのですけれども、町外にお金が流れていっているというのが現状だと。これは、本当に豊浦だけに限っていないので、道内のいろいろなところの自治体が、そういう悩みを抱えているのかなというふうに思います。バケツから漏れているお金なのですけれども、どういうふうにその町として考えられるか。もちろん、少しでも穴をふさいで、流れるのを止めなければならないのですけれども、地域の資源を活用して、特産品開発の支援を進めていく施策を今以上に考えていってはいかがかなと思います。また、後継者問題とか、事業継承対策、本当に農業者の施策は、午前中もいろいろお話が出たのですけれども、漁業あるいは商工業者の担い手を確保するというような施策も、もっともっと町としてつくり上げていくのが望ましいのではないかと思います。先ほどから言っている漏れバケツ、町外に流出するお金、それを役場として係で検証して、もっと正確に数字をつかんで、少しでも漏れていかないような施策を役場でしていただけたらなと思います。(何事か言う人あり)分かりました。町長がよく言われる、商工会と一緒になってということもありますので、役場を中心に共同で進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。最後に、町長は選挙で当選したわけですから、今まで以上にもっともっとリーダーシップを取って、明るい豊かな豊浦をつくり上げるような、力強いリーダーシップを発揮していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上で終わります。

出典:豊浦町議会 令和4年定例会12月会議 2022年12月14日 議事録 PDF(28ページ) 間違いを知らせる