豊浦町議会 令和4年定例会12月会議 2022年12月14日
ハウス農家への冬季除雪機購入補助について
2022年12月14日、豊浦町議会の一般質問で、勝木嘉則議員が「ハウス農家への冬季除雪機購入補助について」質問し、町長 村井洋一、農林課長 井上政信が答えました。
- 聞いた人
- 勝木嘉則 議員
- 答えた人
- 町長 村井洋一、農林課長 井上政信
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 勝木嘉則
ただいま先輩に格調高い質問をしていただいて、私も二つとも絡んだ質問なのですけれども、私は、狭まるというわけではないですけれども、もう少しターゲットを絞った質問をさせていただきたいと思います。まず、一つ目は、ハウス農家への冬季の除雪機購入の補助についてお伺いしたいと思います。町長もよくご承知のとおり、この数年の間で雪がすごく積もって、特に知っているとおり、昨年度は大岸の降雪量もすごかった、テレビでも変な話題になりました。そこで、近年の地球温暖化によって、各地で異常気象になっているので 、本町も例外でなく、特に冬季の降雪には手を焼いています。町の主力産物の中にはイチゴがあり、生産者が高齢化しつつある中、ハウスが雪で潰れ、それによってなお一層離農が進むことが懸念されます。また、新聞等でも除雪機の品不足もあり、農家が使う大きな除雪機は品不足であり、高価であります。個人的には購入できる限度を超えていると思われ、町としての補助を望んでいると聞きますが、町としてどのような考えがあるか、お伺いいたします。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
1点目、ハウス農家への冬季除雪機購入補助についてお答えをいたします。冬季除雪機購入補助についてですが、冬季間におけるハウス周囲の除雪作業において、大型除雪機は必須であり、現在、除雪機の価格が上昇し、品薄となっていることは認識しているところでございます。しかしながら、国や北海道による農業の各種支援制度におきまして、除雪機のように農業用途以外への汎用性の高い機械、設備等の導入については、原則として補助対象外となっております。なお、例外もありますが、新規就農者の初期投資などの経営発展に資することが条件となっております。これらを鑑みると、町といたしましても、農業用として除雪機の導入支援を行う考えはございませんが、昨今の社会情勢により除雪機に限らず生産資材全般が高騰しておりますことから、先般の11月会議において、農林業者物価高騰対策支援事業として、農林業の1経営体当たり一律5万円を交付することとしております。以上でございます。
議員の質問 4番 勝木嘉則
何かすごく寂しい答弁をいただいたなと思っています。町長は、答弁にもありましたけれども、除雪機の価格が上昇していると分かっていらっしゃるし、さらに品薄であるということも分かっていらっしゃいますが、今、町の基盤であるイチゴが危機にあるということなのです。そこにおいてどうするか、イチゴを一生懸命つくってきた、そして町の代表の産物になってきた。雪もたくさん積もり、体も動かなくなってきている中、目の前のハウスが潰れていく、これをどうすればいいですか。私は、町からの5万円は本当にありがたいと思うのです。できれば、毎月いただければ助かると思うのですけれども、この5万円というのは、知っているとおり、この要綱にあるとおり、燃料が上がったり、電気代が上がったり、それで何とか少しでも役に立ってもらいたいという5万円だと私は思うのですよ。今の答弁を聞くと、5万円を差し上げたから、家1軒を建てろというような捉え方もしてしまうのですけれども、恐らく町長はそうではないと、未来がある農家のために何か考えがあるのではないかと思いますので、町長のお考えがあればお聞かせ願いたいと思います。
町の答え 農林課長 井上政信
町長ではなくて、すみません。除雪機のお話ですけれども、この除雪機自体を補助対象としづらいといった事務屋的な難しさがあります。除雪というのは、除雪機だけではなくて、タイヤショベルとかその他の重機でもできると思います。では、そういったところにはどうするのだろうかとか、汎用性という言葉が出てきますけれども、こういった汎用性の高いものにあっては、農業以外の用途にも使えるし、貸すこともできるし、売り払うこともできるといったところで、補助金としては取り扱いづらいということが事務屋の中ではまかり通っているのです。ちょっと視点を変えますが、ハウスの倒壊リスクというのは、大雪だけではなくて、台風シーズンの風や、いろいろなことで起こり得ると思います。そこに注目し て、角度が違うので答弁書には書かなかったことではあるのですが、JAとうや湖では、このハウスの倒壊リスクに対応するために、ハウス共済保険に入ろうということで、そういった取組も進めております。これに対し、町は、3年間、掛金の2分の1を補助するという形で継続して補助してございますし、ハウス周辺の環境整備ということで、風除けのネットや害虫侵入防止ネット、あとはハウス内の暗渠工事とか、ハウスの改善整備事業ということで、ハウス農家の生産基盤の強化ということで、強い農業を進めるということでの支援もしています。そういったことも総合的に勘案し、ハウス農家への補助は何もしていないわけではないということをまずご理解をいただきたいと思います。ちょっと問題がすり替わったかもしれませんが、以上です。
議員の質問 4番 勝木嘉則
分かりました。まずは3年間ということで、2分の1の補助と先ほど言われました。これが3年ではなくて、ずっとしていただければありがたいと思います。私は、いろいろな方法があると思うのです。購入ということもあるけれども、これを町で全部買って、リースという方法もあるのではないかと思うのです。そうであれば、ちゃんとほかに売り払うのではなくて、町できちっと見ていただいて、管理して、在庫確認をしながら次の年もどういうふうに使われているのか、用途以外に使われているのがあれば、それはそれなりの方法があると思います。風などの対策でも、私もよくテレビで見ている中では、飛ばないようにということでロープを張って、がっちり止めているということもありますけれども、何しろ、最近の雪がすごくひどくてどうしようもない。それから、今、保険と言いますけれども、潰されてお金は少々入ったにしても、本当にこんなものではどうしようもない、やる気ではないですけれども、フレイルではないですけれども、自分の意欲が湧かなくなってくるのです。それを何とか止めなくてはいけないのであれば、少しでも除雪がいいのかどうか分からないですけれども、私は除雪機ということにしたのですが、何かそれに代わる方法があればいいのですが、今のところ、私としては除雪機かなと思ったのです。それも、もし購入できないのであれば、町が中心となってリースで借り上げするのも一つかと思うのですけれども、いかがなものでしょうか。
町の答え 農林課長 井上政信
論点は農業に関わる除雪機ということで、反論ではありませんけれども、除雪の問題というのは、農業に限ったことではございませんし、除雪機を欲しがる方は農業以外の方にもいらっしゃると思います。そういったところから、農業分野にかかわらず除雪の問題を考えていかないと駄目かと思います。ですから、農業サイドとして、リース事業ということも考えてはみますが、いろいろ課題も多いかと思います。そういった意味では、いろいろ考えさせてくださいという答弁とさせていただきたいと思います。
議員の質問 4番 勝木嘉則
午前中に前向きな答弁があったように私は感じられました。リースではどうかということに対して、何かいい方法を考えていただけると。今、昼でご飯を食べるのに帰ったら電話が来まして、あなた、この除雪機はどのくらいの馬力か大体でいいから知っているかと聞かれました。1馬力が約10万円から15万円と言われていると。そうであれば、ここでは18馬力から20馬力以上の除雪機が必要だということは、180万円ないし二百四、五十万円、これはあくまでも二、三年前の除雪機の価格だから、今はもしかしたら上がっているかもしれない。何とかしてこれを購入できなくても、リースでもいいから町のほうにお願いして、リースでもいいから貸していただけるようにしてほしいと言われました。ただいま、前向きな答弁をいただきましたので、町長、それを信じてよろしいですね。お伺いします。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
前向きなと言いますけれども、勉強していきたいという考え方でいたと聞いております。なお、町のリース事業、リースの方法というのは非常に難しいものであると思ってございます。町が商行為等々に似たようなことをやるのは私は好ましくないと思ってございますので、ちょっと難しいというのが私の考え方です。
議員の質問 4番 勝木嘉則
私は、農業者にリースで貸せというのではなくて、町がリースで、またはそういうふうな形態で借りて、農業者のほうに貸したらどうかということです。何が基本かといったら、新規就農者は、少しずつ、何軒かずつ増えていっています。新規就農者が増えても、今いる農業者が離れていったら、辞めていってどんどん減っていったら何もならないのですよ。生きがいもあって、一生懸命やっていただいている。先ほども私が言いましたけれども、ハウスをつくって、何とかこれで春から芽が出て、イチゴが出てくるなというところで、どさっと潰れていくと。春になったら、それも全部片づけなくてはいけない。その中のイチゴの苗も全部駄目になってしまっている。そういうような声が今年の春は多く聞こえました。これを何とかしてくれないだろうかと。町長は、町民に思いやりを持って、優しい町長だと聞いています。その町長はどこへ行ってしまったのだろうか。聞いてもらえないだろうか。町長は本当に思いやりがあって優しい、どうしちゃったのかなと。何らかの方法で、今まで酪農などは国の補助がなかったけれども、それに町で補助をしなかったのか。過去、恐らく何らかの補助があったと、私は幾らという記憶はないのですけれども、町のほうで出した記憶があります。それも踏まえて、町長、どうでしょうか。方法をまずは前向きに考えていただけるのか、町長のお考えを聞きたいと思いますけれども、いかがですか。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
私の考え方は、できるものはやっている気持ちでおります。今までも、農業の基盤整備等々に関わる支援事業については、他町村以上に非常に有益なもので支援をしてきたところでございます。これからも、必要なものについてはという考え方でおりますけれども、除雪機については、豊浦町で用意して、それをリースでという考え方は、持ち合わせていないということになります。
議員の質問 4番 勝木嘉則
この基本は、公平に5万円をやったからその5万円の中で、この答弁書に書いていますね、5万円をやったからと、それも踏まえて頑張ってくれということで捉えていいのですか、答弁書に書いていますね。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
この5万円については、物価高騰と燃油のこと等々に対して、平等に5万円を少しの支援となるように、皆さん方に使っていただくという考え方で提案したものでございます。
議員の質問 4番 勝木嘉則
分かりました。この5万円はその除雪機の補助とか、そういうこととは違って、物価高騰になっているので5万円を補助したと、だから、除雪機の補助とかそういうことには関係ないという捉えでいいですね。そうあれば、今後、雪はたくさん降るけれども、それは保険でやりなさい、辞めるならしようがありませんねと。私は、思いやりのある町長としては、ちょっと寂しいなという気がするのですけれども、そういう捉え方でよろしいですか。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
今までも、私の記憶でございますけれども、先ほども課長の答弁にありましたように、今までそういうことがあったものですから、保険をかけてということで、それにかけて支援をしてきたということでございます。今までも、例えば、農業者の倉庫などについても保険で対応してきていると聞いてございますので、そちらのほうはそちらのほうとして、保険等々で対応していくべきであると考えてございます。
議員の質問 4番 勝木嘉則
これは、先ほど課長も言いましたけれども、3年間というふうなことを、ずっとではないですよね、3年間2分の1ですか。
町の答え 農林課長 井上政信
この事業の経緯を調べますと、当初、農家さんによって、ハウス保険に入っている方と、入っていない方がいらっしゃったというところで、ここ最近の大雪を背景に、皆さん保険に入りませんかという形で、保険の考え方を周知した中で入っていただくのですが、最初はちょっとどういったものだろうというところで、農家さんも半信半疑といいますか、ちょっと不安ながら入る部分がございましたので、3年間という期間限定で、お試し加入的な意味合いを持った中で、今年度は最終年度でございますけれども、今年の冬まで掛金の2分の1を豊浦町が見ると、来年度以降は白紙ということになってございます。以上です。
議員の質問 4番 勝木嘉則
私は、そういうことも含んで、言っているのですよね。だから、除雪機でなかったら、今来年度から白紙だと言われて、お試し期間かもしれないです。そうであれば、私は違う形で見守ってほしいなと、もう少し3年と言わず、また3年なのか5年なのか分かりませんけれども、それも含めて予算的に見てもらいたいと思うのですけれども、そういうふうに考える余地というのはあるのでしょうか。
町の答え 農林課長 井上政信
補助金を導入する上では時限を持って、まず一旦、一区切りするのが大原則だと思います。一旦事業は終了させていただいた中で、町長も言うように、どういった支援をしていけるのかというところは、また改めて、その都度その都度考えていくべきかというふうに担当としては考えてございます。以上です。
議員の質問 4番 勝木嘉則
分かりました。肩をかなり落として、ネット上で聞いていらっしゃる農家の人も本当に大変な思いをしていると思いますけれども、町の考えはそういうことだということなので、私の思いが通じなかったなと、本当に申し訳なかったなと思っています。これは、これで終わらせてもらいたいと思います。