みんなの議会

本別町議会 平成25年第3回定例会 2013年10月8日

保健福祉課の分離の考え方と今後の福祉の展開

2013年10月8日、本別町議会の一般質問で、戸田徹議員が「保健福祉課の分離の考え方と今後の福祉の展開」について質問し、町長 髙橋正夫が答弁しました。

質問者
戸田徹 議員
答弁者
町長 髙橋正夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 戸田徹

〔登壇〕議長のお許しを得ましたので、通告をしておりました1問、保健福祉課の分離の考え方と今後の福祉の展開について1問質問いたします。第4次行政改革推進を進めるに当たって、具体的な方針について町民生活の環境変化と踏まえ、さらなる効果的な効率的な行政運営を実現すると町民が生き生きと安心して暮らせることが地域社会の構築に向けての意義づけとして保健福祉課の分離案を計画しているが、これらの具体的な考え方と今後の福祉政策展開について町長の考え方をお伺いいたします。一つとして、来年4月以降の保健福祉課の分離の考え方についてどのような形をするのか、そしてこの10年間の中でどの部分がどのようにあったのかということの反省というか、あれも踏まえてお答えを願いたい、こう思います。2番目の今の四つの事務所というか、事業所というかの見直しを行う考えがあるのかということが2点目であります。3点目でありますが、最近、町の中でもこういう話が町長も聞こえてくると思いますけれども、「おたくさんの奥さん病院、今、何カ所ぐらい回っているのですか」と言ったら、「今までは3カ所だったけれども、今度は眼科がふえまして来週から4カ所になりました」とか、この間、町を歩いていたら私の同期生がふらふらしているのでどうしたのかなと思って後日知人に聞いたら「徘徊が始まったのだってね、全く私と同じ年なのにね」と、こういう話もあります。それからパークゴルフの例会に来て中心に働いてやっていた人が「このごろ見えないよね、どうしたのだろうか」と、そうしたら「実は足腰を痛めて歩行も困難でパークゴルフどころではないよ」と、「家の外に出るということもできないだよ」と、こういう話とか、「実はうちの旦那このごろ目が悪くて」あるいは「足腰悪くてもう車の運転できない」ということを言われたと、これから買い物も含めて、病院も含めてどうしたらいいだろうかと、この話は我々の年齢かちょっと下の年齢も会うと、ほとんどこの話です。挙げ句の果ては葬式は簡単にしましょうねということに落ち着いているのです。私は、ここにある福祉というものが大きなものではなく、それぞれの家庭や町民一人一人の悩み、これからの悩みを抱えている非常に大事なものだということを実は今言ったことで示唆していると思います。町長はこのことについて、このような話は十分に聞いていると思います。ぜひ、今これから福祉を語ってもらうわけですけれども、福祉を語る場合、大きな方向転換の話をすることも必要かもしれませんけれども、この本別の7,923人、このような一人一人の家庭、家の中で起きている事柄が今はこうだけれども、間もなくこうなっていく、これにどう対応するのかと、対応していかなければならないのかというのが、これが各家庭が持っている福祉行政への期待なのですと私は思うのです。これがだんだん高齢化になってどんどんそれが進んでいく、行政が全部やれなんて私は思いませんし、やれるものではありません。しかし、行政の手助けがなければ高齢者や身体に障がいを持った人たちや特に目の見えないとか、そういう感じの人は何もできないというのが現実だと思うのです。ですから、私が今、前段言ったこの話、これは話をもとにというか、そういうところから福祉というのが積み重なっていかなければならないと私は思っておりますので、町長の考え方についてこれから新しい町政を執行という意味も含めて、福祉について力強く語っていただきたいと、こう思います。以上です。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

〔登壇〕戸田議員の保健福祉課の分離の考え方と今後の福祉の展開についての御質問の答弁をさせていただきます。質問の内容とは大分違うのかもしれませんが、大事な福祉ですから御質問いただきましたのでお答えさせていただきたいと思いますが、今、戸田議員がおっしゃったとおりのことが私どもの本別町もこれからは高齢化時代を含めて、やはり何といっても人を思いやる、そして人に優しく、そういう気持ちが本別の大事な人づくり含めて、本当に心のこもったまちづくりができる、そういう意味で福祉を大事にして、お互いが支え合って、やはりいいところは認め合いながら、足りないところはみんなで支え合って元気な町をつくりましょうと、そういうことで本別の福祉政策をつくりました。福祉をやり過ぎでないかという話もときどき聞くことはありましたけれども、決して福祉はやり過ぎだということは私は思っていませんし、それぞれ戸田議員の御質問にありますように一人一人の事情も状況も違いますから、かといってそれを一つ一つ行政が全部やるというわけにはいかないのも現実であります。それで、多くのボランティアさんだとか、そして福祉の事業を担っていただいている事業者だとか、社会福祉協議会だとか、そういう人たちに支えていただいている、自治会のそれぞれ担当の福祉委員の方だとか、それからまた民生委員、児童委員の方々だとか、多くの安らぎ支援だとか、また介護していただいているヘルパーさんや、また介護士さんや多くの人たちに関連する事業として、またボランティアとして支えていただいて、まさに今、お話しありましたとおりの対応を、そして元気のいい人はそれぞれ自力でいろいろなことをやれるわけですけれども、どうしても生身の体ですから、いつ体調を崩したり、また介護のお世話にならなければならないということになるかもしれません。でも、そのときはやはり、さすがに本別でよかったねと言っていただけるように、それが本別の福祉でのまちづくりに町民の皆さんが力を合わせて宣言もいただくというだけの取り組みをしてきたところだというふうに思っています。本当に、メニューとしてはたくさんのメニューを用意しながらそれぞれ対応させていただいていますし、そのことは先ほども申し上げましたけれども、町民の皆さんがボランティア含めて多くの皆さんが支えていただいて、特に在宅福祉ネットワークのように平成5年から隣近所の見守り含めて、そしてコミュニティ含めて1人の不幸も見逃さないという、こういう大切な活動が自治会長さんを中心にしてそれぞれネットワーク広げていただいて、今、住民の約9割近くの町民の皆さんがそこにネットワークとしてお世話になれると、そういう体制までつくっていただきました。改めて、本当に町民力の皆さん方のその熱い思いに感謝を申し上げながら、行政としてもやらなければならないこと、そして環境づくり等々含めては、しっかりとまた担っていかなければならないというふうに思っています。ただ、一人一人の状況ですから、気がつかない点もいろいろあるかもしれません。それはもちろん、地域の皆さん方、自治会含めて隣近所の見守り含めて、また民生委員さんなどなど含めていろいろな相談事、そして町の職員もそうですが、保健師さんなどなど含めてしっかりと対応させていただきたいなというふうに思っておりますので、この福祉施策につきましてはいずれは、行く道我が身でありますから、みんなが今元気であっても将来は、たとえ子どもであっても将来はそういうことに必ず行く道だというふうに思っておりますので、それは小さいうちからそういう人を思うだとか、福祉の心を大切にしたまちづくり、人づくりをしっかりと進めていく、このことについてはいささかも変わりはありませんので御承知いただきたいと思います。まず御質問いただきました組織機構の見直しにつきましては順次、第2次、第3次の行政改革の中で定員の管理の適正化あわせた課と室の統廃合の整理を計画的に進めてきました。この見直しの中で、将来的な職員数を見越して、簡素で効率的な行政のシステムの構築を目指しながら、課長職の削減とあわせてスタッフ制の導入などによりまして組織のスリム化を図ることができたところであります。また、部、局の再編によりまして横断的な連携がより深まり、業務の推進が図られるようになりましたが、反面、課と部局が大きくなったことによる課題もできたところであります。これが、戸田議員の御質問の10年間のこの機構見直しの中で大きな課題としてでき上がったのが今のこの御質問の内容だというふうに思っております。なお、保健福祉課につきましては平成17年度に福祉課、常設保育所、またへき地保育所、さらに子育て支援センターなど、健康管理センター、総合ケアセンターの3部局を統合したということでもありまして、1点目の御質問の保健福祉課の分離の基本的な考え方につきましては平成24年度より保健福祉課で見直しにかかわる課題や方向性などについて、検討作業を進めてきたところであります。本年8月末に課として一定の検討を終え、方向性をまとめてきたところであります。現在、来年、平成26年4月の実施に向けて行政改革推進本部、組織、人事、給与、制度検討部会において、保健福祉課の報告をもとに関係課、部局から意見を集約するなどの検証作業を進めておりますが、この見直しは第6次の総合計画の主要課題であります少子化対策に取り組むためのものでありまして、子育て支援や少子化対策などの課題に積極的に対応して、子育て世帯が安心して子どもを産み、育てやすい環境の整備を進め、さまざまな子どもの施策を総合的に進めていくために、仮称でありますが子ども課の設置を目指しているところであります。検討部会として引き続き、作業を進めながら年内をめどに行政改革推進本部会議並びに行政改革の推進委員会で検討を進めて、見直しを図っていく予定にしておりますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。以上、答弁とさせていただきます。

質問 3番 戸田徹

多くを語ることはないと思いますし、今、町長のてきぱきとした話、しかも福祉でまちづくりということで、町長のカラー全体が福祉という人でありますので、十分に言葉からわかります。これはちょっとつけ加えてというか、お聞きしたいと思います。先ほど阿保議員も言っていたのですけれども、役場職員の力というのは、これはかつて四つの力で役場力でなく職員力ですよと言ったのですけれども、非常に福祉に対する職員の態度というのは非常によくなってまいりました。これは感心というか、実は私も何年か非常に今、苦しい治療中でございますけれども、非常に特に議会事務局中心にですけれども非常に優しいというのがわかりました。これら福祉が町全体に広まってきていると、実はきょうも上がってくるとき、これは事務局の人ではなかったけれども、私のものぱっと持って事務局に置いておきますよと来るし、事務局長含め皆さん出迎えてくれるし、それから例えば植樹祭なんか行っても職員が行ったら私の前を通らないで、戸田さん、そこに段差ありますよと自然に教えてくれる、いよいよ町長の言う福祉というのが職員まで来ていると。私はもう一歩で町長が描いているものが、町長の体から離れて職員全体になっていると、今、行こうとしている。私は非常にこれはうれしいことだと、自分の体験を通じてひしひしと感じております。こういうことについて町長、いかが考えていますか。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

何かお褒めをいただいたような気もしますけれども、決して褒めていただいたということではなくて、人としてこうあるべきだというのは職員になってから教育を受けるとかではなくて、私はやはり生まれてからの家庭での育ちが大きく、これは人格形成ができてきているのだろうなというふうに思っています。まだまだ行き届かないところはたくさんあるというのは御案内のとおりでありますし、それぞれ努力してみたり、自然にそういう行動がとれる人ももちろんいますけれども、総体として職員にはまだ言うのかと言われるかもしれませんが、家庭で、地域でいるときには、人と会ったらまず隣近所のおじさんやおばさんや、お兄さん、お姉さん、みんなに会っても、友達に会ってもおはよう、こんにちは、こんばんはというのは当たり前なのだけれども、なかなか組織の中に入ってきたらそれもままならない、そういう時代も人もたくさんいたことも事実であります。でも、うちでやっていること、地域でやっていること当たり前のこと、人として当たり前のことをしようねというのが合い言葉であります。明るい時に電気ついていたら消そうよ、火がぼうぼう燃えていたら、熱かったら窓を開けるのではなくて火をとめようよ、当たり前のことなのですが、そういう当たり前のことがなかなか職場の伝統としてしっかりと受け継いでいかないというのもあったかもしれませんが、おかげさまでそういう面では、職員みずからが課長等会議や多くの課の懇談の中でもそういう意見が出てくるようになりましたし、今、戸田議員がおっしゃっていただいたようなことは、非常に私もうれしいなというふうに思っていますし、そういう気配りというのは、やはり教えられるのでなくて自然と出てくることなのだろうなというふうに思っています。そういう意味で今、せっかくそういうお話をいただきましたので、そのこともまた改めて、これだけの課長、職員もみんながお話しを聞いていますので、またこのマイクを通じて職員も大方の職員がきっと聞いてくれていると思いますので、一人一人がまた自分を再度、問いかけながら、自分ができているのかな、そして町民の皆さんの願いをしっかりと受けとめて職員としての資質だとか、また心だとかがちゃんと発揮できているのかな、などなど含めて、もちろん私どももそのこと含めてぜひ職員の皆さんに声かけしながら取り組んでいきたと思いますが、そういうお話しをいただいたことに改めて、逆に私のほうから感謝を申し上げて、そういうお話しが本当に職員としては最高のエールだというふうに思っていますし、励みだというふうに思っていますので感謝申し上げて答弁とさせていただきたいと思います。本当にありがとうございました。

質問 3番 戸田徹

終わります、ありがとうございました。

出典:本別町議会 平成25年第3回定例会 2013年10月8日 議事録 PDF(36ページ) 間違いを知らせる