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羽幌町議会 令和5年第6回定例会 2023年9月14日

職員の労働環境改善について

2023年9月14日、羽幌町議会の一般質問で、村上雄也議員が「職員の労働環境改善について」質問し、町長 森淳、総務課長 敦賀哲也が答弁しました。

質問者
村上雄也 議員
答弁者
町長 森淳、総務課長 敦賀哲也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 5番 村上雄也

それでは、通告書に基づいて質問させていただきます。職員の労働環境改善についてということで質問させていただきます。8月7日、人事院は令和5年度の勧告を行った。給与面では民間の動向を反映しており、特に月例給の引上げ率は民間における大幅な賃上げを反映して、過去5年の平均と比べて約10倍のベースアップとなるなど明るい傾向となった。しかしながら、公務の人材確保は応募者の減少や若手職員離職の増加などにより依然として厳しく危機的な状況とも言える。また、公務の職場環境に対しては、霞が関を中心にブラックというイメージがなかなか払拭されないと人事院総裁は会見で述べた。当町においても給与表においては人事院勧告に基づき都度改正を行っていることと思われるが、人材については若年層を中心に離職が続いているように思われ、人材確保の面からもよりよい労働環境にするべきと考え、次のとおり質問する。1、本町のラスパイレス指数は95前後であると認識しているが、本来公宅の整備等が整わない基礎自治体は100を超えるのが基準であったものが国の数値を超えることが許されない状況となり、今に至っていると推察される。この状況を踏まえ、現状地元採用も減少傾向にあることから、職員住宅の整備については借り上げを含め検討するべきと考えるが、どうか。7月20日の議員による離島地区行政視察では、焼尻発電所の職員不足の話も伺っており、市街地区、離島地区ともにそもそも人材を募集する以前に住宅が不足していたり、住宅環境が劣悪という状況はないのか。2、特地勤務手当について、当町では国・道と異なる支給となっており、それゆえに離島の職員にとって一時的な経済的負担を強いる場合もあるため、この額を改善するべきと考える。他の自治体では、特地勤務手当とは別にこれに準ずる手当を複数年にわたって支給しているところもあるので、参考にしてみてはどうか。3、役場庁舎の建て替えがなかなか進まない状況であるが、建設が進まないのであれば最低限施設の部分改修は必要であると考える。現状洋式トイレは障がい者用の1つしかなく、職員はおろか来庁者にも不便を強いていると思う。今後入庁する職員は和式トイレ自体そもそも見たことがないと言えば大げさかもしれないが、留萌振興局においても職員組合の粘り強い交渉の結果、各階の和式トイレの洋式化が図られた。このことについて職員組合からの要求はないのか。また、トイレに限らず建て替えをするまでに時代に応じた施設改修の予定はないのか。4、人員不足により休暇等の権利行使に支障があると聞いているが、一般職についても専門職や初山別村同様、社会人採用など新規採用試験以外の募集を検討しないのか。以上です。

答弁 町長 森淳

村上議員のご質問にお答えします。1点目の借り上げを含めた職員住宅の整備についてでありますが、現在町内には14戸の職員住宅を所有等しており、その内訳としましては市街地区に1棟4戸及び1棟2戸の共同住宅のほか、住宅を2戸、焼尻地区に1棟2戸の共同住宅を借り上げしているほか、住宅を3戸、天売地区に住宅を1戸所有しております。基本的には、町の単独住宅や民間賃貸住宅もありますので、現時点で新たに借り上げや整備をする予定はございませんが、町外から採用者が増加傾向にありますことから、その必要性を含めて今後の課題として捉えていきたいと考えております。また、職員住宅の中で特に焼尻地区につきましては年数の経過した住宅もありますことから、入居している職員への聞き取りや、実際に内部を確認した中で必要最低限の部分ではありますが、補修等を実施しておりますので、住宅環境が特に劣悪であるという状況にはないものと考えております。今後も空き家利用を含めた職員住宅の整備につきまして検討を続けてまいりたいと考えております。2点目の特地勤務手当の改善についてでありますが、特地勤務手当は離島地区に勤務する職員への精神的な負担や生活の不便に給与上対処するため支給するものであり、扶養家族を有する職員は月額2万5,000円、その他の職員は月額2万円を支給しております。当町は固定額としておりますが、国や道はその地域に応じた級別区分の支給割合を乗じて得た額を支給しております。この手当につきましては長年改正されていないことを踏まえ、現状に見合った適正な額であるのか、国や道の支給方法や特地勤務手当に準ずる手当も参考にしながら検討してまいりたいと考えております。3点目の役場庁舎のトイレの洋式化についてでありますが、議員ご指摘のとおり役場庁舎の洋式トイレは1階に設置している障がい者用トイレ1か所のみであり、来庁者や職員の皆様にご不便をおかけしていることは承知しております。職員組合からは、平成30年から令和2年にかけて役場庁舎のトイレの洋式化について要望が上がっておりましたが、必要性は認識しつつも改修費用の面や今後役場庁舎の耐震化が予定されておりますことから、整備を見送ってきたところでございます。しかしながら、離島地区や市街地区において当面予定されている大規模な公共施設の整備状況を踏まえると、役場庁舎の耐震化を含めた町全体の公共施設の整備計画の見直しが必要となり、時間を要することが見込まれますことから、トイレ洋式化の必要性に鑑みて公共施設全体の優先順位を考慮しながら段階的に整備してまいりたいと考えております。続いて、時代に応じた施設改修についてでありますが、庁舎の耐震化を予定しておりますことから、現時点で施設改修の予定はありませんが、維持管理上必要な補修や近年の気候変動に応じた職場環境の改善につきましては継続して検討してまいりたいと考えております。4点目の一般職の新規採用試験以外の募集の検討についてでありますが、一般職の新規採用試験につきましては留萌町村会が主体となり、留萌管内町村職員採用資格試験を実施しているところでありますが、この数年の試験の応募者数は減少傾向にあり、採用者数も厳しい状況が続いております。このため当町独自で社会人経験者を対象とした一般職の採用方法を調査しているところであり、令和6年度以降における採用者数の状況を踏まえながら実施に向けた検討を進めてまいりたいと考えております。以上、村上議員の答弁とさせていただきます。

質問 5番 村上雄也

この手の質問に対して非常に前向きな回答と思い、あまり質問することがないのかなとちょっと感じているところなのですけれども、何点か確認させていただきたいと思います。議会視察で焼尻発電所伺ったときに、お話で多分北電サービス店業務と含めて7名ぐらいは必要だという話を記憶しているのですけれども、現在の今の回答の戸数ですと全員町外から来るとすれば焼尻5戸だと思いますので、足りないと思うのですけれども、現状その空き家とかどのような状況なのかというのは把握しているのでしょうか。

答弁 総務課長 敦賀哲也(総務課長は2024年3月まで)

お答えいたします。今現在電気係の職員につきましては2名募集をかけておりまして、それに対する職員住宅につきましては当町で昨年度取得しました空き家1軒ございまして、その他にも町の住宅等もございますので、それでその住宅の入居については現時点では問題ないかなと考えております。

質問 5番 村上雄也

あと、市街地区においては民間住宅があり、問題ないということだと思うのですけれども、町外採用者については不動産業者に手当たり次第に確認しなければならないことや、空き状況を確認しなければならないことや職員住宅入っている人と比べて住居手当多分課税所得になると思うのですけれども、その辺の不公平感についてはどのように考えているのでしょうか。

答弁 総務課長 敦賀哲也(総務課長は2024年3月まで)

お答えいたします。確かに議員おっしゃるとおり、そういう手当につきましては課税所得に含まれるということでございますが、それでは職員住宅をその分全員分手当てできるかといいますと、なかなかそういう部分は現実的に難しいのかなというふうに考えておりますので、その辺は実際に不公平感はあるのかもしれないのですけれども、その分民間の住宅に入る場合につきましてはそういう住宅手当というのを支給する中で対応しているというのが現状ということでご理解いただければというふうに考えております。

質問 5番 村上雄也

その民間住宅を借り上げて町が職員住宅として提供すれば、そういう問題もなくなるのではないかなと思うのですけれども、今後そういう考えというのはないということでよろしいでしょうか。

答弁 総務課長 敦賀哲也(総務課長は2024年3月まで)

お答えいたします。答弁の中でも課題として捉えているということでございますので、もしそういう話がありましたら、もちろんそういうことは検討していくことは考えますし、そういう形で今後についても継続して課題ということで押さえておりますので、ご理解いただければと思っております。

質問 5番 村上雄也

ありがとうございます。次に、特地勤務手当については、近年は町外採用も多いことから、市街地区に住居がなければ島に帰るためにやっぱり1泊羽幌でしないといけないという余計な経費がかかる状態になっていると思いますので、この改善については職員組合とよく相談していただければいいなと思います。3点目に質問させていただきました、正直昨日の話から洋式トイレの話題がここまで出てくるとは思っていなかったものですから、非常に洋式トイレの問題というのは羽幌町にとって重要なのかなと思ったところなのですけれども、役場庁舎については何年か前かちょっとあれですけれども、3月議会で減額補正を集めてという言い方がいいのかどうかあれなのですけれども、1億円役場庁舎整備基金に積立てしたことがあると思います。ですので、役場庁舎のそういう改修については財源的にはすぐ対応できるのかなと思うのですけれども、そういうことにはならないのでしょうか。

答弁 総務課長 敦賀哲也(総務課長は2024年3月まで)

お答えいたします。確かに数年前に役場庁舎の整備基金ということで1億程度積み立てたことはございますが、それにつきましては様々な改修等に使えるものではあるかとは思いますが、今後予定されておりますそういう役場庁舎の耐震化というのを踏まえた中での基金への積立てということでご理解いただければと思います。

質問 5番 村上雄也

あと、時代に応じた施設改修ですが、耐震化もそうなのですけれども、昭和40年代のこの建物ですので、現在はやっぱりパソコン等の電子機器が多くなってきて、役場の職員の机の下、タコ足配線とか多くなってきたりとか、集中暖房もいいのかどうかという問題もあると思いますので、職場環境の改善については引き続き検討していただければと思っております。ちなみに、気候変動に応じた職場環境の改善の検討ということなのですけれども、この場所も含めてやっぱりエアコンについては前向きに検討しているということでよろしいのでしょうか。

答弁 総務課長 敦賀哲也(総務課長は2024年3月まで)

お答えいたします。昨今のこの猛暑に対応するということでのご質問ということで理解しておりますが、エアコンといいましてもこういうやっぱりかなり広い面積の部分をエアコンを活用してということになりますと、かなりのそういう台数だとか、その後のランニングコストであるだとかというのを踏まえますと、なかなかちょっとエアコン化というのはこの庁舎においては難しいのかなと考えております。とはいえ、このかなりの猛暑の中、職員の皆さんの環境も悪くなっているということは十分承知しておりますので、それに代わる送風機の台数を増やすだとか、そういう部分につきましては来年度に向けてちょっと要望はしていきたいなというふうには考えております。

質問 5番 村上雄也

ありがとうございます。4点目の採用試験以外の募集の検討ということですけれども、過去私が所属していた労働組合の方の話なのですけれども、公務員の専門学校でラスパイレス指数を出して、この数字が低いところは水準が低いからやめなさいとまでは言わないですけれども、避けたほうがいいよというような話をしているところもあるということを伺いました。上川管内のある自治体では、初任給を国よりも上位の格付にして募集しているというところもあると聞いております。予算を伴ってもこれ多分昇給、昇格の事項というのは職員組合との労使交渉の中で改善できることかなと思うのですけれども、そういうことについて、制度の運用改善についてどのように考えているのでしょうか。

答弁 総務課長 敦賀哲也(総務課長は2024年3月まで)

お答えいたします。初任給に関しての制度改正の部分についてのご質問と思いますが、基本的にはこれまで従前どおりの、町としてはやり方を風習していくということは基本的な考えでございますが、様々なそういう地域でのやり方等もあるとは思いますので、今後の課題という部分では参考にさせていただければと思いますけれども、現時点においては初任給を上げるですとか、そういう部分は過去の職員の採用の関係もございますので、基本的には現時点では考えておりませんが、課題として捉えていきたいというふうに考えております。

質問 5番 村上雄也

ありがとうございます。毎年のことなのですけれども、10月下旬にはまた労働組合から要求書も提出されると思いますので、労働組合とはよく相談していただいて、よりよい職場環境を実現していただければと思いますということで質問を終わりたいと思います。

出典:羽幌町議会 令和5年第6回定例会 2023年9月14日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる