みんなの議会

江差町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月13日

本年の、農業・漁業の販売状況(今後の見込み)と今後の対応について

2017年12月13日、江差町議会の一般質問で、塚本眞議員が「本年の、農業・漁業の販売状況(今後の見込み)と今後の対応について」質問し、町長、産業振興課長が答弁しました。

質問者
塚本眞 議員
答弁者
町長、産業振興課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 塚本

私からは本定例会、2問の質問をさせて頂きます。早速1問目の、本年度の農業・漁業の販売状況(今後の見込み)と今後の対策について。本年における農業・漁業における販売状況、これは収穫量等も含めますが、これらの状況について、現況把握と次年度に向けた対策についてお伺い致します。

答弁 町長

議長。

答弁 町長

塚本議員の1問目にお答え致します。まず、農業についてお答え致します。本年における農産物の販売状況につきましては、JA新はこだて厚沢部支店によりますと、10月末現在では水稲につきましては、収穫時期の9月・10月に天候不順が多く、収穫時期が遅れたことから水稲の総収量の把握は12月下旬となるとのことです。11月、失礼しました。10月末現在では、収量2,398.5トン、販売価格は約3,500万円、前年比49.1パーセントとなっております。野菜類の主な品目につきましては、馬鈴薯が収量754.9トン、販売金額が約8,200万円、前年比73.4パーセント。ブロッコリーは収量164トン、販売金額が約5,2200万円、前年比89.8パーセント。グリーンアスパラは昨年より収量は落ちましたが、3月から4月の販売単価が高値で取引されたため、収量42.2トン、販売金額は6,200万円、前年比99.9パーセントで昨年並みとなっており、野菜類全般については収量526.3トン、販売価格は約1億7千万円、前年比99.6パーセントと平年並みの推移となっております。昨年より販売額が上回っている作物としましては、麦類の小麦で作付面積が昨年度より増えたこともあり、収量3,291.6トン、販売価格は約6,500万円、前年比221.3パーセント。雑穀類では普通大豆で収量891トン、販売価格は約3,300万円、前年比187.6パーセントとなっております。続いて、次年度に向けた対策についてですが、前段の農業販売状況で申し上げた通り、江差町の農業経営につきましては、水稲、畑作、施設園芸作物等を取り入れた、いわゆる複合経営の農業が大半を占める現状にあります。近年、農業従事者の高齢化や担い手不足、また雇用労働者の確保も困難なことから労働力不足が依然厳しい状況が続いております。今後、安定的な農業経営を維持・発展させていくために、農業の労働力の確保や合理的な耕作手法の開拓、更には地域にあった効果的・効率的な農業用施設の整備や基盤整備事業への取り組み、圃場の大区画化等の対策が必要だと考えています。また、新規就農対策として、農業次世代人材投資事業の活用を柱として、今後におきましても制度のPR強化に努めながら、積極的に新規就農者の増加を図って参りたいと考えております。そのためには、振興局や普及センター、JA等関係機関と一層関係を深め、協力を図りながら、各事業に取り組んで参りたいと考えておりますので、ご理解くださりますよう宜しくお願い申し上げます。次に、漁業についてお答え致します。本年におけるひやま漁協江差支所管内の水揚げ状況でありますが、漁協からの聞き取りによりますと、1月から11月末までの水揚げは数量で約960トン、前年比78パーセント、金額で約5億5千万円、前年比83パーセントとなっており、厳しい状況が続いております。漁種別金額で見ますと、漁期前半の不漁が響き、スルメイカが約7,600万円、前年比39パーセント。時化による休漁等の影響によりナマコが1億2千万円、前年比85パーセント。ウニが2,900万円、前年比68パーセント等、大きく影響しております。一方で、昨年を上回っているものは、ヤリイカが約400万円、前年比196パーセント。ベニズワイガニが1億1千万円、前年比114パーセント等、ごく一部に止まっております。このような状況の中、数量的には少ないものの、ニシンが0.8トン、約、前年比438パーセント漁獲されており、2月26日には町内えびす浜において104年振りの群来3が確認される等、数少ない明るい話題もありました。このように、漁業経営は依然として厳しい状況が続いていることから、次年度に向けましては、江差町漁業経営基盤安定対策事業による漁具の購入や漁船保険掛金の助成を継続するとともに、ナマコ栽培漁業研究事業やニシン・アワビ・サケの種苗放流など増養殖への取り組みに対する助成を継続して参ります。さらには、道が江差沖に設置を予定している高さ約10メートルの魚礁数基を1漁体とした2、失礼しました。1群体とした2群体の大型魚礁による増殖効果も期待されているところであり、道をはじめ、漁協等の関係機関と連携を図りながら、漁業経営の安定化に取り組んで参りたいと考えております。

質問 塚本

私の感想では、もう農業も前年から比べると売り上げも減っていますし、漁業が継続して毎年のようにかなり厳しい状況っていうのは、今の報告の中で伺い知ることができましたが、2問目に入らせて頂きます。農業問題については、ご存知の通り、1969年、昭和44年に始まった国が米の生産量を配分する枠組みは49年で終わることになりました。今後は、道による適正生産の目安を示していくことになっていますが、これまでも米の過剰在庫による価格低迷等、過去に経験していることも踏まえ、米の生産者は次年度以降の米の作付けについて非常に不安を抱いているところがあります。江差町におけるこの辺の認識はどうなっているか、お伺いしたいと思います。また、漁業について、このような厳しい中で、道が日本海漁業基本、日本海漁業振興基本方針を策定し、檜山管内では新たな増養殖の取り組みによる資源づくり、付加価値向上対策、未利用資源や漁場の有効活用の3本の矢で、新規漁業者の参入や漁業の安定・継続を目指してきているところであります。本振興対策の期間が本年で最終年となっていることから、これまで江差町で取り組んできた経過と成果についてお伺い致します。

答弁 産業振興課長

再質問で農業の関係と漁業の関係について、お答えをしたいと思います。まず、米の直接支払い制度につきましてですが、国は生産数量目標の配分枠を30年で、30年から廃止をすると。で、今後、生産者自らの判断に基づきまして、需要に応じた生4産をして頂くという制度に変えていくということになってございます。需給と価格の安定を掲げた食料法はそのまま継続と、残った形になってございます。現在、都道府県段階で目安を設定していく見通しとなっておりますけれども、全国的にも地域別の産地では代替対策を求める声が強くなっている状況でございます。現時点ではまだ具体的な対応が決まっている状況ではございません。北海道におきましても、年内には市町村に対して、これに係る説明会を開催する予定となってございます。これらの対策が明らかになった時点で、江差町としましても、関係機関と連携をしてしっかりとした対応を取っていきたいという風に考えてございます。また、あの、今後の農業機械等に代わる支援策含めてという、農業者に対する支援策ということでございますけれども、農業者の方からは、ハウス栽培等に係る施設の整備に対する助成等を求める声も大きくありますが、併せまして平成32年着工を現在予定しております、北部地域での大規模区画整備等がございます。この大区画整備が実施されますと、機械の更新ですとか、これに伴った農業経営の転換が考えられますので、これらに対応する助成制度もこれから必要になってくるのではないか、という風に考えております。ただ、現段階ではまだ大規模区画化がどのような状況になっていくのか検討している段階ですので、これらがある程度はっきりしてきた段階で、これに対する支援策につきましても改めてしっかり検討して参りたいという風に考えてございます。漁業対策でございますが、平成30年度以降につきましても、北海道としては日本海対策を継続して参りたいという風に打ち出す、打ち出しておりますが、現段階では平成30年以降の具体的な対策がまだ示されていない状況でございます。今後検討した上で、年内もしくは年明けになるかもしれませんが、具体策が道の方から示されてきますので、これに沿った形で私たちもしっかりと増養殖対策をしていきたいという風に考えております。また、町長の方からも答弁がありました通り、江差町独自でも取り組んできております増養殖対策につきましては、今後も継続しながら、漁業者の支援をして参りたいという風に考えておりますので、ご理解を頂ければという風に思います。

再々質問 塚本

再再質問ですが、農業では特に水稲を含めて更なる生産コストの低減を図り、所得の向上を目指していく必要があります。先程、答弁にもありますが、町で支援している農業機械等導入助成は非常に有効と考えております。農業者の、当事者の活用が概ね一巡した今、より運用しやすい方法にしていく必要があるのではないかと考えますが、これについてお伺いします。また、漁業では、先程答弁もありましたが、今後も漁場の有効活用と放流事業や養殖事5業を継続的に強力に推進していくことが重要と考えます。これについて、改めて再度ご答弁をお願いします。また、本質問の案件と若干異なるかもしれませんが、緊急事態というか、最近の不安な案件が1つありますので、これについてもお伺いします。北朝鮮からの木造船の問題です。松前沖で発見されてから約2週間余りが経過されました。近隣町での事件でもあり、江差町の農漁業者も非常に不安となっています。江差にいつ来ても不安、不思議ではないと推測されます。これまで、今年に入ってから80件程のこういう北朝鮮からの船も来て、非常に不安なところもありますので、道や関係機関との連携も含めながら、事前の協議が必要と思われますので、これについてもお考えがあればお伺いします。

質問 小野寺

議長。

答弁 産業振興課長

再再質問でございますが、まず農業機械の助成に代わるような代替措置含めて、検討が必要でないかということでございます。農業機械の助成につきましては、3年目をこれで終了しまして、来年、再来年で一巡をする訳でございますが、今塚本議員からご指摘あった通り、概ね、申請をほとんどの方がされ、来年でされ終わるのかなというような状況になっているということです。この助成につきましては、お約束として5年間ということで取り進めしてきましたので、5年間終わる年に、これに代わる江差町の助成というのですかね。支援策につきまして、改めてしっかり検討をして参りたいという風に思ってございます。それと日本海対策につきましては、ご指摘の通りだと私も思っております。あの、これ6から道が30年以降の日本海対策、明らかにしてくる訳ですけれども、江差町としましてもしっかりと増養殖に対応する支援策を実施して参りたいし、これまで実施してきたものにつきましても継続して実施していきたいという姿勢で臨んで参りたいという風に考えてございます。以上でございます。

再々質問 塚本

はい。

出典:江差町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月13日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる