遠軽町議会 平成30年第6回定例会 2018年12月13日
木楽館運営の今後について
2018年12月13日、遠軽町議会の一般質問で、黒坂貴行議員が「木楽館運営の今後について」質問し、町長 佐々木修一、農政林務課長 広瀬淳次、地域拠点施設準備室参事 今井昌幸が答弁しました。
- 質問者
- 黒坂貴行 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木修一、農政林務課長 広瀬淳次、地域拠点施設準備室参事 今井昌幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 黒坂貴行
通告書に従いまして、1点お聞きいたします。1、木楽館運営の今後について。今般、道の駅、(仮称)町民センターの大型建設事業が進んでいます。どちらの施設も指定管理での管理計画となりますけれども、道の駅については、木楽館の委託団体が指定管理者となるよう準備が進められています。木楽館は、設置後23年が経過していますが、今回の道の駅開設を好機と捉え、新たな活用を考える時期だと思います。道の駅と連携し、新たな特産品の開発、販売、木工イベントの開催など、観光客を市街地に呼び込む仕組みづくりなども考えられます。そこで、次の点について町長の考えを伺います。(1)森林の町として、今後の木楽館の活用をどのように考えていますか。(2)観光協会の事務所の移転計画によって、木楽館の維持、管理運営はどのように考えていますか。2、都市再生整備計画の地元材の活用について。都市再生整備計画では、旧ふぁーらいと跡に子どもの室内遊戯施設が計画されています。民生常任委員会では、同事業の計画に当たり、道内を視察しましたが、地域性を活かした木製遊具が印象的でした。特に、乳幼児を対象にした温もりのある木のおもちゃは地元で製作され、独創性を感じたところであります。木製遊具を木楽館など地元で製作するべきと考えますけれども、町長の考えをお伺いいたします。以上です。
答弁 町長 佐々木修一
黒坂議員の木楽館運営の今後についての御質問でありますが、今後の木楽館の活用についてと、観光協会事務所移転計画による木楽館の維持、管理運営について、あわせてお答えをさせていただきたいと思います。《平成30年12月13日》木楽館は、地域の木製品の販売促進や地域産材の有効利用と需要拡大など、林業の振興対策を進めるため、平成6年度、国の林業山村活性化林業構造改善事業により建設された施設であり、木工製品の製作、販売や木工教室の開催等を行っております。しかしながら、建設から23年経過しており、施設や附属機械の老朽化も進んでいるほか、指導員も高齢化し、後継者問題などの課題も抱えているところであります。そのような中、昨年、管理団体であるえんがる町観光協会から事務所移転の申し出があり、あわせて検討していくことが必要となったところであります。今後の木楽館につきましては、これらの課題をどうクリアしていくか、また、町内類似施設との集約化など、全体的な調整の中で、その活用方法と管理等について、林業関係者や木工販売者等と協議しながら検討を進め、方向性を出していきたいと考えているところであります。2点目の都市再生整備計画の地元材の活用について、木製遊具を木楽館等地元で製作すべきとの御質問にお答えをいたします。木製遊具の地元での製作につきましては、遊具の安全基準を満たすという制約もございますが、木楽館を初めとする施設や町内製作業者とも協議しながら、可能な範囲において地元で対応していくよう検討してまいります。木製遊具は、木の温もりから遠軽町の身近な自然を感じながら、子どもたちの成長を健やかに育むことができ、成長段階に応じて、道の駅遠軽森のオホーツクや丸瀬布森林公園いこいの森、ちゃちゃワールドとの連携、誘導を図ることにより、町内公共施設の相乗効果も図られるものと考えているところであり、室内遊戯施設への遊具導入に当たりましても、木製遊具の導入を考慮しながら、可能な限り検討してまいりたいと考えておりますし、このことに限らず、林業振興の観点からも、町のあらゆる事業について、今までも木材使用については、常に考慮して検討をしてきているところであります。以上でございます。
質問 13番 黒坂貴行
道の駅と木楽館と同じ管理者ですので、連携しやすく、フットワーク軽く、特産品の開発ですとか木工イベントというような、新たな活用が可能ではないかと思って質問させていただきましたけれども、現在の課題が大きく、その課題をクリアするため、方向性を出しながら協議していくという、現在の課題の大きさに、将来的な展望を求めてしまうのですけれども、それ以前の問題があるのではないかというふうな答弁でございました。それで、この課題なのですけれども、施設の老朽化、確かに23年経過していますけれども、まだまだ耐用年数はあるのかなというふうに考えております。老朽化しているという中で、改善とか改修、修繕が必要な部分というのは認識しているのでしょうか。
答弁 農政林務課長 広瀬淳次(農政林務課長は2025年3月まで)
木楽館の改修につきましては、今現在、把握していると《平成30年12月13日》ころでは、屋根の雨漏りが起こったときに修繕を図っているという状況でございます。
質問 13番 黒坂貴行
そのたびに修繕しているというふうに認識しているのですけれども、この施設、余り予算的にも大きな修繕というのはないように感じておりました。大事に使われているのではないかなというふうに思っております。また、機械のほうも23年、老朽化ということになるのですけれども、安全面においては、機械は間に合っているというか、十分なのでしょうか。
答弁 農政林務課長 広瀬淳次(農政林務課長は2025年3月まで)
機械の関係でございますけれども、こちらは木工教室ですとか、そういうこともやっておりまして、生徒とかもいらっしゃいますので、安全面に配慮しながら、指導員がつきながらやっているということでございますけれども、これは、機械ということでありますので、耐用年数につきましては7年ということになっておりますので、耐用年数もかなり過ぎているということが言えると思います。
質問 13番 黒坂貴行
今後、高齢者センターの木工部門は、33年でしたか、木楽館のほうに移転するというふうに聞いておりますけれども、そういったところで、高齢者センターの方々がそっくり行くということを考えますと、機械の更新なのか、どういった内容で、指導員の方がついて、今度、逆に教えるということもありますので、そういったところに関しての機械等々の更新というのは考えていないのでしょうか。
答弁 農政林務課長 広瀬淳次(農政林務課長は2025年3月まで)
先ほど議員の御質問の中にもありましたとおり、これから高齢者センターの木工教室の事業も廃止されるということで、木楽館で行っております木工教室に生徒が来るということも想定されるわけでございますけれども、町内には、同じような類似施設がございますので、そういった施設も活用しながら調整を図ってまいりたいと思っております。以上です。
質問 13番 黒坂貴行
もう一つの課題として、指導員の高齢化、確かに高齢なのですけれども、この方は観光協会の職員として採用されておりまして、かなり年数が経過しております。その問題というのも、以前からこれはわかっていたと思うのですけれども、過去に後継者の問題で何か検討したということはございますか。
答弁 農政林務課長 広瀬淳次(農政林務課長は2025年3月まで)
製品製作者、指導員ということで、今現在、非常に高齢になっているということで、今後、新たな後継者といいましょうか、そういう者の確保を過去にもいろいろ検討したり、実際に後継者の育成を試みようということも行ってまいりましたが、うまくいかないということでありましたけれども、今後、新たな後継者の育成《平成30年12月13日》を進めていくには、やはり機械更新ですとか施設の改修といったような側面からも検討しながら、例えば民間協力も含めて、今後検討してまいりたいと考えております。以上です。
質問 13番 黒坂貴行
そうなのですよね。人がいないと解決できない問題で、それこそ幅広い地域から募集をかけるというのも十分必要なことで、ある意味、技術の継承みたいなことも十分考えていかなければならないと思うのですが、その点についてはどうでしょうか。
答弁 農政林務課長 広瀬淳次(農政林務課長は2025年3月まで)
町内では、人材の部分でいきますと、木工教室を通じて非常に熟練した方もいらっしゃるように見受けられますし、また、民間を退職された方も、木工場ですとか、そういうところを退職された経験者の方とか、そういう方もいらっしゃると承知しておりますので、いろいろ総合的な調整の中で判断をしながら、後継者育成についても検討してまいりたいと考えております。以上です。
質問 13番 黒坂貴行
期待して、次の質問に移りたいと思います。木楽館につきましては、関係者と協議して、課題をクリアして方向性を出していくということですけれども、観光協会が事務所を移転する、およそ3年間の間というのは、現状のまま運営するというふうな考えでよろしいでしょうか。
答弁 農政林務課長 広瀬淳次(農政林務課長は2025年3月まで)
今、想定しております観光協会のほうも、将来、これは木楽館の管理団体が移転する、しないにかかわらず、それらの課題をクリアするために方向性を出していきたいと思っているところでございますが、当面の間は現状どおり運営していきたいと、このように考えております。以上です。
質問 13番 黒坂貴行
先ほども申しましたけれども、高齢者センターの木工部門が移転します。これもある意味一種の集約化ですけれども、町の大事な施設ですので、もちろん集約化も含め、できるだけ問題をクリアして、しっかりとした運営を継続していくべきという今の答弁の認識でよろしいでしょうか。
答弁 農政林務課長 広瀬淳次(農政林務課長は2025年3月まで)
先ほど町長の答弁の中にもございましたが、町内の例えば類似施設とか、そういったことの集約化など、全体的な調整の中でまた検討されるべきものであるというふうに考えているところでございます。以上です。《平成30年12月13日》
質問 13番 黒坂貴行
次に移ります。地元材の製作は可能な範囲で地元で対応して検討するといった答弁もいただきましたし、ほかの施設と連携をして、木製遊具の導入を考えながら検討するといった答弁をいただきました。前向きな答弁をありがとうございます。再質問はありませんと言いたいところですけれども、若干ニュアンスは変わるのですが、(仮称)町民センターでは、遠軽産の木材が使用される計画です。先ほどの町長の答弁の中にも、地元材を今も活用していっていると。今後もそういう方針で進めていくといった答弁もいただきました。同じように室内遊具施設の、できれば遠軽産の木材を室内に活用する、利用する、使用するというような考え方はございませんか。
答弁 地域拠点施設準備室参事 今井昌幸
旧ふぁーらいとの改修に際して、内装などに地元材を使う考えはないかどうかということでございますけれども、旧ふぁーらいとの改修に関しましては、都市再生整備計画事業ということで、これについてはまだ国から採択を受けてない状況でございます。まず、それを前提にお話しいたしますが、もし国から採択を受けた場合には、2021年に旧ふぁーらいとの改修の実施設計を行いたいと思っています。また、その翌年の2022年に改修を計画しておりますので、その実施設計の際には、そういった内装などに地元材を活用できるかどうかという部分を含めて、検討を進めてまいりたいというふうに考えております。