美唄市議会 平成21年第1回定例会 2009年3月6日
(1)市政報告について/(2)市町村の合併特例等に関する対応について/(3)市の組織・機構等について/(4)人事異動について/(5)雇用情勢と対策について/(6)地域医療の確保について
2009年3月6日、美唄市議会の一般質問で、内馬場克康議員が「市政報告について」「市町村の合併特例等に関する対応について」「市の組織・機構等について」「人事異動について」「雇用情勢と対策について」「地域医療の確保について」について質問し、市長 桜井道夫が答弁しました。
- 質問者
- 内馬場克康 議員
- 答弁者
- 市長 桜井道夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 16番 内馬場克康
平成21年第1回市議会定例会に当たり、大綱6点について市長に質問をいたします。さきに発表されました、政府の2月の月例経済報告においては、国内経済の景気の基調判断として、景気は急速な悪化が続いており、厳しい状況にあるとし、先行きについては、当面悪化が続くと見られ、急速な減産の動きなどが雇用の大幅な調整につながることが懸念されると言われております。この中で、北海道の景気判断は、昨年末から本年1月と比較をして、さらに後退をしているということで、個人消費の弱さ、生産活動の低下、雇用状況の厳しさ、企業倒産の件数、負債総額の増加が示されており、このような経済状況の中で、道内各市町村はともに財政問題、雇用問題などを抱え、それぞれ大変な苦慮をされておりますが、美唄市におきましても、厳しい経済状況が続いており、企業などの経営も厳しく、さらには雇用関係の改善もなかなか見られない状況です。以下、具体的に質問をさせていただきます。大綱1点目は、市政報告についてでありますが、さきに市政報告として、札幌地方裁判所から送達のあった、医療過誤による損害賠償請求事件についてお伺いをいたします。その1つは、訴状の内容についてであります。2つと致しましては、事故発生後、今日までの経過について、できるだけ詳細にお知らせをいただきたいと思います。大綱2点目は、市町村の合併特例等に関する対応についてであります。平成17年7月に施行された、市町村の合併特例等に関する法律、合併新法においては、地方分権の推進や経済社会状況の変化に対応した、市町村の行政体制を確立するため、都道府県は、それぞれ総務大臣の定めた基本的な指針に基づいて、市町村合併の推進に関する構想を定めることとなっており、平成18年4月には、北海道としての構想も出されておりますが、経過といたしまして、美唄市は旧合併特例法においては、自立の選択をし、合併をしないとのことできており、当時議会としても平成15年第2回定例会において、合併問題等調査特別委員会を設置し、調査をしてきた経過がありますが、財政状況が厳しくなってきた今日、市民の間でもまちの生き残りをかけた合併が必要ではないかという話も出てきております。合併新法は、平成22年3月末までと1年あまりに迫る中、美唄市の合併は困難なことでありますが、市民の関心への説明責任もありますので、合併新法に対する市長の考え方などと、今日までの経過について以下お伺いをいたします。その1つは、北海道の市町村合併推進構想についてでありますが、道としては、合併新法の趣旨を前提とし、道内市町村を取り巻く環境の変化並びに合併新法に基づく国の指針等を踏まえながら、基礎自治体の充実強化の手法の1つとして、道の考え方が示されておりますが、お聞きをいたします。1つには、構想に対する市としての対応についてであります。2つには、構想対象市町村の組み合わせについてであります。どのように対応を検討されたかお伺いをいたします。大綱3点目は、市の組織機構についてであ- -42ります。市の組織機構のあり方につきましては、昨年、第1回定例会におきましてもお伺いをいたしておりますが、その後の状況を踏まえ、改めてお伺いをいたします。1つ目といたしまして、組織機構のあり方についてでありますが、前回質問時には、将来の想定人口に合わせた組織機構のあり方について、どのような考え方で検討されているのかとお伺いをいたしましたが、そのときのお答えとしては、市長は、行政運営に当たっては、常に自治体の規模に見合ったものになるよう、組織及び運営の合理化が求められており、これまでの自立推進計画に基づく事務事業の見直しや、施設の統廃合、指定管理者の導入、民間委託などの行政改革を進め、職員数を削減する中で、多様化する事務及び行政課題に対応する効率的な組織体制づくりに努めているとのお答えをいただいておりますが、その後の組織機構のあり方について、具体的に検討あるいは実施した内容等があればお伺いをいたしたいと思います。2つ目といたしまして、部制の検討についてであります。これにつきましても、前回お聞きをいたしましたが、本市の組織の部制導入については、昭和48年となっており、そのときの人口は48年3月末で4万0,622人、職員数は4月1日現在で792人となっており、当時の市一般部局では、総務部、民生部、経済部、建設部の4部体制として発足したと聞いておりますが、当時と比較し現状認識した場合、少子高齢化による人口の減少、経済と社会情勢が厳しい中、また、市の財政状況等を考えた場合、部性が必要なのかどうなのか、改めて検討する必要があるのではないかと思うものであります。前回、お伺いしたときには、部制は多様化する行政サービスや事務事業を迅速に進めるほか、所管する部門ごとの基本方針、重点施策等を定め、庁議での意思決定や全庁的な総合調整を円滑に進めることを主な目的としており、部制は必要であり、継続をして行くとのお答えをいただいておりますが、従来型の部制の中では、課長職はどうしても中間管理職的な立場となってしまい、思い切った仕事に対する意欲を発揮できないのではないかと思うところであります。また、この後お伺いをいたしますが、グループ制の実施に入った場合の、課長職の職責はますます重要となってくると思うものであります。改めて部制のあり方についてお伺いをいたします。3つ目は、スタッフ制及びグループ制の状況についてでありますが、スタッフ制につきましては、特定課題に対応する職員の配置を行なっているとのことでありますが、その状況についてお伺いをいたします。また、平成19年から地域経営室で試行しており、現在、税務課、建築住宅課において先行実施のグループ制については、今後、全庁的に導入するに当たっては、若手職員を中心とする検討組織を設置し、グループ制のあり方や事務配分、効果などについて十分に検証し、検討するとのことでありましたが、お聞きするところ、4月から全庁的に導入する方向とも聞いておりますので、その状況についてお伺いをいたします。4つ目といたしましては、地域応援チームの状況についてであります。平成19年8月- -43にモデル地区となる3つの町内会を選定し、地域の課題の確認や課題を解決する取り組みに関して協議をし、20年夏ごろにはモデル地区における活動内容を検証した上で、全地域に導入をしたいという考え方でありましたが、どのような状況になっているのかお伺いをいたします。大綱4点目は、人事異動についてでありますが、市職員の人事異動についてお聞きをいたしますが、従来の人事異動は、上司など上級者の判断によってなされていたと理解をいたしております。それはそれで客観的な評価によって、それぞれなさるので、それなりにうまく機能しているものと解しておりますが、人はそれぞれ全てオープンではないので、表面だけではなかなかわからない能力とか、評価しがたい部分がたくさんあるのではないかと考えるところであります。適材適所に配置されない為に、それぞれの人材が生かされないとか、能力が発揮されないままになっているというようなことは否定できないものであると考えるところであります。以下、人事異動についてお伺いをいたします。その1つは、人事異動の判断基準についてでございますが、現在、人事異動を行うに当たっては、1つの基準のもとに行われていると思いますが、その基準など考え方についてお伺いをいたします。2つ目は、人事異動の公募制についてでありますが、職員数が減少する中で、多様化する事務及び行政課題に対応するためには、ある程度、職員が希望する職場への異動が職員の意欲とともに事務の効率化を図ると思いますが、今まさに心の病という職員が増えてきていると聞いております。ぜひ、公募制を検討すべきと思いますが、この点についてお伺いをいたします。3つ目は、管理職の希望降格制についてでありますが、行政課題の多様化する今日、部課長職等管理職におきましては、厳しい労働環境の中で大変な重責を背負っているものと思います。職員本人の病気やけが、あるいは高齢化社会を迎えて、親の介護を初めとした家庭の事情など、さまざまな理由から職務を十分こなせないなどの過重なストレスを感じている職員もいるのではと思うところであります。また、最近は、退職年数を残して退職する職員もいると聞いておりますが、職員の心身の負担軽減と職場の活性化の為に、職員の希望を入れ、このような制度も設ける必要がある時代ではないかと思うものであります。市長の考え方をお伺いいたしたいと思います。大綱5点目は、雇用情勢と対策についてでありますが、厚生労働省が発表した有効求人倍率によりますと、本年1月の有効求人倍率季節調整値は0.67倍で、昨年12月より0.06ポイント悪化し、下げ幅は1992年1月以来の大きさで、2003年9月の水準まで落ち込んでいるとあります。一方、総務省の労働力調査では、1月の完全失業率、季節調整値は4.1%で、昨年12月より0.1ポイント改善したとなっており、有効求人倍率が下落したのは4月になって、新たに求人票を出した数を示す新規求人数が前月比7.0%と大幅に減り、逆に新規求職者数が5.9%増となったため、新規求人倍数は0.9- -442倍となり、2002年11月以来、6年2ケ月ぶりに1倍を下回っております。新規求職者のうち、会社側の都合で離職した人は約21万人と聞いてございますし、また、前年同月比2.3倍を大きく増えていると、こういうことでございます。これが今日の労働問題に対する特徴であるとされておりますし、また、失業者数で言いますと、完全失業者は277万人、前年同月比では21万人増えていると、就業者数は6,292万人で、前年同月比29万人減ということで、このように雇用状況は、ますます全国的にも厳しさを増してきている状況でありますが、美唄市における雇用情勢について、以下お伺いをいたします。その1つは、市内企業の雇用情勢についてでありますが、ハローワーク美唄で取り扱った平成20年1月から12月期までの4年間の雇用保険資格喪失件数を前年対比により、業種別でその動向についてお知らせをいただきたいと思います。また、有効求人数についても、月間平均有効求人数を前年対比で状況をお知らせください。合わせて、平成20年に入ってからの企業倒産、閉鎖あるいは経営縮小による解雇、派遣切りなどの状況について、業種別と解雇者数等についてお聞かせをいただきたいと思います。さらに、今後における企業閉鎖あるいは経営縮小などの情報等があればお伺いをいたしたいと思います。2つ目は、雇用対策についてでありますが、さきの報道によりますと、道内自治体の緊急雇用対策ということで、雇用情勢の悪化を受け、道内自治体の実施している雇用された人の多くは、季節労働者で占められているということであり、雇用保険法の改正により、平成19年から失業時に給付される特例一時金の減額、冬期技能講習制度の廃止により、それぞれに生活苦の話がありましたが、このような状況の中で、美唄市の状況と合わせ、市としての雇用対策について、どのように考えて取り組まれているのか、お伺いをいたします。3つ目といたしまして、新規学卒者の就業状況についてでありますが、例年は新規学卒者の就職率は、求人数はあるものの地元求人が少なく、大変な状況が続いていると数年お伺いをしてきてございます。今春の卒業生については、先の文部科学省の調査において、今春卒業予定の高校生の就職内定率は、昨年12月末時点で、前年同月比1.5ポイント減の82.3%で、6年ぶりの下降となり、道内では1.0ポイント減の64.5%で、都道府県別では、沖縄の次に低かったとの発表がありましたが、このように現在は北海道を初め、全国的にも就職状況は大変厳しい状況になっており、就職の内定取り消しなど、新規学卒者には大変な状況が続いておりますが、市内における今春卒業予定者の就職内定状況について高校と併せて短大、専修学校等の状況についてもお知らせをいただきたいと思います。また、就職の内定取り消し等がある場合、合わせてお知らせください。なお、就職希望者で就職が決まらない卒業生がいるとした場合に、その対応は、市としてどのように考えておられるのか、お伺いを- -45いたします。4つ目といたしましては、ハローワーク美唄の統合・廃止についてであります。昨年11月14日、北海道労働局長による平成21年4月1日をもって岩見沢公共職業安定所に統合する計画が示され、これに対する統合計画反対行動として、経済界を初め、労働団体及び関係団体による関係機関への要請、陳情等の取り組みが進められ、市議会といたしましても、平成20年12月9日付、統合に反対する意見書を各関係先へ提出してきたところでありますが、その12月24日付、北海道労働局長より、同日付、閣議決定されたとのことで、統合の時期については、当初予定の21年4月1日を平成22年3月31日に変更し、実質の1年先送りすると共に、統合後における代替機能のあり方についても、美唄市の関係者の意向をお聞きしながら、適切に対処したいと考えておりますので、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げますとの文書が入っておりますが、統合反対に対するその後の状況経過についてお伺いをいたしたいと思います。大綱6点目については、地域医療の確保についてでありますが、今自治体病院の多くは、医師の地域偏在や診療報酬の引き下げ、医療制度の改正による影響など、医療を取り巻く環境の変化により、経営は厳しい状況にありますが、このような中で、市立美唄病院についても、累積不良債務解消のため、第5次病院事業経営健全化措置による、経営健全化計画を策定し、経営改善に努めてきたところであります。経営改善のための抜本策といたしまして、美唄労災病院との統合による新たな病院づくりということで、大きな期待を持ってきたところでありますが、結果として、統合後における医師の確保が困難ということで、断念せざるを得ないということでありましたが、このような状況の中で、地方公共団体の財政の健全化に関する法律において、病院事業について、公立病院改革ガイドラインに基づく、公立病院改革プランを策定し、病院事業の改革に総合的に取り組むことが示され、美唄市といたしましても、これにより市立美唄病院改革プランを策定し、平成19年度末における不良債務23億4,390万解消のための公立病院特例債、8億3,900万円の借入について最大の努力をすることが市立美唄病院の健全化、あるいは美唄市の財政の健全化を図るものであり、議会における基本問題調査特別委員会の中でも、この点を十分協議されたところでありますが、特例債借入の申請中でありますが、なお、今後の地域医療を考えた場合に心配される部分もありますので、前段申し上げました、今日までの経過の上に立って改めてお伺いをいたします。その1つは、今後の地域医療を考えた場合、市立病院のあり方についてでありますが、美唄市のまちづくりは、福祉・環境・交流・経済振興を柱に取り組んでおり、その1つである福祉行政の推進では、一般市民はもとより、高齢者が多い本市にとりましては、地域医療の確保は欠かすことのできない重要な要素であります。また、まちづくりの全体においても、地域医療の衰退は地域経済や健康に対する将来への不安など、安心して暮らせるまちづくりに大きな影響を与えることになり、福祉・医療- -46の分野だけではなく、ほかの分野の政策等にも大きく作用するものと思われます。改革プランにおいては、平成21年度から23年度までの3年間を、経営の効率化による経常収支の黒字化を図る期間とし、ただし、平成20年度から平成27年度までの8年間を平成19年度末における不良債務解消を図る期間としており、何としてもこれを達成されなければならないものでありますが、今後の医療制度を考えた場合に、不透明な部分が多々あります。地域医療の中核をなす総合病院としての機能が果たせなくなる場合もあるように思われるものであります。この点、どのように市長として考えておられるのか、お伺いをいたします。2つ目といたしまして、総合病院としての経営形態の見直しについてでありますが、私としても、美唄市の地域医療を担う上で、できることなら自治体病院としての市立病院の経営が望ましいものと考えるところでありますが、改革プランの中においても、国の公立病院ガイドラインにおいても、経営形態の見直しを求められていることから、今後、病院経営の効率化を図るため、公営企業法の全部適用、地方独立行政法人化、指定管理者制度の活用、民間譲渡などについて平成25年度までに一定の結論が得られるように進めていきたいということが示されておりますが、市民にとりましては、安心して通える病院であれば、それは公立病院でも民間病院でもいいのではないかと、このように思うものであります。市長は、この点どのように考えておられるのか、お伺いをいたしたいと思います。3つ目は、民間病院としての可能性についてでありますが、民間病院が市立病院を引き継ぐ可能性ということは、極めて少ないと思われますが、このような情報収集、あるいは可能性についての検討をされたことがあるのかこの点についてお伺いをいたしたいと思います。
答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)
内馬場議員の質問にお答えいたします。初めに、市政報告について、訴状の内容及び経過についてでありますが、訴状の内容は、平成16年1月に市立美唄病院に検査入院した患者さんが、検査後、急性膵炎を発症し、重症化した事から、札幌市内の医療機関に搬送し、入院治療を受けたもので、今日までの入通院の慰謝料など5,722万6,637円の損害賠償を求める内容となっております。経過につきましては、これまで病院内で事実関係の整理を行い、院内の医療安全管理委員会での審議を踏まえ、患者さんへ入院から転院までの治療行為などについて説明したところでありますが、理解が得られず、平成20年12月17日に第1回目、平成21年1月28日に第2回目の調停が札幌簡易裁判所で行われましたが、不調となり、打ち切りとなったところであります。その後、患者が原告となり本市を被告として、医療過誤による損害賠償を求める請求事件の訴状が平成21年2月23日に送達されたところであります。次に、市町村の合併特例等に関する対応について、北海道市町村合併推進構想についてでありますが、この構想では、概ね人口規模を3万人とするなどの基準により、全道で4- -473、空知では6つの組み合わせが示されており、本市は、三笠市、月形町との組み合わせになっております。この構想に関する道の基本的な考え方としては、議論の出発点として活用するものであることや、地域住民の意向に基づく市町村の自主的・主体的な検討の結果を最大限尊重することが前提とされております。私としては、市町村合併の議論に際しては、住民の意思を尊重することが何よりも大切であると考えております。本市は、現在、自立と協働をテーマとして、美唄らしい自治のしくみづくりに取り組んでいるところであり、道の市町村合併推進構想については、今後とも市民の皆さんの意思を最大限尊重することを基本に、慎重に対応してまいりたいと考えております。次に、構想における組み合わせについては、合併した場合の人口が概ね3万人という人口規模のほか、市町村間の結びつきを基にしたクラスター分析の結果や、最大時間距離を80分とするという行政区域内の移動時間に関する基準などに基づき決められております。これまで本市、三笠市、月形町の3市による協議等は行っておりませんが、いずれにいたしましても、近隣自治体として今後も必要な連携・交流を継続してまいりたいと考えております。次に、市の組織機構等について、組織機構等のあり方についてでありますが、限られた人的資源を最大限に生かしていくためには、職員の能力を高める人材育成と合わせて、より柔軟で効率的な組織体制が求められているところであります。このため、今年度若手、中堅職員を中心とする検討組織を設置し、組織体制の課題を踏まえた組織の統合やフラット化のほか、グループ制を含め、今後のあり方について検討を進めております。今後検討組織の結果などを踏まえ、平成21年度から可能な限り組織機構に反映してまいりたいと考えております。次に、部制の検討についてでありますが、部制については、行政サービスや事務事業を迅速に進めるほか、所管する業務ごとの基本方針、重点政策等を定め、庁議での意思決定や全庁的な総合調整を円滑に進めることを主な目的としており、今後におきましても、部制を継続していく事が必要であると考えております。なお、将来的には小さな市役所づくりなどの観点から、部の統合などについて、人口規模や他自治体の状況などを踏まえながら検討してまいりたいと考えております。また、管理職については、所属職員への管理責任はもとより、市民の皆さんとともに協働のまちづくりを進めながら、持続可能な自治体経営を確立する上で、極めて重要な立場にあると考えております。この為、管理職一人ひとりが自らの職責を自覚することが重要でありますので、今後におきましても、さまざまな機会を通じて、自覚が深まるよう指導してまいりたいと考えております。次に、スタッフ制及びグループ制の状況についてであります。スタッフ制の状況につきましては、現在、交流施設、第三セクター、防災、ごみ減量化、子育て支援、家庭児童相談、農業支援、国営事業、住宅設備、林業振興、公園管理の10部門に配置しております。- -48グループ制の状況については、地域経営室及び建築住宅課において試行しており、職員間の連携が図られるなど、一定の効果があるものと認識しておりますが、この制度は課長職のリーダーシップの発揮が強く求められることから、全庁的な導入に当たっては、職員が十分に理解した上で導入することが重要であると考えております。次に、地域応援チームの状況についてでありますが、地域応援チームは、地域の困り事を地域の皆さんと一緒に解決して行く仕組みとして導入した制度で、小学校区や連合町内会の範囲などに基づき、市内を12のブロックに分けて、各ブロックに4名から5名の市職員で編成したチームを配置するものであります。平成19年度にモデル地区を3地区設定し、活動の検証を行った上で、平成20年9月から、市内の全町内会、自治会、農事組合を対象として本格実施したところであります。各チームでは、担当ブロックの町内会長など、代表者の方を訪問し、制度の目的や概要をご説明したところであります。これまで制度に関するお問い合わせや、利用の仕方についての相談をいただいておりますが、具体的な活動については、今後、地域の意向を踏まえて、実施してまいりたいと考えております。また、先行実施したモデル地区では、警察署による防犯講習会の開催や、防犯パトロールに向けたユニフォームの調達などが行なわれており、今後も応援チームとの連携により、地域の自主的な活動を広げていきたいと期待しております。次に、人事異動について、人事の判断基準についてでありますが、各所属との人事ヒアリングを参考に、勤務評定や在職履歴、全体の年齢構成等を考慮し、適材適所を念頭に配置替えを行っております。異動については、幅広い職務経験を積むことで、職員の能力を高め、組織の活性化を図ると共に、業務の継続性や専門性などにも留意しながら、同一職場に概ね5年以上在勤している職員を異動対象としているところであります。次に、人事異動の公募制についてでありますが、人事異動においては、職員の意欲の向上や職場の活性化が図れることが重要であり、ご指摘の公募性も含め職員の意向の把握に努めてまいりたいと考えております。次に、管理職の希望降格制についてでありますが、一部の自治体においては、職員の降格希望を尊重し、当該職員の能力と意欲に応じた任用と、組織の活性化の促進を目的として導入されておりますが、降格を承認する事由の範囲や降格後の給料の決定など、自治体の考え方により取り扱いが異なることから、他の先進自治体の実態を検証するなど、調査してまいりたいと考えております。次に、雇用情勢と対策について、雇用情勢についてでありますが、平成20年1月から12月までのハローワーク美唄で取り扱った雇用保険資格喪失件数は、703件で主な業種は医療・福祉が191件と最も多く、次いで製造業が107件、建設業は84件、サービス業が82件となっております。前年と比較しますと、全体で55件減少しており、減少した主な業種で申し上げますと、製造業で18件と最も多く、次いで、小売業で9件となっております。- -49また、増加した業種では、教育で4件、工業で2件、ガス・水道業及びサービス業でそれぞれ1件となっております。次に、有効求人倍率、求人数につきましては、平成20年1年間の月間平均数は197人で、前年と比較いたしますと、52人減少しております。次に、平成20年中における企業倒産、閉鎖、経営縮小などによる解雇の状況について、確認されたもので申し上げますと、運輸業で1社が解散し、解雇者は5名、小売業で1社が破産し解雇者は9名、サービス業で1社が閉鎖し、解雇者は7名、建設業で4社が事業停止及び解散、破産しておりますが、解雇者の数については確認がとれておりません。また、平成21年に入ってからは、2月末に1社が解散し、27名が離職となり、3月末に1社が閉鎖予定で、4名の職員が離職されると聞いているところでございます。これまで雇い止めや、派遣切りの情報はありませんが、一部の事業所において労働時間の調整等を実施し、また、検討している事業所もあると聞いております。本市の雇用状況はただ今お答えしたとおりであり、今後さらに厳しい状況になることが懸念されるところであります。次に、雇用対策についてでありますが、本市おきましては、企業の倒産や経営縮小などにより、職を失う方が増加する状況にあり、雇用対策は本市の活性化にとっても非常に重要な課題であると考えているところであります。本市における平成19年度の年間平均有効求人倍率は、0.4倍と低い水準にあり、平成20年度の4月から12月までの平均有効求人倍率が0.39倍で、前年度と比較しますと、0.01ポイント下回り、また、北海道と比較しても0.054ポイント下回るなど、厳しい雇用状況となっております。このため、市といたしましては、国の第2次補正予算による地域活性化生活対策臨時交付金や、北海道緊急雇用創出事業臨時特例基金の活用を図り、雇用対策に努めてまいりたいと考えております。また、季節労働者の方々の対策として、平成19年8月に設立いたしました美唄市を始め、空知支庁や商工会議所、建設業協会、勤労者企業組合で構成する、美唄市季節労働者通年雇用促進協議会において、通年雇用化意識講習会の開催や、資格取得に対する助成事業などを行うほか、事業所を対象とした国の通年雇用に向けた助成制度の説明会などの取り組みに対し支援しており、季節労働者の方々の通年雇用化に努めているところであります。次に、新規学卒者の就業状況についてでありますが、初めに、市内の高校における卒業予定者は、1月末現在283名で、そのうち就職希望者は108名となっており、就職内定者は78名、内定率は72.2%で、昨年同期と比較いたしますと、17%高くなっております。次に、専修大学北海道短期大学の卒業予定者は159名で、そのうち就職希望者は59名となっており、就職内定者は44名、内定率は74.6%で、前年同期より9.8%高くなっております。北海道中央コンピュータ・カレッジの卒業予定者は17名で、そのうち就職希望者は1- -506名となっており、就職内定者は8名、内定率は50%で、前年同期より37.5%下がっております。また、内定取り消しについて各学校に確認したところ、現時点では取り消された生徒はいないとお聞きしているところであります。なお、市として未就職者への対応については、今後も北海道が就職の支援を行うジョブカフェなどへの紹介や、南空知地域雇用対策協議会などと連携を図り、就職相談会やセミナーの開催、また、求職者職業能力開発支援事業により、就職を希望する高校生などのレベルアップを図り、就職に結びつけてまいりたいと考えているところであります。次に、ハローワーク美唄の統合についてでありますが、昨年11月14日に北海道労働局長から、ハローワーク美唄出張所を平成21年4月1日をもって岩見沢公共職業安定所に統合する計画が示されたことから、12月5日に市議会を始め、経済・労働団体など、9団体により、統合反対存続要望を国や道に働きかけたところであります。その後、20年12月24日付けで、北海道労働局長からハローワーク美唄出張所は統合の時期を1年延期し、平成22年3月31日に変更した上で、岩見沢公共職業安定所に統合することとし、統合後における代替機能についても、今後地元と協議を進めたいと回答が文書により示されたところであります。このような中にあって、本年の1月に、地元関係団体の代表者により、今後の対策などについて協議を行った結果、さまざまなご意見がありましたことから、4月に北海道労働局を招き、関係団体とともに協議する場を設けることとしたところであります。次に、地域医療の確保について、地域医療における市立病院のあり方についてでありますが、市民が安心して生活する上で、地域医療の確保は必要不可欠であると認識しております。市立病院は、本年1月に策定した市立美唄病院改革プランに基づき、公立病院として救急医療などの不採算部門も担いつつ、現在の診療体制を維持し、市民の医療ニーズにより適切に対応していくことが必要と考えております。今後においては、市民の医療ニーズに応えるため、市内の医療機関との連携について、医師会の意見等を踏まえ、地域における医療連携体制を構築してまいりたいと考えております。今後の医療制度改正などにより、病院運営に大きな影響が危惧される場合には、地域医療を確保する観点から、国や道に対し、財政支援などについて要望してまいりたいと考えております。次に、病院の経営形態についてでありますが、地域医療を確保する上では、救急医療や小児医療など、不採算部門に対する課題がありますが、このような不採算部門を担って行くのが地方自治体で経営する公立病院の役割であると考えております。市立病院は、現在、地方公営企業法の一部適用で運営しておりますが、経営形態も種々ありますことから、今後、地域医療庁内検討委員会や、美唄市地域医療に関する懇談会などの意見を踏まえ、平成25年度までに一定の結論が得られるよう進めてまいります。最後に、民間病院の検討についてでありますが、私は、美唄の地域医療を確保する上で、- -51公立病院が果たすべき役割は大きいものと考えております。こうした中で、これまでも美唄労災病院との統合による新たな病院づくりへの取り組みや、統合断念後の市立病院の存続の為の再編計画策定などを行ってきたところであり、民間病院に関する検討は行っていない状況にあります。
再質問 16番 内馬場克康
再質問を若干させていただきます。初めに、医療過誤による損害賠償を求める請求事件についてでありますが、市政報告があったという考え方からいけば、訴状の内容等、議会としても共有できるものかと、このように考えていたところでございますが、今後の裁判にいろいろな形で尾を引いてくるというようなお話もありながら、具体的な詳細についてはお知らせをいただけないというふうな話も聞いてございます。そこで、若干確認をさせていただきますけれども、本来であれば、裁判所との関係もあると言いながらも、訴状が送られてきたという関係からいけば、原告の住所氏名等なんかについても、本来お聞かせいただけるものと、このように考えたんですが、これは明らかにできないというお話もございましたが、これは明らかにできないのかどうなのか、お伺いをいたします。次に、損害賠償請求金額、5,722万6,637円という数字が市政報告の中で報告されてございます。この金額というのは積み上げの積算根拠が、積み上げてきた積算根拠がいろいろとあると思うんですが、これについても何か、積算根拠については示されないという話がちょっと聞いてございますけれども、この辺、総枠の5,700万が示されるとなれば、この根拠の積み上げが示されないという部分について、どうしてなのかお伺いをいたしたいと思います。それから、札幌簡易裁判所において2回にわたり調停に挑んだが、最終的には調停は不調に終わったと、こういうことでございますけれども、不調になった要因というのは、双方のやりとりの中で、結果的に不調になったわけだから、不調になった要因の主なものについてわかればお教えをいただきたい、このように思います。次に、全国自治体病院協議会が窓口になっているということでございまして、病院賠償保険については、今後、訴訟の結果、あるいは和解等も起こり得るわけでございますけれども、それらについては一切この自治体病院協会が関係している病院の賠償保険において、全て裁判費用はここで賄っていける、こういう形で理解しておいていいのか、この辺についてお伺いをしておきたいと思います。次に、北海道市町村の合併推進構想についてでございますけれども、合併新法の出たときと、現在の美唄市の財政状況に対する考え方は若干、財政的にも変わってきているものと、このように思うところでございます。合併することにより、国・道の支援等も構想の中にはありますから、この辺をどのようにとらまえて今日合併しない形で推移されてきたのか、この辺の検討経過について、当然検討されていると思いますので、お伺いをしておきたいと思います。それから、構想対象市町村の関係ですけれ- -52ども、空知Aグループとして美唄市、それから三笠、月形町と3町となっているという話でございます。それで、これまで組み合わせ市町村と協議を行っていないということですけれども、構想の組み合わせ市町村というのが、美唄市、三笠、月形と、2市1町という形になってくれば、合併をするにしても、しないにしても、関係して構想に出された市町村との話し合いというものは、やるべきでなかったかなという気がいたします。やるとすれば、やはりどこの町村からもそういう話はないということではなくて、この2市1町であれば、当然美唄市がその先導役、役割を果たすべきではなかったかと、このように考えるところでございますので、この点についてお聞きをしておきたいと思います。それから、グループ制の状況についてでございますけれども、グループ制の検討については、前回、先進例の研究やメリットデメリットなどを整理すると共に、十分な庁内議論をすると、こういう形でお答えをしていただきながら進めてこられたと、昨年、お話をしていただいたときの現状認識という部分で、お話を聞いているところでございますけれども、グループ制というのは、団塊の世代対策として、職制の確保によるモチベーションを高めるためなどから、導入をされてきた経過もあると、他市においては、グループ制をやめ、係制を復活しているとの認識もありましたが、この点、先行してやっておられたところで、グループ制があまり順調に、進んでいるところもありますけれども、必ずしも絶対的なものではないという考え方で、それぞれ先行した市町村でやめてきている市町村も結構出てきていると、このように考えてございますから、そのときに、今うちがグループ制を始めるとするならば、やはりそのメリットデメリットというのは、相当検証されて取り組みをされるんだろうと、このように思いますので、その辺の経過についてお聞かせをいただきたい、このように思います。次に、地域応援チームの状況についてお伺いいたします。19年から実施のモデル地区3地区の活動の検証を行なったうえで、昨年9月から市内の全町内会、自治会、農事組合を対象として、本格的実施をしているとのことでありますから、モデル地区での結果が非常に良好だったという考え方から実施に入ると、こういう形になろうかと思いますので、実施により、特徴的なものがあればお知らせをいただきたい、このように思います。また、市内12のブロックについて、各ブロック4名から5名の幹部職員で編成したチームを配置するということでございますから、担当する町内会等の集会に参加をして、地域の問題点や要望を聞き、担当の部署に挙げて課題の解決を図っていくんだという話で聞いてございます。ある面、行政サービスの一環として、出向いて行って要望をくみ上げるという姿勢でありますから、高齢化社会を迎えて大変な時期でございます。そういう部分で、それが順調に行けば、これは市民にとりましても大変ある部分では有難いことであろうかと、このように考えるところでございます。ただ、そこで考えなければならないのは、職員にとっては本来業務とは別の方でやるわけですから、私は、担当職員は大変なことだと、このように考えるところでございます。- -53厳しい今財政状況という形でもって、新年度からは職員給与の見直し、平均14.5%ですか。見直しがなされるということでございますし、福利厚生事業等についても予算の削減がなされると、こういう形で、ある部分いろんな面で考えていった場合、職員負担と言いますか、職員にかかってくる部分非常に大きいような気がするところでございます。そういうところに市民にとっては非常にいい事だし、これが順調に行けば大変いいことだと、このように思うものは思うんですけれども、果たして、本来業務をやりながら、これからグループ制を引いて、課長職の役割りというのは非常に、先ほど答弁の中にも大変大事だというふうに考えておられるようですけれども、私も本当にグループ制が実施されて行ったら課長の資質、この辺がきっちりグループ制をどう活用させていくのかという部分で、表れてくるのではないかと、このように考えるところでございます。したがいまして、実施して途中で挫折がないようにするためには、それぞれ管理職ときっちりとこの辺を詰めて、本当に大丈夫なのかと、十分理解をしながら取り組まなければならないと、このように考えてございます。したがいまして、職員との関係をどのように整理されているのか、改めてお伺いいたします。それから、人事異動の公募制についてでございます。現行人事異動については、一定の基準を基に、適材適所を念頭に配置換えを行っているというご答弁をいただきました。先進地の事例をお聞きいたしますと、技能職、労務職と現在の職場が大体1年目の職員を除く主査以下の全ての職員について、公募制の対象として実施をしてきているということで、全国的には人事異動に伴う公募制というものは、ある程度進んできていると、このように聞いてございます。応募者は、希望する職務内容、動機、取り組みたい課題や豊富をそれぞれ応募用紙に記入して、所属長を通じて人事課に提出をしていくと、公募するものは、そこで、書類選考と面接が行なわれて適任と認められれば異動ができるというもので、職員のやる気を重視していると、このように聞いているところでございます。また、その他の例といたしましては、新設される新しい職場内の組織の業務、あるいは県や国などへの職員の派遣、交流等についても、これについても、一方的な指名でなくて、職員から公募しながらこれを実施していると、こういうふうにも聞いてございます。いずれにいたしましても、やっぱり職員の公募制がうまく形に乗れば、自分が希望した職種でございますから、仕事も投げるようなこともなくて、意欲的に取り組む部分が出てくるのではないかという気がいたします。いずれにいたしましても、現在、従来の方法を踏襲して行ってはならないと、こういうふうに言われてございます。大変革期という言葉も使われてございますので、職員の異動についても、改革をするための工夫が必要ではないかという形でお話を申し上げたところでございます。この辺についてお答えをいただきたい、このように考えるところでございます。次に、雇用対策についてでありますが、ここ数年の市の雇用対策に対するお話しといたしましては、1つには、就職者の充実や機能の職業訓練に対する支援とか、2つには、若- -54年者の職業意識の高揚を図るため、南空知の公益事業などに引き続き取り組んでいると聞いておりますが、その内容等について、もう少し詳しくお知らせをいただきたいと、このように思います。それから、ハローワーク美唄の統廃合についてお聞きいたします。雇用状況の厳しい今日、公共職業安定所が実施する、求職や事業者の職業紹介、相談、雇用保険手続きなど、その必要性はますます雇用条件が厳しくなってくると、高まってくると、このように考えてございます。特に美唄市におきましては、障害者の就労による自立促進や地域住民の雇用確保に大きな影響を生じるものと考えているところでございます。閣議決定されたことにより、難しいとは聞いておりますけれども、さらなる統廃合に対する対応が必要と思いますので、再度この取り組みについてお伺いをいたしたいと思います。それから、最後になりましたが、市立病院の民間病院としての可能性についてでございますけれども、私は、病院改革は改革といたしまして、市民の健康を第1に考えるとするのであれば、市立病院の職員を含め、民間病院の可能性についても、やはり早い機会に頭の中に入れながら取り組みを進めるべきではないかと、このような気がいたします。いずれにしましても、今の経営改善の中で、ベッド数を削減していくとか、こういう形になっていきますから、将来的に医師が確保される時期が来たとしても、ベッド数の関係からいけば、なかなかまた、総合病院として将来的に成り立つ部分については難しい部分も相当にあるのではないかと、こういうことを考えると、やはり、表は別としても、そういうことがあり得るのかどうなのかという部分で、民間病院としての可能性についても見当しておく必要があるんじゃないのかという気がいたします。現在、医師や看護師、さらにはベッド数が残っている部分があるわけでございますから、こういう部分を含めて考えておく必要がある時期ではないかと思いますので、改めてお伺いいたします。
答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)
内馬場議員の質問に順次お答えいたします。初めに、訴状の内容等についてでありますが、第1回目の口頭弁論が3月24日に行われることとなっており、この場で初めて訴状の内容が公表されることから、裁判への影響や原告側の個人情報としての取り扱いからも訴状の詳細及び請求額につきましては、先ほどご答弁させていただいた内容にとどめさせていただきたいと考えております。調停が不調となった理由につきましては、調停委員から、双方の金額に開きがあり、調停成立の見込みがないことから、2回目をもって打ち切りとなったものであります。- -55なお、裁判の費用につきましては、市が一時的に支払うこととなりますが、最終的には病院賠償責任保険から市に支払われることとなっております。次に、市町村合併についてでありますが、合併新法の本来の狙いは、地方分権の受け皿としての基礎自治体の基盤を強化するために、自主的合併を進めることと理解をしておりましたが、市町村合併が財政状況の悪化による、行財政改革の手段としてのみ認識されるようになってきたことにつきましては、大変残念なことであると受け止めております。国では、新たに集約とネットワークという考えのもとに、定住自立圏構想を打ち出し、市町村間の協定に基づく地域の活性化と人口の定住を図ることとしております。本市は、市町村合併を選択せず、自立推進計画を策定し、自立を推進しており、先般、財政健全化計画の策定に合わせて見直しを行った、自立推進計画を着実に進め、将来にわたり持続可能な行財政運営が図られるよう、今後とも全力を尽くしてまいります。次に、三笠市と月形町は、本市とともに南空知ふるさと市町村圏組合の構成自治体であり、月形町とは月形大橋の期成会や、陸上自衛隊美唄駐屯地の存続活動で、ともに活動しており、今後とも両自治体とはさまざまな面で連携・交流を強めてまいりたいと考えております。次に、グループ制についてでありますが、他の自治体においては、責任の所在があいまいとなるなど、結果として期待される効果が必ずしも表れていない場合もあると承知しております。このため、導入に当たっては、全庁的に議論し、職員の理解を得た上で導入することが重要であると考えております。次に、地域応援チームの状況についてでありますが、現在、地域においては、過疎化や高齢化などにより、コミュニティ活動が従来のようにできなくなる懸念があることから、環境や景観、防災、防犯、健康づくりなどのさまざまな課題の解決に向けて、地域の皆さんと市が協働で取り組むことが重要であると考えております。地域応援チームは、勤務時間内の活動を基本としており、地域の実情をつぶさに把握することは、本来業務における職務の遂行や、施策の立案に際しても得るものが大きいものと考えております。いずれにいたしましても、今後の活動におきましては、本来業務とのバランスなどに十分留意しながら、地域の活性化に向け取り組んでまいります。次に、人事異動の公募制についてでありますが、職員数の減少や給与の削減など、職員を取り巻く環境は極めて厳しい状況にある中、市民の皆さんの理解と協力のもと、まちづくりを進めていくには、職員の意欲の向上や職場の活性化を図ることが重要であり、公募制の導入など、職員の意向を把握し、具体的に検討してまいりたいと考えております。次に、雇用対策についてでありますが、高校生を含めた就職希望者の方を対象に、技能講習や技能取得を目的として、求職者農業能力開発支援事業を行っております。昨年度は地域人材開発センターが行う、小型車両系建設機械運転業務特別教育や、フォークリフト運転技能講習など、10コースの講習に求職者の方が26名、就職希望の高校生は31名、- -56合わせて57名の方が受講し、受講に係る費用の一部を市から支援しているところでございます。また、岩見沢市、三笠市、月形町、美唄市の3市1町で設置しております、南空知地域雇用対策協議会では、高校生向けの就職相談会や就職意識啓発セミナーなどを通じて、就職に向けての基礎知識などを習得する事業を実施しており、昨年度は、地元の高校から延べ298名の生徒が参加しております。厳しい経済情勢の中、これらの取り組みを通じ、求職者や就職を希望する高校生の就職活動の円滑化に一定の効果があったものと考えております。次に、ハローワーク美唄の統合についてでありますが、雇用情勢は今後ますます悪化することが予想されており、また、障害者の雇用率が他の地域と比べても高いことから、ハローワークが実施している求職者や事業者の職業紹介及び求人受付、さらには雇用保険の手続等については、これまで以上に地域に密着する形で実施する必要性が高まってきているものと考えております。国において決定された場合の見直しは、大変難しいものと考えられますが、国の決定後において、雇用情勢が一段と悪化していることから、今後も市議会を初め、関係団体と連携を図り、統合の見直しに向けた活動を行うと共に、仮に統合の見直しが困難な場合においても、代替機能については、現在の出張所の機能と同じような機能が維持されるよう、最大限努力してまいりたいと考えております。次に、民間病院の可能性についてでありますが、市立病院については、この度策定した市立美唄病院改革プランに基づいて、公立病院としての役割を果たしていくことが必要であると考えております。また、改革プランでは、平成25年度までに協議検討し、一定の結論が得られるよう進めることとしておりますことから、今後の病院経営の状況を見極めながら、庁内における検討や市民の意見等を踏まえ、市立病院のあり方等について検討してまいりたいと考えております。
再質問 16番 内馬場克康
若干また、お聞きいたします。市政報告の医療過誤による損害賠償を求める請求事件の関係ですけれども、今盛んに市立病院の改革に取り組んでいる最中でございますから、このような訴訟事件が起きるという事は、非常に残念なことでございますし、市立病院のイメージ的にもプラス要件にならないものと、このように考えるところであります。今後の対応につきましては、相手から訴えられたという部分ですから、この点、市立病院のイメージ、将来のことを考えながらこの点を十分考慮しながら対応していっていただきたいと考えますので、この点についていかがかお伺いをいたしますそれから、グループ制についてですけれども、全庁的に4月から導入という報道もありました。そこで、私も役所にいた関係から言いますと、仕事の職場の内容によっては、必ずしもグループ制が絶対のものとはちょっと考えにくいところがあるんですよ。職場によってはグループ制を適用して、応援体制を引きなが- -57ら、皆さんで取り組んでいくということは非常にいい場合もあるけれども、全てがそういう形になっていかないという部分があるのではないかという気がするものですから、実施に当たっては、その辺を十分に考えながら整理をして取り組んでいくということが必要でないかという部分で改めてお聞きしますけれども、それと4月全庁的にということは、もうひと月ないわけですけれども、そういう完全実施という形でそういう体制ができているのか、そういう体制ができて走るとなれば、私が前段今言ったようなグループが適正なのか、適正でないのかという話にはならないので、その辺を含めてどのようになっているのかお聞かせをいただきたい、このように思います。それから、ハローワーク美唄の統合廃止についてですけれども、美唄の場合、昭和32、3年当時、9万何ぼから始まりまして、人口が減少してきまして、今基幹産業は農業というのもございまして、人口も3万を割って、2万7,000何ぼですか、そういう中で、年々国の機関と言いますか、国・道の機関が1つずつ減らされていくという姿がまちにできるわけです。国や道の出先機関がなくなるということは、美唄市というまちが1つずつ崩れていくというか、消えていくという形になりかねないという部分がありますので、こういう部分からいけば、どんなことがあっても私は今回のハローワークの美唄出張所については、死守すべきだという気持ちを持ってございます。それで、去る4月のプレス空知の4日ですか、プレス空知の報道によりますと、道労働局による、3月31日付ハローワークの統廃合については、美唄市として統廃合案を受けざるを得ないと判断したということをここにきちっと書かれております。市では一応市の雇用環境を考えると、白紙撤回を求めたいが、閣議決定されたので、白紙撤回は厳しいという状況だという判断だろうと思うんですが、そこに書かれていることは、さらに統廃合は受け入れ、その後の条件闘争に移行した方が得策と話しているということで、公共施設に相談室を置くとの報道がありました。それで、今の段階で条件闘争に切りかえることが市民のために得策という部分は、どういう得策があるのかなという気がいたします。私は、まだ1年もあるわけだから、閣議決定されたと言いながらも、最後の最後までという形でもって政治的解決、あるいは、ありとあらゆる手段、人脈を使いながらこういう雇用環境の厳しい時ですから、やはり守っていくということが将来のまちづくりに必要ではないかと、強い意思でやっていくというつもりで取り組んでほしいと、私は思うんです。そこで、前段言っています条件闘争に切りかえた方が得策だという部分について、どういう得策があるのかその辺を一応お知らせいただきたいと思います。次に、民間病院としての可能性についてですけれども、今市立病院の自立ということで頑張っておられますけれども、市立病院の再建協議をされているときでございますから、余計なことはちょっとまずいんですけれども、労災病院との統廃合の話があった時点で、道内あるいは道外の医療グループから、市立病院の民営化について、市立病院を譲り受けて- -58民営化ができないかというような話が市長としてお聞きしていることがあるかないか。この辺について、事実確認だけ、そういう話があったかどうかですね、お聞きしておきたいと思います。
答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)
内馬場議員の質問にお答えします。初めに、訴訟に関わる対応についてでありますが、私は、この度の訴えに関して、当市の代理人として委任した弁護士や病院賠償任意保険の取り扱い会社と連携を図りながら、慎重に対処してまいりたいと考えておりますが、先般策定した病院改革プランに沿って、市民に信頼される病院となるよう、全力を挙げて取り組んでまいります。次に、グループ制についてでありますが、業務内容に応じて、グループ制と係制を併用している自治体もあると承知しており、導入に当たっては部分的な導入もあり得るものと考えております。今後、さらに試行的な取り組みを進めるなど、十分な検証・検討を加えながら、具体的な議論を進める必要があることから、本年4月における全庁的な完全実施は考えていないところでございます。ハローワーク美唄の統合についてでありますが、雇用情勢が悪化している中での統合計画は影響が大きいことから、統合の見直しに向けての活動は、引き続き行ってまいりたいと考えておりますが、国の方針が変更されない場合も想定し、代替策の検討も合わせて行わなければならないと考えているところでございます。なお、条件闘争に切り替えることが市民にとって得策という部分でございますけれども、これにつきましては、従来と機能が同様なものが維持されるような方針を、話し合いが可能であれば、その方が私どもは取るべきではないかというふうに思っておりますけれども、しかし、私どもの基本的な姿勢は、統合の見直しに向けて、今後、活動していきたいと、ただ、合わせて、国の方針がどうしても変更されない場合も想定しながらこの代替策の検討も行なわなければいけないと考えでございますので、基本的には今後、統合の見直しに向けての活動を、より積極的にやってきたいと考えてございます。次に、民間からの話についてでありますが、民間からの市立病院対する譲渡等に関する正式な話はこれまでのところございません。
再質問 16番 内馬場克康
ハローワークの関係について、私ちょっと思うのは、昨年11月に、そういう労働局からの話があって、極端なことを言えば、1年しかないとも言えるけれども、逆に言えば1年あるという部分があるわけですよ、期間的には。その時に代替案という話でもって、話をしていくということはちょっと交渉する立場としては違うのでないかと、基本的に。僕は違うと思うんですよ、やはり、どんなことがあってもこれは死守するような形ぐらいで、やっぱり進んでいって、とどのつまりは、どうもならんときは- -59それは仕方ない、こういうこともあり得るけれども、去年の11月に言われてまだ3月ですよ。1年ある時点では、やっぱりそういう強い意思というものを市民を挙げて持っていかなかったら、これはもうだめだと思います。それと、今話にも出ましたけれども、市議会としても決議しているわけですから、そういう面を踏まえながら、もうちょっと強い姿勢を出して欲しいということがちょっとあります。それと合わせて報道関係にありました、ついでで申し訳ないんですけれども、公共施設に相談室を置くという報道が出ているわけだから、誰かがこういう話をしなかったら、記事にはならない話ですよ。大体、何回も言うようだけれども、去年の暮れに出た話で、今盛んに反対しようという意識でいる最中に、もう相談室を置くような報道が出てくるなんてことは、とりようによっては大変申しわけないけれど、交渉しているのか交渉していないのか、国にはどうやってもかなわないからだめなのか、こういう気がするので、やはり市長さんを先頭としてもう少し強い決意を示してもらわなければ、これはならんと思いますので、一番最初に言いました、まちが滅びてしまうと、こういうことがあるものですから、もう一度この問題について市長の決意をお聞きしておきたいと、このように思います。
答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)
北海道労働局から、国が閣議決定をされたという中で文書をいただいたということで、私ども、本当にこれについて今後、対応に苦慮している部分でございますけれども、しかし、今回、いろんなアメリカの経済の破綻等から、さまざま雇用環境が本当に大変厳しい状況になってございます。このような現状を踏まえた中で、国が1回決定したものを私ども見直しをしていただきたいようなことを、これからも一段と要望を強めてまいりたいと思っております。ただ、国の方、北海道労働局からいろんな方法があるだろうと、その中で機能を補完する為に、公共施設に相談室を置くというような話も一部ありましたけれども、これはあくまでも1つの案でございますので、これについて検討しているような状況ではございません。しかし、いずれにしても今の雇用情勢を考えれば、国の閣議決定がされたものについても、これは当然見直しを強く求めていきたいと、このように考えているところでございます。