みんなの議会

厚岸町議会 平成16年第1回定例会 2004年3月11日

(1)糸魚沢小学校の休校について/(2)宮園スケートリンクの路盤沈下について

2004年3月11日、厚岸町議会の一般質問で、中屋敦議員が「糸魚沢小学校の休校について」「宮園スケートリンクの路盤沈下について」について質問し、教育長、管理課長、体育振興課長が答弁しました。

質問者
中屋敦 議員
答弁者
教育長、管理課長、体育振興課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 7番

平成16年厚岸町議会第1回定例会に、通告してあります2点について質問をいたします。1点目は、糸魚沢小学校の休校についてであります。糸魚沢小学校が休校してから、今年の4月で丸5年になりますが、平成11年第4回定例会で教育長の報告によりますと、複数年休校間を設け、その後廃校の措置も考え方を糸魚沢住民に示したと報告がありましたが、その後、廃校について検討されているのか。もし、廃校を検討しているとしたならば、時期的にいつなのか示していただきたいと思います。2点目でありますが、宮園スケートリンクの路盤沈下についての状態でございます。平成5年1月に、釧路沖地震により路盤が亀裂、また、北海道東方沖地震によりリンクの路盤が沈下を生じ、平成12年に私が質問したときに、路盤沈下の最大31センチと説明がありました。現在は何センチ沈下しているのか。また、今後スケートリンクの路盤沈下がどのように改善するよう進めていく考えがあるのかお伺いいたしまして、1回目の質問とさせていただきます。

答弁 教育長(教育長は2004年9月まで)

7番、中屋議員の質問にお答えいたします。まず、1点目、糸魚沢小学校の休校についてでございます。平成11年4月より休校しております糸魚沢小学校は、本年4月で5年になりますが、その間、地元自治会との協議、活用計画策定及び有効活用を図るため、庁内組織でありますが、厚岸町余裕教室等活用計画策定委員会を設置し、検討をしてまいりました。また、厚岸町文化協会との協議やホームページに有効活用のアイデア募集の掲示板を掲載するなど、広くご意見を聞いてきており、幾つかの検討すべきご意見もいただいております。そのような中、昨年11月、会計検査院に「廃校状態の学校に対し、休校扱いで地方交付税を余分に配分」と指摘され、総務省が交付税算定の数から除く方向で検討を始め、実施が確実視されていることや、文部科学省においても休校の実態調査がされるなど、休校に対する見方が急展開する中、糸魚沢小学校においても、早期に利活用の方向性を定める必要性に迫られております。したがいまして、現在までの検討会議の内容やいただいておりますご意見並びに現在の町財政状況などを総合的に勘案しますと、当面、音楽活動、絵画、写真などの各種サークルや個人などの創作活動の拠点として、作品展示のギャラリーや発表会場としての利用、また、それらの技術を子供を含む一般の方に指導いただくなどの社会教育活動として、利活用を図っていきたいと考えています。そのような方向性を定める中で、できれば平成16年度中に廃校手続を進めたいと考えております。続いて、2点目、宮園公園スケートリンクの路盤沈下状況についてでございます。宮園公園スケートリンクの路盤沈下の現状につきましては、昨年10月に路盤沈下を計測したところ、最大で38センチの沈下が見られ、平成12年8月の計測時からさらに7センチ沈下が進んでおり、いまだに沈下はおさまっていない状況にあります。次に、今後、スケートリンクの路盤沈下などの改善をどのように進めようと考えているのかとのご質問にお答えします。初めに、リンク改善のためにこれまで行ってきたことを申しますと、災害復旧工事のほか、縁石のかさ上げ補修や高低差解消のための盛り土、さらには、本年度行いました板枠の取りつけなどがあります。今後における抜本的な改修につきましては、リンクの路盤沈下が進行している間は大変難しい状況にあるため、路盤沈下が安定するのを見きわめた上で、改修工法や財源などの検討を加え、計画的な整備を進めてまいりたいと考えております。なお、平成16年度については、簡易的な補修にとどまらざるを得ませんが、路盤の低い部分への盛り土や亀裂部分への水漏れ防止対策で対応していきたいと考えております。以上でございます。

質問 7番

ただいま教育長からるる説明がありましたが、糸魚沢小学校の廃校についてでございますが、今までの制度では、補助金で建設された学校など施設、目的外に、建設後一定の期間を過ぎないと、その補助金を返還しなければならないという厳しい規則があったと聞いております。しかし、このたび政府は、地方自治体が補助を受けて建設した学校など施設を、地域活性化のために、当初の目的外転用をしても補助金を返還を求めない方向で最終調整に入ったと新聞で報道されていたんです。ところが、それから1週間ぐらい、2月27日に、地方再生ですか、141件、その中に、廃校となった小学校など補助金対象を目的外使用する際、補助金を返還を求めない、免除すると。また、地方自治体が、今年の5月まで、支援策を活用した地域再生計画を政府に申請した場合、もし政府で認定したとしたなら、集中的に支援策を受けられる、その新しい事業に対して協力的に支援しますと、補助金を出しますという決定をしたという報道をされておりました。そういうことは、もちろん教育委員会の人方はもう知っていると思いますが、今年の5月までにその利活用をすぐ考えなさいといったって、到底もう無理だと思うんです。でも、この新聞報道で見ると、今年の5月まであれすると、集中的にその事業に対して全面的にバックアップしますと。その 141件の中には、そのほかにまだまだあると思うんですが、だからこそ、いつ廃校を考えているのか。もし、休校が解けて、将来的に学校としてまだ活用できますというのがあるんだったらそれは別なんですけれども、私の調べた中では、残念だけれども廃校しなければならないんではないかなという予想なんです。としたならば、もう少し積極的に教育委員会もそういうことを含めてやってほしかったなと、やるべきでなかったのかなと。もちろん、これは教育委員会で知っていたと思うんですけれども、そういうことで、今後も強力的に、今の教育長の説明では、平成16年度に廃校する予定という答弁がありましたが、そういうことを踏まえて、地域住民の人方が納得すれば、積極的にやってほしいということです。それから、2点目でございますが、2点目の質問に入る前に、今年は大変異常気象でもって、去年の12月末に大雪が降ったり、途中で雨、雪、そしてまた落ちついたと思ったら雪や雨と繰り返して、体育振興課の皆さん方、リンクを本当に一生懸命やって整備してくれたということは大変ご苦労さまでしたと、質問する前に、まずお礼を申し上げておきたいと思います。そこで、私が前の体育振興課長さんに質問したときに、その前の課長さんも、質問したときに同じ答弁を繰り返されて、この間も、つい最近も、議員さんが質問したときにまた同じ答弁を繰り返されたと、非常に残念だなと思うんです。というのは、前々の課長さんにも、前の課長さんにもお願いしたのは、確かに路盤沈下はわかりますと、沈下しているのは間違いないですと。ただし、父兄というのは、高学年になると卒業します。そうすると、新しい父兄がまた入ってきます。そうすると、同じことを聞かれるんですよ。「あのリンク何とかならないのか」。だから、1年に1人や2人、必ずこのリンクでもって質問すると思うんです。非常に残念に思います。だから、私は前もって、前の前の課長さんにもお願いしましたが、地質調査なり何なりして地盤の中を検査をして、今こういう状態で、まだまだ沈下が続くんですと、そういうはっきりしたものを求めたのですが、残念ながら、ただ沈下しています、沈下しています。だったら、沈下はいつまで続くんですかと聞きたいぐらいです。でも、到底わかりませんよね。わからないのは当たり前ですよ。そのために地質調査をして、地下がどういう状態になって、まだまだ沈下が続きますと。残念だけれども、今大規模に修理することはできないんですと、そういう明確な説明が欲しかったなと。そうすると、我々も父兄から来るんです。「おまえ、学生時代野球やったり何なりやってスポーツマンだったのに、今、スケートリンク」、毎年同じことを聞かれるんだ。けれども、ただ「沈下するので大規模に修理できないんだ」と、残念だけれども、そういう説明しかできないんです。確かに沈下していることは間違いないです。今の説明では、後から見たんですけれども、新聞報道で見ると最大40センチとかって報道されていましたが、だから、もう少し新しい子供方のお母さん、お父さん方が、スケート同好会でも、スケート少年団にも入ってきたときに、きちんとした説明ができるような措置をせめてやってほしい、積極的にやってもらいたいと。2回目の質問を終わります。

答弁 管理課長(管理課長は2004年3月まで)

1点目の、糸魚沢小学校の関係についてお答えを申し上げたいと思います。ご質問者もお話のありましたように、糸魚沢小学校は、昭和54年、55年ということで、校舎、体育館、いずれも国庫補助金を受けて建設したものでございますから、小学校の転用に当たりましては、補助金を返さないで転用していくというのが私どもの基本的な考え方でございまして、そういった中で、教育委員会内部でも、さらには庁内で組織しております余裕教室等活用計画策定委員会の中で検討してきたわけでございます。私どもの内部、あるいは町の文化協会との協議もございましたけれども、広く町民、あるいは町民以外からも、糸魚沢小学校の利用についてのアイデアを募集したいということで、実はホームページを開きまして募集したところ、いろいろな意見をいただいてございます。そういった意見を参考にしまして、さらには、現在の町の財政状況、そういったことも十分考えまして、現在のところ、私どもとしましては、比較的施設の改造費が少なくて済む等々のことから、音楽活動、絵画・写真などの各種サークルや個人などの創作活動の拠点としてということで、こうしたことで利用を図っていくということで、現在検討を進めているところでございます。ご質問者もお話がありましたように、地域再生計画というような事業の中で、これ以外にもあるようでありますけれども、いずれにしましても、補助金がつきましても必ず一般財源という部分が伴ってまいりますから、その辺については、現在の財政状況からしますと非常に難しい面があろうかと、このように考えてございますけれども、やはり、広く検討はしていきたいというふうに考えてございます。それとは別に、教育長の方から前段の方で会計検査院の指摘という中で、休校がずっと続いているということは、地方交付税の方の基準財政需要額の方に算定されているということで、これについては検査院の方から指摘をされておりますから、早い段階で、校舎の問題については、指摘といいますか、そういったことの廃校の利用計画という部分が早期に立てるようにということでの指導は入ってくるのではないかと、このように考えてございます。できるだけ早く、国の方に補助金を返さない方向での利用計画を立てていきたいというふうに考えてございますので、その点ご理解をいただきたいと存じます。

答弁 体育振興課長(体育振興課長は2004年3月まで)

スケートリンクの沈下の関係でございますけれども、今、ご質問者のおっしゃるとおり、前回も同じような質問を受けていたわけでございますけれども、同じような答弁しかならないのは、非常に残念な状況でございます。それで、いろいろ調査もどうかということでもございましたけれども、以前にもお話をさせていただいた経緯もございますけれども、例えば、ボーリング調査をすることも必要かと思います。しかしながら、実際、今ここを見ますと沈下がおさまってない状況でございますので、やはり、おさまった時点でボーリング調査が必要かと、そういうことも関係課とも協議をさせていただいているところでございます。そういう状況の中でございますので、1回目の答弁で申し上げたように、できるだけ現状のリンクで早い時期に利用者が活用できるような状況を、簡易的な方法でございますけれども、先ほど答弁したように、現在の低い部分に――前回よりも低くなっているわけでございますから、そこに盛り土の対応、それと亀裂部分、やはり漏れがあるわけでございますから、それを防止する対策を講じてまいりたいと、こう考えております。それと、愛好者、スポーツ少年団等の、そういうお話し合いということでございます。それにつきましても、平成15年度につきましても、リンク開始前にも少年団の関係者と実態をお話をさせていただいている状況でございます。いずれにいたしましても、今後とも状況を十分理解をしていただいた中で開放をしてまいりたいとこう思いますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 7番

今、廃校について課長から説明ありましたが、やはり、新しい事業をやるのにお金がかかると、財政が緩くないからできないんだと、私にはそうとれたんです。だから、なるべく補助金をもらっても返さなくてもいいような、便利ないい補助金があれば、それを活用しながら事業を起こしていきたいという今の説明だと感じたんですが。その事業をやるのにどういう事業、今、ばっと、音楽だとかそういうものと説明ありましたが、事業をやるのにお金のかからない補助金、もちろんあると思うんですけれども、そんなことを言っていたら前に進んでいかないと思うんですよ。多少かかっても、本当に町民のため、住民のためになるんだということだったら、少々お金を出して、財政が緩くないかもしらんけれども、町長部局にお願いして何とか頼む、前向きでやってほしいんですよ。それともう一つ、去年の秋に厚生文教でもって視察したときに、ちらっと寄らせてもらいました。ギンバエすごいですね、死体が。休校になって4年、5年になる中で、掃除を何回しているんですか。クモの巣はかかったまま、校長室の机、いすにはほこりだらけ、お日様ががんがん当たるから色は変わっている、ギンバエは、大げさに言えば、じゅうたんを敷くようにざっくり死体がある。去年の秋ですよ。今までで何回掃除しているんですか。少し何かに利活用しようとする建物であるならば、もう少し手入れをよくする必要があるんではないですか。その点、答弁お願いいたします。それと、スケートリンクのことでございますが、確かに、今課長が言ったことはわかります。でも、逆に、地盤をボーリングをして、だったら課長聞くけれども、いつまであの沈下は続きますか。私も、議員をやっている間沈下がおさまるという保証はないです。課長も、定年まで課長をやっていて、その前におさまりますという保証はありますか。だからこそ、ボーリングをして地盤の中を調べて、地下を調べて、これならまだまだ、恐らくぐちゃぐちゃになっていると思うんです。やわらかくなっていると思うんですよ。その逆もあり得るんではないですか。3回目の質問を終わります。

答弁 管理課長(管理課長は2004年3月まで)

私どもも、この利用をするに当たりまして、外部からのいろいろなアイデアをお聞きした中で、やはり、一つに音楽活動の部分で、非常に鳴り物でございますから、なかなか吹奏楽、あるいはそういった音楽の練習する場がないということがありまして、随分ニーズがあるというふうに認識をしたところでございまして、そういった中から、今回こういった音楽活動、あるいは絵画・写真などの関係のいわゆる社会教育活動の場としての利活用を図っていきたいというふうに考えているところでございます。いろいろな補助金制度もございますから、そういった面も、私どもも今後研究をしていかなければならないというふうに考えてございます。それから、厚生文教常任委員会の方で、各学校の方を視察調査に昨年入っていただきましたけれども、その中では、糸魚沢小学校の校舎内のことで、ただいまご質問のようにご指摘をいただいたところでございまして、私どもも、その後校舎の方の掃除をしてまいりましたし、地震の方でも被害を受けてございますので、それにつきましても復旧をいたしまして、現在使える状態にしているということでございます。今後におきましても、厚生文教常任委員会のご指摘を糸魚沢小学校のことでいろいろ受けてございますので、施設内の環境の整備については、あるいは屋内運動場もそうですけれども、環境整備については十分やっていきたいと、このように考えてございますので、ご理解をいただきたいと存じます。

答弁 体育振興課長(体育振興課長は2004年3月まで)

スケートのボーリング調査ということで再度ご質問があったわけでございますけれども、確かに、私、今ここで、いつまでにおさまるとか、そういうことを明言できないわけでございます。確かに、当初は、前回のお話の中で、沈下がおさまった中で基本的に調査をさせていただいて、今後解消方法を決定していきたいということで答弁させていただいておりますけれども、確かに、質問者がおっしゃるとおり、調査も必要な時期に来ているのかなということは、私も理解をしているわけでございます。これらにつきましても、もちろん財政的な問題、いろいろあるわけでございますから、十分担当課と協議しながら前向きに進めてまいりたいと、こう考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

出典:厚岸町議会 平成16年第1回定例会 2004年3月11日 議事録 PDF(54ページ) 間違いを知らせる