みんなの議会

八雲町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月6日

八雲町に在住の外国人の現状と交流について

2026年3月6日、八雲町議会の一般質問で、水野博美議員が「八雲町に在住の外国人の現状と交流について」質問し、町長 萬谷俊美、商工観光労政課長 石坂浩太郎、副町長 竹内友身、教育長 西田浩人が答えました。

聞いた人
水野博美 議員
答えた人
町長 萬谷俊美、商工観光労政課長 石坂浩太郎、副町長 竹内友身、教育長 西田浩人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 水野博美

八雲町に在住の外国人の現状と交流についてです。八雲町でも、人口減少により外国人労働者が増えています。ほとんどが一次産業や民間の事業所で働いていますが、産業が維持できることで町にも良い影響があると思います。そこで、その方たちが住みやすく働きやすい環境作りのため、町としても何らかの対応が必要と考えます。私たち町民にとっても、日本以外の言語や文化に触れられることはとても貴重な体験になりますので、是非、町として相談窓口の設置や交流の場の設定を考えてほしいと思いますが、町長のお考えをお伺いします。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

水野議員の2つ目の質問にお答えいたします。八雲町における在留外国人数については、年々増加傾向にあり、令和7年8月現在で、501 人となっており、令和6年の同時期と比較して 18 人増加しております。また、外国人労働者の業種別の受入数は、農業・漁業の一次産業や水産加工などの製造業が8割以上を占めており、当町の基幹産業を支える大事な存在となっております。外国人相談窓口について、北海道では、生活や就労に関することなど、様々な相談に多言語で対応する北海道外国人相談センターを設置し、対面、電話、SNS などで相談に応じているほか、八雲町をはじめ道内各地域で移動相談会を開催しております。当町においては、専用の窓口はありませんが、相談内容に応じて、それぞれの担当において適宜対応しており、今後も北海道外国人相談センターなどの関係機関・団体とも連携を図りながら、各担当においてきめ細やかな対応に努めてまいりたいと考えております。また、外国人労働者との交流については、町が主催しての交流事業は実施しておりませんが、民間企業・団体が主催して外国人労働者と地域住民が参加するサッカー大会が開催されたり、外国人労働者が八雲山車行列や地域のお祭りなどに参加したりして、地域住民との交流や外国人労働者間の交流が図られております。いずれにいたしましても、外国人労働者は、人口減少が進む当町において、地域経済を支える大事な存在であることから、今後、事業者へのアンケート調査を行い、支援ニーズを把握するなどして、外国人労働者が住みやすく働きやすい環境づくりにつながる施策について検討を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

今回の町政執行方針でも、やっぱり外国人の相談窓口とかそういうことには何か触れてなかったのはとてもなんか残念でした。八雲町で単純に相談窓口が設置できない理由は何かあるのか。あれば、設置できない理由をお聞かせください。

町の答え 商工観光労政課長 石坂浩太郎

議長、商工観光労政課長。

町の答え 商工観光労政課長 石坂浩太郎

相談窓口の設置に関してでございますけれども、実情といたしましては相談があればそれぞれの担当課において適宜対応してございます。例えば住民生活課においては、転入転出の手続きの相談だとか保育園の入園に関する手続きの相談。財務課であれば税務に関する相談だとか、保健福祉課であれば、子育てに関する相談などを受けておりまして、現状外国人の方が役場に来て各種手続きだとか問い合わせをする際には、ほとんどの場合が受け入れ事業者が随行してサポートをしている状況があったりして、言葉が通じないだとかそういった大きなトラブルは起きてないということもありまして、相談窓口については設置していない状況となっております。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

適宜自分の相談がどこなのかワンストップじゃないので、その相談だとこっちの相談だとこっちっていう感じなので、あと、受け入れ事業者がサポートしてトラブルがないっていうのは、やっぱり何かちょっとした生活してて困りごととか、孤独感とか和らげる仕組み作りっていうのは私は町に必要じゃないかなっていうふうに思ってます。自治体と民間が今は手を取り合って官民連携してのモデルっていうか、そういう事業が行政の届きにくい部分をカバーするということで、多くの自治体で行政と民間が相談窓口を作るという体制にシフトしているようです。相談窓口を市役所に置くだけでなくて、ボランティア団体等を繋いで日本語教室などとか連携して、日本語を学びに来たついでに生活の悩みを聞いて、それをスムーズに行政の窓口に。そして、共有する仕組みを作ったりと外国人の相談窓口として連携して成功している自治体が共通しているのは、ボランティアが現場で拾った不満や困りごとを行政が制度の課題として吸い上げる仕組みがあることだそうです。それで、役割を明確化し、行政は例えば予算とか、場所とか公的証明の部分を担っていただいてボランティアではそういう伴走支援っていうんですかね。外国人の方が困ったら伴走支援とか心のケアとか、何かそういう強みを分けて支援する仕組み作りっていうのが相談窓口を作る第一歩で大切だと思います。ただ、相談窓口が単なる手続きの場とか苦情処理係じゃなくて、地域のお祭りとか清掃活動を促す交流のハブとなれば、やっぱり町が窓口になってどっかに繋ぐというか、連携しての相談窓口っていうことがとっても私は必要だと思うんですが、連携しての窓口というについてのお考えがあるかどうか、お考えをお聞かせください。

町の答え 副町長 竹内友身

議長、副町長。

町の答え 副町長 竹内友身

すいません、今お話聞いてそういうやり方もあるんだなっていうのがちょっと今、実感として感じました。役場がどうしても考えちゃうと、自分たちでどうにかなんでもしなきゃいけないっていうような感じで考えてしまいますので、今水野議員のほうからボランティア団体とかそういった方々がそういう悩みなり不安なものを聞き取って、それを行政に繋げるというようなお話もいただきました。これについては、そういった連携っていうのがちょっと私も今初めて聞いたもんですから明確には答えられませんが、役場内だけでなく外部のお力もいただきながら、そういった外国人の相談窓口っていうことについては、これはちょっと研究させていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

連携しての窓口もそうなんですけども、やっぱり町が窓口になってボランティア団体に繋いでくれるとやっぱり町だからっていうので外国人の方もきっと安心すると思うんですね。ただ民間の団体が外国人の方にとっては、また訳のわからないようなところに相談窓口に行くっていうよりは、町が窓口となって繋いでくれるっていうほうがとっても安心感にも繋がると思いますので、そこの研究というか、外部の力を借りて連携していくというところは前向きに検討していただければと思っております。あと、交流についてです。さっき、民間の方たちが交流の場でサッカー大会やってるっていうことを聞きました。交流でタオルと造船のまちで知られています、今治市では多くのベトナム人の方が住んでいらっしゃるということで、やっぱりそこも地元の住民とチームを組んでフットサル大会を実施したりとか、長野県川上村では外国人の専用の交流施設を設けて、Wi-Fi 環境や日本語学習の場を提供して、孤独感を解消させる取り組みを行っているようです。先ほどの相談窓口とも通ずるところあると思うんですが、やっぱり行政が町内会とか事業者とか企業に一任するばかりでなくて、町内会とか外国人を受け入れている企業や事業者、ボランティア団体等、何か連携しながらの交流事業も八雲町でも取り入れていくべきと私は考えていますが、町長のお考えをお伺いします。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

外国人労働者の生活環境といいますか、そういった相談窓口については、先ほどの1回目の答弁で申し上げますけれども、今後事業者へのまず基本アンケート調査を実施して、現状どういった課題があるのか、どういうことが事業者として外国人のために望んでいるのかという部分をしっかり調査した中で、そういった交流事業に関しても町民とのトラブルがあるのか、ないかもございますでしょうし、そういった外国人が実際住んでる事業者が感じていることを今後聞き取りしながら、適切な対応を行政として何ができるのか。窓口の相談だけよりもそういった中身の方が実際、先ほど担当課長からありましたように、現状トラブルが大きくないし、特に役場の中でも問題も発生していないということなので設けていなかったというお話をしたと思いますけれども、そういったことだけでないので、今後、外国人が八雲にまた来たいと、一旦帰ってもまた来たいというような環境作りも必要でございますので、そういった観点で今後事業者との連携を深めながら、どういった外国人に対する行政としてのサポートができるのかをじっくり検討して対応してまいりたいというふうに思ってます。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

ありがとうございます。大人が交流したら、子供たちの交流も大変に必要だと思っております。先ほども紹介しました長野県川上村では、学校の行事に運動会や文化祭などに外国人の方を招待したり、中学生が母国語について調べ学習を実施することで子供たちが村の基幹産業を支える人材と正しく理解し、道ですれ違った際も自然と挨拶を交わす文化が根付いているという効果があるそうです。先ほども紹介しました今治市でも、市内の小・中学校でベトナム給食を実施して、ベトナムの食文化を学びながら、実習生をゲストティーチャーに招く学校もあり、産業への理解と同時に国際感覚を身につけたグローカル。これはグローバルとローカルを組み合わせた造語のようなんですけども、人材育成に繋がっているとのことです。このような交流が進んでいる地域では、生徒たちが外国人を助けるべき対象ではなくて、自分たちのまちを支えてくれているお兄さん、お姉さんという視点の変化にも繋がっているということでした。八雲町でも国のお料理講座や文化の発表、国の紹介など、学校教育を含めての交流もぜひ行っていただきたいと考えます。先ほどから町長お疲れのようだと思いますので、これは教育長にお伺いいたします。よろしくお願いいたします。

町の答え 教育長 西田浩人

議長、教育長。

町の答え 教育長 西田浩人

外国籍の方々との学校教育での交流ということかなと思うんですけども、私も学校運営協議会に参加して、学校やそれから地域の方といろいろとお話をする中で、八雲町でも在住外国人の多い地区では最近多くなりましたねっていう話とか、それから子供たちとも日常的に挨拶を気軽にやってますよとか、そういう話を聞いております。町内会のほうでも、例えばお祭りの参加を促すとか、そういう取り組みもこれから始まるかもしれないっていうことをおっしゃってましたが、ただやっぱり言葉の壁とか、文化の壁とか宗教の壁とかいろいろなものがあって、例えば食べるものを一つとっても、食べていいものと食べられないものが何かあるそうなんですよね。そのような情報もいただいてきたところです。それで、議員おっしゃるとおり、子供たちの交流も非常に意義があるものなんですけども、私的にはまずは地域との繋がりから広げていくのが大切かなというふうに考えております。その地域の中にはもちろん子供も含めての地域ということで、その根拠としては、外国籍の方々がフリーになれる時間っていうのは、やっぱり週末なのかなという考えがございます。ということで、まずそれぞれの地域からそういう交流を始めていただいて、各学校のほうからこういう目的で外国籍の方々と交流したいんだけどもということで、声かけられたときには全面的に協力していきたいというふうに思っております。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

地域の広がりからというお考えですが、なかなかそこはちょっとまだ難しいというか、町内会でもきっといろいろ繋がってるのかもしれませんけど、地域の繋がりから子供たちに広げていくっていうのはなかなか難しいと思います。そして、各学校から声が出ればというので、そこはきっと各学校から声が出れば積極的にやっていただけるっていうことだったんですけど、例えば社会教育とかそういうところから子供たちと交流するとか、学校がちょっと大変であれば社会教育からそういう子供たち全員とは無理かもしれませんけど、そういうところから繋がっていくとか、それを広げていくとか、やっぱり何らかにやっぱり子供たちとせっかくの機会ですから学ぶ機会。大人とそういう外国籍の方たちがやっぱりうまくやってるとか、仲良くやってるとか、外国籍の人たちがやっぱり地域支えてるんだ、みたいなところを学んでいただければと思うので、学校がなかなか難しいというのであれば、社会教育活動からとかやっぱり子供たちにも関わっていただきたいなっていうふうに思ってます。まずはやっぱり八雲町に来て生活している外国の外国人の方々にやっぱり八雲町に来てよかったと思ってもらうことが大事だと思います。楽しく八雲町で生活していただくためにも、町にはやっぱり相談窓口を作っていただいて、行政だけではできないことは、民間と協力連携して、外国の方々にも住みやすい町にしてほしいです。また、日本では少子高齢化が進んでいる背景から、特にグローバル化が進んでいます。海外留学や海外でのインターンシップ、外資系企業で働くことが特別なことではない今の世の中、そして、今後のビジネスも世界を相手に展開していく時代、異なる文化や歴史、伝統を持つ人々と協働する姿勢が必要となってきます。子供たちは交流を通じて、いろいろな国があること、その国の背景や食文化を始めとした文化の違いを知り、多様な人たちとの共生が大切なことを子供のうちから交流を通じて感じてほしいと思います。そのためにも、学校教育を含めての交流をぜひ実現していただくことをお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:八雲町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月6日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる