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八雲町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月9日

河川氾濫に備えてについて

2019年12月9日、八雲町議会の一般質問で、佐藤智子議員が「河川氾濫に備えてについて」質問し、町長 岩村克詔、総務課長 三澤聡、建設課長 鈴木敏秋、新幹線推進室長 阿部雄一が答弁しました。

質問者
佐藤智子 議員
答弁者
町長 岩村克詔、総務課長 三澤聡、建設課長 鈴木敏秋、新幹線推進室長 阿部雄一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 佐藤智子

議長。

質問 3番 佐藤智子

それでは、一つ目の河川氾濫に備えてについて質問をいたします。10 月 12 日の台風 19 号による豪雨は本州に甚大な被害をもたらしました。当町も豪雨による河川氾濫の想定を新たにする必要があるのではないでしょうか。(1)宮城県の丸森町のように、24 時間雨量が 500 ㎜を超えた場合、北海道が管理する遊楽部川や落部川など六つの二級河川、また、100 を超える普通河川が氾濫したら浸水の被害はどの程度になるのか。普通河川については浸水予定をしていないと先ほど言われていましたが、二級河川については北海道が管理する方の川であり、大きな川であります。これについては浸水想定されてると思いますので、よろしくお願いします。それと、真萩ポンプ場の設備が限界を超えることはないのかお尋ねします。また、これから建設予定の新幹線駅への影響等、シミュレーションは可能なのかどうかお伺いいたします。(2)今年 10 月 17 日付の北海道新聞によると、北海道は自らが管理する道南 18 河川流域の各市町に、河川氾濫などの災害時に行政や住民が取るべき対応を事前に定めた防災行動計画「タイムライン(TL)」の策定を促していますが、専門職員の不足などもあり、取り組みにばらつきがあるといいます。タイムラインは河川の水位や気象状況に応じ、行政や住民が取るべき具体的な行動を「時系列」で定めるものであります。道南では江差、厚沢部、今金、せたな等で策定されているといいます。昨年7月に北海道から道南 12 市町に策定が呼びかけられ災害発生の 72 時間前からのタイムラインのひな形が配布されたことが、作成に取りかかるきっかけとなったようであります。当町には平成 27 年に策定された「八雲町地域防災計画」がありますが、それをさらに具体化するタイムラインの作成については、先ほど道と協議をするというふうに斎藤町議の質問に答えられておりました。それは理解しますけれども、昨年7月に、呼びかけられたときにはどのようにお答えになっていたのか、再質問のときでもいいからお答えください。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長。

答弁 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

それでは、佐藤議員のご質問にお答えいたします。平成 27 年5月、水防法の一部改正により、洪水による浸水被害は、千年に一度の豪雨といった最大規模のものまで想定することになり、北海道が管理する遊楽部川と落部川についても、本年7月末、新たな洪水浸水想定区域が公表され、浸水想定区域が広範囲となりました。さて、1点目のご質問ですが、遊楽部川と落部川の洪水浸水想定区域は、本年7月に公表されておりますが、町が管理する 115 の普通河川の浸水想定区域も、これまで調査したことがないため、浸水被害がどの程度の範囲に広がるか、把握できていない状況でございます。また、真萩ポンプ場は、1時間当たり 37 ㎜、24 時間換算で、約 888 ㎜の雨量を処理できる能力を有しております。これは、北海道が作成した遊楽部川の想定最大規模の、新たな洪水浸水想定区域の前提条件である、24 時間 総雨量 357 ㎜を上回るものでありますが、1時間当たりの雨量が 37㎜を超えると、処理できない状況が起こる可能性はあると考えられます。また、新幹線駅建設予定地は、今回公表された、北海道の洪水浸水想定区域からは、はずれております。2点目のご質問ですが、水害対応タイムラインは、アメリカにおける災害発生前の取り組みであるタイムラインを、水害対応に取り入れたものであり、予め被害を最小限に抑える行動を起こすための猶予時間がとれる台風などの風水害を対象に、「誰が」「いつ」「何を」するのか、時系列にまとめた事前防災行動計画でございます。アメリカでは、タイムラインの実践により、2012 年にニュージャージー州で発生した、ハリケーンによる人命などの被害を、最小限にとどめることができた実例が報告されております。水害対応タイムラインは、水害の防災行動において、地域防災計画を、より実践的にしたものであり、策定の必要性は十分に認識しております。遊楽部川など、あまり流域面積が大きくない河川は、天候によっては水位の上昇が早くなるということも考えられますので、そういったことも含めて、関係機関と連携を図りながら、検討を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 3番 佐藤智子

議長。

質問 3番 佐藤智子

わかりやすい答弁でよく理解ができました。一つ目ですけれども、真萩ポンプ場、かなり町内の水害に対して貢献をしているということで、以前は元町等が大雨の時に、かなり床下浸水等、水害が大きかったということですけれども、この真萩ポンプ場ができてからは、そうしたことがないと町史にも書かれておりました。それで、やはり、37 ㎜を超えると処理できないかもしれないという見解も出ているということで、この辺に関しては、どのように今後しようとお考えなのでしょうか。

答弁 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)

議長、総務課長。

答弁 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)

真萩ポンプ場の能力につきましては、ただ今答弁したとおりでございまして、総雨量についてはですね、十分処理する能力はあるかというふうには思いますけれども、1時間あたりの雨量 37 ㎜についてはですね、過去には1時間あたりの雨量が 55 ㎜という記録がございます。平成 25 年だったというふうに思いますけど、それを考えますとですね、そのときはポンプは稼働していたかと思いますけども、溢れることはなかったのかなというふうには思いますけれども、やはりそれは天候状況、水量の推移を観察しながらですね、そういう状況であった場合、ポンプ場についてはですね、これ以上改修してということは現在考えてはおりませんので、そういうような状況を想定される場合は、事前に避難勧告を、避難指示を出すというようなことになろうかと思います。

質問 3番 佐藤智子

議長。

質問 3番 佐藤智子

それでですね、その真萩ポンプ場のポンプというのは、電気で動いてるわけですよね。それで、もしブラックアウトみたいなときにですね、大雨が降って電気も来ないという状況になったときには、ポンプ場は稼働するんですか。

答弁 建設課長 鈴木敏秋(建設課長は2021年3月まで)

議長、建設課長。

答弁 建設課長 鈴木敏秋(建設課長は2021年3月まで)

真萩ポンプ場でありますが、自家発電機がありまして、それについては燃料で動かしてますので、議員のご心配になることはないかと思っています。

質問 3番 佐藤智子

議長。

質問 3番 佐藤智子

多少安心しましたけれども、その自家発電機というのは、今盛んに3日分の電気を供給できるものを用意せよということがありますけれども、それには対応できる自家発電機なんでしょうか。

答弁 建設課長 鈴木敏秋(建設課長は2021年3月まで)

議長、建設課長。

答弁 建設課長 鈴木敏秋(建設課長は2021年3月まで)

申し訳ありません。正確な数値の資料は、今はないんでありますが、100 時間程度もつというような認識でおります。

質問 3番 佐藤智子

議長。

質問 3番 佐藤智子

100 時間もつ自家発電機を備えているということで、かなり考えられている設備なんだなというのは改めて思いました。この中の別の要件の方に移りますけども、建設予定の新幹線駅についてですが、長野県ではまさかの千曲川の決壊で車両基地で新幹線車両がほとんど駄目になってしまったという事例があります。新八雲駅については、その車両を置いておく駅ではありませんけれども、周りには、さらんべ川、遊楽部川、音名川という三つの河川に囲まれており、浸水の影響はないと言い切れるのかどうか、私はそうは言いきれないとは思うんですけれども、いかがでしょうか。

答弁 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)

議長、総務課長。

答弁 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)

今回北海道で公表しました想定、千年に一度の雨量のシミュレーションでいきますとですね、駅予定地の隣接する道道ですね、道道の方までは一応想定区域としてですね、シミュレートされておりますけれども、駅の立地場所はですね、守られているという状況でございますので、最大想定が先ほども答弁しましたけれども、24時間総雨量が 357 ㎜と、今まで過去に八雲町で 24 時間総雨量というのが 197 ㎜という記録がございますが、それの倍近くの雨量ということになります。そういった中で想定すれば、必ず安全だと言い切れませんけども、そういった中で考えますと、大丈夫と言い切れないんですけれども、そういった中では大丈夫かというふうに考えております。

質問 3番 佐藤智子

議長。

質問 3番 佐藤智子

千年に一度という割には、全体的に見積もりが甘いんじゃないかと思います。先ほど斎藤議員がまさかまさかと何回も連発しておりましたけれども、やっぱりまさかというのを考えて、本当に 500 ㎜降った場合どうなるのか、っていう、それを超えた場合どうするのかっていうのを想定してですね、駅の立地場所というか高さについても考えておいた方がいいと思うんですけれども、どうお考えになりますか。

答弁 新幹線推進室長 阿部雄一(新幹線推進室長は2019年12月まで)

議長、新幹線推進室長。

答弁 新幹線推進室長 阿部雄一(新幹線推進室長は2019年12月まで)

ただ今のご質問の件でございますけれども、鉄道・運輸機構の方にもですね、北陸新幹線の車両基地が水に浸かったということもありまして、そういうことは八雲の方では大丈夫なのかということで聞いたところですね、新幹線構造物の設計については、新幹線の機能に影響を及ぼさないように、その時点における関係機関が定める方針ですとか、指標も考慮しながらですね、参考にして考慮しながらですね、設計を実施していくということで聞いております。ですので、シミュレーション等につきましてもですね、その時点での情報等によって鉄道・運輸機構の方で実施されるものと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 3番 佐藤智子

議長。

質問 3番 佐藤智子

そのシミュレーションは必要だと思いますので、是非共有していただきたいと思います。では(2)の方のタイムラインに移ります。まだ、タイムラインという言葉は、ほとんどの人が馴染みがないのではないのかなと。道新報道でされてもですね、ちょっと聞いただけではイメージがあまりできない言葉だと思います。それで、道のホームページによりますと、二級河川である遊楽部川、落部川についても八雲町は協議中となっておりまして、厚沢部や江差などは、試行運用中の方に進んでるんですけれども、八雲はまだ協議中ということでございます。いつ頃までにタイムラインを道と協議して、協力の下にやられることと思いますけれども、目処はいつ頃と考えていらっしゃいますか。

答弁 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)

議長、総務課長。

答弁 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)

このタイムラインにつきましては、先ほども答弁したとおりですね、道との協議が必要となります。河川の管理者が道の方になりますので、そちらの協議が必要となります。それで実際ですね、内部的にはですね、ほかの市町村のタイムラインを参考にして、どういうようなかたちで作っていくべきかということはですね、ちょっと検討してはおりますけども、まだ北海道と協議していない状況でございますので、いつという時期は今のところ申し上げられませんけども、道の方とも協議していきたいというふうに思います。これによってですね、それぞれの役割が明らかになるというところでは、これを作ることによって、この災害時それぞれの役割分担で減災対策をやっていけるというふうには考えてございます。今ですね、タイムラインは作ってないんですけども、台風が接近した場合であれば、2日、3日前から函館地方気象台の方から情報を収集して、また渡島振興局を中心に、対策会議を開いた中で、今後どう対応するかというところをですね、気象台の意見も聞きながら対応しております。今年の台風の接近についてもですね、雨の降る前に避難を、準備を呼びかけるいうところで、今年も昨年もやっておりますので、その姿勢は今後も変わりません。気象情報、それから気象台の情報、それを含めた中でですね、早期避難を呼び掛けていきたいというふうには考えてございます。

質問 3番 佐藤智子

議長。

質問 3番 佐藤智子

これまでどおりの対応を土台にしてですね、早急にといいますか、なるべく早く、いつ災害が起きるか分かりませんので、大規模災害に対してやっていただきたいと思うんですけれども。自治体だけでは済まないですね、タイムラインについては。インフラの管理者、道路、鉄道、下水道、電力、ガス、通信等。あと警察、消防、自衛隊関係、企業等の防災に関係する機関、それから福祉施設からの避難や鉄道の運行停止等の災害発生前に実施する災害応急対策というものも必要になってきまして、かなり広範囲に協力し合わなければ、なかなかこのタイムラインというものを完成できないようでございますが、そのために協議会が必要というふうにひな形ではうたわれております。協議会については、これも先ほどいただいた答えとあまり変わらないかもしれませんけれども、お考えをお伺いします。

答弁 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)

議長。

答弁 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)

まず協議会につきましては、国が示しているのは、国、北海道レベルの協議会を設置してやりなさいというふうに示していると思います。それで、渡島管内につきましては、協議会なるものを作って定期的に開催しているところでございます。市町村において、そういう協議会を設置するかどうかはちょっと考えてはいなかったんですけれども、いずれにしましても関係機関をですね、どういった範囲にするかというところをですね、ひな形においてはですね、北海道と市町村というふうになっておりまして、ほかの機関は入っていない状況でございました。それを含めて北海道の方と相談、協議しながら進めていきたいなというふうに思います。よろしくお願いします。

質問 3番 佐藤智子

議長。

質問 3番 佐藤智子

必ず必要になってくると思うんですけれども、住民にもやはりそういう協議会に参加してもらう必要があると思いますし、これまでもそういう防災協議会等があったと思いますけれども、その際にですね、女性が足りなくて、女性が避難したりする場合に避難所に対しての対応ですとか、そういう必要な手立てが得られないという事例が全国各地でというか町内でもあり得ると思うんですけれども。協議会立ち上げに対してはですね、住民参加も促す必要が出てくると思うんですけれども、いかがですか。

答弁 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)

議長。

答弁 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)

今おっしゃられたことを含めてですね、北海道と協議をしながら進めていきたいと思います。

質問 3番 佐藤智子

議長。

質問 3番 佐藤智子

それとですね、福祉避難所というのは、厚生園なんかが指定されてると思うんですけれども。それとまた少し離れますけど、障がい者の避難計画というものは具体的に作られていないと聞いております。障がい者に対して、通告の中にはなかったわけですけれども、障がい者に関しても具体的な避難計画が時系列で必要だと思いますので、そういう意識ございますか。

答弁 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)

議長、総務課長。

答弁 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)

私の勉強不足で大変申し訳ございません。障がい者のその避難計画というものは、障がい者に限ったものということなんでしょうか。ちょっとその関係がですね、作成ということを求められているということを私認識がなかったものですから。申し訳ございません、研究させていただきたいと思います。

質問 3番 佐藤智子

議長。

質問 3番 佐藤智子

総務課だけではなくて、保健福祉課ですとか、住民生活課ですとか、多岐に実際の事業所ですとか、多岐に連携が必要なことだと思いますので、是非研究をしていただきたいと思います。これで質問を終わります。

出典:八雲町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月9日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる