新ひだか町議会 令和5年第2回定例会 2023年3月10日
中小企業、小規模事業者への支援について
2023年3月10日、新ひだか町議会の一般質問で、志田力議員が「中小企業、小規模事業者への支援について」質問し、まちづくり推進課長 中村英貴、総務部長 柴田隆、総務課長 上田賢朗、副町長 田中伸幸、町長 大野克之が答弁しました。
- 質問者
- 志田力 議員
- 答弁者
- まちづくり推進課長 中村英貴、総務部長 柴田隆、総務課長 上田賢朗、副町長 田中伸幸、町長 大野克之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 16番 志田力
通告に従いまして一般質問をさせていただきます。今回の質問は、中小企業、特に小規模事業者の窮状に焦点を当てて質問をさせていただきますが、私個人の気持ちとしては行政も含め、議員も含め、職員の皆さんとも今ある危機感をぜひ共有していただきたいという思いで質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。それでは、「中小企業、小規模事業者への支援について」ということでございます。3年余りに及ぶコロナ禍で、多くの中小・小規模事業者が苦境に立たされている状況を鑑み、以下についてお伺いいたします。1点目、町内中小、小規模事業者の現状をどのように捉えていますか。2点目、コロナ禍が始まって以来事業者が借入れした件数と額について、町の中小企業融資制度も含めて分かる範囲でお答えいただきたいと思います。3点目は、小口の融資制度、利子補給制度の導入は考えられないか。この点については、後でも述べたいと思いますけれども、多くの自治体がコロナ禍で融資制度あるいは利子補給制度も含めて独自の対策をしている自治体が多いです。それで、そういった意味で町の現在の中小企業融資制度という制度は否定はしないのですが、何とかそれも含めて制度改革できないのかなという観点から質問させていただきます。それと、4点目は、特に令和5年度を考えてみますと人件費、エネルギー、物価の高騰による町財政への影響はどの程度と試算されているかと。大まかでも結構ですので、分かる範囲で教えていただきたいと。5点目は、中小企業・小規模事業者を含め町の経済活性化についての方策、お考えがあればお聞きしたいと思います。それから、6点目は、最後に中小企業・小規模企業振興条例の制定を急ぐべきだと思いますが、町長のお考えをお伺いしたいと思います。以上、御答弁よろしくお願いいたします。
答弁 まちづくり推進課長 中村英貴(まちづくり推進課長は2023年12月まで)
志田議員御質問の「中小企業・小規模事業者への支援について」御答弁申し上げます。まず、1点目の町内中小、小規模事業者の現状を捉えているのかについてでございますが、令和2年当初から世界的に感染が拡大した新型コロナウイルス感染症は、3年以上が経過した今もいまだ完全な終息には至っていないものの、徐々にその影響が薄れ、我々の生活も新型コロナウイルス感染症前の状況を取り戻しつつあり、人の流れや経済活動も活発化してきているものと認識しております。明るい兆しが見えてきたと思われる一方で、ウクライナ侵攻など国際情勢の不安定化による世界的な資源、原材料等の高騰により、国内においても電気料金や燃油をはじめあらゆるものの価格が値上がりし、人件費も上昇するなど、社会経済に大きな影響が出ており、町内の中小・小規模事業者も引き続き厳しい経営環境に置かれているものと考えております。次に、2点目のコロナ禍が始まって以来事業者が借入れした件数と額についてでございますが、これは商工会が取りまとめているデータを基に新型コロナウイルス感染症前の平成30年度から令和3年度分までの実績で申し上げますと、当町の事業者分として平成30年度が日本政策金融公庫20件、額が1億1,275万円、北海道が行っている制度融資7件7,650万円、町の制度融資42件1億7,170万円、商工貯蓄共済融資が7件2,060万円、合計で76件3億8,155万円で、町融資の割合が件数ベースで55%となっております。続いて、令和元年度は、日本政策金融公庫49件、額が3億7,267万円、道制度融資9件1億560万円、町制度融資30件1億4,420万円、商工貯蓄共済融資5件149万円、合計93件で6億2,396万円で、町融資の割合が32%となっております。次に、令和2年度は、日本政策金融公庫109件11億7,874万円、道制度融資7件1億2,200万円、町制度融資8件3,300万円、商工貯蓄共済融資5件1,430万円、合計で129件13億4,804万円で、町融資の割合が6%となっております。令和3年度は、日本政策金融公庫26件2億3,280万円、道制度融資3件1,206万円、町制度融資12件4,529万円、商工貯蓄共済融資3件2,030万円、合計で44件3億1,045万円で、町制度融資の割合が27%となっております。特に令和2年度は、政府系金融機関である日本政策金融公庫が新型コロナウイルス感染症関連の無利子融資を行ったことから、この融資が非常に多くの事業者に活用された結果、町制度融資の利用が件数ベースで全体の6%と低い水準となりましたが、国の無利子融資終了後の令和3年度は町制度融資の利用が融資全体の3割程度まで戻ってきております。次に、3点目の小口の融資制度、利子補給制度の導入は考えられないのかということと5点目の中小企業・小規模事業者を含め、町の活性化についての方策について、関連がございますので、一括で御答弁申し上げます。従来より町では中小企業・小規模事業者を支援し、町の経済活性化を図るため、独自の融資制度や商工会を通しての信用保証料補助事業などに取り組んできたところであり、特に新型コロナウイルス感染症の影響を受けた過去3年間ではさらなる経済の下支えを図るための商工業対策として令和元年度に新型コロナウイルス感染症対策中小企業経営安定化利子補給事業、これの利子補給額の合計はR2年度から5年度までの利子補給の合計額で56万1,000円となっておりますが、この事業を行ったのをはじめ、令和2年度には飲食店等事業継続支援金支給事業、事業費で4,541万円、飲食店等感染防止対策支援事業、これは上下水道料金の基本料金を減免するという事業でありましたが、事業費で9,622万2,000円、通り会電気料金等負担軽減事業、事業費79万9,000円、プレミアム付商品券事業、事業費1億1,579万8,000円、新型コロナウイルス感染症対応経営環境改善補助事業、事業費で1,960万2,000円を実施したところであり、令和3年度には新型コロナウイルス感染症対応新規事業チャレンジ補助事業、事業費で2,097万1,000円、上下水道料金基本料金減免事業、事業費で1,802万5,000円、飲食店等取引事業者影響緩和支援事業、事業費681万円、新ひだかトレジャーホースカード事業、事業費916万8,000円、通り会電気料金等負担軽減事業、事業費57万8,000円を、さらに本年度につきましてはプレミアム付商品券事業、事業費で8,350万円、旅客自動車運送事業者等支援事業、事業費197万5,000円、さらに物価高騰対応商店街等生活者応援キャンペーン事業、事業費で2,500万円を実施するなど、主な事業だけでも合計約3億5,700万円を超える経済対策をこの3年間において講じてまいりました。さらに、現下の厳しい状況の中において創業や事業承継に取り組もうとする方々を支援するため、新年度に新たに創業事業承継支援事業を実施することにしており、現時点で新たな融資制度や利子補給制度の導入は考えておりませんが、新型コロナウイルス感染症の感染状況が落ち着きつつあることによる経済活動の活発化とエネルギーなど物価高騰の影響、さらには各種制度融資の返済が始まりつつあることが町内の中小・小規模事業者に具体的にどのような影響を及ぼしているのか、商工会などの関係機関・団体とも連携し、実態の把握に努めるとともに、国や北海道の対策なども見極めながら、必要な対応について研究をしてまいりたいと考えております。次に、4点目の人件費、エネルギー、物価の高騰による町財政への影響はどの程度試算されているのかについてでございますが、長引く新型コロナウイルス感染症の流行やウクライナ情勢の影響に伴って当町においても燃料費や光熱水費に大きな影響が出ており、エネルギー高騰の影響が少なかった令和2年度と令和4年度3月補正後の予算額とを比較すると、一般会計においては燃料費と光熱水費を合わせまして約8,900万円の影響額となっております。さらに、特別会計や企業会計の影響分として約7,700万円、一部事務組合においても大きなところでは日高中部衛生施設組合にあっては影響額が約1億1,800万円となってございますので、このうち約9,400万円が構成町である新ひだか町の負担となるものでございまして、これらを合わせますと約2億6,000万円の影響額となります。その他の物価高騰といたしましては、資材単価が10%から56%程度、労務単価が4%程度、賄い材料費などの食糧費関係も13%程度令和2年度に比べ高騰しており、これに伴って工事請負費や委託料、資材購入費などの経費についても影響が出ておりますが、項目が広範囲であり、影響額としてお示しするのは困難でありますので、御理解をいただきたいと存じます。また、職員の人件費につきましては、現段階では影響はございませんが、当町の人件費は国公準拠としており、現在民間企業における賃金引上げの動きが見られますので、これにより人事院勧告に伴う国家公務員給与が増額改定となれば、これに準じて当町の職員給与費にも影響が出るものと考えております。最後に、6点目の中小企業・小規模企業振興条例の制定についてですが、中小企業の振興に関する条例は、主に自治体の中小企業振興の基本方針、施策の基本方向、自治体の責務、中小企業者や住民等の役割などの理念的事項を規定するものとして全国の自治体において制定されてきており、特に平成11年の「中小企業基本法」の抜本的な改正、さらには平成26年の「小規模企業振興基本法」の制定により、地方公共団体による小規模企業の振興に関する施策を策定する責務を有することが示されたことから、道内においても平成28年に北海道が条例を制定したのをはじめ、日高管内においては平成31年に日高町、令和2年に新冠町、令和3年に平取町が中小企業・小規模企業振興条例を制定しております。当町においては、今のところ条例制定に向けた具体的な検討には入っておりませんが、昨今の中小・小規模事業者を取り巻く環境の変化や厳しい社会経済状況下において地域における各関係機関、団体、事業者等の責務と役割について基本的な考えを共有するという意味においてはある程度の意義を持つと認識する一方、具体的な施策の展開という点においては条例制定の効果があまり見えていないというのも事実でございます。また、町の基本的なスタンスとしましては、条例の有無にかかわらず中小・小規模事業者の持続的な発展と地域経済の活性化を目指して各種施策に取り組んでいく考えは不変であると考えておりますので、当面は商工会等の関係機関、団体等と情報交換を行いながら、中小・小規模事業者が置かれている現状の把握と町として今取り組むべき支援策などの検討や整理にエネルギーを注いでまいりたいと考えておりますし、同時に条例を制定している先進自治体などの動向なども把握しながら、条例制定の必要性を含め引き続き研究をしてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。
質問 16番 志田力
総じて今の御答弁をお聞きしていると前向きのようにも聞こえるのですが、ちょっと不安なニュアンスも感じたりもします。何点か再質問をさせていただきますが、できれば長々とはやらないようにしたいと思いますが、議長、順番ころころ変わるのですけれども、全部関連してくるので、その辺ちょっと了解……
質問 16番 志田力
何番に当てはまらない可能性も出てくるので、そこはちょっと……
質問 16番 志田力
臨機応変にあれしてください。まず、現状をどのように捉えているかという部分では、課長の答弁のとおりだと私も思います。今まで一番新型コロナウイルス感染症の中で多分皆さんしんどかったのは、令和2年度、令和3年度にかけてなのかなと思っています。私だけではないと思うのですが、中小・零細という言葉は最近使わないのですけれども、小規模事業者さんたちの現状は、今年が正念場だと思っているのです、私も。というのは、先ほど御答弁にもあったように借入れの返済が始まっている人もいますし、据置期間が、そんなに何年も続くと思っていないのです、最初は、こんなに長く。ですから、既に返済が始まっている人もいるでしょうし、令和2年度ですか、件数も一番多いのですけれども、この令和2年度は一番不安感に襲われた年だと思うのです。運転資金を借入れするという方がほとんど多かったと思うのです。それで、令和2年度の後半から令和3年度にかけてはうちの町もいろいろ対策をしてくれて、補助金とかそういった制度を利用して設備を整えたり、環境を整えたりしたという部分もあったと思うのですけれども、新型コロナウイルス感染症の特別融資がこの3月で終わってしまうのです。そして、借換えをしていくにしても今度利率が上がっていくという部分があるのです。新たに運転資金を借りる場合も、高い利率で借りなければならない。だから、あえて利子補給制度を何とかできませんかという部分なのですけれども、今窮状に立たされる、今年が一番の正念場というのは、そういう部分だということなのです。それで、質問ですから、長々とやると議長の注意を受けなければならないですけれども、よそのまちでは利子補給制度を取り入れているところのまちの融資制度を使っているパーセントの高いところは、80%以上あったり、75%以上あったりとかという高い数字のところは、みんな利子補給制度を使っているのです。そして、地元の金融機関と連携して、政府系のお金とこの利子補給制度を利用して、地元の金融機関とうまく連携しながらやっているところが多いのです。それで、改めてお聞きしますけれども、元金を何とかしてくれというのではないのです。あくまでも借入れした分の利子の補給、よそのまちは時限立法的な期間限定でやっているところもあるのです。それで、1%以内とか、様々なのです。何とか考えられませんか、町長。さっき一番冒頭に申し上げた危機感を共有してほしいという意味では、町長も共有してくれますよね。
答弁 まちづくり推進課長 中村英貴(まちづくり推進課長は2023年12月まで)
すみません。ちょっと手を挙げるのは早過ぎたようで申し訳ありません。利子補給の点について、壇上答弁の繰り返しの部分もございますけれども、当町が新型コロナウイルス感染症が始まった頃にまず借入れのところを何とか支援するという意味も含めまして、新型コロナウイルス感染症の利子補給をやってございます。始めたところ国もすぐそこの部分には手を打って、その後いわゆる無利子融資ですとか、そういったものを打って、そちらのほうに事業所の皆さんはシフトされたという経緯がございます。今の状況、おっしゃるとおり、地場の事業者の皆さんも借換えの時期とか返済猶予の期間が1年とか2年なものですから、そういったものが終わって、返済の時期に入るというのは我々の耳にも届いております。ただ、この問題に関しては、今全国的な問題として取り上げられてきておりまして、まだはっきりとしたことは分からないのですけれども、先ほど議員おっしゃられたとおり、3月で一旦低利子の公庫の部分は終わるということになっておりますが、全国的なものも受けまして、どういう形になるか分からないですけれども、完全に元に戻るような利息の高い制度というよりも、もう少し激変緩和的な利息の融資枠も出てくるのではないかという、はっきりしたことは言えないのですけれども、そういうような期待も持っているところです。そういう状況にあるものですから、壇上で申し上げたとおり、我々まず商工会含めて実態の把握をもうちょっとしっかりやって、その上でどういった施策が有効なのか、それと国ですとか北海道もこういった部分に対策を講じていくだろうという期待も持ちつつ、その辺を見極めた上でいろいろと検討をしていかなければいけないなと考えているところです。
質問 16番 志田力
そういう意味で私も理解しますけれども、分かりやすく言うともう既に返済が始まっている人たち、事業者さんは、例えば月々100必要だという、万でも10万でも、100必要だとすれば、返すお金も含めて、パイが足りないのです。80の人だとか70の人だとか、月によっては60の人だとか。その100に対する埋め合わせを自分の金で埋めているのです。自分の定期預金崩したり、自分のお母ちゃんから借りたりして、それで100にしている。ところが、もう限界に来ているのです。これよく商工会と状況調査してほしいのですけれども、だから自分の手持ち資金が底をつきかけている、もう底をついている。では、新しい運転資金どうする、今まで借りていた分の借換えをしていく、あるいはもう本当は新たに金融機関から借入れできるか、できないかという状況もありますし、そういうのをあれすると精神的にも病んでくるのです、みんな事業者さんが。そうすると、うちの町も、上田課長、現年分から税の滞納を生ませない、あるいは上下水道料金もという下に新たな滞納を生ませないという部分でやってきているでしょう。それと同じなのです。町長、後で触れようと思ったのだけれども……
質問 16番 志田力
ごめんなさい、久しぶりなものだから。だから、税にしてもそういう現年、新たな滞納を生ませない、上下水道料金もそういった形で新たな滞納を生ませないという、そういうふうにやってきた政策が新たな空き店舗、新たな滞納者を生むということにもなりかねないものですから、ですからここのところをしつこいようですけれども、何とか利子補給制度、利子だけですから、財源的にどうですか。財政的に負担は確かに先ほどのあれからいくと物価上昇で町の財政にも影響あるけれども、その利子の分で財政から見たらどうですか。
答弁 総務部長 柴田隆(総務部長は2025年3月まで)
壇上でまちづくり推進課長からお答えしたとおり、現段階では利子補給等の制度設計は考えてはいないのですが、この状況、中小・小規模事業者にかかわらず、あらゆる分野の方々が同じような御負担に頭を抱えていらっしゃるのかなと思っております。産業でいいますと、中小・小規模事業者の構成である商工業者にかかわらず、我が町の基幹産業である1次産業も相当な打撃を受けていらっしゃるのだろうと思いますし、産業という枠組みを取れば一般家庭、日用品含めて日々生きていくために購入するものが次々と値上がりをしておりまして、今感じ取っている流れでいきますとこの先さらに厳しくなるのではないかと考えてございます。そういう中で、この長期にわたっての苦境を町村財政だけで果たして解決できるのだろうかと考えると、恐らく無理なのであろうと思います。そこで、国による国策並びに北海道による道の施策、これらを踏まえながら、では町としてどこに手を打っていくのか、どの程度打てるのか、その辺は今後も継続して関係団体、中小企業でいえば商工会が中心になると思いますけれども、そこと情報共有しながら打てる施策を打ってまいりたいと。我々目指しているところは、今頑張っていらっしゃる事業者さんが将来にわたって事業活動を続けていただけるような状況をつくるためにはどうしたらいいのだろうということでこれからも考えてまいりますので、今完全に利子補給というものを排除しているというよりは、現段階では考えていないということですので、今後事業者含めた関係団体との協議の中でそれが本当に最も効果的な対策なのだということであれば、当然検討もしてまいりたいと考えてございます。
質問 16番 志田力
何とか継続して考えていただきたいと思います。それと、4点目の物価高騰による町財政への影響、これも非常に大きいものと実感しておりますが、これって交付税には算入されないのですか、こういう高騰分というのは。
答弁 総務課長 上田賢朗(総務課長は2023年3月まで)
普通交付税のほうの算定の中身は、標準的なサービスを行うのに必要な経費、そういったものを単位費用の中で一定程度は見られております。ただ、町で自由にやっている施設の運営ですとか、そういったものに対しては交付税算入はないというふうな考えでございます。交付税のほうで見られているのが全国どこでも必要となる例えば消防署ですとか、あと小学校、中学校の校舎、あと保健センターですとか、そういったものの施設の運営費、こちらのほうには需用費の中で光熱水費等見られますので、そういった部分で一部見られる部分はございますけれども、基本的には交付税の算入はないというふうなものになりますので、町の一般財源で賄うしかないというふうなものでございます。
質問 16番 志田力
そうすると、一般財源のほうに関しては、もろに町の財政に影響が出てくるというふうな解釈なのですね。それで、気になるのは、そういう部分もあって、ちらっと予算のほうを見ていたらたばこ税が上がっているのです、収入。そういうのも加味してたばこ税を増やしているのですか。そういう部分でいくと、我々にもっとたばこ吸えという意味であれしているのですか。そのたばこ税……
質問 16番 志田力
では、それは結構です。それで、5番目の活性化については、先ほど御答弁いただきましたけれども、地方創生資金使っていろいろな政策をやっていただきました。これに関しては皆さん感謝していると思うのです、事業者さんたちも。こういう様々な施策をしていただいて、やはり希望を持ちながら、何とか自分のところを経営なり、事業を維持しようと思う意欲が続く要因にはきっとなったと思うのです。ところが、残念ながら昨年うちの町、町長選挙と町議選ありました。それで、7月まで経済が動かなかったのです、実感として。町長のせいではないです。別に町長のせいだとは言っていないのですけれども、いつもそういう選挙のある年は3月予算、骨格予算ですから、どうしても動きが遅くなる。それで、ぜひともお願いしたいのは、今年に限ってうちの町は選挙ありませんし、いろいろな事業のところで繰越明許だとか継続費だとかという言葉も出てきますし、とにかく町長、ありとあらゆる方法を通じて経済を回してもらわないと、さっきから繰り返している100の話に、100になっていかないのです。だから、これは財政がいいのか、契約管財課いないから、上田さんが答えても、何とかそれを約束してくれませんか。
質問 16番 志田力
どうですか、そこのところ。
答弁 総務部長 柴田隆(総務部長は2025年3月まで)
今明確なお約束みたいなことはちょっとできませんが、先ほどまちづくり推進課長も壇上で申し上げましたけれども、この5月からの5類に引下げの効果もありまして、様々なイベントごとも平常時に近い状態に戻りつつございます。4月、5月に予定している桜まつりもかなり人の動きが出るのではないか、また長らく止まっておりました町なかの例えばビアガーデンですとか、そういうイベントごともいろいろ動いてくると思いますので、様々な面でここ3年と比較しますと相当人の流れ、ビジネスチャンスと申しますか、そういう流れができてくるのであろうと思っておりますので、事業者様の皆様にとってはいろいろ稼ぎを生み出すチャンスがあるのではなかろうかと思いつつも、それを上回るほどの様々な値上がりが襲ってきておりますので、そこはどういう影響が出るのか注意深く見ながら、町としても打つべき手を考えていきたいと思っておりますので、我々も経済どんどん回して、皆様に稼いでいただいて、たくさん税金を納めていただくというような流れが理想でございますので、そこは気持ちは一緒だということで御理解いただければなと思います。
質問 16番 志田力
幸い新型コロナウイルス感染症が2類から5類に移るとか、政府も緩和策取ってきていますから、そういったイベントや何かももう中止になることはないと思いますけれども、そこら辺も期待して、もちろん先ほど言ったように町のお金だけで経済回っていくとは思っていません、当然。だけれども、一丸となって町がそういう取組をしている姿をいち早く見せることによって、仕事が始まることによってお金が回っていくし、人の気持ちもプラスになっていくのです。ですから、何とか一丸となって、町と、議会の皆さんもそうですし、そういった部分で一丸となって経済を回していくということに関しては一緒になってでもやっぱり同じ危機感を持って取り組んでいただきたいなと。それと、6点目の振興条例の制定なのですけれども、これ町長、町長が新年度で出している事業継承だとか空き家対策だとかの事業もそうなのですけれども、ほかのまちの条例の中に理念とか目的だとかと、そういうのはついて回るのですけれども、ほとんど事業継承の促進に関する施策だとか、新事業の創出及び起業支援に関する施策だとか、資金調達の円滑化に関する施策だとか、町長がやろうとしている政策この中に入ってくるのです。それで、町長にしてみれば、この条例を基にこういった空き家対策なり、事業継承、こういう政策を打っていくのだ、あるいは中小企業にこれから利子補給していく、できればです、していくバックボーンになると思うのです。この条例に沿って……
質問 16番 志田力
条例の基になると私は思っているのですが、町長はこの条例の制定についてはっきりと取り組んでいくという御返事はいただけませんか。
答弁 副町長 田中伸幸
危機感ということについては、非常に危機感はもちろん我々も全員持っております。先ほど志田議員が言われたみんなで取り組むというのも、中村課長のほうでは商工会関係、あるいはイベント関係で身を粉にして日夜努力しておりますし、産業建設部長のほうでは赤潮対策なり、飼料の高騰なり、肥料の高騰でその対策を一生懸命頑張っておりますし、保健福祉部においてはいろいろな制度を取り入れて、いかに人を雇うとか、いろいろみんなでもちろんやっております。先ほど言われた経済を回そうといった部分も、ちょっと経済とは違うのですけれども、大きな災害がありまして、補正予算にも出させていただきまして、億の単位で3月、4月で工事が発注になって、町民のために早く復旧をするのですけれども、その結果お金が少し町内で回るというような感じで建設のほうも頑張っております。中小企業だけのことを考えたときに、例えば商工業者さんは大変だというのは重々分かっておりますが、例えば建設業者は価格転嫁されているからいいだろうという考えもあるのですけれども、民間の工事で考えると一回契約してしまったらなかなか上げられないのだという声が強くて、その辺りも大変だと。先ほど言いました農業者、漁業者、これもみんな事業者ですから、餌やりたくてもやりたくてもお金がなくて、その借入れも大変だというような状況になっておりますので、危機感は持っておりますし、いろいろな政策も打って、お金の範囲内で打っていこうと。上田課長にしても財政のやりくりを一生懸命やっていただいておりますので、何もしないというわけではございません。いろんなことをできる範囲でやっていってはいるつもりですし、これからもやっていかなければいけないと考えているのですが、この中小企業に特化した条例というのは今のところ制定する方向ではおりませんので、もう少し研究させていただいて、町全体の産業のほうも見て考えていきたいと思いますので、御理解いただきたいと。
質問 16番 志田力
副町長も本当はもうちょっと手挙げるの待っていれば、町長今考えていたのに……
質問 16番 志田力
そこのところをもう少し理解してあげないと、町長が手を挙げるタイミングが。それで、今も副町長言ってくれたようにこの条例は、条例ってどれも悪い条例なんてありはしないのですけれども、特に小規模事業者さんにとってはこの苦しい時期を乗り越える時期にこういう条例をつくりましたよと、町が。さっきの利子補給の部分はちょっとこっちに置いておいたにしても、こういう条例をつくって、そして施策をやっていくのだということが事業者さんたちが精神的な支柱にもなるのです。これ町長、議会も後押ししますからと言ったら、うんと言ってくれますか。そろそろ手挙げるときです。
答弁 町長 大野克之
志田議員の本当に熱い思いというものは伝わってきておりますけれども、実は利子補給のお話を一等最初に志田議員されておりましたが、令和元年の2月に我々の町で新型コロナウイルス感染症が発生いたしまして、その前1月、あるいは12月ぐらいから新型コロナウイルス感染症の話がありまして、すぐさま当時3月の議会に追加提案で出したのでないかと記憶しているのですけれども、実は利子補給をするということでやらせていただいたという記憶がございます。あのときは、正直申し上げまして金融機関と内々打合せをして、新たな制度資金をつくりたいということで北洋銀行さんと、ここの支店とやったのですけれども、新たな制度資金をつくるに当たっては北海道レベルのパイでないとつくれないという話が3月のあれは10日ぐらいだと思うのですけれども、戻ってきたものですから、急遽町が真っすぐやる利子補給というものをやらせていただいたところでございます。その後、中村課長から話がありましたとおり、国のほうがもう無利子でいってしまいますよということなので、それはとっ始めのところしかできなかったのですけれども、私の意識の中にはやはり事業者の皆さんがそれぞれ経営を継続していってほしいという気持ちはすごくあります。そういう意味で融資なりというのは、農業者の方と違って融資と税制しかないと思っておりますので、その中でできることというと、町では税制のところはちょっと難しいのですけれども、融資のところというのはいろんな変化をつけて考えることができるのだろうと思っています。そういう認識の下に、一方で条例ということになるのですけれども、条例につきましては必ずしも僕は条例が必要かなという気はしていません。それは、もっと動きやすいように予算補助でどんどん、どんどん議論しながら動かしていくほうがいいのかなと思っています。条例を一方でつくると、その条例のさやの中でしか動けないという状態も考えられますし、幅広にあんまり条例つくってしまうとぼけてしまって、何が何だか分からなくなるというのもありますので、時代がこれだけ動きが激しい中においては、むしろ予算議論でどんどん新しいものにつけてチャレンジしていくような姿勢を取っていきたいと思っていますし、何よりも何を望んでいるのだと、事業者の方々は何を望んでいるのだ、それがどんな仕組みがいいのだ、そういうことを真摯になって、やはりお互いに話合いしながら新しいものをつくっていきたいと思っています。そういうことを日々頭の中に置きながら、令和5年度新しい事業をちょっと用意させていただいておりますけれども、そういうものもどんどん新しいものにチャレンジしながらつくっていきたいと思っているところでございます。先ほど来町の経済回してくれというお話ありましたけれども、早期発注のところも実は我々4月の第2週とか第3週に入札日ってずっと決まっていたのですけれども、それを一週間でもいいから前倒しにできないか、そういう努力というのはしてきているところでございまして、早期発注できるものは早期発注していくという姿勢で、少しでも事業者の方々に運転資金を借りなくてもお金を回せるような、前払いですとか中間払い金ですとか、そういうものを利用していただきながらもお金を回していけるようなことを積極的に取り組んでおりますので、いろんなことに、先ほど副町長からもお話しさせていただきましたけれども、各分野でそういう意識を持ってやっていかなければ、間違いなく税収下がってくると思いますので、そういう意味でいうとしっかりと経済を動かすような施策、これをやっていきたいと思ってございます。
質問 16番 志田力
最後にしますけれども、いろんな新しい制度設計にチャレンジしていただきたいのと、やはり中村課長のところも忙しいのです。それで、商工会も人手不足の部分もありますし、ですから役割分担を例えば政府系は商工会、あるいはほかの部分では地元の信金さんとか、うまく地元の金融機関も協力してもらうような形で、ほかのこともそうですけれども、いろんな制度設計をあれするときにいろんな角度から考えていただけませんか、町長。漏れ聞くところによると、商工会の事務局長がまたさらに有能な人に代わるみたいですから、そういうことも期待はするのですが、それにしても商工会もやはり人の問題やらありますから、そこら辺課長のところすごく忙しくなると思うのです。だから、そういった部分よくよく考えてやっていただければと思います。以上で終わります。