七飯町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月7日
ゼロカーボンシティ、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロ構想について
2022年9月7日、七飯町議会の一般質問で、若山雅行議員が「ゼロカーボンシティ、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロ構想について」質問し、環境生活課長 福川晃也が答弁しました。
- 質問者
- 若山雅行 議員
- 答弁者
- 環境生活課長 福川晃也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 15番 若山雅行
4問目に行きます。4、ゼロカーボンシティ、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロ構想について。令和4年第2回定例会において公表された、令和4年度七飯町施政方針において、「世界的に脱炭素社会の実現に向けた動きが加速する中、地球温暖化の問題に地域レベルで貢献するため、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロ「ゼロカーボンシティ」を目指し、省エネルギー政策や森林環境整備等、長期的な視点で取り組んでまいります」として、この施政方針により「ゼロカーボンシティ宣言」を行ったとの説明を受けた。非常に難しいテーマではあるが、時宜にかなった対応ではないかと考える。ついて、このゼロカーボンシティ、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロ構想について伺いたい。1、令和4年度七飯町施政方針により、ゼロカーボンシティ宣言を行ったとの説明を受けたが、七飯町議会基本条例(平成26年3月17日、条例第10号)第9条、議決権の拡充、第1項第3号において、各種宣言の制定または改廃については、地方自治法(昭和22年、法律第67号)第96条第2項の規定に基づき、議会の議決すべき事件として定められている。令和4年度七飯町施政方針によるゼロカーボンシティの宣言も議会の議決に付すような宣言とすべきではないのか。2、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロに向けて、今後どのような政策を進めていくのか。3、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロに向けて、近隣市町との連携等は考えていないのか。以上です。
答弁 環境生活課長 福川晃也(環境生活課長は2023年3月まで)
それでは、私のほうから御答弁をさせていただきたいと思います。1点目につきまして、令和4年度七飯町施政方針にて、ゼロカーボンシティを目指すことを表明したところでありますが、令和4年第2回定例会での一般質問への答弁におきまして、「表明」とすべきところを誤って「宣言」と発言している部分があり、誤解を招いてしまいましたことに深くおわびを申し上げます。ゼロカーボンシティの実現への取り組みは、長期的でかつ広範にわたることから、一朝一夕で成し遂げられるものではありませんが、議会への議案御提案の際には十分な御説明に努めてまいりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。2点目、3点目につきまして、公共施設における照明器具のLED化、二酸化炭素吸収源として、民有林の整備支援、廃棄物の減量化や再生資源の習慣的な利用の促進など、既存の事業も含めまして、様々な取組が考えられるところであります。国におきましては、2050年までに温室効果ガスの排出量を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル・脱炭素社会の実現を目指す」とし、北海道も同様に、気候変動問題に取り組むことを表明しており、しっかりと連携しながら長期的視点に立って取り組んでまいります。また、近隣市町との連携などにつきましても、可能性を排除するのではなく、意見交換や情報交換を含め、柔軟に対応すべきであると考えておりますので、御理解願います。以上でございます。
質問 15番 若山雅行
そうすると、定例会で宣言というようなことを言われて、えっと思ったのですけれども、目指すということであれば納得できる内容で、宣言はまだしていないといったら、宣言と表明とどうなのかというのはあるのですけれども、まだそういうものではないと。そうすると、議会にかける、議会基本条例に定めている議決権の拡充のところに該当することには至っていないと、そういう認識でよろしいわけです。そうすると、今後、そういう宣言文というのですか、宣言というのですか、そういうものは考えていくのかどうか、そこを含めてお聞きしたいのかと。早速、環境大臣からこういう文書が来て、ホームページにも載っていますけれども、これも確かに宣言ではなくて、表明されましたと、今後協力してくださいということであって、七飯町は723番目ということで、僕がいろいろデータを取ったりしたときには、5月末で702自治体であって、どんどん増えて、みんななってしまうのかなという感じがあるのですけれども、そういうことであれば、基本条例については、特にどうこうというあれはないと思います。あと、近隣市町村については、5月末までのあれでいくと、函館だとか知内だとか鹿部町だとかは既に宣言しているので、何をやるかというのはいろいろありますけれども、しっかりした計画だとか、長いのであれなのですけれども、しっかりした計画をまずつくらないと、省エネルギーというようなレベルで終わってしまう可能性もあるので、町としてやれることは限られているかもしれないけれども、しっかりこれをやると。広報なんかで、ゼロカーボンとクールビズとか、ゼロカーボンシティを目指してと載っているのだけれども、こんな小さなことでなくて、もっと大きく、何ができるのかをしっかりした提案としてまとめていただきたいと思うのですけれども、そこのところはいかがでしょうか。それと併せて、環境大臣から来ている文書について、ホームページに載っているのであれですけれども、何かアピールするようなことがあればお聞きしたいのですけれども。以上です。
答弁 環境生活課長 福川晃也(環境生活課長は2023年3月まで)
では、再質問に御答弁をさせていただきます。最初に御答弁しましたとおり、宣言という文言が、ちょっと先走りまして大変御迷惑をおかけしたと思ってございます。今回の表明につきましては、議員、今おっしゃいました環境大臣からの文書等も出ているところで、国のほうも、例えば定例の記者会見でその意向を示す、それから議会の中でその発言をする、インターネットで表明すると、かなり表明するということに軸足があると。そして、これは国として、ゼロカーボン、持続可能な社会の形成に向けて取り組んでいくという表明があって、さらに都道府県のそういった宣言、表明、それから各地方公共団体においても、順次こういった方向でやっていくという決意を表しているところでありますので、ぜひ七飯町としても同じように、同じ方向に向かって取り組んでまいりたいという意思を表明しているところでございます。でありますから、七飯町議会基本条例に定める、いわゆる宣言のたぐいを今後やるかどうかは、今後の取り組みにもよるのですが、非常に広範にわたって、しかも長期的目標となります。その時点で宣言をするというのも一つの考え方であろうかと思いますけれども、今のところ宣言というよりは、先に地球温暖化に対する対策の、議員おっしゃいました計画、そういった概要のようなものを町民を初め皆さんにお示しをして、全体として取り組んでいこうというのが形であろうかと思いますので、御理解をいただきたいと思います。既に広報等でも町民の皆様に取組について、少しずつでも御理解を深めていただきたいという思いで広報に連載していく予定であります。まずは、ゼロカーボンというもの、温室効果ガス、こらについての周知が重要かと思います。まずはそういったところから取り組んで、例えば廃棄物のリサイクル、リデュース、そういったものも含めて、持続可能な脱炭素社会を目指すという取組も必要ですし、こういった省エネの対策だけではなくて、自然再生エネルギーなどの創エネ、こちらのほうも順次取り組んでいけるところから取り組んでいければということで考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
質問 15番 若山雅行
大臣からの文書の中でも、今後30年間のうち、とりわけこの5年間、10年間が重要ですという文言がうたわれています。ですから、変更するのは構わないのだけれども、どういうものになるのか、タイムスケジュール、チャートのようなものをつくってやっていく必要があるのではないかと思います。それで、あと1点だけ確認したいのは、国の政策に従ってゼロカーボンシティを宣言して、それに乗るという形なのですけれども、炭素は排出しないのだけれども、原子力発電所は動かすとか新しくつくるとかという政府の政策があります。これはゼロカーボンシティには合致するのかもしれないけれども、それについて進められると、いろいろな考え方の人がいるので、賛成の人もいるし、反対の人もいるのかもしれないのだけれども、七飯町のゼロカーボンシティ宣言については、七飯町は直接関わりはないけれども、政府が出しているような原子力発電の再稼働だとか、新設だとか、そういうような動き、炭素を出さないために、そういうような動きについては、排除するというか、できるだけ排除すると言ったら、決め口になってしまうので、問題かもしれないのですけれども、多くの人の意見を聞いた上で対応するとか、そういうようなことで進めていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 環境生活課長 福川晃也(環境生活課長は2023年3月まで)
今の御質問に答弁になるかどうかはあれなのですけれども、国の原子力発電所に関する考え方については、町レベルでお話するところはなかなかないのですけれども、少なくともゼロカーボンシティ、こういった温室効果ガスの実質ゼロに向けた取り組みはやっていきますということで考えています。ですから、二酸化炭素排出量実質ゼロという方法は、例えば今言われたエネルギー政策の部分もございますし、例えば各家庭の住宅の外壁を断熱対応して、省エネルギー化をしていくとか、そういった方法もあります。それから、特に北海道の場合は、本州等とは違いまして、冬期間の燃料消費が非常に多くなりますので、こういった地域それぞれの特性に応じて、ゼロカーボンに向けたいろいろな事業に取り組んでいくという考え方であります。それで、ちょっとお話戻りますけれども、このゼロカーボンシティ宣言に関連した事業とは別に、先ほどの原子力等の国の政策とか、そういったものに関しましては、当然議会を初めとして、町民の皆様とよく御相談をしながら、七飯町としての方針というものは決めていかなければならないと思いますので、そういった際には、また、御提案、それから御説明申し上げて、対応をしてまいりたいと考えております。以上です。
質問 15番 若山雅行
七飯町だけでできるものでもないので、そういうのは分かりますけれども、ゼロカーボンというと、まず、電気自動車だとか、この間も出ていましたLED化することによる電気の節約だとか、そういうものもあるのですけれども、要はそういう全体的な計画で何ができるのか、あるいは森林をどのように活用するのかとか、そういうものは各地方自治体でそれぞれつくっているような、これからつくるというところが多いのですけれども、何とか基本計画のような、何とかエネルギー政策だとか、そういうものをつくっているところが多いようなのです。いろいろなところの政策を見ますと。七飯町もできるだけ、すぐつくらなくても、そういうものをつくっていく方向で、何が必要で何があれなのかというところをやっていただきたいと思うのですけれども、その辺について、最後、御答弁いただきたいと思います。
答弁 環境生活課長 福川晃也(環境生活課長は2023年3月まで)
冒頭にも答弁いたしましたとおり、大変広範にわたるゼロカーボンシティ宣言になっております。七飯町で実施している各事業も、今の社会の要請に応じて、こういった地球温暖化問題に対応していくということが徐々に進められているところでありますし、当然そういったもの全般を総括するような計画も必要なのではないかということで、そちらのほうも十分必要だと認識しております。少なくともこの数年間の間には、七飯町の地球温暖化対策実行計画のような形でお示ししていきたいと考えているところですので、御理解をいただきたいと思います。
質問 15番 若山雅行
4番目は、それで終わります。