みんなの議会

今金町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月12日

男性トイレにサニタリーボックスの設置について

聞いた人
上村忠 議員
答えた人
町長 中島光弘

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 上村忠

一般質問をさせていただきます。男性トイレにサニタリーボックスの設置についてということで質問させていただきたいと思います。サニタリーボックスがなくて困っている男性が増えていると、最近見聞きいたします。女性の方であれば、サニタリーボックスは生理用品などを捨てる目的で女性トイレに設置してあると認識されています。しかし、男性トイレには設置されていないことが多く、前立腺がんや膀胱がんなどを患った男性の方が、尿漏れパッドや紙パンツなどを捨てる場所に困っているというのです。前立腺がんは、2017年のデータでは、日本人男性において胃がん・肺がん・大腸がんよりも罹患数が多く、9人に1人の男性が生涯のうちにかかる病気になっています。前立腺がんや膀胱がんの手術後は、頻尿や尿漏れなどの症状が起きやすく、手術を受けた男性は、外出時や日常生活において尿漏れパッドや紙パンツを着用する方が多いそうです。日本トイレ協会が、昨年2月に実施したアンケートでは、尿漏れパッドや紙パンツを使う男性の約7割が、捨てる場所がなくて困ったとの回答があったそうです。なかなか男性トイレにサニタリーボックスの設置が進まない原因として考えられることは、尿漏れパッド等を使用している男性からは、デリケートな問題なのでなかなか声を上げづらい、また、当事者以外は問題意識を持ちづらいことにあると考えます。安心して外出できる環境づくりのためにも、男性トイレにサニタリーボックスを設置することが求められていると考えます。全国的に男性トイレにサニタリーボックスを設置する動きは、少しずつ自治体のほか商業施設でも広がりを見せています。以上のことから、1点目、今金町における男性トイレ各個室にサニタリーボックスが設置されているか、現在の状況をお教えください。2点目、本町も関係施設、男性トイレにサニタリーボックスの設置を推進するとともに、商業施設などでも設置が推進されるよう周知し、また、正しい利用を促すために、トイレ内に「病気等で尿漏れパッドや紙パンツを利用している方のためにサニタリーボックスを設置しています」等の案内掲示もあわせて推進してはいかがでしょうか。町長の考えをお聞かせください。

町の答え 町長 中島光弘

上村議員の一般質問にお答えをいたします。公共施設の男性用個室トイレへのサニタリーボックスの設置についてのご質問ですが、前立腺がんや膀胱がんの手術後に多くの患者さんが尿失禁等の排尿障害を経験いたします。おおむね数カ月から1年くらいの間に症状が改善するようですが、改善しない方もおられるようであります。このように、疾患または高齢化に伴い、男性で尿漏れパッドや紙おむつを着用する人が増えていると認識をしております。しかし、公共施設等の男性用個室トイレには、サニタリーボックスの設置が進んでおらず、パッドを捨てる場所がなく、外出先から自宅までビニール袋に入れて持ち帰る方が居ると思われます。議員ご質問のように、男性用個室トイレにサニタリーボックスが設置してあれば、使用済みパッド等を持ち帰ることなく廃棄できるため、安心して外出することができます。現在、町有施設で男性用個室トイレにサニタリーボックスが設置されているのは、国保病院のみで、一部の公共施設の多目的トイレ、男女共用トイレに設置しておりますが、男性用個室トイレには未設置が大半であります。本町といたしましては、公共施設や観光施設等の男性用個室トイレへのサニタリーボックスの設置について、施設の利用状況及び利用者の年齢層等を考慮し、必要性の高い施設から順次設置を進めていきたいと考えております。まずは、全ての多目的トイレや男女共用トイレにサニタリーボックスを設置することを最優先に進め、多目的トイレ等であればサニタリーボックスがあるということも、周知に努めていきます。そのほかの公共施設についても、サニタリーボックスの設置を検討してまいりたいと思いますが、施設によっては男性用個室トイレのスペースが狭く、設置が困難な場合もありますので、施設の実情に応じて、可能な範囲で設置できるよう検討してまいります。また、設置したトイレには、利用者がわかりやすいよう表示をするなど、利用者の視点に立ち配慮してまいりたいと考えております。なお、設置に当たり、トイレの定期的な巡回や汚物処理上の感染予防などの管理が行われるよう、衛生面の条件を整えた上で実施していきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

議員の再質問 4番 上村忠

ありがとうございました。今回の質問における本質というのは、QOL、生活の質に大きくつながると考えます。その意味において、前向きな答弁をいただきましたので、まちとしても同じ認識のもと、検討、対応されることを期待いたします。また、ボックスの設置が進むと、赤ちゃんのおむつ替えをするお父さんや、LGBTなど、性的少数者への配慮にもつながるのではないかなと考えます。その上で、サニタリーボックス設置が進んでいる地域において問題となっているのは、ごみ箱と混同して使われる場合があるということがあるそうです。一般ごみが入っていて、肝心の本来のことに使えないという状況が起きないように、当事者はもちろんですけれども、当事者以外の方にもサニタリーボックスの使い方の掲示の必要があると思います。その点を確認させていただいて、質問を終わりたいと思います。

町の答え 町長 中島光弘

ありがとうございます。後半は設置に当たっての留意事項といいますか、大切な点だと思います。せっかく設置しても、何を意図しているのかわからず、ごみ箱になるというのは少し本末転倒だと思いますけれども、ただ、そのことをお知らせしていないと、なかなかわかりませんよね。それから、一般的にどんな高級なホテルでも、トイレが汚いと、みんな口には出しませんけれども、もうそこでランクがついてしまいますよね。特に公共施設は、だれでも皆さんが使える施設でありますので、少なくとも始まる時間にそういう掃除というのは終わっていなければなりませんし、それから、ちょっと別な話ですけれども、今金町でも全道の女子の中体連のソフトボール大会を開催したことがあります。もちろんうちの健民グラウンドを使うわけですけれども、一番配慮したのはトイレです。建設業界の皆さんにもお願いをして、約10基のトイレ、それから、1時間置きに点検をしてもらって、ああいう仮設トイレというのは水が出ないとか、ペーパーがないとか、汚れているというと、まちと大会そのものまでイメージが悪くなってしまいますので、やはりそういう使われる方の身になった、このことも視点に入れて対応してまいりたいと思います。あとは、管理上に、やっぱり管理できないところにつけても意味がありませんので、その辺も少し考慮をしながら、優先順位をつけながら、それから効果的になるように取り組んでいきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

議員の再質問 4番 上村忠

以上で、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:今金町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月12日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる