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今金町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月12日

今金町での「居抜き就農」への取り組みについて

聞いた人
内ケ島祐一 議員
答えた人
町長 中島光弘

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 内ケ島祐一

それでは、早速質問させていただきます。今金町での「居抜き就農」への取り組みについて、質問させていただきます。今金町の基幹産業である農業については、町の総合計画、農林業振興会議で策定する農業振興計画、さらに農協の中期経営計画など、それぞれに連携をとり、農業振興が図られています。中でも、これからを担う後継者には親元就農が多く見られますが、一方では直近6年間で農家戸数が39戸の減少が見られました。離農された農家の中には、施設、設備、機械、住宅、さらに土地を含め、農業に興味を持ち、将来に向け夢を持って就農を志す方が居れば「居抜き就農」による経営継承も可能だとの声も聞こえています。居抜きでの就農には多くの課題がありますが、今後の農業の発展には、何としても農家戸数の減少に歯止めをかけなければなりません。私は、町、農協と一体となった受け入れ体制の構築が必要だと考えると同時に、このことは、町の人口減少対策にも有効だと考えますが、町長の考えをお伺いします。

町の答え 町長 中島光弘

内ケ島議員の一般質問にお答えをいたします。居抜きによる経営継承は、土地の出し手となる移譲者と受け手となる経営する継承者からなり、両者の合意に基づき成立する制度です。本町では、居抜きによる経営継承者は、新規就農者と同様に担い手対策の一部と考えております。その受け入れ体制については、既存の団体である今金町地域担い手育成総合支援協議会が主体となり取り組みを推進しています。このことは、第8次今金町農業振興計画(後期計画)で位置づけられています。また、将来を見据え、研修生の受け入れや指導体制の充実を図るため、今金町指導農業士・農業士会を令和2年8月に発足し、研修生の受け皿となる指導農業士を中心に会員を増加させ、居抜きによる継承者や新規就農者が研修できる体制を整えております。具体的な居抜きによる経営継承の希望があった場合の手続としては、担い手協議会事務局である農業振興課または今金町農業協同組合が相談を受け、条件等が合えば北海道農業担い手育成センターへ登録し、マッチングを実施します。その際、相手が見つかれば、研修期間や資金準備等を終えて居抜きによる経営継承となりますが、最短でも3年程度の時間が要すると想定しております。本町の居抜きによる経営継承に関する動向としては、令和4年度に「第8次今金町農業振興計画(後期計画)の策定に関する意向調査」を実施した際に、居抜きによる経営継承の意向について設問を用意し、調査した経過があります。その結果は、21経営体から居抜きによる経営継承の意向があり、その具体的な考えを把握するため、さらに書面による調査を実施しました。21経営体のうち、資料送付の希望が5件、面談の希望が3件、現状では資料送付や面談を希望しないが13件となりました。面談による聞き取りを実施した方に共通する点としては、今すぐではなく、10年後を見据えての相談であるとの意見でありました。また、資料のみを希望した方についても、その後の進展がなく、早急に居抜きを希望している方はいないと判断しています。今後においても、毎年冬期間に農業関係事業説明会を開催していますので、その際に居抜きによる経営継承についての説明を行い、希望があれば面談を行う等の対応をさせていただきます。

議員の再質問 5番 内ケ島祐一

ありがとうございました。説明の方をしっかりしていただきました。それでも、条件が合えばという言葉がありましたけれども、経営者というのは、その条件がまずわかっていないというのがあって、まず相談に来ないのかなと思っています。それで、今回、今年に入ってからですけれども、健康上の理由で突如農業をやめるという人が居まして、できればだれかやってくれるような人が居たらやらせたいなという話も出ていました。それで、もしだれもいなければ、その施設も自分で壊さなきゃならないなという、大変もったいない話で、その中で、やっぱり相談する窓口もどこかわからないということもあると思うんですよね。経営者、それぞれこういう仕組みになっているというのが、なかなか情報として聞こえてきていないのかなと思ったりもしますし、それで、その中で、希望者、資料送付の希望者とか面談希望者の方を入れながら、そういうプロジェクトチームをつくりながら、受け手の方もどういうことを要望するかも聞き取りしながらやっていかないと、なかなかうまくいかないのかなと思うし、情報もわかりやすくしてほしいなと思います。この9期計画、農業振興計画であの冊子をもらっても、なかなか目を通してくれる人が少ないのかなとも思いますし、そこら辺の情報も、もっとわかりやすくやってもらえば助かると思いますけれども、町長、どうですか。

町の答え 町長 中島光弘

制度の方がわかりにくいということについては、農協、それぞれの部署を通じて、都度お知らせをする機会というのはあると思うんですけれども、いま議員がおっしゃった方が、もし、どこに行けばいいかわからないということについては、今金町は農業のまちですから、農協に相談をするということも一つでありますし、それから、役場の農林振興課につないでいただくというのも一つだと思うんですね。一人で悩まなくても、多分いろいろ相談に乗れると思うんですね。ただ、私もちょっと勉強しましたけれども、この北海道の担い手センターに登録するというのは、かなり高いハードルですよね、これ調べたら。おおむね5年以内に経営を中止するだとか、継続希望者に対して農業技術のノウハウなどを適切に指導するだとか。ですから、ここへ登録ということは、少し現実的でないような気もしますので、一番は、まちの中で、例えば農業委員会を通じるのか、いろんなことでそういう将来高齢になった時に放したいと。だけれども、ずっといままで継続をしてきて、愛情を込めて作物をつくった農地なり施設があるわけですから、それは継承する方が居れば続けていきたいんだという意思あるのであれば、何とかしたいというふうに私も思いますので、このセンターに登録だけではなくて、農協、それから町の担当部署も通じて、農業者の皆さんに改めてまたお知らせをできる機会ってあると思いますので、まずは相談をしてもらうというところから始めていただくうように取り組んでいきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

議員の再質問 5番 内ケ島祐一

ありがとうございます。それで、いま町長から答えをもらいましたけれども、それでもやっぱりこういうことがあるんですよという情報をきちっと流してもらいたいし、また今度施設なんかでも、いま、今金町はミニトマト、アスパラを一生懸命やっていますけれども、そういうところも居抜きの対象とかになって、そうするとそんなに資金も要らないしと思うんですけれども、ただというわけにはいかないんだけれども。そういうことも考えながら、人を探してもらったりしてもらえればありがたいと思います。それで、早急にこれもやっていただきたいなと思っています。どんどん来年度も、何か営農をやめたいと人も聞こえてきますし、時間がたてばだんだん、酪農、畜産家であれば、草地なんかだんだん笹やぶになるし、早期にそういうところが見つかれば所得も安定してくる、まちの全体の所得も安定するだろうし、早急にお願いしたいなと思っています。よろしく頼みます。

町の答え 町長 中島光弘

とりわけ農業者の皆さんの母体になっていますJAとは、先般もJAの三役と副町長も含めての懇談を開いています。しっかりタッグを組みながら、施策を打ちたいと思っています、やはり行政では見えない農協サイドの専門的な目というのもありますし、効果的にやりたいと思っていますので、いま言われたようなことも踏まえて、うちの担当課通じてJAとも協議をして手立てを講じていきたいと思っていますし、内ケ島議員にも、そういう情報がありましたら、農協なり町の方にお伝えを願えればと思っておりますのでよろしくお願いします。

議員の再質問 5番 内ケ島祐一

最後に、その中の会議の中に、やっぱり受け入れ者も入れながら、スムーズにいくようにしていただきたいと思います。これで終わります。どうもありがとうございました。

出典:今金町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月12日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる