今金町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月26日
ハイヤーパスポートの創設を
- 聞いた人
- 上村義雄 議員
- 答えた人
- 町長 外崎秀人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 上村義雄
議長より一般質問の許可をいただきましたので、私からはハイヤーパスポートの創設をという題名でもって一般質問をさせていただきます。町長にお伺いいたします。デマンドバス運行により、地方に在住の人は大変助かっていますし、喜んでおります。また一方、市街地に住んでいる人からは、ハイヤーをもっと気軽に使える方法はないものかねと聞かれます。また、高齢者ドライバーの免許返納後の、また促進の上からも、事業主、利用者、行政、三者での検討をされて、仮称ですけれども、ハイヤーパスポートを創設してはいかがでしょうか。町長のお考えをお伺いいたします。
町の答え 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)
上村議員の一般質問にお答えをいたします。質問の趣旨は、交通弱者対策と受けとめました。地域が定住できる環境をつくっていく上で、住民の足としての交通は重要な政策であります。平成25年度に、当時の福祉バス、いわゆる患者輸送バスでありますが、そのほかスクールバス、函館バス路線の見直しと、新たな交通システムの構築に向けて協議会を立ち上げ、調査・実証運行なども行いつつ、デマンドバスの運行として今日に至っています。この新たな地域交通の導入により、交通空白地帯の解消を図ってまいりました。もう一つの対策としては、高齢者の交通料金助成事業があります。65歳以上の町民約2,000人に対して、個別に事前通知を行い、申請に基づきバスカード1枚2,000円の購入につき半額を最大5枚までで5,000円の助成をしております。今年度より、快速せたな号今金-函館間にも利用を拡大したことから、幹線利用促進に加えて、交通弱者対策の要素も加わりました。しかし、いずれの事業にも課題があり、デマンドバスのこれ以上の範囲拡大については、地域設定の問題や運行事業者の対応が困難であること、高齢者交通料金助成事業については、バスカード自体の販売が中止されるため、平成29年度をもって終了せざるを得ないことになります。新たな施策が必要となっているところですが、こうした背景もあり、議員のハイヤーパスポートという具体的なご提案に結びついたものと存じております。このことにつきましては、今金町地域交通協議会においても議論があります。地域においては、デマンドバスが普及し、利便性が向上してきたものの、同時に市街地における移動手段の確保も必要であるとのご意見をいただいており、町長としても重点課題と認識している事案であります。ただ、ハイヤーパスポートに取り組むためには、整理をしなければならない事項が多くあるのも事実であります。例えば、函館バスの利用促進に影響しないよう配慮すること。デマンドバス対象地域とハイヤーパスポート利用者との整理をどうするか。福祉バス利用者との整理をどうするか。ハイヤーパスポート利用対象者の年齢の範囲をどうするか。利用料金の基準の設定をどうするか。自己負担及び町の支援金額をどうするか。ハイヤーパスポートの仕組みをどうするか。事業者との調整等々。質問にもありますように、いずれにいたしましても、事業者、利用者、行政、三者での検討も必要ですので、地域交通協議会において、「実施するには」という前向きな視点での検討をしてまいります。
議員の再質問 11番 上村義雄
町長から、「実施するには」という前向きな視点でもって、検討を8項目にわたって、当然検討しなきゃならない問題だろうというふうに私も考えます。ただ、一つには、これはやめてもいいんでないかなと思うところは、障がい者といいますか、要するにタクシーに乗るのに無料のチケットを発行しておりますね。金額1万2,000円という、要するに障がい者の無料チケットではなくて、いまのこういうハイヤーパスポートという、その名称に統一した形でもって、整合性をきちっと図りながら、無料で乗れるんだということではなくて、皆さんそれぞれの立場で、できる範囲の自分の利用料金を払いながら乗ると。そして、事業主も利用度が多くなるわけですから、少しでも料金を抑えた形でやっていただくと。そして、行政もそれに対しての助成を行うというような方向性でいけば、うまく運用できるように、何とか協議されて進めていただきたいと思いますがいかがですか。
町の答え 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)
さまざまな手法がある中で、質問につきましては、できる範囲内の自己負担を伴いながらも、整合性のとれた支援をということかと思います。そういうふうに受けとめました。いま質問にありました重度障がい者のタクシー料金助成事業、1万2,000円の助成をしているわけでありますけれども、月1回ということになっている。ただ、これも私自身は、少しくこの機会に、上村議員の質問をいただいた段階で、少し考えなきゃならないなとずっと思い続けてきたわけであります。これは、整合性というよりも、重度障がい者でありますから、これは町内に居る方も、遠くに居る方も、同じ助成なんですね。種川まで大体タクシーを、小学校までを例にとりますと東から1,400~500円かかるんですよ。金原まで2,000円くらいかかるんですね。月1回の病院とか何かに使ってくださいという意味合いがあるんですよね。それで月2,000円くらいの目安でもって12カ月になるんですよ。ところが、それは片道なんですよね。ある方が、住吉だとかいろんなところに重度の方が居られるんですよ。1回行ったら、もう往復でもって4,000円が飛んでしまうんですよ。これが果たしてどうなのかなという、大きな疑問を私なりに持ってきました。もう少し実態に合ったような支援体制をとれないのかなと。足がないものですからね。函館バスの利用ということもやっていますけれども、函館バスの乗り場まで行くまで行けないんですよ。そういう支援体制を考えたら、難しいなと思っていました。これを何とか改善していかなきゃいけない必要性を、ちょっと感じておりました。実態に合って、それについてのどのくらいの負担割が必要なのか。もう一点は、なかなか利用率が少ないんです。利用率が少ないんですよ。それはいろいろな要因があると思うんですが、一つの要因は、身近に家族を含めて、お友達含めて、親戚に車のある方が乗せていってくれるというケースもあるんですね、いろいろ話を聞きますと。そうすると、これはなかなか事例がないんですけれども、調べましたら、あるところの事例がありまして、私はそれをこういう方法もいいなと思ったのは、一つはハイヤーを使っての支援ですけれども、もう一つは、だれかに乗せていっていただける、自分の家の車なりお友達なりだれかに乗せていってもらった車の油賃ということで支援する。それは助成の範囲は同じにしなきゃいけないと思っていますけれども、選択肢として、そういうことも考えなきゃいけないのかなということで少し考えていました。議員がおっしゃる整合性の意味合いの内容的には、ちょっと私ももう少し公平な形の中でやる方法がないのかなという感じを受けておりました。再質問はまだこれから来ると思いますけれども、具体的な質問のハイヤーパスポートの関係についても、これからお聞きしたいと思いますので、いまは重度障がい者についての支援については、そういうことも課題であるという認識を持っています。
議員の再質問 11番 上村義雄
町長から、いろんな課題があることは私もわかりますし、今後の部分で一番困っているのは、その市街地の年寄りの方の部分が困っているという部分がありますので、今後の部分で検討されて、そして、実施に向けた方向をお願いいたしたいと思います。質問を終わります。ありがとうございました。