みんなの議会

今金町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月13日

すべての自転車利用者のヘルメット着用の努力義務に伴う

聞いた人
上村忠 議員
答えた人
町長 中島光弘

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 上村忠

すべての自転車利用者のヘルメット着用の努力義務に伴う一般質問をさせていただきます。道路交通法の一部改正(令和5年4月1日施行)により、すべての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務となりました。北海道警察の調べによると、自転車乗車中の事故による死亡原因の約52%は、頭部に致命傷を負っています。また、ヘルメット非着用時の致死率は、着用時に比べて約2.6倍となっており、頭部の損傷が重大な事故につながりやすいことが公表されています。このことから、北海道では先駈けて、平成30年4月1日施行の北海道自転車条例では、自転車利用者の安全を確保するため、ヘルメットの着用を努力義務としています。今後は、我がまちにおいても、コロナが5類に移行されたことによる社会生活の活発化、高齢者の運転免許証返納など社会情勢の変化により、全世代において自転車の利用増加が見込まれる状況にあると思われます。特に小中学校の児童生徒は、移動手段の中心が自転車で、登下校時の利用も多いと思っています。交通安全教室など啓蒙活動や、ヘルメット購入費用の助成など、自転車利用時のヘルメット着用促進に向けた取り組みが必要であると考えます。以上のことを踏まえて、町長の考えをお聞きいたします。

町の答え 町長 中島光弘

一般質問ありがとうございます。上村議員の一般質問にお答えをいたします。自転車の利用につきましては、通勤や通学、買い物など、日常生活における身近な交通手段としての役割を担ってきたところでありますが、健康志向や環境意識の高まりなど、社会環境の変化を受け利用目的が多様化してきております。北海道内における自転車関連事故の発生状況は、令和4年において発生件数1,282件、死者数12名、傷者数1,282名となっております。全交通事故件数に占める自転車関連事故の構成比は14.5%と横ばい傾向が続いております。道路交通法において、「児童又は幼児を保護する責任のある方は、児童又は幼児を自転車に乗車させるとき、当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない」とされておりましたが、令和5年4月1日からの改正道路交通法では、「自転車を運転するすべての人がヘルメットをかぶることに努めること、同乗する方にもヘルメットをかぶらせるように努めること」となったところであります。まず、1点目の交通安全教室などによる啓蒙活動については、毎年、春に開催されている小中学校での交通安全教室において、警察官による講話等で自転車利用時のヘルメット着用を奨励しており、教育委員会では、道路交通法の改正を受けて、改めて4月開催の校長会議及び教頭会議にて、自転車ヘルメットの着用状況と対応について確認を行っております。また、小中学校の自転車通学の状況は、今金小学校10名、種川小学校2名に自転車通学の許可をしており、両校とも既に自転車通学の際は、ヘルメットの着用を義務づけているところであります。中学校においては、全校生徒101名のうち、バス通学生徒26名を除く75名に自転車通学の許可をしており、自転車通学の際はヘルメットの着用を推奨しているところであります。一般・高齢者への普及啓発活動としては、交通安全青空集会や町民体育祭での啓発活動、老人クラブなどの会合の際に啓発チラシを配布するなど、普及啓発を行い推奨してまいります。次に、2点目のヘルメットの購入費用の助成については、現在のところ自転車利用時のヘルメット着用は努力義務ではありますが、自転車利用者の安全と交通安全意識の高揚、交通事故による被害の軽減を図るため、他の自治体の助成事例などを参考にしながら、制度設計へ向けた検討をしてまいります。今後におきましても、町ホームページや防災行政無線などを活用しての啓発、さまざまな団体の会合などの機会を通じて、交通安全の啓発活動はもとより、自転車利用時のヘルメット着用の普及啓発を図ってまいります。よろしくお願いします。

議員の再質問 4番 上村忠

答弁ありがとうございます。いま現在は、努力義務という状況でありますけれども、経過措置としての努力義務なのかなと考えています。だから、段階を経て義務化に向かっていくのではないかと思っております。その上で、答弁の中で、小学校の通学は許可制で義務づけているということですけれども、中学生の通学時は推奨ということでありますが、現在の着用状況というのがわかるようでありましたら教えていただけますでしょうか。

町の答え 町長 中島光弘

着用状況について、手持ちでいただいているデータについて答弁したいと思いますが、種川小学校については22名の子どもたち、児童ですけれども、登校の許可をしているのが2名ということで、2名のうちの1名が着用しているということを確認をしてございます。今金小学校は、児童数が170名で10名の許可をしておりますけれども、全員、これは確認をしております。全児童が着用していると。今金中学校は101名中75名が許可を出しておりますけれども、着用は奨励をしていますけれども、現状は把握できていないということですから、先ほど議員がおっしゃったような、一歩踏み込んだというか、そこまで規制をしているという状況ではないというのがいまの現状であります。

議員の再々質問 4番 上村忠

町長の答弁にあるとおりです。ヘルメットの着用が推奨されているとはいえ、努力義務でありますから、個人の判断に任せられているというのが現状であります。実際、大切さはわかっていても、なかなかヘルメットを着用するというまでの行動の動機づけまでには至っていない。今年の4月からということですから、当たり前といえば当たり前かもしれませんけれども、その上が現状であるという認識は間違いないのかなと考えております。また、町内でも、幸いなことに近年は自転車が絡む交通事故は発生していません。でも、もしものことを考えたときには、そういう巻き込まれるような事故があった場合、死亡につながるということは想像できる範囲かなと思いますし、先ほど質問の中でもデータにあるとおりだろうと思います。ですから、いまの現状を考えると、必要性の啓蒙とヘルメットを購入する際の助成というのは、セットで進めることが大切なのではないかなと考えています。また、現在は多様性が尊重されておりまして、画一的なデザインのヘルメットをいうのは敬遠される傾向にあると考えます。でも、メーカーの努力でさまざまなデザインのヘルメットが販売されています。そのことから、ファッション性と安全性、両方両立できているのかなと考えています。その辺も踏まえて、ヘルメット購入助成の制度設計について検討いただきたいと考えますが、町長の考えはいかがでしょうか。

町の答え 町長 中島光弘

現状の中で、例えば中学校については、全員がヘルメットを着用している現状ではないというのも現実だと思います。なかなか中学生になると髪形の問題だとか、ヘルメットはそういう点がありますよね。いま、大分工夫されて、通気性がよくて蒸れないだとか、髪形が乱れないというのはないと思うんですが。ただ、一番の原点は、身を守るということが一番でありますので、だれしも身近にそういう悲惨なことがないとなかなか注意喚起が直接的に伝わらないということで、昨日もせたな町との交通安全連合会のいろんな総会の中でも、やはりいま一度交通事故をストップしよう、高齢者の交通事故をなくしようということで、改めて両町がその認識のために実施をしていこうということで、7月13日も青空集会ということで皆さんにお集まりをいただいて、町民センターで実施をする予定になっておりますので、普及というか、お願いの方は交通安全協会だとかいろんなところがありますし、それから、学校に関しては、やっぱり学校の生徒指導の一環にもつながることですので、そのことと同時に助成制度もあれば取り組んでいきやすいというようなこともありますので、学校の現状も聞きながら、制度設計をしたいなと思っております。私もいろんなところを見ましたけれども、半分助成だとか、上限3,000円だとか、いろんな考え方もありますので、担当課の方には、ただの制度を調べるんじゃなくて、その制度をつくったことによってどういうふうに変わっているのか、どんなところが課題として残っているかというあたりもきちっと調べて、制度設計は効果的なものでなければよくないと思っておりますので、その点も注視してやっていきたいと思っております。いずれにしても、大切な命でありますので、その守る手段としてのヘルメットというのも大切な要素であります。刑事罰とか過料はありませんが、傷害なんかを与えた場合に、賠償請求というのもないわけではないですね。努力義務違反というようなことも考えられますので、そういう意味では、お互いに注意をしていきたいと思っていますし。私も教育長当時に、今金の子どもたち今金町民の手ではぐくんでいくという大スローガンを掲げたわけですけれども、現在の教育長もその方針に基づいて施策の方を打っていただいておりますので、もとはそういう命を守っていくということにつながっていくということで、改めて啓発の方も考えていきたいと思いますし、制度についても、先ほど言ったとおり、実態も調べた中で、どんな効果があるのか含めて調査をした中で、制度設計、実施に向けていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

議員の再々質問 4番 上村忠

以上で、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:今金町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月13日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる