豊浦町議会 令和7年定例会3月会議 2025年3月6日
バイオガス事業について
2025年3月6日、豊浦町議会の一般質問で、大髙一敏議員が「バイオガス事業について」質問し、町長 杉谷佳昭、農林課長 井上政信が答えました。
- 聞いた人
- 大髙一敏 議員
- 答えた人
- 町長 杉谷佳昭、農林課長 井上政信
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 大髙一敏
引き続きまして、4点目です。バイオガス事業ということで、1番として、令和7年度事業継続の判断について伺います。2番として、事業費圧縮について、令和6年度の成果を伺います。
町の答え 町長 杉谷佳昭
4点目のバイオガス事業についてお答えいたします。1点目の今後の事業継続の判断についてですが、令和7年2月17日開催の全員協議会でもお話ししたとおり、令和7年度のできるだけ早い時期に判断してまいりたいと考えております。2点目の令和6年度事業費についてですが、現時点の執行見込みを令和5年度決算と比較した場合、人件費や燃料費等で価格上昇の影響が避けられず、増額が見込まれます。一方で、原料収集運搬業務委託を令和6年10月から直営としたことで、委託料の減額が見込まれており、これら増減を相殺すると、全体事業費として圧縮が図られる見込みであります。
議員の質問 1番 大髙一敏
バイオマス事業は、恐らく町長も大変悩ましいのだろうと思いながら、昨年の12月に一般質問をさせていただきました。そのときに、事業の継続、中止、廃止についてしっかりと話し合っていきたいと。町長は、言うなれば行政のトップですから、トップとしてということではないですが、お金に関しては困っていないわけですよ。町長だからという意味ではないですよ。一私人として、お金に関しては困っていない。ところが、事業者はそうではないのです。事業者は7者ありますかね。運搬費を出せ、出してくれ、消化液を使ってくれと、金を出してくれと、手数料を頼むわと、いや、このご時世です。物価高騰、燃料費高騰、そして、餌代から、飼料から、それこそ、作物の堆肥から、全部値上がりして、たまったものではないのだ、それこそ、今年どうなるか分からない、そういう状況なわけです。今、そういう状況だと私は捉えていますけれども、いずれにしても大変な状況ということで、そこに町長がのこのこと行って、バイオマスが赤字だから頼むわ、ちょっと協力してやと。多分、どなられて、相手が町長と思ってしゃべるのかどうか分かりませんけれども、何だおまえとけんか腰になるのではないかと思っています。「失礼しました」と言いながら帰っていく町長の後ろ姿が何となく見えるなと思っています。なぜかといったら、片や事業主なのです。行政の方は安定した給料をいただいているということなのです。そういう意味で、お金に困っていないということですが、事業主は、本当に明日をも知れぬ状況にいるわけです。ですから、もうかっていれば、何ぼでもくれるのですよ。いいよと、500円か、1,000円かという形になるのです。ところが、金は赤字で、もう明日は分からないと言っているところに、お願いしますと言っていると、やっぱりなかなか難しいのですよ、町長ね。私は、そういったこともいろいろ経験しているので、何となく想像しながら言っていますけれども、そういった状況で、収入増はなかなか難しいだろうなと、そうやって考えたときに、誰も得する人がいないのですよ、町長。担当課長も、うーんとうなずいているのが見えますけれども、本当に、町民も、事業者も、行政も、誰も得する人がいない。無駄なのですよ。これは本当に情けない話なのですよ。涙が出るぐらい、もう本当に、どうしようもないのだろうなと思いながら、今、担当課長も本当に、切ない思いをしながら取り組んでいるのだなと思いながら、毎度夜中に行って、どなられて帰ってきて、やけ酒を飲んで、次の日、目を真っ赤にして、そんなことを繰り返しているのだろうと思っていますが、そういう状況なのです。もう誰も得をしていないというところに我々は大金をつぎ込んでいるわけです。大金をね。もったいないなと思いながら、そういう中で町長の所信が出たわけです。さっき話しましたが、水道を上げます、そして、国民健康保険、介護保険を値上げの方向で検討します、これは、みんな新聞を見るわけです。どうなっているのだ、おまえのところと、おまえのところと言われても、俺ではないのだけどと言いたくなるけれども、何とかしろと、何とかも難しいのですが、そういう状況で、町民はもうかんかんになって怒っているわけですよ。タイミングが悪かったなと、町長に言っても仕方がないのですが、去年の12月、そして、今、3月という形で一般質問をさせていただきました。帰ってくる答弁書は、もう答えられない、もう二、三行多く書いてくれればいいのだけれども、できれば、もう二、三行減らしたいぐらい答えられないのだというのはよく見てとれます。でも、町長、これは、町民というか、私の願いでもあるのですが、本当にこんなことを町長に言うのは大変申し訳ない話なのですが、もう本当に、俺はこの1期に命をかけるのだと、2期、3期があるかもしれませんけれども、本当にそれぐらいの気持ちでやらないと、何ぼ本所課長が中期財政計画を頭をひねって鉛筆をなめてやったところで、解決しないのですよ。本当に、もう俺は1期で辞めるのだと、1年はちょっとあれなので、1期、本当にそれぐらいの気持ちでやっていかないと、みんなに憎まれてでも、俺がこれを何とかしなければならないと。そのまま行ってしまったら、豊浦町はみんな共倒れですよ。正直に言って、それぐらいの危機感を私は持っています。財政課長の試算ではなく、私の試算ですけれども、令和13年ぐらいには、恐らく、財政も、もう底をついてくるだろうなと、自分の頭の中では数字を出しています。ですから、この5年か6年の話になるのですが、大変な状況です。1期でというくらいの気持ちで命をかけてやっていかないと、豊浦町はもう立ち直っていかないと思います。杉谷町長はそれを託されたわけです。町民の思い、願いを託されてきたわけです。俺は、誰に憎まれても、何をしていてもいい、何が何でもこの町をしっかりと守っていくのだという形でやっていただかないと、町民は電話を切りたいぐらいなのです 。やめてくれと言いたいぐらいですけれども、電話が来るのです。そういったことを言ってくれと言われましたので、1期は死に物狂いでやってくれ、それを伝えてくれ、分かりました、何とおっしゃるか分かりませんが、話だけ はしますということで、今、お話をさせていただいています。バイオガスだけではないというのは書かれています。確かに、特別会計、企業会計もそうですけれども、その他、様々な物価高騰があります。そういった中で、資材が値上がりした、人件費が値上がりした、致し方ないところだと思うのですが、事業に関しては、町長のいろいろな采配があると思います。そこは、できるところはやる、今言った自然増に関しては、できないと思いますので、できるところはやっていくということを、やっぱり、きちっと線引きをしながら取り組んでいかないと、先はやっぱり見えませんので、私たちは議員としていろいろなことを言わせてもらっていますが、やはり、結果的には私たちも一蓮托生ですから、町長、そして、議会という形で、このまちを何としてでも、そういう思いで私も言わせてもらっていますけれども、バイオガス事業は、先ほど申し上げたように、誰も得にならないのだと、これをやっぱりよく理解してほしいのですよね。言わなくても分かりますけれども、ここをまずしっかり取り組んでいかないと、町民、私たちは、例えば水道料、保険料を上げてくれと提案されたら、やっぱり事情も分かるので、事情ですよ、何か無駄なことをやっていれば、財政が圧迫されるわけですから、やむを得ないという事情は理解します。手を挙げるかどうか分かりませんけれども、事情はよく分かりますね。そういった形で、今年度、思い切った判断があるのかどうかをお尋ねいたします。
町の答え 町長 杉谷佳昭
ご心配やご提案をいただきました。ありがとうございます。バイオに限らず、執行方針にも書かせていただいたのですけれども、いろいろなものについて、命まではちょっとかけられませんが、令和7年度中にはやっていくという強い気持ちでいますので、よろしくお願いしたいと思います。
議員の質問 1番 大髙一敏
2点目の事業費圧縮の関係です。ここに、協議会の令和7年度の運営事業に関しての概要書が手元にありますけれども、歳入に関しまして、なかなか見込めない、そして、歳出に関しましても、その削減に結びついていかない。本当に大変なのだと思いながらお話をさせていただきますが、それで、時間も時間なのですけれども、なかなか答弁できないでしょうから、1点だけお尋ねします。委託料の関係ですけれども、バイオガス維持運営管理事業は、令和6年度予算では6,050万円を見ておりまして、そして、令和7年度は5,100万円ということで、約900万円程度圧縮という形で計上されております。以前、協議会のときに聞いたときに、部品交換の関係で使えるものは使っていくことを考えているということだったと思います。その辺をもうちょっと詳しくお尋ねしたいと思うので、お願いいたします。
町の答え 農林課長 井上政信
質問の通告内容から、令和7年度のことを聞かれていると思っていなくて、令和6年度のことだと思っていましたので、今、分かる範囲でお答えさせていただきたいと思います。令和6年度のバイオガスプラント維持管理運営委託料については約6,000万円で、令和7年度は、予算の説明をさせていただいたのはこの間が初めてでしたけれども、その中で圧縮を図りたいということで900万円ほど減額させていただいております。この委託業務の内容は、仕様書が契約書の後ろについておりまして、部品交換の部品の数などが載っているのですが、そういうところの数を減らしていくということで、おのずと部品の数が減れば、委託料も下がってくるということで、発電機に入っている部品一つ一つに寿命などがあるのですけれども、一般的な交換目安というのをスキップして、ちょっと遅らせていくという考え方で、部品の数を減らしていきたいということでございます。
議員の質問 1番 大髙一敏
様々、苦肉の策で対応しているのだなと思いました。この関係ですけれども、平成30年にこの事業はスタートしているのですが、29年度中に完成ということで引き渡されました。私が心配しているのは、瑕疵の関係と、性能保証の関係がどうなのかということです。私たちが車に乗っていても、大体2年で法定的に車検を受けます。オイルが、何キロ乗っていようが、ベルトが、1万キロを超えていようが、替えなければならないときは替える、いや、大丈夫でしょうと言ったところで、替えなければならない、これが機械整備をしていく中で守らなければならないところなのかなと自分なりに思っていました。それを、ここは使えるからちょっとおきましょうとなったときに、例えば、車のことで考えたときに、これを取り替えなかったばかりに事故を起こしてしまったとなったときに、責任はどうなってくるのか。もちろん、お客さんではないと思いますね。やっぱり、整備会社という形になってくると私は思います。そのときに、瑕疵なり性能保証の関係で、不具合が出たときと思いますけれども、あんまり考えなくてもいいのかなと思いながら、失礼な言い方だけれども、考えなくていいのかなというのは、そこまでいかないだろうから考えなくてもいいのかなと思いながら、性能的にクリアしなければならない目標があるわけです。例えば、二酸化炭素であれば、1,828トンをクリアしないことには環境省の補助金の返還が発生するのだろうと思いますけれども、1,828トンを仮にクリアしようとすると、現在、ふん尿の受入れが43トン、二酸化炭素の排出削減、これは約60%なわけです。これを逆算していくと、1日何トンのふん尿なのかというと、これは73トンなのです。加水を入れて153トンというのは当初の計画です。73トンの原料を入れないことには、これは達成できないのです。そうすると、5万トンの消化液が出てくるのです。今、出口もない状況ですけれども、この数値をこの間、協議会で聞いたときに、原料は実際どうなのでしょうか、いや、昔も今も変わりませんと言われたときに、これは駄目だなと思いながらね。課長を責めるわけではないですよ。一生懸命されているというのは理解していますので、ただ、駄目だなと、自分なりに計算して、この事業は本当に、にっちもさっちもいかないやと、そんなことを思いながら、計算だけをしています。そして、1人で考えながら、頭が真っ白になるまで少し考えながら、一本一本色が染まってきていますけれども、そんなことを思いながらやっています。瑕疵の関係は一体どうなりますか、お尋ねします。
町の答え 農林課長 井上政信
部品なのですが、交換の目安といっても、その交換の目安より前に壊れる部品もありますし、逆に、長持ちする部品もあると思っていまして、日常的におかしい部品があったら、エラーが出て、委託契約をしていますから、その専門のスタッフが来て、随時対応していくということになっています。部品一つで何か重大な欠陥があるということではなくて、一つ一つの部品が壊れるというのは想定内といいますか、瑕疵といったところの議論まではいっていませんけれども、今回の委託料減額については、当然、相手方の企業と十分に打合せをした中でやっておりますので、もし壊れたら、その都度対応してくださいということでも申合せが終わっています。不具合といいますか、発電機が一時的に止まるけれども、今、発電機は、片方がおかしくなっても持続可能なように2系統のものでつくってありますので、そういったところで対応していきたいと思っております。
議員の質問 1番 大髙一敏
瑕疵性能保証はもう大体10年ということで、今、令和元年からの出発ですから、残り3年ほどありますね。3年間使うかどうか、ちょっと分かりませんけれども、使うのであれば、大事に使っていかなければならない。3年以上使うとなれば、何十年でも使うということになるのでしょうけれども、高価なものですから、発電機を1台取り替えても2億円ぐらいという金額になっていましたからね。当時ですから、今はまたさらに値上がりしていますので、それでは買えないのだろうと思いますけれども、そういった値上がりも全部見込んで、トータルの平均を出したのか分かりませんが、その都度、また時代に合わせて値上がりしていくのかは分かりませんが、いずれにしましても、性能保証は残り何年かありますので、何かあったときに、あのときにこうやって変えたから、そんなものは面倒を見られないぞとならない形でやっていただければと思います。そして、私は、令和7年度の、次年度の資料でお話をしましたけれども、申し訳ないなと思いながら、先ほどのふん尿の関係はどうなのですか。二酸化炭素のことだけ頭に入れてお話をすると、原料というのは、逆算ですが、43トンから73トンにアップしていかなければならないと数字的に出てきます。現在、日量43トンで計算していくと、二酸化炭素の排出は約6割ということで、逆算すると、73トンの原料ということです。この原料は集まってきそうですか。
町の答え 農林課長 井上政信
現在、原料として投入しているのが実情だと思っていまして、これ以上大きく増えるということは今後ないと思っています。それが実情です。当初の計画ではそうだったかもしれないけれども、これが現状かなと思っております。
議員の質問 1番 大髙一敏
当初、様々な中でこの事業は出発しまして、私も関わっていました。平成28年12月に可決されて、29年1月に収支報告、収支計算がされてきました。私は、このときからずっと反対しているのです。数字が全くでたらめで、こんな事業をやっていられるかというぐらい赤字が見えたものですからね。今まで、ずっと駄目だ、駄目だと言っているのですけれども、私の思いだけではなかなかそうはならないのです。あとは町長に任せます。これで私の質問は終わります。ありがとうございました。