今金町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月6日
今金町における地域防災施策について
- 聞いた人
- 苅屋泰裕 議員
- 答えた人
- 町長 中島光弘
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 苅屋泰裕
一般質問をさせていただきます。今金町における地域防災施策について。今年の元旦に発生した能登半島地震は、津波や土砂崩れ、家屋倒壊などによる甚大な被害があり多くの犠牲者も出てしまいました。地震大国の日本にとって、いつ・どこで・どんな災害が起こるかわからないと改めて感じさせられた災害だと感じました。さて、今金町においても、南西沖地震や一昨年の豪雨災害などさまざまな災害を経験し、さらには北海道でも発生確率が高いとされる黒松内断層帯に隣接しており、昨年3月に出された「今金町地域防災計画」において災害対策に資する基本計画になっていると考えますが、不断の見直しも必要であると思いますので、以下の点について町長のお考えを伺いたいと思います。1.防災備蓄の分散について今金町地域防災計画によると、防災備蓄は飲料、食品、生活必需品等が市街地域3カ所に全地域分が備蓄されていますが、今後において、リスク分散の観点から各避難所にある程度の備蓄をする必要性があると考えますがいかがですか。2.受援体制の確立について大規模な災害時は、災害対応を牽引する立場となっている役場職員が被災者となる場合があり、国や道、民間の受援が必要となると考えますが、その場合に迅速に対応してもらうための受援体制づくりはされていますか。3.トイレトレーラーの配備について能登半島地震では、被災地のトイレ問題がクローズアップされたように感じます。そこで活躍した一つに、トイレトレーラーというものがあると報道で認識しました。今金町でもトイレトレーラーを配備することで、今金町やほかの地域の災害時にも貢献することができると考えますが、町長のお考えをお聞かせください。
町の答え 町長 中島光弘
苅屋議員の一般質問にお答えをいたします。今金町地域防災計画、以下、防災計画と言いますが、今金町防災会議条例に基づく防災会議において策定をしております。防災会議は、年1回開催されており、必要に応じて気象記録、火災状況、水防資器材の数量などを改正し、改正後の防災計画については、防災会議委員、町議会議員、町内会長、連合会長へ送付しているところであります。防災備蓄品については、防災計画において、基本的な考え方や町の備蓄拠点における備蓄、他の地方公共団体からの支援などが記されており、現計画の備蓄場所は、町民センター、総合体育館、防災備蓄庫の3施設において管理しているところであります。苅屋議員のご指摘のとおり、災害の程度や状況によっては、保管場所まで災害備蓄品を取りに行けないといったケースが考えられ、そういったリスクを低減するため、近年では分散備蓄という考え方が広まっております。本町の避難所として指定されている施設においては、平時、不特定多数の人が出入りできる施設であり、特に食料や水については管理が行き届かない場面も想定されることから、今後も管理人が常駐している町民センター、総合体育館の2施設において備蓄し、適時入れ替えや品質管理に努めてまいります。また、防災用発電機、LEDライト、多機能ラジオなどについては、生活改善センターなど地域の避難所において保管し、災害用備蓄毛布は、花石交流センター、種川構造改善センター、八束交流センター、金原基幹集落センター、神丘構造改善センターといった地域の主要施設にそれぞれ保管しているところであります。2点目のご質問ですが、受援体制づくりについては、防災計画において応援受入体制が記載されており、「他市町村等の応援が円滑に行われるよう、日ごろから災害対策上必要な資料の交換を行うほか、災害時に作業が効率的に行えるよう、作業内容、作業場所、宿泊施設、その他必要な受入体制の準備を整えておくよう努めるもの」となっておりますが、基本的な考え方や具体的な運用方法、役割分担が確立しておらず、受援体制が十分に整備されているとは言えない状況にあります。災害が発生すると、たとえ被害の規模が小さく影響範囲が限定的であっても、被災自治体では、通常業務の範囲や量を超えて生じる新たな業務への対応が必要となります。また、被害規模が大きくなり影響範囲が拡大すると、求められる対応の内容や量は拡大し、被災自治体単独での対応は一層困難になることが想定されます。このような自治体の対応力を超える状況下で不可欠なのは、他の地方公共団体や防災関係機関、ボランティアなどの人的・物的資源などの支援が必要となることから、内閣府における地方公共団体のための災害時受援体制に関するガイドラインを参考とし、3月に開催する防災会議で協議いただき、他の地方公共団体や防災関係機関等からの応援の受け入れができるよう、受援体制の整備に努めてまいります。3点目のご質問ですが、トイレトレーラーの配備については、新聞報道等においても、能登半島地震による避難所のトイレ問題は、多くの健康被害と衛生環境の悪化をもたらす課題となっていることは認識をしております。本町においては、水を使わず排せつ物を個包装できるポータブルトイレ12台(2,400回分)、既設のトイレに専用の汚物袋を設置し使用できる災害用トイレを36セット(3,600回分)備蓄しており、このほか総合体育館には、下水道管にあるマンホールの上に簡易的な便座やパネルを設け、災害時において迅速に対応できるマンホールトイレを整備し、停電や断水などのライフラインが寸断された状況であっても対応できるよう備えております。また、災害時におけるレンタル機材の提供に関する協定においても、民間事業者と仮設トイレ等の機材提供を要請できる体制も確立しております。トイレトレーラーの整備については、購入にかかる費用が多額であることから、現段階での購入は考えておりません。いずれにいたしましても、災害発生直後は食料等の確保が困難であると考えられることから、日ごろから、災害に備え各家庭において最低限3日分相当の食料等の生活必需品を備蓄するよう、町民の皆様に対し引き続き啓発をしてまいります。災害は時と場所を選ばないことから、被害を最小限に抑えるため、家庭で日ごろから備え、災害時に事前に避難するなど、自分自身を守る「自助」、地域や周りの人たちが協力し合う「共助」、役場や消防、警察、自衛隊といった公的機関による救助活動や支援物資の提供など公的支援となる「公助」、それぞれが災害対応力を高め、連携することが大切であると考えますので、今後とも、町民の生命、身体及び財産を災害から守れるよう取り組んでまいります。
議員の再質問 1番 苅屋泰裕
ありがとうございます。1番からちょっと再質問させていただきます。避難所には、LEDライトや多機能ラジオ、発電機などあるということでございましたけれども、やはり食料とか、その他毛布などいろんなものが、この市街地域3カ所に置かれているというときに、まさに先ほど町長おっしゃったとおり、大きな災害、水害、地震などが起こったときに、そこの3カ所に取りに行くのにもかなりリスクが生じてくる可能性が高いと思われます。今回、能登半島のところでも道路の崩壊等によって避難所にアクセスできない方がかなりいらっしゃったと、自主避難所を設けてそちらで避難生活をされている方も居るというふうに見ますと、この中山間地域において、その可能性も払拭はできないのではないかと私は感じております。確かに食料とか水などの管理というものは、行政の方がやるとなるとかなり大変であると。さらに分散すると、それはますますその仕事量も増えるのではないかと思うのでありますが、私の考えとしては、これ町民の方々、自治会にその管理をお任せすることはできないものかと思っておりまして、それを自治会の方々がやることによって、ふだんの平時における防災備蓄の管理をすることで、防災意識の啓蒙であったりとか、そういうことにつながるのではないかと思います。なので、いますぐにその仕組みをつくるというのはかなり大変なことだと思いますが、今後において、分散に向けた自治会等々との話し合いも考えられると思いますが、いかがですか。
町の答え 町長 中島光弘
お答えをしたいと思います。いまおっしゃられたとおり、毛布類は生活館だとか、ああいうところに置いておりますけれども、問題は食べるもの、それから水ですね。先ほど答弁いたしましたけれども、このものについては、やっぱり適正な管理をしなければならないということで、基本的には3つの箇所でということですけれども、いまおっしゃったように、自治会、町内会、特に自治会だと思いますけれども、そことの協議が調えば、できないのではなくて、できる方法は検討させていただきたいと思います。これはだれもが防災に備えるということは、本当に大切なことでありますから。同時に、町としては、そういう意識啓発というのも図っていきたいと思っておりますので、今月、防災会議がありますので、その中でも題材として検討したいと思いますし、災害は待ってくれませんので、気づいたこと、今回ももう既に珠洲市、石川県の能登半島の珠洲市の方に職員4名行っていますし、これから11日から2名行きます。いろんなことで現場を見て、実際の課題とかというのも把握をしてきていただいておりますので、これもいま全部終われば、一定の集約をしたいと思っていますし、それから、教育委員会とも連携をして、学校の出前講座ではありませんけれども、子どもたちにもそういう防災意識というのを気づいてもらうような取り組みをしたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
議員の再々質問 1番 苅屋泰裕
ありがとうございます。やはり、ここの最後の方にも書かれておりますけれども、自助、共助というところで、災害の時に役場の方々が中心にやるということは基本なのかもしれませんが、そこに頼ることなく、町民の方々、自らが積極的に関与していくということもこれからは特に必要になってくるのではないかと思いますので、会議の中でそのようなお話をしていただくということで検討の方をよろしくお願いいたしたいと思います。2点目に移ります。2点目なんですけれども、なかなかこの受援体制というものが、日本というか各自治体でまだ進んでいないものだと私も調べてわかっております。今回の能登半島地震があった石川県においても、この受援体制というものが計画としてなされておりました。たしか令和元年くらいだったと思いますけれども、その機能がどの程度発揮されているかというのは、多分今後明らかになってくるのだろうと思いますが。やはりさまざまな方が、このまちに、仮にここら辺で災害があった場合、さまざまな方がこのまちにやってきて、いろいろな支援をしていただくという中で、どこに宿泊できるのかとか、どこでどのような支援をしたらいいのかということを想定して、受援体制というものはつくっていかなきゃならないだろうと私は思っておりますが、それに加えて、今金町でも、その場所、場所によって、災害の箇所が、全体ではなくて局所的に起こった場合に、これ町民の方もその局所的に起こった地域に支援に行く可能性もあるのではないかと思います。その辺も、受援体制を構築するに当たって、やはり町民の方々もそれにかかわっていけるように、自分たちの場所で起こった場合に、どのようなことができるのかと、ほかの地域で起こったときにどのようなことができるのかということも考えていかなければならないのかもしれないなと私は思っておりまして。その中で、この間、議員会の4町連携で、八雲町でこの防災についてのセミナーを聞いてきたんですけれども、その中で、ファーストミッションボックスというものがいまあるという話をされておりまして、これは災害があった場合、初動対応の円滑化を図る、避難所について詳しくない人でも避難所を開設できるように、最初にやるべき任務を記載した手順書と必要最低限の資機材が入った箱というものを各避難所に置いておいて、どの方が行っても避難所を開設できたりとか、そういうような手順書というものを置いたらいいのではないかという話もありました。これはかなり価値があるのではないかと思うので、こういうこともぜひやっていただきたいなと思います。さらには、外部から来た人たちが、地元の、地元というか今金町の人たちが、例えば土砂災害で道路が寸断されてしまったというときも、この迂回路があるというのとか、例えばヘリコプターが緊急で、自衛隊のヘリコプターが来なきゃならないといったときに、この場所なら着陸できるよねということも、これ地元の人しかわからないことでありますので、そういうことも話し合っていくということも必要ではないかと思いますが。すみません、たくさんちょっと言ってしまったんですが、町長としてのお考えをお聞かせください。
町の答え 町長 中島光弘
ありがとうございます。たくさんお話をしていただきました。まず、私は災害が起きると対策本部の本部長という位置づけになります。一番気をつけなきゃならないのは、安全なんですよね。ですから、例えば受援体制の前に、ボランティアの受け入れだとかいろいろあると思いますが、二次被害が起きる状況で動くという判断を、まずそこできちっとまずはしなきゃならない。ということは何かというと、災害の状況をきちっと把握するというのが一番だと思っています。それから、今回も石川県で、一定程度の期間ボランティアの受け入れはしていなかったですよね。というのは、ボランティアの人のための泊まるところだとか、宿泊場所だとか、衣食住というのは、基本的には原則としてはないんですよね。ボランティアの希望は、全部完結型。食べるもの、住むところも、そういうことでのボランティアということじゃないと、日本もいろんなところで災害が起きていて、最初のころよりは随分成熟をしていると思います。最初は、手袋は、スコップは、どこに寝たらいいの、ご飯はっていうところから始まるというようなことも聞きましたので、それではそこの対策の本部の機能がパンクしてしまいます。でも、多分今回も若干そういう恐れがあって、まずは自分のところの地域でどういうふうにしていくかということを基本に押さえてからのいろんな受援体制だったと思います。それから、いろんな、うちの場合、例えばボランティアというと、通常は福祉協議会が窓口になってやってくれます。自分のまちの中で可能なことについては、自分のまちの中でボランティアをするというのが私は基本だと思っております。それから、ファーストミッションというお話があって、すごくいい発想だと思うんですね、そうできれば。だれが行っても、それを見ると、簡単に言うとそこでの避難所を開設できるということだと思うんですが、そのあたりの考え方というのをきちっとしないと、やっぱり通常は対策本部からお願いするのは、自治会長さんだったり町内会長さんとまずアポになっていくんですよね。それから、例えば独居の方とか障がいのある方って居ますから、それあたりは自治会の町内会、会長さんだとかも押さえておりますので、まずそういう確保をきちっとしなければならないとか、多分そこまで行く、積み上げていくまでに、やることをきちっとやらないと、いきなりそういうものを置いておいて、だれでも設置してくださいというふうには少しならないかなと思いますが、発想としては大切なことだと思っております。それから、いままでも受援ってやったことないのということを聞かれれば、例えば水害が起きましたよね。あの時も、開発の方からリエゾンということで2人、専門の人を対策本部に詰めてもらっています。それはいろんなところとの連絡調整をしていただいたり、これも受援体制の一つなんですね。一朝有事が起きれば、自衛隊も、それから函館の気象台も道路管轄をしている八雲道路も、それから河川事務所も一体となることは間違いないんですが、一番は、現地の本部がちゃんと立ち上がって、何が必要かということをやらないと混乱をしてしまうということがありますので。いままでも利別川の氾濫災害については、タイムラインということで、もう72時間前からどういう体制をとるかということはシミュレーションの中でいまやってきていますが、地震というのはどこで起きるかわかりませんし、どの程度のものかわかりませんので、その辺は、しっかりそういうものにも対応できるようなつくり上げをしていきたいと思っています。それから、いま例えばいろんな積み上げをするときに、担当から上に上がっていっていくというのはちょっと時間がかかりますので、例えば私とホットラインを結んでいる人は、気象台の台長さん、八雲道路の所長さん、それから河川の所長さんは私とのケータイがいつでも災害時できるようになっています。例えば、いや、こういうことですぐお願いできますかというようなこともできるようになっておりますので、この辺の体制づくりも、いまはできていると私は思っていますが。ただ、想像を超える災害が起きた場合、それから、4町連携というお話ありましたけれども、4町の中でも相互支援というのはもうできております。せたなと今金の共同というのは、大体似たような地域ですから、なかなかうちが災害があればせたなもあるというようなことですけれども、八雲、長万部とこの4町が一回にというのはなかなか考えづらいので、例えば八雲、長万部があったときにはこちらから行くだとか、そういうことは少し考えられると。いずれにしても、道路網のがきちっとなっていないとできませんので、その辺のこともあるかなとは思っております。災害の対策の拠点は、役場になります。先ほど役場の職員も被災することがあるんじゃないかということでしたので、職員の方にはいつも言っているんですけれども、本当の警報があれば、夜中だろうとみんな役場に集まってこなければなりませんので、職員には特に、日ごろから自分の家で用意するもの、それから、自分が出てきたときに家族がどこへ避難するのか、そいうこともきちっとシミュレーションしてほしいと。1時間たったらちょっと家を見てきますというのは、なかなか対策本部ができてしまうと役場の職員ってそうことはできませんので、お願いしているのは、個人個人のタイムラインというのをぜひつくっておいてくださいと。それは残されている家族がちゃんと動けるようにというようなお願いもしておりますので、こういうものは精度を上げてやっていくしかない。それから、もっと言うと災害のない時だからこそ、いま、町内会、自治会の方でもやってくれているシミュレーションをしようということで、まず机上の中でどんなことが必要かということだとか、簡易ベッドの体験だとかというのもやっていただいていますし、うれしかったのは、直近では3月3日、ひな祭りに町内の婦人研修会がありました。そこは女性から見た避難、災害への対応というテーマで研修がなされておりました。こういうことの積み上げが、本当に大切だなと私も思っておりますので。一回に全部はなかなかいきませんけれども、都度、都度、精度を上げていくということはしていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
議員の再々質問 1番 苅屋泰裕
ありがとうございます。すぐこれが、受援体制が確立されるかというと、まさに町長おっしゃったとおりさまざまなことの積み上げでこれは、受援体制というものは確立されていくものだと私も思いますので、これからもそういう議論を活発にしていただければと思います。2番目の質問は理解いたしました。3番目の質問に行きたいと思います。トイレトレーラーなんですけれども、確かに高額でありまして、相当何千万円というお金になるという情報も理解しております。ですが、ポータブルトイレとかマンホールのトイレというのは、今回能登半島の地震の報道等々を見ていますと、厳冬期においてそれを外で用を足すというのはかなり大変なこともあると。室内でやっているところもあるとも認識しておりますが、報道を見ていると結構外が多いのかなと思います。その中で、ヒートショックなどの問題等々あると私も認識しておりますが、そういうことに対応して、厳冬期、特に厳冬期ですね。厳冬期に対応して、やっぱりこのトイレトレーラーというものがあると、発電機能もついておりますし、ソーラーパネルがついているとか発電機能もついていて、かなり暖かいトイレで用を足せるということもあります。それで、私、調べてみますと、助け合いジャパンという社団法人が行っているところでは、トイレネットワークプロジェクトというものを立ち上げていて、このトイレトレーラーに関するノウハウを提供しておりまして、この仕組みを使って、北海道で唯一、沼田町がこのトイレトレーラーということを導入されております。ほかの自治体でも、恐らくホームページによりますと約300自治体がいま検討しているよとアナウンスはされておりましたが、その中で、クラウドファンディング等を使って、それを導入しているという事例も幾つかありましたので、そういうふるさと納税やガバメントクラウドファンディングを活用したトイレトレーラ-の導入ということも考えられるかと思いますが、いかがでしょうか。
町の答え 町長 中島光弘
必要性を感じますが、一番のネックはやっぱり高額だということですね。そのことで、いま一つの手法としてクラウドファンディングだとか、メーカーもたくさんあるわけですから、その辺のこともということだと思うんですけれども、なかなか1町で購入できないものだとすれば、例えばせたなとうちが共同で購入するとか、4町の連携の中で配備するだとか、いろんな補助金をお願いするにも、1町でお願いするよりは複数のまちの広域でということになるとかなり説得力も違ったりもします。これはいまは町が単独で買うということはできません。ただ、今後を見据えた中で、いまのような視点でこれから広域性というのはもっと必要になってくると思うんですね。別に競争をしてやるわけではなくて、協調してやれることがあれば、お互いの負担も時には2分の1、特には4分の1になったりするわけですから、その辺のことも探っていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。
議員の再々質問 1番 苅屋泰裕
ありがとうございます。なかなかやっぱり高額であるということもありますので、ほかに北海道でまだ1台しか入っていないということは、なかなかそこに踏み出せないだろうということでもあるのかなとも思います。また、トイレトレーラーといいますと、後ろに牽引するようなキャンピングカーみたいなものと、モバイルトイレといいまして、障がい者の方々が車いすでも利用できるようなモバイルトイレというものもございます。こちらの方は、ちょっと価格はわからないんですけれども、こういったものもあるということで、災害の時にトイレを我慢して体調を崩されたりとかということがなるべくないような仕組みが今後必要になってくるのではないかと思っております。また、このクラウドファンディングを使うことによって、今後ほかの事業をやるときにこの事例をつくることによって、これが全く違う事業で、これはクラウドファンディングできるんじゃないかということの発想の転換にも変わるのではないかと思いますので、ぜひ、このクラウドファンディングというものが、このトイレというわかりやすいもの、わかりやすいと言ったら言い方が違うかもしれませんが、目的のためにこれをやるというのが、いまのこのトイレネットワークプロジェクトではいまのところほとんどが成功していますので、事例をつくる意味においても、これはかなり有効ではないのかなと思いますが、その辺いかがでしょうか。
町の答え 町長 中島光弘
手法の一つにクラウドファンディングというのがあるのも、当然わかっておりますけれども、私はクラウドファンディングの基本は、確実にやると。やるんだけれども賛同をしてくださる方にというお願いですから、クラウドファンディングでお金が集まったらやるというようなストーリー性では多分集まってこない。その辺を履き違えてやると、後先になってしまって、集まったんだけれども実際はできないとかということになりますので、いま言った災害の関係のトイレだけの話ではないと思います。多分、自治体が箱物を建てたり、そういうときにでも可能な手法なんですよね。ただ、それを求めるためにはきちっとしたストーリーがなければ、それがなかったらどこでもやる話ですから、やっぱり必要だということの前提として、皆さんに何が訴えられて、どういう還元があるのかというあたりもきちっと勉強してやらなければならないなとは思っております。いずれにしても、いろんな被災地、それから先進のところ、いろいろあると思います。いま沼田町の話もありましたけれども、沼田町に経過を聞いてもいいわけですよね。もともとどういう形であれしたのか。そういう事例をしっかり、先進のところから私は学ぶべきだと思っておりますので、そういう意味では、災害対策の中心になっておりますくらし安心課が、もっといろんなアンテナを張っていただいて、必要であれば視察に行ったり勉強に行ったりということもこれから必要だと思っておりますので、すぐ対応ということではないですけれども、そういう観点は非常に大切だと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
議員の再々質問 1番 苅屋泰裕
ありがとうございます。
議員の再々質問 1番 苅屋泰裕
では、これで質問を終わります。ありがとうございました。