今金町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月11日
小中学校の体育館にエアコンの設置を求める
- 聞いた人
- 上村忠 議員
- 答えた人
- 教育長 中山秀悦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 上村忠
一般質問させていただきます。小中学校の体育館にエアコンの設置を求める。近年、地球温暖化の影響と考えられる平均気温の上昇が顕著になってきています。本州においては猛暑日が過去最多を更新し続けていて、我がまちにおいても夏の暑さの質が変わってきていることを実感いたします。また、学校現場における熱中症事故の発生件数は、平成27年度で年間約4,400件であったものが、平成30年度には7,000件を超え、年々熱中症事故が増えています。このような気候の変化に対して、我がまちの小中学校においては、各教室にエアコンが設置され、児童生徒の学習環境が整えられ、授業中の集中力維持につながっていると感じます。しかし、小中学校の体育館にはエアコンが整備されていません。運動時は熱中症のリスクが高まります。その上、若年者ほど体温調整機能が未発達であり、体重当たりの体表面積が大人より大きく、深部体温が上がりやすいため、熱中症になりやすいと言われています。中高生の調査では、熱中症は80%以上体育の授業や部活動などの運動中に起きていることがわかっています。また、防災の観点からも、災害時、避難所として使われる小中学校の体育館は、避難された町民の方々の健康維持において、夏場の冷房設備は必要であると考えます。国連のグテーレス事務総長が「地球沸騰化の時代が到来した」と発言があったとおりで、今後以前のような気候に戻るということは考えづらい状況にあります。熱中症対策や防災上からも小中学校の体育館にエアコンを設置すべきであると考えますが、教育長の考えをお聞きいたします。
町の答え 教育長 中山秀悦
上村議員の一般質問にお答えをいたします。地球温暖化の影響と考えられる平均気温の上昇によって、児童生徒の熱中症リスクが高まっていることを受け、全国的に熱中症対策への取り組みが強化され、本町においても、子どもたちの安心・安全を第一にさまざまな対策を講じております。はじめに、町内小中学校のエアコンの設置状況ですが、令和2年度に「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業」として予算措置し、今金小学校では普通教室・特別教室等で19教室、種川小学校では普通教室・特別教室等で10教室を整備しております。また、今金中学校では、新校舎建設に合わせて普通教室・特別教室等で20教室にエアコン及びロスナイ(全熱交換型換気装置)を整備し、学校活動で特に滞在時間が長い教室への熱中症対策や感染症対策を講じてきた結果、学習環境が整えられ、授業中の集中力維持等が図られております。ご質問にあります、小中学校での運動時の熱中症のリスクが高いことは、文部科学省や北海道教育委員会でも分析されており、町教委や各学校に対し、学校活動における熱中症対策の指針や運営マニュアル等が示され、それに基づく取り組みが行われております。具体的な取り組みとしては、環境省が発表する熱中症警戒アラートをブザーで知らせる携帯型の機器を種川小学校3台、今金小学校5台、今金中学校4台配備しており、屋内外の活動で万が一アラームが鳴った場合は、直ちに活動を中止する指導を行っており、中学校においては、部活動も同様の対応をとっております。なお、令和6年8月末現在において、熱中症警戒アラートが発表された日は、檜山管内ではゼロ日となっております。さらには、各学校での年間教科時数の範囲内で、暑い時期や時間帯に屋外の活動や体育授業を他の教科と振り替える等、教育課程上で工夫を行うことも可能となっております。このように、現状の教育環境の中で十分に熱中症対策を講じていることや、来年度建設予定の学校給食センター等、将来的な財政状況をかんがみると、緊急的に各小中学校体育館へのエアコンを整備することは現段階では考えておりません。また、防災の観点から、災害時に各学校施設が避難所となった場合には、防災備蓄庫に保管してある移動式の大型スポットエアコン5台、大型扇風機3台、除湿冷風機20台等の備品を最大限活用しながら対応してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
議員の再質問 4番 上村忠
答弁ありがとうございます。いまある環境の中で、でき得る限りの熱中症対策をされていることは理解いたしました。また、エアコンの設置という意味で言いますと、他町よりも進んでいるということは理解をしています。しかし、熱中症の脳に対するダメージというのは、脳梗塞と同じであると言われている医療関係者もいらっしゃいます。一番大事なことは、児童生徒の健康と安全であると。その上で優先順位をつけて施策を進めるということは、共通の認識であると、考え方であると思っていますが、また檜山管内においては、熱中症警戒アラートが1度も発表されなかったと、これは本当にラッキーというか、幸運であったなと思います。昨年並みの暑さが来ないとも限らない状況であったんですけれども、1回も発表されなかった。ですけれども、来年以降もこの状況が続くということは考えられないと思っています。財政状況という話をされますと、いろいろ思うところもありますし、余計なことも言いそうになりますのでやめますが、無視することはできないということは理解しますが、子どもたちの安全・安心を考えて、計画性を持って、何年度までめどを持って設備するとかということを考えられるのではないかなと思っていますが、改めてお考えをお聞きしたいと思います。
町の答え 教育長 中山秀悦
ありがとうございます。最初の質問にございました体育館の方に関して、私どもの押さえですが、一般的に体育館がなぜ気温が高くなるかというのは、窓が大きいということ、そして、日光が入るということです。そして、逆に耐震性のことがあって側面に窓がない。さらには、構造上、耐震のこともあると思うんですけれども、天井を薄くしなきゃいけないので、そこからの輻射熱が非常に上がるということが原因というふうに押さえておりますし、言われています。そういう点で、答弁をするに当たって、うちの3校のことを考えていたんですが、今金小学校、中学校については、内包型の体育館ですので、現実的にそんなに危険な熱になるということは、風通しをすれば、いまのところ大丈夫かなという押さえをしておりました。また、種川小学校は、ちょうど森が後ろ側にありますので、西日が入る時間ですとか、朝はちょっと入ると思うんですが、向きとかを考えて、それほど、去年1年間、今年について、気温が急上昇して危険だということで体育館で全くできないというようなことを感じたということは、学校長にも確認しましたけれども、幸いなかったということで押さえております。議員がおっしゃるとおり、これはあくまでも、今年もゼロと言ったんですけれども、昨年度、実は今金町は熱中症の指数で言うと2日間、8月の11日、12日ですけれども、東京、仙台よりも高かったんです。そういうのはありました。8月の11日、12日だったので、直接授業にはということはありましたけれども、これから、いま亜熱帯化ということが普通に言われるようになりました。もし熱帯化に進むようなことになれば、急激なそういう状況が起きたら、当然考えていかなければいけないと思っていますが、いまのところうちの現状では、今金小中については、周りの教室がエアコンをがんがんとは言いませんが回していただいて、そして、指数計もあるので、窓を開けていただいて、風通しをよくするということと、子どもたちに十分水分を取らせるという対応で、種川小学校についても、窓を、通路のところに窓があいたりしますし、カーテンで西日は防げる状況にありますので、そういうところで十分、まず水分ということで対応させていきたいと思っています。全く心配な状況がなかったかというと、ハウスでの活動とかでちょっと暑くてという、なぜそういう活動をしたのでしょうかというようなことが校長会等で指摘するようなこともありましたので、十分これまで以上に気をつけて活動していってと思っているところです。よろしくお願いします。
議員の再質問 4番 上村忠
そうですね。先ほども言いましたけれども、でき得る環境の中で、最大限子どもたちが安全に過ごせるように力を注いでいただけているということは感じているところでありますが、ただ、備えるということが大事だと思って、今回質問させていただきました。いま言ったからすぐ、今年度、来年度ということは、いまの現状も考えると難しいというのも理解しますが、検討するには早い方がいいと思いますし、計画を立てた上で進めないことには、思いつきでは進まないということも理解しています。そういったことを踏まえてですけれども、本当に先ほど教育長が言われたとおり、亜熱帯化が熱帯化にならないとも限らない。台風も温帯低気圧と言われたものが熱帯低気圧というふうに変わっていると。動きもさまざまおかしいと。これは本当に決まったというか、変わっているということが、変わったことが、日常になりつつあるということが間違いない状況でありますので、まず検討していただけないかなということを再度お聞きしたいと思いますが、いかがでしょうか。
町の答え 教育長 中山秀悦
設置についての検討ということではなく、状況をきちっと把握してということでは、責任を持った回答をさせていただきたいと思います。本当に、自分たちが思っている以上に急激に温度が上昇している。何せ、役場もそうですけれども、つけていただいた今年の方がちょっと気温が低かったというのはありますけれども、来年どうなるかわからないということもあります。学校も、エアコンが普通教室、特別教室、全部ついているわけではないので、そこも含めて財政当局ともいろんなことを考えながら。そして、体育館につけるとなると、本当に構造上、すごい金額になるということはご存じのとおりだと思いますので、そこも含めながら、気象状況とか十分いままで以上に考えて把握しながら、相談をしていきたいと思っております。財政が厳しいから全くやれませんとか、そういうことではなく、いまはまだ大丈夫だと思うけれどもということで、気候の変化がいままで以上に、いままでとは違うペースで進んでいるということは十分認識して相談していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
議員の再質問 4番 上村忠
以上で、終わらせていただきます。