今金町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月11日
今金町の熱中症・脱水症対策について
- 聞いた人
- 苅屋泰裕 議員
- 答えた人
- 町長 中島光弘
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 苅屋泰裕
私の方からは、大きなテーマで2点ほど質問させていただきます。まず1点目から行かせていただきます。質問させていただきます。今金町の熱中症・脱水症対策について。今年の夏も、日本は酷暑や猛暑の報道が連日のようにされています。今金町においては、現在のところ昨年ほどの猛暑という感じではありませんが、30度を前後する日もあり、今年7月の国保病院で熱中症や脱水症の診療を受けた人数は、前年同月比の倍かそれ以上となっております。当町の熱中症・脱水症の対策としては、防災無線等による住民への呼びかけやクーリングシェルターなどさまざまな施策をしているのは理解いたしますが、基本的に北海道が発表する熱中症警戒アラートに準じており、今年のようにアラート発表までの指数に満たない場合において、熱中症や脱水症の注意喚起が後手に回っているように感じます。そこで、今金町独自の熱中症・脱水症注意喚起アラート基準を設け、基準に達する可能性がある場合に、防災無線などで広く周知し、町民に予防対策の意識啓蒙を図ることで、町民の健康と安全を守ることにつながると考えますが、町長のお考えを伺います。
町の答え 町長 中島光弘
苅屋議員の一般質問にお答えをいたします。近年、気候変動等の影響により、国内の熱中症による救急搬送人数は毎年数万人を超え、死亡者数も高い水準で推移しております。この状況を踏まえ、環境省では、気象庁と共同して「熱中症警戒アラート」を令和3年度から運用し、熱中症・脱水症への警戒を呼びかけてきました。また、令和6年4月24日から新たに「熱中症特別警戒アラート」が発表される運用が開始され、自治体には冷房設備のある施設を「クーリングシェルター」として指定し、施設の開放を義務づけられたことから、本町では町民センター、総合体育館及び地域の改善センターなど7施設を指定しております。あわせて、防災行政無線、広報紙等で町民の皆様へ周知も行っているところであります。本年においては、脱水症状による受診患者が昨年度より増加していることは認識をしており、今金町国保病院での患者の年齢構成を見ると70歳以上の方が占めている状況であります。この間、昨年の経験を生かし、対応・対策について庁舎内で検討・協議をしてきており、熱中症・脱水症予防対策では、今年度より防災行政無線での注意喚起の実施、地域での健康講話の開催、広報や回覧、各種イベント等での啓発を実施しております。また、高齢者宅等への訪問時には、栄養補助食品のOS1等のサンプル配布による啓発も行っているところであり、私としては、決して後手に回っているという認識はありません。ご質問にあります、今金町独自の熱中症・脱水症注意喚起アラート基準の設定とのことですが、国が設定している指数に満たない場合の発表となると、学校での屋外活動等広い範囲での影響を踏まえ検討をしなければならないこと、また、緊急事態をお知らせするもので、混乱を招く場合も想定されることから、現段階において今金町が独自での基準を設けることは考えておりません。今後においても、病院や消防署等と情報共有を行い、引き続き防災行政無線等での啓発や警戒の呼びかけ等、住民への周知強化を図ってまいりたいと考えております。
議員の再質問 1番 苅屋泰裕
ありがとうございます。役場の皆様、担当課含めて、さまざまいろいろな施策を持ってこの熱中症・脱水症の対策に当たっているということは、ご答弁の中にもございましたけれども、私の質問の仕方に若干誤解があったりするのかなとちょっと感じたところがありまして、まず、熱中症警戒アラートがどの基準で発表されるかといいますと、環境省と気象庁が提供しているものなのでございますが、指針というものがございまして、気温、湿度、そのほかいろんな要因、輻射熱などのいろんな要因の指数が33以上となっております。環境省が出しています熱中症予防情報サイトによりますと、危険とされる日常生活に関する指針の中で、危険とされる指数というのは31以上で、運動に関しても31以上ということで、これ33という数字になりますと、相当な危険な状態ということで発表がなされるということであります。それだと、かなり高齢者の方やお子さんなど、暑い状態じゃないとそれが発表されないということで、その以前に、例えば警戒とされる25や28未満というところで、今金町として注意喚起という形で発表することで、皆さんの予防対策につながるのではないかと考えております。なので、この答弁にもございましたように、学校での屋外活動や緊急事態をお知らせするものですということでありますが、8月の段階で熱中症に関する防災無線の放送というのは3回ございました。調べてみると3回ございまして、その時に、放送するというところの規準点というものがあったのかどうかというところもあると思うんですよね。そうなると、もしないとなれば、やはりそれは今金町としてある程度注意喚起ができるという基準を設けて、それに沿ってしっかりと注意喚起をして意識啓蒙を図っていくということが必要ではないかと思いますが、町長のご見解を伺いたいと思います。
町の答え 町長 中島光弘
再質問にお答えをしようと思いますけれども、苅屋議員の意味はわかりました。国の基準としてはあるんだけれども、今金町が一定程度基準を持って注意喚起なり啓発をしてはどうかということだったと思います。実際に、いままでに熱中症警戒アラートが発表されたのは、7月23日、十勝地方1回だけです。単純に温度が35度あるから警戒アラートを発するかというと、先ほど言われたとおり、いろんな基準があって非常にわかりにくいというのは確かであります。それから、こういう制度というのは、出すのはいいんですけれども、やっぱり聞いている方、それから、うちの方で言うと、町民の皆さんがこのことを理解をしていないとすごく意味のないことでありますし、ベースはやはり自分自身でしっかり気をつける。暑い時には水分を取る、それから、ご家族の居る皆さんは家族でそのことを共有するということがあって初めて、行政のいろんな手立てが効果のあるものに私はなると感じておりました。基準づくりというのは、検討は一度したいと思います。というのは、去年ももうこういう情報が流れましたので、まずは公共施設でエアコンのついていないところには設置をしようということで、当初予算でお願いを議会にもいたしました。これはいち早くお願いをしたものであります。住民の皆さんから希望のある、例えばやすらぎ苑の待合室が非常に高温になるというお話もいただいておりますので、それから、八束の生活館の1部屋、それから、南栄町の会館、それから役場ももちろんでありますけれども、そういう環境は整えさせていただきました。それから、クーリングシェルターというは基本的に町が指定をして皆さんにお知らせをするものですが、基本的にはいつでも暑くてどうしようもないと感じたら、うちの方が指定をしているところに気軽に使っていただくのは全然やぶさかではありません。来年度からは、3つの郵便局も賛同してくれております。それから、今金、種川、花石もクーリングシェルターとして位置づけますし、それから、クアプラザピリカもいま位置づけをする予定でおります。その環境は、しっかり整えていきたいと思っております。町の独自の基準については、一度検討をさせてください。いまやるとかやらないというよりも、どの基準を出した方がいいのか。私たち担当課の中で少し、方法の一つで考えていたのは、八雲保健所管内で食中毒警報が出ます。これはいろんな状況の中で早目に出ますので、一つの目安としては、これから食中毒警報が出た場合については、同時に熱中症対策、脱水症対策の啓発もするというのも一つの基準になるのではないかなということもいま検討をしているところでありますので、あわせてご理解をいただければと思います。
議員の再質問 1番 苅屋泰裕
ありがとうございます。前向きに検討していただけるということでございますので、ぜひ、さまざま予防サイト、情報サイト、環境省が提供しているものなどに、かなり細かく載っかっている部分もございますし、また、ほかの市町村に当たっても、このような独自の基準を設けてさまざまな対策をされているところもございますので、その辺も参考にしながら、よりよいものにしていただければと思います。もう一点、ちょっと質問なんですけれども、これなかなかこの計算式というのは非常に難しいものがございまして、私もちょっと見たんですけれども、余りわからなかった部分が多かったんですけれども、いま、そういう暑さ指数をはかる計器というものがありまして、そういうものを活用して、例えばでございますけれども、そういう暑さに弱い世代の方々に、そういうものを補助できる、したりとかということも一つ考えられるのかなと思いますが、その辺というのは、なかなか予算が伴うものでございますので、なかなか難しいところもあるかと思います。仮に個々じゃなくても、どこかに表示できるものがあったりとか、そういうことがあることによって、町民の方々に注意喚起になるのではないかと思いますが、その辺についてお伺いいたします。
町の答え 町長 中島光弘
お答えをしたいと思います。議員おっしゃったとおり、非常に難しい算式であります。ちょっとできないかなという検討の一つで考えておりましたのは、いま、担当課中心に、ラインでいろんな情報を提供するということをやっておりますけれども、iPhone、アンドロイド、いろんな端末があるんですけれども、警戒のやつが出てくる端末のものもあるんですよね。いま予算がと言いましたけれども、ラインを使うとそんなに予算もかからない。しかもわかりやすいというのが一番必要だと思うんですね。これ、実際に警戒アラートを出すような状況となれば、もう前日ですから、とんでもないことが想定されるんですよね。北海道でいままで1回しかないわけですから。本州のようにずっと出ているのとはわけが違いますので、やっぱりそのことをしっかり伝えておかないと、本当の部分を知らないで怖がるというのも少し、正しく理解をするということも行政としてはしっかり推進をしていかなきゃならないことだと思っておりますので、そういう観点では取り組ませていただきたいと思いますし、教育委員会から言うと、道教委だとかいろんな通達があります。例えば町が独自に今日は屋外をやめなさいということができるかというと、なかなか難しいというのもあります。例えばそういうことを実施するとなれば、教育長を通じて振興局あたりにそういうことが可能なのかということもあるし、可能であれば、やっぱり教育関係の皆さんとも懇談の機会をきちっとつくって、どういうことでやっていくかということも必要でありますし、そのことを保護者に伝えるということも大切になりますので、私はいま基本的に一般質問をしっかり受けとめております。すぐできるものはすぐやりますし、検討をしてできないものはできないです。だけれども、それぞれ貴重な提案をいただいているわけでありますから、関係課の総力をもって対応していきたいというふうに思っておりますので、現時点では直接町が基準を持ってということを考えておりませんが、そこまで行く経過の中のわかりやすさだとか、情報提供の仕方だとかということはしっかり考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
議員の再質問 1番 苅屋泰裕
ありがとうございます。大きなテーマの1つ目は終わらせていただきます。ありがとうございます。