福島町議会 令和元年度定例会6月会議 2019年6月20日
井戸水使用世帯の実態調査について
- 聞いた人
- 川村明雄 議員
- 答えた人
- 町長 鳴海清春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 川村明雄
通告に従い、一般質問をさせていただきます。井戸水使用世帯の実態調査について。井戸水から水道水への切り替え対策は、本年4月に文書質問していたところですが、回答によりますと町内80戸程度が生活用水に井戸水を使用している現況のようであります。昨年9月に発生した胆振東部地震によるブラックアウト時は、井戸水利用世帯の方はトイレの洗浄や臭気抜きができず生活に難を来したという声も聞き及んでおります。文書質問の回答では、引き続き公営企業会計として運営し、受益者負担を基本原則としており、井戸水から水道への切り替えの相談については、随時対応しているので、調査については、現在考えておりませんとして詳細な現状把握はされていないとのことでありますが、井戸水使用世帯の定期的な水質検査などについても住民生活の観点から、行政側での把握も必要ではないかと思いますが、現在はどのような実態になっておりますでしょうか。幹線道路から遠方に居住している方までの配水管敷設は困難な面もあろうかと思いますが、国道沿いや主要幹線近傍などに居住している世帯については、配水管の敷設が比較的に可能と思われます。本年、上水道から簡易水道に制度移行されたこと、給水戸数が減少しつつある現況等に鑑み、この機会に水道水の普及対策を進めるべく、井戸水利用世帯に対し、その実態や意向などについて調査を行ってはいかがでしょうか。80戸の聞き取りには時間も要すると思いますが、アンケートから着手することも可能かと思います。町長のお考えをお伺いいたします。
町の答え 町長 鳴海清春
川村議員のご質問に、お答えいたします。ご質問の行政における井戸水使用世帯の定期検査などの実態把握についてですが、井戸水は水質検査の義務はなく、設置者の自己責任において実施すべきものとされてございます。しかし、厚生労働省は国民の健康を守る立場から自家用井戸水に関しても、衛生対策として水質検査を自主的に受けるよう勧めており、これらの指導は通常保健所等が行っております。町においては、町民の健康管理の観点から自主的に水質検査を受けていただくよう注意喚起を進めてまいります。次に、2点目の水道水の普及対策としてのアンケート調査の実施についてですが、現状におきましては、井戸水から水道水への移行に関しましては、希望すれば容易にできる環境にあり、町として現時点ではアンケート調査をする必要性はないものと判断をしてございます。なお、少子高齢化が進む中で、水道の加入世帯も減少傾向にあり、将来的な財政見通しは厳しいものがあり、引き続き加入促進に努めてまいりたいと考えております。
議員の質問 3番 川村明雄
まず、水質検査の件は了解いたしました。次の2点目の水道水の普及対策ですけれども、アンケート調査する必要はないと。必要性はないものと判断するということでございます。しかしながら、引き続き加入促進に努めたいと。ただ、希望すれば容易にできる環境にあるという答弁でございますけれども、その世帯によって、その地域によって、大分差があると思うんですね。そういう意味からすれば、希望すれば容易にということは、なかなか言い切れるものではないのではないかなという風に思うわけです。例えば国道の両側に配水管が敷設されていない箇所があると。そういう場合は配水管なんですね、この町で。そして、配水管から戸別に住宅に取るのは給水管という区分。そういうことで、配水管がきちんと配備されていれば、そこから簡単に10メートル、15メートル取れるんですけど、道路の向かい側ということになると、なかなか大変だと。そう簡単ではないという事実が過去にもあって、戸数がまとまらないと、なかなか対応が出来ないという時代を経ていると思うんですけれども、そういう格好になっている地域に居住している方については、容易な環境ということは言い難いのではないかなと思うわけですね。そこのところは町長、まずどのようにお考えですか。
町の答え 町長 鳴海清春
容易という意味合いは、手続きをすれば、すぐに水道を付けれるという状況でありますので、川村議員おっしゃるとおり、その土地、場所によっては、当然、個々の負担というのに差があるのは皆さん、現在、水道に入られている方でもそれは等しく、多く払っている方と、意外と本管に近い所で水道管を引いている所は安くなる。当然、遠くなりますと、また広い土地を持っている人は建てる場所によって、その負担というのは多いわけでありますので、そこのところは自ずと、その場所、場所によって、等しくイコールではないということはご存知かと思ってございます。そしてまた、ご質問の所については、多分、三岳地区を対象としてお話をされているんだと思います。私の知っている限りでは、過去に多分、初期の頃に水道管を引いた時に、そういった需要調査をしているんだと思います。その中で、そこの地区については、井戸水で行くんだということの判断をされて、俗に言う本管を引いていないという風に私は伺ってございますので、その時と今は状況が違うと言えばそれまでですけれども、今までそういった形の中で井戸水を使われてきたと。ただ、今、アンケートの話もありましたけれども、我々、町政懇談会、町内会との色んな形、今、議会も懇談していると思いますけれども、そういった場所で水道に関しては今まで一度もそういうお話を伺ってございませんので、議員は個々に色々活動されていますのであるのかもしれませんが、もしそういったものがあれば、それはそれでまた町内会要望としてきちんと意見をいただいた中で、我々は対応していきたいと思いますので、現実的にその地区にあっても道路向かいまで自分で水道を引っ張っている方もおりますので、そういった方とまた今ここにきて、その分について手当できるという形には、私は町としては無いんだという風に思ってございますので、その辺についてはご理解いただきたいなと思っています。
議員の質問 3番 川村明雄
国道の両側については、町長言うように三岳地区ということですけれども、反対側の方から、要するに本管ですね。配水管が引かれていない所については、何十戸かまとまってされたということで、何らかの事情で当時そこに入れない方もいたんでないかなと思うんですね。そういうことで残された区域があるということですけれども、実際にもう数十年経っている中で社会も変化してきて、世帯構成も変化してきているという中で、やはり一度、お話を聞くなり考えるということが必要でないのかなと思うんですね。実は、私もこれは去年の9月のブラックアウトの時の事ですね。私達、蛇口を捻ればすぐ出ますから、いつでも綺麗な水を飲めるということなんですけれども、長い所では2日間の停電。それがなかなか2日間出来なかったということで初めて困難さを、生活に支障あったことを聞いて、やはり井戸水を利用した人でないと、なかなかその辺は分からない面があったのかなと思うんですね。トイレを流すことが出来ないということと、臭気ですね。臭いだとか、そういうものが非常に予期していない形が出てきたということで、そういうことを経験しながら、やはり中には上水道を繋げれば良いなという希望を持っている方もいるわけですね。希望の方の中には高齢者もいて、年金生活をしていると、どうしても引きたいけども、とても多額で引けないという実情を訴える方もいるわけですね。当時と相当年齢も皆さん変わっているし、世帯構成も変わって、若い人方が出て行ってしまっているという面もありますから、改めて引くということは確かに数十万円であっても、なかなか大変な状況になっているということを踏まえて、時代の変化と世帯構成の変化だとか、そういうことに対する定住継続促進と言いますかね。そのような総合的なことも考えながら、やはり昔の対応とは違った形の町の行政対応ができれば、なお良いのかなと思うわけですね。あくまでも個人の責任で受益者負担だという一辺倒な形だけでは、なかなか理解してもらうのにちょっと切ないものがあるという風に思うわけですね。そこのところをもう一度いかがでしょうか。
町の答え 町長 鳴海清春
多分、昨年のブラックアウトの時の事態の中で今のような話があるのかなと。我々も実際あのブラックアウトした時に、水道が止まるんではないかということを一番懸念しました。だから、水道自体もそういった状況になると止まる可能性もありますので、そこのところは幸いうちの場合は水道止まらないで、震源地の方では止まった所もあるやに聞いてございますけれども、心配するところであります。今、川村議員おっしゃるとおり、高齢化もして、当初と大分状況も違っているんだと私どもも認識をしております。過去に色んな形の中で、多分その地域は本管を必要としないという形の判断の下で事業がこれまで来たんだと思います。ただ、その中にあっても、4、5軒まとまって、例えば共同で道路を渡す管を引いて、そこから分水しているという所もありますので、具体的にそういう方がいらっしゃるのであれば、我々が水道課に確認したところ、まだそういう相談は来ていないという話をしていますし、その方は自ら水道水を引ける状態の所にあった中で、過去からずっと井戸水を使ってきたという選択をしてきたんだと思いますので、それがこれから例えば水道水を使いたいんだというのであれば、町の方にしっかりご相談をしていただいて、我々もその中でどう答えていくかということは、また色んな相談になろうかと思います。ただ、やはり水道は公営企業で運営していますので、基本的にこれまで加入された方々の負担金なり水道料金をいただいて、今の施設整備がありますので、そういった中のことも考慮しなければ、今、ある程度新たに入る方々が大変だからということで、なかなか制度もこれまでの人達と違ったことが出来るかと言えば、私はちょっと難しいんではないのかなと思っていますし、また、本管を改めてそこに引き直しますと、多分、億単位のお金がかかるんだと思いますので、これから水道会計の健全化に向けた取り組みも議会の方にお示しさせていただいて、今度かなり水道料金でも足りなくなる時代がもう10年先に見えている中で、そこまで大きな投資は我々としては出来ないんだと思います。ただ、やっぱり困っている人がいるんであれば、そこはきっちりと行政で答える義務があるんだと思いますので、その中で双方やれる、当然、自己負担も伴いますけれども、行政として手を差し伸べるところがあるんであれば、それはきっちり本人の声を聞く、また、町内会の総意として声があるんであれば、そういったものを受けた中で、町として今後対応していきたいとは思ってございますので、よろしくお願いしたいと思います。
議員の質問 3番 川村明雄
井戸水の件で、道内とか全国的な自治体の中では井戸水を使わざるを得ない地域というか、そういう状況の場所については、補助を出している所もあるんですね。道内でもありますけれども。やはり井戸水もどうしても定期的な改修と言いますか、モーターの改修だとか、そういうことも必要になる。それから、一番高いのは当然、掘った時の経費ということで、新しくそこに居住する方については、そこから始まるということになると思うんですけれども、色んな補助の形が見られますね。そういうことを考えると、機器の更新なんかについても一度だけという条件だとか、何十万限度とか、そういう条件を付して対応するということもできるのかなと。上水道の方で入れなかった、そういう事情があって云々ということで、自分で改めて掘るという格好ではなくて、従来ずっと使っていた方々が上水道に繋げなかった問題があるという方もいると思うんですね。それで、今、繋ぐにしても、例えば管の径が最も小さな線が入っている場合は、隣から分水をしてもらうことも出来ないという場合もあるようですし、径が20、25ということになると可能ということもあるようでございまして、個々の事情というのは、水道課の方では管路図を全部分かりますからあれでしょうけど、今、井戸水を使っている方についても、管路図についてはどの辺までどうだというのはなかなか分かりづらいと思うんですね。そういう意味でアンケート云々という風なことも私出しましたけれども、町長、どうでしょうか。アンケートまでやるということはなかなか大変ですから、そこまでいかなくても、窓口相談という、例えば何月何日、何日間の相談日を設けますとか。果たして来るか来ないかは別にしまして、その井戸水と簡易水道の相談日を取ってお話を聞いてもらうと。そういう形を是非取ってほしいなと思うんですけれども、どうでしょう。
町の答え 町長 鳴海清春
アンケートを否定しているわけではありませんけれども、川村議員と私、少し考え方が違うのは、給水エリアから外れて、行政として水道を引っ張っていけないんだという所に対して補助するというのは当然有りだと思います。ただ、あくまでも行政が、給水エリアの可能な地域に補助を出すというのは、私は行政の中であまり聞いたことがないと思いますので、そこはやっぱり一線を引いておかなければ、まったく町として水道を引くことが出来ない地区に対して、井戸水を掘って補助するというのは私も理解しますけれども、今のところについては井戸水も掘れますし、水道の給水も受けれるわけですね。それに対して、今、補助という形は私はあり得ないんだと思いますので、そこは一線を引いていただきたいなと思っています。そしてまた、先ほど来言いますとおり、もしそういう需要があるんであれば、まず水道の窓口に来ていただいて相談すれば、ある程度水道課で示せるわけですね。方策なり色んなことを提案できますので、あえて全体、希望しない人までアンケートを取って、今、それを町として事業化が予定されているんであれば、アンケートを取ってやる手法というのは有効だと思いますけれども、町としては、今そこのところまで至っていませんので、もし本当に川村議員が聞いている方の中で、そういう希望者がいるんであれば、まず窓口に連れて来ていただいて相談を受けることが手っ取り早いんではないのかなと思っていますので、そういった方々がいらっしゃるんであれば、是非、水道の方の窓口にまずご相談をかける方が早いんだと思いますので、そういう手順を踏んでいただきたいなと思ってございます。
議員の質問 3番 川村明雄
アンケートの件は、取るということはなかなかそこまで必要ではないという町長の意見でございますが、その辺は私も分からないわけではございません。それで、窓口相談という形を今提案したわけですけれども、確かにそういう思っている方がそれぞれ個々に来れば、それで話が済むということになるのかもしれませんが、例えば広報等で一定の期間、相談ある方は相談してくださいという形があっても悪いことではないんでないかなと思うんですね。ということは、去年の9月のこの問題がなければ、おそらく私も聞かなかったというか、そういう話が出てこないと思うんですね。そういうことがあって、さらに今年、当町は簡易水道に制度移行しているという機会でもありましたし、やはり井戸水を使って、なおかつ上水道を引きたいんだけどもという意向を持っている方々もいるということが分かりましたので、それで今、こういう窓口相談なんかもどうでしょうかという風に提案しているわけですけれども、確かに個々に困っているというわけではない。色々その世帯、世帯で要望も自分の希望も変わりますから、それでも窓口に来て個々に相談すれば済むということになるんでしょうけれども、その中で例えば引くとすれば隣家までどれくらいの距離があるとか、そういうものについて試算は出来ると思うんですけどもね。どうしてもやはり引きたいという方は負担というところが重荷になっているということは、確かにその辺は町長もお分かりだろうと思うんですけれども、一定額の負担、これをすべて補助するということになれば、また上水道の場合はそうはなかなかいかないのかもしれませんけれども、その事情によっては定住促進というか、そういうことも睨み合わせながら、その範囲に含むことも吝かではないという定住促進の在り方もあるのかなという風に思うわけですが、また、私もそういう希望を持っている方々については、個々の対応をしていきたいなという風に思いますけれども、広報に相談日というような格好で、例え何日間でも良いと思うんですけれども、1週間ない中でも良いんですけれども、そのような対応を出来ないものかなと。再度、申し上げたいと思います。
町の答え 町長 鳴海清春
そういった需要が本当に多くあるんであれば、今、川村議員提案されている広報で周知することは可能だと思いますので、その辺については今後の中で検討させていただきたいと思ってございますし、また、各町内会長さんが各地域を把握されてございますので、そういった会長さんのお話も聞きながら、また、11月、12月かけて町内会懇談会ありますので、そういった場所でそういった方々に声掛けすることも、もし必要であればやれるんだと思っていますので、まずは出来ることをやれる範囲の中でやっていきたいという風に思ってございます。
議員の質問 3番 川村明雄
町長、何らかの手法を使って、町民のそういう方の意見を聞いていただければという風に思います。以上です。