みんなの議会

今金町議会 令和8年第2回定例会 2026年6月11日

RSウイルスワクチン接種助成制度の創設を求める

聞いた人
上村忠 議員
答えた人
町長 中島光弘

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 上村忠

一般質問させていただきます。RS ウイルスワクチン接種助成制度の創設を求める。RS ウイルスは、乳幼児に重篤な呼吸器疾患をもたらすことで知られているが、それだけでなく、慢性肺疾患・慢性心疾患・糖尿病などの基礎疾患を有する方や、免疫機能が低下した高齢者にとっても、重症肺炎や入院、さらには死亡につながる重大な感染症です。ある調査では、全国で毎年約 4,500 人が RS ウイルス感染症により亡くなっており、その多くが高齢者であることが報告されています。2026 年 4 月より、妊婦を対象とした母子免疫 RS ウイルスワクチンが定期接種化され、公費負担での接種が可能となりました。一方、高齢者および基礎疾患を有する方向けの RS ウイルスワクチンは、現在も任意接種であり、接種費用は全額自己負担となっています。接種費用は数万円に及ぶ場合もあり、必要な方が費用を理由に接種を断念する事態が生じることが懸念されます。こうした状況を踏まえ、3 月定例会の一般会計予算案に対する質疑において、RS ウイルスワクチン接種費用の一部助成を求めましたが、国の動向や町内の感染状況を見ながら、必要に応じて検討するとの答弁をいただきました。道内における公費助成の導入状況は、福島町・木古内町を含め 6 町村となっています。道南においても複数の自治体で検討が進んでいると聞いており、また地方の取り組みが国を動かした事例も数多くあります。そこで、高齢者全員を対象とした一律助成ではなく、慢性肺疾患・慢性心疾患・糖尿病・免疫低下状態などの基礎疾患を有する方を主な対象とし、かかりつけ医・主治医が接種を必要と判断した場合に助成を行う制度を提案します。医師の判断を介することで対象者は高齢者全体の 1%程度に絞られると想定され、年間の財政負担は数十万円規模にとどまると考えられます。重症化・入院・介護負担の増大を未然に防ぐ費用対効果は極めて高く、また貴重な医療資源を守る観点からも、基礎疾患のある方を主な対象とし、医師の判断を尊重する形で RS ウイルスワクチン接種助成制度を創設すべきと考えますが、町長のお考えをお伺いいたします。

町の答え 町長 中島光弘

上村議員の一般質問にお答えをします。RSウイルスワクチンについては、2024 年に日本国内で接種が開始された新しいワクチンで、現在は、妊婦向けのワクチンと高齢者向けのワクチンの 2 種類があります。議員ご指摘のとおり、「子どもの感染症」という印象が強いと思いますが、高齢者の肺炎の原因の一つとして把握されており、特に基礎疾患を持った高齢者は重症化リスクが高く、新型コロナウイルス感染症と似ていると言われております。また、学童期や 60 歳以下の成人で基礎疾患がなければ、比較的軽症で済むとのことです。このような症状における感染予防としては、現在、新型コロナウイルスワクチン、インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチンの定期接種にて予防接種を行っているところです。RSウイルスの特徴としては、飛沫感染・接触感染で広がること、近年は春から夏にかけて流行のピークを迎えること、一度かかっても何度も感染すること、年齢によって症状の重さが異なることなどがあげられております。治療に関してもインフルエンザのような抗ウイルス薬がなく、症状を和らげる治療が中心と聞いております。感染予防対策としては、通常の風邪やインフルエンザの予防と同じく、手洗い、うがい、マスク着用、手指消毒といった基本的な感染対策が効果的で、自己免疫力を高めるために、規則正しい生活習慣を続けることも重要です。3 月定例会において、ご質問いただいたワクチン接種の一部助成については、国の動向などを見ながら必要に応じて検討すると答弁したところであり、現段階では全国的にも公費助成で導入を実施している自治体は少ない状況となっております。今回のご質問の中で提案を頂いた内容も踏まえて、町内病院医師などの意見も聞き入れながら引き続き情報収集し検討をしてまいります。併せて、感染症対策についての啓発も行ってまいります。

議員の再質問 4番 上村忠

答弁頂きましてありがとうございます。まずですね、RS ウイルスワクチンの接種助成は、母子免疫のワクチンということで始まったばかりということで、すぐすぐ高齢者までということにはならないのかもしれませんが、ただ 1 つ言えるのは、抗ウイルス薬がないということは、かからない努力をすることが大事だということでいくと、かかってしまったら重症化する。命に関わるかもしれない。そういった危険をはらんでいるということでありますので、調査検討、または、国の動向ということはもちろんでありますけども、やはり小さいこの町にとって、人口減少という状況を免れるには、産んでもらうっていうのはなかなか難しいかもしれませんが、健康で長生きしていただくということが本当に大事になると思っています。いつまでも、今まで健康で町のために頑張っていただいた方が町の中で楽しく元気に暮らしていただくという体制をつくる事がこの質問の趣旨であります。結局その体制をつくっても、打つか打たないかは個人の判断に任される。主治医が勧めても、やっぱりそういうのは打ちたくないという方も一定数いると思いますので、それはもちろんですけども、ただ町として、皆さんに健康で長生きしていただきたい。そのための体制は整っていますということが、まず 1 番大事なんじゃないかということであります。この RS ウイルスワクチンの助成が、RS ウイルスだけのことじゃなくて、応用が利くような制度になるんではないかというふうに感じております。それこそコロナ禍を経て、感染症に対する備えというのは重要だというのも町民には広く認識されておりますし、毎回ゼロから制度をつくるというよりは、町の感染症ワクチン助成の基本モデルをつくり、それも全員に打つではなく、危険性がある方を重点的に、それも個人の判断ではなく、医師の、専門家の判断を仰いだ上での接種助成ということで、コロナの接種をしてたときには、ものすごく莫大な予算がかかりました。それを想像すると、1 つ 1 つ病気ができるたびに、それを全部対応するのかっていうのは本当に難しいっていうのは分かりますが、本当に何度も言いますけども、健康で長生きしていただく。長く今金町に住んで頂く。それが、本当に大事になっていくんではないかというふうに感じています。その基本モデルとしての体制を今回つくって検討していただきたいということがありますけれども、その点を踏まえてもう一度お考えをお聞きしたいと思います。

町の答え 町長 中島光弘

再質問にお答えをしたいと思います。先ほど申し上げましたけども、実際に今の接種の状況からいうと、例えば福島町ではですね、今年度に入ってからは 1 名とか、それから木古内町については、今年度開始して実績がないとか、それから神恵内でも 1 件あるかというところだという状況です。ただ、少ないから何もしなくていいのかということは、議員がおっしゃったとおりだというふうに思いますので、こういうものってやっぱり正しく恐れるっていうのは基本だと思うんですよね。分からないとですね、本当に不治の病じゃないですけど、かかってしまったらどうするんだろうということになりますが、議員が今おっしゃっておりました、共通なのは新型コロナウイルスの予防と同じだと、基本的には。身近にやれることは同じだということは、そういう意味では、ある意味予防の形はですね、そんなにハードルが高いものではないなというふうに思います。それから応用のためのモデルとして、今金町独自にどうだろうということがありました。これは私は否定をするものではありません。私が前向きに言うと、担当課はもうそういう体制かなっていうふうにも動かなきゃならなくなりますが、まずは、少ないですけれども、いろんなケースをしっかりまず把握をしてくれと。それから、議員もおっしゃってましたが、医師の判断というのも必要ですよというお話がございましたので、うちの今、町内にも医療機関 2 つありますので、国保病院だけがうちの病院だけではありませんので、もう一方の民間病院にもですね、医師の先生がいらっしゃいますので、見解を聞くということはやぶさかでありませんので、全てそういうことを踏まえた上で実施に向けるか、それともこういう形なのでまずは要望するんだと。それからもう 1 つは、きちっとお知らせをするとか、いうようなことも含めてですね、検討はさせていただきたいと思います。前向きな今回答したと思っておりますので、担当課のほうもですね、もうそのつもりに聞こえてるというふうに思いますので、一定の方向決まりましたら、何らかの形でお知らせをしたいなと思ってますし、何かもうコロナが下火になると安心したのかなっていう雰囲気になりますけれども、多分、おっしゃったとおりですね、ウイルス関係の病気ってこれからもずっと何か続くような気がします。葬儀なんかも最近ようやくマスクがとれてきました。なぜだか葬儀だけみんなマスクするんですけども、それも一緒でですね、喉元過ぎれば熱さを忘れてしまうじゃありませんけれども、基本的にこのウイルスに対する対策はこうなんだと、それから今金町はこういうことでこういうふうにしてますよということのお知らせをするということも忘れちゃいけない視点だなというふうに思っておりますので、しっかり受け止めさせていただきたいと思います。

議員の再質問 4番 上村忠

以上で質問を終わらせていただきます。

出典:今金町議会 令和8年第2回定例会 2026年6月11日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる