今金町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月13日
今金町におけるインターネットリテラシー向上の取り組みを問う
- 聞いた人
- 苅屋泰裕 議員
- 答えた人
- 教育長 中山秀悦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 苅屋泰裕
それでは、一般質問させていただきます。今金町におけるインターネットリテラシー向上の取り組みを問う。インターネットの普及とスマホ等のデジタル機器の発展により、インターネットを生活の一部として使用している方が多く居ると思います。SNSやアプリによって利便性が高まり、さまざまな情報やネットワークにアクセスしやすくなりました。しかし、一方ではフェイクニュースや詐欺、誹謗中傷などの事件に巻き込まれたり、いつの間にか当事者になっていたりする事案が多く報道されています。このことから、インターネットを安全に活用し、情報を適切に評価・利用する能力を指すインターネットリテラシーの向上が不可欠になっており、今金町においても取り組みが必要であると考えることから、下記のとおり質問いたします。1.子どもや保護者に対してのインターネットリテラシーの向上についての考え方や取り組みについて教えていただきたい。2.成人に対してのインターネットリテラシー向上についての考え方や取り組みについて教えていただきたい。
町の答え 教育長 中山秀悦
苅屋議員の一般質問にお答えをいたします。子ども家庭庁が令和5年度に行った「青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、子どもたちのインターネット利用状況は、通園児(0歳から6歳)では68.0%、小学生(6歳から9歳)90.0%、小学生(10歳以上)98.2%、中学生98.6%、高校生では99.6%がインターネットを利用している状況となっております。この背景には、GIGAスクール構想として令和2年度から文部科学省が積極的にICT教育を推進するため、全国の児童生徒を対象に「1人1台端末」と「高速ネットワーク環境」を整備し、21世紀型教育の実現を目指した結果、子どもたちの日常生活でのインターネットの利用が加速したと考えております。本町においても、令和2年度からGIGAスクール構想により、1人1台端末と高速大容量の通信ネットワークを整備し、授業におけるICT活用や家庭への端末持ち帰りなど、ICT教育を総合的に推進するために、各学校管理職、情報教育担当教諭、町情報通信担当課職員、教育委員会職員、情報教育有識者(ICT支援員)等で構成する今金町ICT教育推進会議を組織し、必要な検討・協議及び研修等を行ってまいりました。具体的には、①ICT教育に必要な環境整備に関すること、②オンライン学習の推進に関すること、③ICT教育による学力向上に関すること、④教職員のICT教育研修に関すること等を柱に協議を重ねております。また、令和3年度から5年度の主な取り組みとして、①端末運用ガイドラインの策定、これは町教委でございます。②推進会議の開催、③先進地視察研修、④随時フィルタリング解除等対応、⑤学習支援ソフトウエア等の選定と導入、⑥小・中・高校へつながりのあるプログラミング教育のプラン検討、⑦小学5年から中学3年のLTE貸与(20G)の運用から家庭用Wi-Fi利用を優先する運用へ見直し、⑧端末の持ち帰り対象を小学1年から中学3年までの全児童生徒へ拡充など、これまで家庭と学校でつながる環境整備の充実から、オンライン活用等の推進を図ってまいりました。この間見えてきた課題としては、インターネットを使うために十分な知識やスキルが必要であり、実態調査結果のとおり身近にインターネットがある現在、インターネットリテラシー教育を身につけることが必要不可欠と考え、ICT教育推進会議でも数回研修を実施し、児童生徒へ適切な指導を行っております。また、成人向けのインターネットリテラシー向上のための学習機会の提供としては、デジタル庁や北海道から発行されているネットトラブル防止等の啓発物及び著作権・肖像権等のプライバシー保護に関するさまざまな啓発物を通して情報提供を行っております。さらに、町のPTA研修会では、家庭でのネットトラブル防止のための正しい知識やルールづくりなどの講演会も実施しております。よろしくお願いします。
議員の再質問 1番 苅屋泰裕
ありがとうございます。まず、1の質問から再質問させていただきます。答弁にございましたように、GIGAスクール構想を進める上で、さまざまな施策を行っていることは理解いたします。ICTを子どもたちに広げるという観点から、さまざまやっている中において、答弁にございましたインターネットリテラシーの教育を身につけることは必要不可欠というふうに考え、研修会や児童生徒への適切な指導を行っておりますと答弁されましたが、これは具体的にどのような内容でどのような期間、またどの対象でやられているのか教えてください。
町の答え 教育長 中山秀悦
インターネットリテラシーというのは、極めて重要であることは言うまでもありません。各学校等では、教育機関では、携帯電話会社や総務省の北海道総合通信局とか、あとせたな警察署さんとか、そこも含めてメディアリテラシー教育というのを行ってきております。うちについては、貸与しているタブレット、端末ですね。それについては、ログもとりますということを明示して、児童生徒、保護者に対応しています。検索ログですね。何を調べたかわかるように、それはちゃんと言っています。タブレットによる大きなトラブルというのは、報告はございません。ただフェイクニュースはじめ、いろいろな手口に引っかからないこととか、そういう不安になるようなサイトにログインしないことということについては、そういう機会を通じて定期的に各学校でやっております。今年も、中学校などは7月とか11月とか、あと新入生の保護者説明会でも説明をしていただいたという、そういう取り組みをしております。学校、教育機関については、そういう状況でございます。
議員の再々質問 1番 苅屋泰裕
ありがとうございます。警察やいろんな関係団体と連携を組んで、そのネットリテラシーに対しての指導を行っているということでございました。そのGIGAスクール構想で配られたタブレットでログをつけてと、何を検索したかわかるということもありますが、かなりインターネットの事件とかを見ますと、家庭でスマートフォンを使用しているというところもかなり散見すると思います。その辺も、保護者の方のネットリテラシーも必要になってくるし、教職員の方々の、教育関係者の皆さんですね。そういう方のネットリテラシーという部分でも、そういう勉強というか、そういうところが必要になってくるのではないかと思います。その中で、答弁にもございましたが、このICT支援員という方がいらっしゃるということでありますけれども、この方は恐らくICTに関連をして専門的にいろいろな指導をしていただける方だと思いますけれども、その方を今後さらに活用したりとか、拡充してこのリテラシーを家庭まで向上できるような取り組みというものは考えられないか教えてください。
町の答え 教育長 中山秀悦
ありがとうございます。タブレット、端末については、先ほどお話ししましたけれども、せっかくご質問いただいていて、私も常々思っていることで、校長会や教頭会や保護者向けに話していますけれども、実は危ないのはケータイですね。家庭ではぜひガード、フィルタリングをかけていただきたいと常々私は申しております。また、ゲーム機含めて、決済システム、カードにひもづけされているようなものを子どもに簡単に貸与しないで、貸し与えないで欲しいということをいろいろな機会でお話しをしています。ICT支援員という方は、校内で急に不具合とかも起きます、ネットの状況で。大量に全学年一斉に使ったりしますので。そういう時に、学校で連絡が担任等からあったら出ていって、すぐ応急でしていただくというのがメインの仕事でありまして、こういうメディアリテラシーとかそういうものは、うちの役場の総務の方とかも詳しい方が入っていただいているんですけれども、何かあった時や危惧されることが学校から入った時には、すぐ会議を開いて、それで対応を決めて校長会を開いて伝えると。そういう方は、ICT支援員さんではなくて、うちの役場内にある組織で対応しているということでございます。情報としては、警察署ですから、当然くらし安心課さん等から情報をいただいたりとか、場合によってはまちづくりさんとか、そうしながらやっていきたいと思っています。あと、学校の方はそういう対応です。よろしくお願いします。
議員の再々質問 1番 苅屋泰裕
ありがとうございます。ICTの支援員の方は、実際のコンピュータのトラブルに関してということでありましたけれども、コンピュータとPC、パソコンと、インターネットというところもこれつながっておりますし、タブレットも当然そうだと思います。その中で、ICTに詳しい方、コンピュータに詳しい方で、さらにスキルを高めていただいて、このネットリテラシーというところも高めていただくということも、常に生徒たちと接する教職員の方々にアドバイスができたりとかという可能性もあると思うので、ぜひその辺も検討に入れていただいて、なるべくネットの悪い部分から子どもたちや保護者の方を守るという取り組みにつなげていっていただきたいと思います。それで、まず1番の質問は以上でございます。2番の質問でございます。2番の質問は、ここにございますとおり、成人に対してでございます。成人というか、町民の若者からご高齢の方までというところなんですけれども、成人については、保護者に限らず若者から高齢者まで、インターネット利用をする全世代にかかわることでございます。答弁でございましたデジタル庁や道から啓発物を通しての情報提供は、全道の自治体に同じものが配付されていると思います。しかし、その中でも、ネットを介した事件があとを絶たないということがあると思います。なので、さらにもう一歩踏み込んだ施策が必要だと考えております。例えば、ネットリテラシーの専門家による全町民向けの講習会や、ITリテラシーに特化した形で地域おこし協力隊制度を活用して、これからさらに必要性が増すと思われるIT人材の育成や情報格差の是正、今金町のICTやネットリテラシーを向上させて、町が進めるDXなどの施策に行政と町民が一体となって進めていけるということも考えられると思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
町の答え 教育長 中山秀悦
ありがとうございます。先ほどちょっと言葉足らずだったところもあるんですけれども、家庭へのお願いとしては、実はうちの町は全道で2校だけ当たったうちの1校が今金小学校だったんですけれども、コロナの対策の時に、6年生を最初にモデル事業として受けました。報告をさせていただいたんですが、その時はSIMを入れて、ある程度こちらで管理できるようなものだったんですけれども、先ほど答弁しましたとおり、家庭用Wi-Fiで、指紋はものすごく経費がかかります、正直。家庭用のWi-Fiをご利用いただくということで、持ち帰りをというふうにした時には、ご家庭の方にくれぐれもということで、学校も数度にわたり保護者の方に学校の立場で、クロムブック活用のルールですとか、そういうものをお願いしながら、家庭、保護者の皆様とは一定の認識を共有して接しているかなというふうに思っているところでございます。成人の、特にシニア層については、これまで2回実施したんです。最初の要望は、携帯電話の使い方がなかなか複雑なので、スマホが。その教室を開いてほしいということで、2度ほどやらせていただいています。ただ、議員もおっしゃっていただきましたけれども、いまいろんな広報、放送でも詐欺ですとかそういうことがある中で、学校には児童生徒分のが満度に機械がありますので、そういうものを例えば学校にお招きして、教員や、もしかしたら中学生あたりなんかは、シニア層の方にということも必要な場合にはできる素地はあるかなと思っているところです。いずれにしましても、どんどん悪い方たちの手口というのは狡猾というか、すごい、いい意味でなく、不適切な言い方で緻密になっていて、追いついていくのに大変な状況もあるかもしれませんが、そういう情報を先ほどのICTの会議等、あるいは警察さんやくらし安心課等から情報をいただいて、町全体で、役場全体で、町民の方に、また学校に機械あるものも活用できるということも踏まえながら、必要な場合にはやっていかなければいけないなと思っていますので。いまのところスマホ教室、スマホの使い方ぐらいしか声がけはないですが、もし町民の方で、私どもにも来ればいいんですけれども、議員の方に、こういうことがあればいいんだよねというようなお話がもしございましたら、事務所の方にこういうお話があるよということで、私どもにお教えいただければ。あるのも認識しておりますけれども、本当に詐欺とかですごい金額が、この北部檜山でも放送で流れたこともありますので、そういうことを守っていくという点では、教育委員会としても役場、町長部局としても協力というか、支援をしていかなきゃいけないと思っております。以上です。
議員の再々質問 1番 苅屋泰裕
ありがとうございます。 最後の質問にさせていただきます。高齢者の方、そのスマホ教室という話が出ました。スマホ教室で、今度スマホが使えるようになったあと、やはりスマホ、インターネットの世界というのはいろんな側面がございまして、悪い情報を出す人とか等々、詐欺をする人など、かなり人をねらって、高齢者のみならず、最近では若い人たちもかなりねらわれているということもございます。なので、その中でやはり地域おこし協力隊という制度を活用すると、地域にそういうスマホとかITに詳しい方が居るということはかなり強みになるのではないかと。ほかの自治体でも、とある自治体では、そういうDXコーディネーター、推進コーディネーターということで、ITに詳しい方を地域協力隊として活用しまして、スマホ教室やリテラシー教育などをしているという事例もございました。その中で、そういうことも、これは教育長と町長も恐らく関係してくる話なのかもしれませんけれども、その中で、やはりDXに関しても、行政だけがDXでひとり走りしても、これ町民がついてこないとなかなかデジタル田園、国が進めるデジタル田園というところにつながっていかないということもございますので、そういう協力隊などの制度を活用して、いま、やはりこのネットリテラシーに関して必要な人材だと、私は今金町にとって必要な人材だと思いますので、そういうことを前向きに検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
町の答え 教育長 中山秀悦
ありがとうございます。うちの方については、いまDXというのがありました。未来創生室からNTTさんとか、町が提携を結んでいるところから、新たな情報ですとか、そういうものをいただいているところです。そういうものを活用しながらというか、情報をいただきながら、適切に対応していかなければないけないということで。あと、町民の方もそうですし、学生、児童生徒もそうですけれども、自分から発信する場合、これについては、一度全世界中に出してしまうと消せないということがありますので、そういうこともきちっと伝えながら、やる時は楽しいかもしれないけれども、それが正しいことだったらいいけれども、間違ったことだったらそれはどうなるのということ、そういうことを含めて。そして、そういうことを考えることによって、詐欺等に引っかからない、いろんなショートメールとかも、私の方にも、なぜ私の携帯番号を知っているのだろうなというぐらい来るんですけれども、そんなにたくさんは来ないですけれども、びっくりするぐらい来ますけれども、そういうことも未来創生室とか、最新の情報をいただきながら、地域おこしの方というのは、いま即答はちょっとできませんけれども、必要な場合にはそこも相談しながらということで、本当に危惧される状況から、いち早く遠ざけるということを町部局と一緒にやっていきたいと思っています。
議員の再々質問 1番 苅屋泰裕
以上で質問を終わります。ありがとうございました。