みんなの議会

豊浦町議会 令和5年定例会9月会議 2023年9月21日

公立学校での猛暑対策について

2023年9月21日、豊浦町議会の一般質問で、山田秀人議員が「公立学校での猛暑対策について」質問し、教育長 葛󠄀西正敏、生涯学習課長 杉谷佳昭が答えました。

聞いた人
山田秀人 議員
答えた人
教育長 葛󠄀西正敏、生涯学習課長 杉谷佳昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 1番 山田秀人

3番目に移ります。これは、昨日の大里議員の質問とかぶさりますが、公立学校での猛暑対策です。伊達小学校での熱中症による死亡事故について、このことについては対岸の火事とせず、温暖化による猛暑対策、これらについてソフト・ハード両面から伺うものであります。伊達市は、市長、教育長が中心となって、その後、数々の対策を実施していると聞いておりますが、ご答弁を願います。

町の答え 教育長 葛󠄀西正敏

公立学校での猛暑対策についてお答えします。令和5年8月、伊達市で体育の授業中に痛ましい事故が起きましたが、豊浦町では、以前から危機管理マニュアルに熱中症についても明記し、校長のリーダーシップの下に組織的に対応しています。ソフト面についてですが、今回の事故を受け、直ちに臨時校長会を開催し、8月22日付の北海道教育長からの通知を再確認するとともに、各学校における教育内容について確認したところです。主な内容は、1、校舎の内外を問わず、気温や湿度等の気象条件や活動内容に応じて、適宜水分を補給したり、体を冷却したりするよう児童生徒に指示するとともに、児童生徒が水分を補給したことを見届けること、2、教室では、扇風機やサーキュレーター等を使用し、適切な換気や温度管理に取り組むとともに、服装について軽装を指示するなど、可能な措置を検討すること、3、体育活動や部活動については、活動前に熱中症警戒アラートの指数等により危険度を把握し、活動の実施可否や活動内容の変更を判断すること等の項目について、お互いに情報の共有を図り、命を守ることを最優先に考えることを指導したところです。ハード面についてですが、今まで各教室に扇風機やサーキュレーターを2台以上設置し、換気並びに温度調節を行っております。今回の事故を受け、体調の悪い児童生徒の待機場所となります保健室に移動式スポットエアコン1台を設置し、応急処置を取る体制を取っています。

議員の質問 1番 山田秀人

今、ご答弁いただきました。文部科学省は、児童生徒の健康と学習環境を守るための学校環境衛生基準というもので温度を設定しています。その温度が何度から何度までが望ましいと定めているのですが、これはどういう基準になっていますか。ご存じでないようですから先に言いますけれども、18度以上、28度以下であることが望ましいと定めてあるのですが、杉谷課長は、こういう基準があるということ自体は認識しておったのですか。

町の答え 生涯学習課長 杉谷佳昭(生涯学習課長は2024年3月まで)

学校におきましては、2回、衛生環境調査ということで、各教室の温度、湿度、明るさ、水道の塩素等を検査する義務がありまして、それについては行っております。ただ、今、山田議員がおっしゃられた、18度から28度というところが私の頭に入っていなかったところでございます。

議員の質問 1番 山田秀人

学校基準というのは、それぞれ政府が定めて都道府県に、道教委にもいろいろとその基準を踏襲する格好で来ていると思うのですが、これが望ましいということで、2018年に愛知県で、当時、小学校1年生の児童が熱中症のために死亡した事故を受けて冷房設備の設置が進んでいるという状況ですね。そして、今年8月、伊達市でも小学生の事故があったわけです。北海道でも冷房施設設置を求める児童生徒、教員、保護者 、これらの人たちが大いに設置を求める運動が高まっているということが、新日本婦人の会本部が調査したことによって明らかになっています。それで、この移動式スポットエアコンというのは、クーラーと同じようなものなのですか。昨日も、これがあればもう万々歳のような言い方をなさっていましたけれども、ここでは応急処置としての設置だということですが、北海道ではエアコンがなかなか普及していないというようなことも言われています。設置されるようにしてほしいというのが願いなのですが、移動式スポットエアコンで十分なのですか。

町の答え 生涯学習課長 杉谷佳昭(生涯学習課長は2024年3月まで)

本来は、普通の据置きのエアコンが一番望ましいと思います。ただ、4校の学校におきましても、建築してからかなりの年数もたっているということで、それぞれの各教室に設置すると、多分かなりの金額もかかるのかなというような状況になります。そこで、今、山田議員がおっしゃられましたように、スポットエアコンは、工事の必要がないということで、窓枠にちょっと細工をして、温かい空気を外に出して、中には冷たい風を入れることによって温度が少し下がるというものです。今年、保健室に1台設置してございます。保健室は、ほかの教室に比べるとちょっと狭いですけれども、1台設置してございます。そこで確認したところ、4度、5度ぐらい下がる状況になってございます。昨日もお話ししたとおり、96台整備する予定にしてございます。各教室に2台設置するような形で考えてございますので、教室においても4度から5度下がることによって二十五、六度に設定できるのかなと考えてございますので、移動式のエアコンを設置したいなと考えているところでございます。

議員の質問 1番 山田秀人

旭川の調査では、旭川はえらい暑いところですけれども、教室の中が38度にもなったということです。豊浦も観測史上、毎日5日間か6日間ぐらい最高を記録して、三十何度にもなって、珍しいとマスコミで放送されていますけれども、外でそうですから、中ではかなり暑くなって、人も教室の中にいる、そして密閉度も少ない、そういう中では何度ぐらいになったのですか。そういうデータは取られたのですか、伺います。

町の答え 生涯学習課長 杉谷佳昭(生涯学習課長は2024年3月まで)

各学校に温度計がついてございますので、それで確認しております。ただ、私の手元にはそこを取り寄せておりませんけれども、教育委員会の事務所にもエアコン等がついてございませんので、扇風機が何台かで対応していますけれども、事務所も32度あったときが数日ありましたので、多分、学校の教室においても30度を超えた日が何日間かあったのではないかと思っているところでございます。

議員の質問 1番 山田秀人

以前は、お盆が過ぎれば大体涼しくなると言われていたのです。ところが、最近は、ご承知のように9月15日まで、えらい暑かったのです。ですから、暑くなると、子どもたちの命に関わる問題であるという、これも調査で提言しているのです。ですから、杉谷課長、多分こうだ、多分こうだではなくて、データをきちんと各学校が持っているのならそれを収集して、教育委員会ではそれを分析して、子どもの命を守る対策をどうすべきか、きちんとデータを持ってくださいよ。そういうことによって対策ができるわけ です。ですから、これも含めて暑さ対策は、学校の校舎の構造的な問題もあるかもしれません。そこら辺のところも考えなければならないことも出るのです。校舎の改修、そこはどうなっているのですか、それも含めて伺います。

町の答え 生涯学習課長 杉谷佳昭(生涯学習課長は2024年3月まで)

校舎の改修は今のところ考えていなかったので、生徒の数等も減っている状況もあります。その辺を含めた中で、町全体の中で今後の学校をどうするかについて考えていく段階に来ているところもありますが、まだそこまで考えているところではございません。

議員の質問 1番 山田秀人

それでは、認識度も低いです。幾ら人数が少なくても、豊浦で通う子どもは宝だと町長は言っているのですよ。一人でもそういうことがないように環境を整えることが、教育委員会としての務めではないですか。そのことはきちんと肝に据えて、学校施設の管理をしてほしいと思います。これについては、以上であります。

出典:豊浦町議会 令和5年定例会9月会議 2023年9月21日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる