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福島町議会 令和6年度定例会12月会議 2024年12月17日

当町の2025年問題(超高齢化社会が引き起こす社会保障費問題)に対する展望について

聞いた人
平沼昌平 議員
答えた人
町長 鳴海清春、教育長 小野寺則之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 平沼昌平

通告に従いまして、町長、教育長に、当町の2025年問題(超高齢化社会が引き起こす社会保障費問題)に対する展望について、お伺いします。令和3年12月定例会において「当町の地域包括支援センターの方向性について」として町長に一般質問をさせて頂き、その折、2025年問題にも触れました。あれから3年が経過し過疎地域である当町の立ち位置は、既に2025年問題の真っただ中にあり、課題となる「社会保障費問題」は、「人口」「労働力」「医療」「介護」「空き家」と5つのポイントに要約されると思います。当町の11月末住民年齢階層別構成は、65歳以上51.48パーセント、問題の75歳以上は28.81パーセントとなっており、今後国家的に懸念される2035年問題の背景(65歳以上の高齢者が人口の3分の1を超える)を超え、当町は既に2分の1以上になっている現実と、2040年問題(称し高齢化の進行と高齢者人口がピークを迎える)を視野に入れた当町の重要な課題であり、煮詰まった対応と計画が行政面、あるいは教育的観点から必要と感じるが、当町の「社会保障費問題」に対する展望を町長・教育長、それぞれにお伺いいたします。

町の答え 町長 鳴海清春

平沼議員のご質問にお答えいたします。2025年問題は団塊の世代が後期高齢者となることで、国民の5人に1人が後期高齢者という超高齢化社会を迎えることとなり、その結果、多くの後期高齢者を支えるために、社会保障、主に医療・介護・年金などが限界に達し、社会全体に負の影響がもたらされると考えられています。国は、人生百年時代に対応した生涯現役社会の実現を目指し、子どもから若者、子育て世代、現役世代及び高齢者まで全ての世代が安心できる社会保障の基盤を構築する必要があるとしております。社会保障費の問題に関し、基本的に国の政策にかかわる部分が多く、直接的に町独自で対応できるものは限定的なものと捉えております。このような中、当町においても青函トンネル工事終焉後の急激な過疎化と少子・高齢化が進行しており、社会福祉施設などにおける人手不足等が深刻な問題となっております。人生百年時代にあって、高齢者の方々は以前に比べて年齢的に元気になっており、10年前に比べて10歳若くなっているとも言われております。町では、こうした状況を踏まえ、生涯現役、生涯活躍社会を前提に高齢者でも福祉や医療などの支え手になれるような体制の構築を模索してまいります。令和7年度から始まる第4期福島町地域福祉計画を策定中でありますが、当計画の基本方針である「一人ひとりが笑顔でつくる 健康福祉」、「地域の支え合いでつくる 協働福祉」、「思いやりの心でつくる 安心福祉」の実現を図ることで、全ての世代が安心して住み続けられる社会を目指してまいります。

町の答え 教育長 小野寺則之

平沼議員のご質問にお答えいたします。人口減少及び少子高齢化問題を考えるとき、若い人にどれだけ地域に残ってもらえるかが重要な課題であると認識しております。その一つの方策として、地域のよいところや課題を知り、改善点や施策を提言する「地域課題探求学習」を多く取り入れるよう、各学校にお願いしてまいりました。養殖コンブ作業の見学、田植えや四ヶ散米行列の体験、そして先だって行われた中高生議会の取り組みなど、小・中・高校と地域課題探求学習が定着してきたように感じております。今後とも、「自分の生まれた福島町を大切に思い、地域のために頑張りたい」と思う児童生徒を増やしていきたいと考えております。また、高校の閉校が人口流出を加速させる心配もありましたが、生徒の全国募集や青少年交流センターの整備などにより、安定した学校運営の見通しが立ってまいりました。福島商業高校は、地域の担い手を輩出する教育機関として必要であると考えておりますので、引き続き高校の魅力化に努力してまいります。

議員の再質問 5番 平沼昌平

まず、町長の方から再質問させていただきたいと思います。11月末で福島町の人口は3,388人、2人に1人は65歳以上、3人に1人が75歳以上の現状で、依然として少子化は止まらない状況にあります。国においても50年連続で出生率が低下している現状の中で、日本の未来、それから社会に対しては強い不安を感じるのは福島町ばかりではないと思っております。例えば介護関係で考えると、国もさまざまな対策を打ち出しておりますけど3点ほど意見を述べさせていただきます。1点目として、公費負担の見直しは3年に1回介護報酬の介護保険法の改正があります。これは低所得者の負担軽減を考慮して行っております。22年度は75歳以上であっても一定の収入があれば、それに見合った負担割合を多くしております。若い世代は貯蓄も少なく、教育費、住居費が掛かります。そのほかにも色々支出が掛かっておりますけ- 18 -ども、公費負担を軽くしたとしても、この若い世代に対する公平性を図るとしてはおりますけども、今後その負担はどうなるのかと。決して軽くはなっていないような現実を感じております。社会保障また主に医療介護年金など、高齢者が多くなればそれだけ支える人口、若い人達の負担も多くなるという感じで考えております。そのなかで、国はこのような考え方でいいのかなという考えも持ちます。これは国の考え方ですよね。2点として、医療介護人材の確保に向けてですけども、現在は重労働・低賃金という風に言われている理由から慢性的な人材不足が発生しております。それに対して基本的な賃金アップをはじめ、子育てしながら働き続ける環境や人材育成、それからキャリアアップ制度の整備、そして、それらの助成金補助金の拡充とか介護ロボット、ICTの技術によって、介護する方々の身体的な負担の軽減とか事務処理の負担の軽減とかそういうものが進められておりますけども、肝心要の介護職に対する理解、それから関心を高める対策、それから仕事の魅力というものがこの情報発信されていないような気がいたします。また、地方の介護施設の現状を国はこのたびの訪問介護報酬の値下げなどに見られるように、地方の介護施設の現状を国自体はよく理解していないんじゃないのかなという気がいたします。それはなぜかというと、地方と都市部との環境の格差だと思うんです。都市部みたくまとまった施設の中で訪問介護ができるところと、田舎みたく1キロも2キロも30分も40分もかけて1件1件回って歩く訪問介護とでは経費の掛かり方が違うわけですよね。そういう情報を国はどういう風にとっているのか、数字的に丸めているからこういう介護報酬を下げるというような状況が発生していると思うんです。その結果どうでしょうか。これはもう介護施設かなり閉鎖している所がこの秋までに結構増えているというような状況が、ちょっと話しずれましたけども増えております。当町としても、これらを検証する必要性を私は感じております。3点目として、地域包括ケアシステムの構築について。重度介護の方々に、病院ではなくて住み慣れた地域で人生の最後を自分らしく生きていってほしいという観点から、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体となったケアシステムを国は考えておるようですけども、これもやはり視点が都市部にあるような気がいたします。地方にあっては、こんな甘いものじゃないと私は思っております。町長ご答弁にあるように、せっかくこれから令和7年度から始まる第4期福島町地域福祉計画策定を今取り組んでおられるわけですから、国の今言った介護事業だけでもこのような問題点が私は国に対して言いたいと思います。けれども、国に対して言うということは、それなりにルートを使って言わなきゃなんないでしょうから、町長の頭にしっかり入れておいていただきたいなと思うのと同時に、この策定をするにあたって、やはり国は国としても、やはり福島町は福島町の独自の策定というものを是非考えながら、この一人ひとりが笑顔でつくる健康福祉、地域の支え合いでつくる協働福祉、思いやりのある安心福祉、というものを町民の理解と周知のもとでつくっていってもらいたいと思いますけれども、どのような町民に周知をしながらこれらのものを進めていくのか。おそらく、高齢の方々は今後の生活というものに対してもかなり不安を持ちながら進めていくと思いますけども、まずそこら辺を地域福祉計画策定に向けての町民への周知理解に対する考え方というか、取り組み方についてお伺いしたいと思います。

町の答え 町長 鳴海清春

ちょっと多岐にわたっていますので、回答漏れがありましたら指摘をいただきたいなと思っています。1点目の介護保険料含めてのお話しなのかなという気がします。今、我々としては介護保険料についてはこれまでも国の制度の中である程度町としての料金を決めさせていただいてきた経緯がございます。どうしても、やはりこの手のやつは国の基本方針があって我々がそこに独自の計画をつくるということになりますので、国の基本的なところを逸脱して町が自由勝手にできるかというと、少し難しい点があるのかな。やはり制度の中で泳ぐしかないというのが常でありますので、そういったなかで今回、我々もですね議員おっしゃるとおり高齢者の方々がなかなか年金なり色んなものが上がらなく反対に下がるような状況のなかで、少しでも負担を下げるという形のなかで介護保険料についてもここ3期ぐらい同じ料金で今回推移をさせていただきました。これまでは福島町どうしてもやはり医療費が高い、医療費と言いますか色んな形の中で病院にかかった- 19 -り色々する状況の中でこれまで推移をしてきましたので、国民健康保険だったり介護保険料の関係が比較的管内の中でも高く推移してきたのかなという気がします。ただ私はですね、やはりこの福祉計画の中でも謳わしていただきましたけども、この文言については、私が福祉担当の時につくったやつをそのまま踏襲させていただいているのかなという風に思ってございます。あの時、国のモデル事業に私手を挙げて、その中で全国の先進的な市町村と肩を並べるような形でつくらせていただきました。その時に、本来であればこういった福祉計画そのものは業者さんに結構丸投げしてつくるのが多いんですけども、我々はこの時に今でも思い出しますけども、全国を相手にする業者さんと喧々諤々やって、我々はその金太郎飴みたいなのを作りたくないんだと。やはり、しっかりとした福島にあった計画をつくりたいということで、こういう文言も含めて謳わせていただいたというのが今でも鮮明に覚えておりますので、できればこの計画に沿ったなかで、しっかりやはり地域の住民の思いに寄り添った福祉計画をつくって、やはり住み慣れた所で長く暮らす人がたぶんその人の幸せになるのではないのかなと思っていますし、やはり、何回も議会の中でもお話しさせていただきますけど、やはりどうしても体が弱くなったり、介護を必要としますと都会に1回娘さんの所に行くとか息子さんの所に行きますけども、結果的にやはり生まれ育って多少不便でもそこで最後を終わりたいという方が結構いらっしゃるんですよね。そういった人のためにも我々はしっかりそういった方向を取っていければなという風に思っているところであります。そして、2点目の人材確保については、本当に色んな形で今問題になっておりますけども、私はやはり常々、少子化は一地方の問題ではなくて、国家存亡に関わる問題だということで国の方に行った時に、辛口とは言いませんけども結構そういうことを言わせていただきます。やはり、全体的に国が出生率をどうするかということを根本的に考えていかないと、我々一地方がいくら色んな手立てをしても限界がございます。そういった中でも我々としてやれることは一生懸命やりますけども、やはり国が本当に国家の存亡をかけて本当に少子化対策をしないと難しいんだと思いますし、先進事例としてよくお話しさせていただきますけど、北欧だったりフランスなどはこういったものに対して国家としてしっかり骨太の方針を持ってやっていることが今出生率の増加に繋がっていますので、そこのところについてはこれからもしっかり国の方にお願いをしたいなと思ってございます。ただ、そうは言っても、地域の中で介護人材なり足りないという状況の中で、我々としては今色んな手法を用いて、できれば地元でやはりきっちりと対応できればいいですが、そこが対応しきれないところについては外から人を呼ぶようなところに町として応援をさせていただくということもさせていただいていますので、そこのところについてはしっかり、各団体、業者も含めて、そういったところと連携をして、将来的に介護の手当てをできないような事のないように、しっかりやっていきたいなという風に思っているところであります。それと3番目の包括支援センターについては、これまでもお話しをさせていただいておりますけども、うちの保健師を中心に結構現場の方々と月1回程度のコンセンサスを取らせていただいておりますし、そういう連携の中で今町として何が課題なのか、何が問題なのかということを整理をさせていただいて、解決策を繕っていただくような形を取らせていただいていますので、これからもしっかりと先ずは現場の声をしっかり我々行政として受け詰めて、今何が必要なのか、何の予算が必要なのかということをしっかり整理をしながら、これからも対応していきたいという風に思ってございますので、よろしくお願いします。

議員の再質問 5番 平沼昌平

ありがとうございます。1点目、2点目、3点目という風に別に細かくお答えにならなくても良かったのかなと思います。第4期の地域福祉計画、これは町民をどう絡めて策定していくのかというのが、この質問の主旨でございまして、長々と質問したので、それに親切ご丁寧に答弁いただいたのかなと思っております。この町長の最初の答弁の中で、人生百年時代についてというのがありまして、年齢に関わらず社会の中で活躍し続けることは、健康寿命や資産の寿命の延伸というものにもかかってきて、高齢期の暮らし方は大変重要なものになってくると思います。この百年にあたって。また、社会にとっても元気に活躍し続ける高齢者が増えるか、その自宅に閉じこもりがちな高齢者が増- 20 -えるかでは、福島町の未来は未来社会の様相がかなり変わってくるような気がいたします。なるべくなら後者の自宅に引きこまらないような高齢者を作っていかなきゃなんないわけなんですけども、町長の答弁では10年前の高齢者と比べると、体力的にも非常に若返ってきているということなので、是非、社会の中でも活躍できる高齢者がいるようなことを確認しつつ、いってもらいたいなと思うんです。なるべく地域社会の中で活躍できる高齢者を、貴重な社会資源と思って私はいるんですけど、そのような方を喪失させないような考えは必要だと思います。このことについて地域社会なり企業なり個人、高齢者の働く環境的なものを考えた時に、地域社会にあってはやはり社会の活力を維持して支えのバランスの安定化を図るためには、この働ける高齢者という方は労働者であり消費者であり納税者でなければ駄目なんですよね。そういう方を一人でも増やさないことには地域社会としてやはり厳しいものが出てくるんじゃないかなとこの様に思います。企業としても高齢者を人手不足が深刻化しているなかで、高齢者の方を使えばいいというものでも私は無いと思います。正直なところ。やはり、その高齢者の方にあった仕事を見つけることも企業としては大変なんですよね。だから、そういうようなことも考えていかなければならない。また、高齢者にしてみれば、人生百年時代に向けて、かなり働きたいという気持ちはあるかもしれませんけども、働きたい、それから将来の健康的な面、それから一番大事なのは生活費の面、こういうものが枯渇してしまわないかということがやはり高齢者の働いていくうえでの不安要素にもなってくる。このような3点を考えた時に、地域社会として高齢者にふさわしい仕事の活躍機会がまず全体的に少ないと。それから、企業にしてみれば、高齢者にふさわしい仕事が分からないと。それで、高齢者は新たに活躍したいと思えるような魅力のある仕事が見つからないというような事を踏まえて、今後この人生百年時代というものを当町も先ほど言ったように、この福祉計画を策定にあたってポイントを押さえながら進めていかなければならないと思うんです。そうであれば、この地域課題に向けた考え方というものは、やはり3者がそれぞれ考えてもどうにもならないことだと思うんです。そこに自治体というか福島町なりが入ってリーダーシップ取りながら、ある程度道筋を作りながら、この3者の共通点を見出して進めていく必要性が一番手っ取り早い考え方でないのかなと思うんです。それをすることによって、やはりこの活力というか高齢者の方々に入ってもらった地域社会づくりという活力が私はできると思うんですけども、その人生百年に向けての高齢者の方々の生きがいというか仕事の進め方等も色々あるでしょうけども、町長のイメージされている人生百年の活躍する人生百年時代に向けての活躍する高齢者の方々の生活はこうあるべきだみたいな実態があったら、今ここで教えていただきたいなと思います。

町の答え 町長 鳴海清春

人生百年を迎えて、我々がどこで人生の中でそれぞれの役割を担っていくかということなんだろうと思うんですよね。やはり昔と違って、高齢者もですね私が役場入った頃は、60というのはもうお年寄りの世界に入っていくんだという概念だったと思うんですね。今は70になっても全然現役でいる方がいっぱいいますので、そういったことを考えると10年の幅がこの我々4、50年の間でも意識として変わってきていますので、じゃあその方々をどうこの社会の中で働いていいただくかと。ただ、そこのところは私少し難しいなと思っているのが二つありまして、都会から比べると田舎はなかなか高齢者が働きやすい環境にあるかというと、なかなか難しい。あともう一点は、この福島町が抱える特別な課題として青函トンネル工事で従事した方々が相当いらっしゃいますので、そこが少し何て言いますか、表現としては難しいんですけども、なかなか高齢者の方々が「はい、わかりました」という感じで地域に入ってこれるかというと、ちょっと厳しい問題があるのかな。だから、ちょっと福島の場合、ほかの町とまた違った独特なものがあるので、これをどう我々としてそういった方々に役割を担っていただくかということは、これから本当にしっかり制度なり色んな形を構築していかなければならないのではないかなという風に思ってございます。それで、福祉計画の中で私は3つのことといいますか、自分のそのまちづくりの一番のトップの中に、一人ひとりの健康がまちを元気にするというスローガンを常に掲げさせていただいております。それは取りも直さず、やはりいつまでも70になっても80になっても元気でいることが、結果として- 21 -町のお世話になることは少ないんだという風に思っていますし、当然、先ほど言いました介護だったり医療費だったりという町から出て行く国から出る支出が当然少なくなる分、地域にご迷惑かけるといいますか、そういったものが少なくなるので、まちがそれの分だけ余力があって若い人に投下だったり子育ての方々に投下するという予算を割けるという思いでつくらせていただきました。それで、まずは地域その中で続いて言わせていただいているのが、地域が支え合いでつくる協働福祉というのがまさに高齢者にあっても自分のところに役割が回ってきたら、しっかりその役割を担っていく。やはり、高齢者の方は若い人と同じ働き方というのが多分無理だと思うんですよね。だからやはり、若い人が一人でやる分を高齢者が2人で3人で賄っていくという制度が何かできないのかなという風に気がしております。例えば、介護の仕事場でも若い人だったら1人で8時間賄えるところを、例えば2人で4時間・4時間という交代制でやっていくとか、そういったシフトを組むことによってそこに入りやすい仕組みを作っていくという形がいいんだと思いますし、また、そこに何ていいますか、高齢者がてらいなく入れる環境を私達は作る必要があるんだと思うんですよね。特に福島は産業が水産であります。どっちかというと、前もお話ししましたけど漁業者というのは結構そういうことを良しとしないこれまで生き方をしてきたというか、なかなか何で俺がそういう所に入っていかなきゃないんだという方々が結構いると思うんですよね。意外と農業って佐藤さんも農業ですが、農業の方々というのはその町は農業は作り育てる方を主力として生業していますので、あまりそういったことに苦にならないです。漁師さんはどちらかというと一攫千金を狙ってきた世界の方々ですので、なかなかそこは難しいところがあるんだと思ってまして、我々そこを何とか打破して、これからそういうことを言わずにしっかりこれから将来自分も世話になることを自分がやれるうちは元気でやっていくということを声掛けしていかなきゃないし、またそこに色んな形で例えば社会福祉協議会でも陽光園さんでもいいですけど、そういった所と連携して、じゃあどういった人にどういう風に働いていただくんだということを、しっかり連携をして窓口をつくっていく必要があるんだという風に思っていますので、まずそういったことを少し手掛けさせていただきたいなという風に思っています。そのなかで、一人でも二人でも本当に元気な人がただ町をふらふら歩いているんじゃなくて、しっかり職場の中で役割を担っていただいて、本当に助かりますという声が聞こえるような社会になっていただければ有難いなと思ってございます。そして、最後に書かせていただいている思いやりと心でつくる安心福祉というのは、やはり制度だと思うんですね。やはり、きっちりとした制度があって、そういったものを見て町民の方々がそれだったら安心ですねというものが植え付けられるのかなと思うんですよね。やはりそういった制度をきちっと町としてこれから色んなものの中でつくり上げていくことが、やはり町民に安心感と心のより所を与えるのではないのかなという風に私など思っていますので、そういった本当に人の思いに寄り添ったような福祉事業を展開できれば、私は町民にとって一番いいのではないのかなと思っていますので、是非、今日いただいた意見なども含めて、しっかりこの計画の中で町民が安心できるような人生安心して百年を送れるような社会構築ができるようなシステムを、なんとか皆さんの力・工夫を頂きながらこれからつくっていきたい。そのように思っているところであります。

議員の再質問 5番 平沼昌平

先ほどは町長のご答弁ありがとうございました。- 22 -昨日の北海道新聞に「暮らし」という所に、ちょうどシニア就労の基本ということで、人生百年に向けて高齢者が働く意義というものが記事に載っておりましたので、これも地域福祉計画策定にあたって参考にしていただければなとこの様に思います。6点ほどに分けて述べられておりました。答弁は結構でございます。それで、教育長に再質問させていただきます。若い人にどれだけ地域に残ってもらえるかが重要な課題と。それから、自分が生まれた福島町を大切に思い、地域のために頑張る生徒を増やす。高校にあっては地域の担い手を輩出する教育機関として必要だという風に述べられておりました。私もできればそのようなことを主軸において継続していっていただければ有難いなとこのように思っております。人口減少について、この間読んだ本の中に極端なものの考え方をする学者さんがおりまして、それをちょっと述べさせていただきますけども、人口減少そのものは天変地異ではなくて、自然過程であると。それで、環境収容能力を超えた人口膨張に対して、人類が生き延びるためには無意識的に選択している収斂的な行動である。地球環境が持続可能な状態になるまでは、人口減少するのは自然現象で合理的なことだと考えているというような風に、私から言わせればこんなふざけた学者さんが言っているもので到底納得できるものではないですけども、その学者さんの後段の中にこのようなこともまた書いております。こんなことを考えると、若者が都市部に吸い込まれることは自然現象であると。このようにも書いておるんですね。この若い人達が都市部に吸い込まれるということについて、教育長の考えを聞いてみたいなと思います。ちょっと前段の文章はどうにもしっくりこないわけなんですけども、18歳まで自分の進みたい道を選び取る力、それから、あるいはそれが決まってなくても、18歳ぐらいの時点で自分が進みたい道を選び取る力、これを是非、教育で教育委員会というか教育内容で対応していくべきじゃないのかなというお願いというか、一般質問ですからお願いというのはおかしいわけで、提案という形で述べさせていただきますけども、是非、最善のこれが選択技でないのかなと。なぜなら、自己決定能力がやはり無いと、なんとなく都市部というか東京ですよね、日本でいうと。今朝の国会の話しを聞いていると、石破総理は札幌が集中しているからほかの市町村は人口が減っているんだという風な言い方をしていますけど、日本全国的に考えると、やはり東京に一極集中している。だから何の目的もない場合は、東京の方にどちらかというと吸い寄せられていく傾向にあるんじゃないかなと思うんです。ですからその18歳ぐらいになるまでに、やはりきちっと自分の進みたい道を選び取る力を是非教育関係で対応していくべきじゃないのかなと、このように思います。自己決定能力を身に付けても、この福島町自体に魅力がなければ、やはり若い人達は一旦出て行っても戻ってこないと思いますよね。だから、この自己決定能力を付けることと、それから町で魅力のあるまちづくりをする。これは車の両輪と一緒であって、どちらかが欠けても若い人達は私は戻ってこないと、このように思います。それからよく言うように、戻って来ても仕事がないという風に言われますけども、確かに物理的な仕事はないにしても、その仕事がないと言う方々の考えというのは、自分に合った仕事がないということじゃないのかなと思うんです。それもありかなと思うんですよね。だから、じゃあ自分に合った仕事があったとしても、それで食べて行けるのかということなんです。そこら辺もやはり考えていかなきゃなんないと、これも重要な点だと思うんですね。それで、とりあえず東京に行けば仕事が見つかる可能性があると思って行く方もいるわけですよね。その自分の進みたい道が明確になっていない場合は、とりあえず東京に行って何か食を探すと、それなりに仕事が就けるんじゃないかと。ほとんど幻想にすぎないと私は思うんですけども、その一方、その方々のとりあえず東京に行けば夢があるという幻想を抱いていくというのは失礼な言い方になってしまうかもしれませんけども、逆に言うと地方には夢がないということにも繋がると思うんです。そういうことで、東京に行って働いている人、就いている人、そこで生計を立てている人を否定するわけじゃないですけれども、そういう事も考えられるので、そこら辺の18歳時点までにその教育に対して自分の進みたい道をある程度選び取る力をつけさせるための教育内容というのは今後検討できないか、また、私の考え方に対して何か意見をいただきたいなと思うので、ご答弁よろしくお願いいたします。

町の答え 教育長 小野寺則之

ありがとうございます。本当に私もそのように思っておりまして、都会に出て行く方もいらっしゃいますけど、今我々も福島商業高校の全国募集をやって、都会から田舎に来るというのを実際我々今体験しているところであります。やはり議員おっしゃるように、福島に来たいその魅力というか、来る理由をやはり我々はつくっていかないと駄目なんだろうなという風に思っておりまして、今般、転校生も来たりして、何で来たのかなと思ったら都会で疲れて、こういうのんびりしたところで自分の学びをしたいという方もいらっしゃるわけでですね、まさにその都会に出たい人もいるし、戻ってきたい人も田舎で暮らしたいという人もいるので、そこを我々はマッチングしていかないと駄目なんだろうなという風に思っています。おっしゃるように、本当に自己決定能力という力をつけてあげるのは我々の役目なんだろうなという風に思っています。それで、先般の中高議会ではないですけれども、地域の問題について深く考えて、自分達なりに改善策というかこうやってみたらどうだろうとかという風な考えを持つことが、そういう決定能力というか自己肯定感にも繋がっていくのかなという風に思っているところなんです。先般、中高生議会に出た働き口がないアルバイト先がないんだという女子生徒5人と後日話す機会がありまして、あの問題について詳しく話ししたんですけど、例えば夏のコンブは一時のバイトで通年ではなくて、すごく大変だったけどお金ももらえて喜んでもらえて嬉しかったんだけど、通年じゃないんだという風なことが課題だったんですね。それで、そのあと僕、社会福祉協議会、スマイルさん、陽光園さんに電話して通年で働けませんかという事を聞いたら、なかなか高校生は難しいという風な答えもあったりして、働く意欲とか地域に貢献したい意欲というのが、ここ福島に来て、とっても生徒達は芽生えたんだと思います。だから、都会から来る生徒もそうですけど、福島町の子ども達にもそういう思いを持ってもらって、答弁書にも書かせていただきましたけど、福島のために頑張りたいというそういう地域のために頑張りたいというそういうお子さんを増やしていくことが、人口問題減少にも対策にもつながっていくと思っています。ただ、やはり一番の課題はご飯を食べれる、稼げる仕事をつくるということがやはり一番大事なんだと思います。本当に今先ほど町長の行政報告というか挨拶にもありましたけど、コンブで2億なんぼ増えましたと。だけど、あれ大変で、漁師さん大変で、なかなかなり手がいないとかという風な問題もあろうかと思います。だけど稼げるんだというのが分かれば、もしかしたら「やる」という人が出てくるかもしれません。土木業でも青函トンネル基地があった福島町ですから盛んですよね。だから、そういう事業継承を会社でしていってもらえれば、働く雇用先があれば、何とか働いていくそういう雇用先をつくっていくというのも、これから我々に課された命題なんだろうなという風に思っています。そのためにも、繰り返しになりますけど、地域課題探求学習というか、福島のことをちゃんと調べて考えて福島の役に立ちたいという子どもを増やすことが僕は一番かなという風に思っています。ちなみに今年の、ちょっと話しはずれるんですけど、広報ふくしま6月号なんですけれども、4月末時点の人口の動きがありました。ご承知のとおり、毎年、毎月減少していって3,380人ということなんですけども、6月の広報に4月末の人口動態がプラス37人、36世帯ということで4月末に37人増えている。つまり、人口の1パーセント増えているんですよ。それはやはり外から来た高校生だったり、転勤した人もいるんですけど、そういうことを今から去年あたりから始めているんですけど、小さいことなんですけど、動き始めなければ、何もしなければ進みませんので、我々としては本当に少しのことなんですけども積み上げていきたいなと。それで、なんとか福島の活気をなんとかもたらしていければなという風な思いで仕事をさせていただいております。答えになっていないかもしれませんけど、どうぞよろしくお願いします。

議員の再質問 5番 平沼昌平

ありがとうございます。- 24 -やはり、アルバイトから延長してその地域に止まるという意思をやはり強く持っていただけるような、その対応というかそういうものは私今の方々には必要かなと思うんですね。ともすれば、今はテレビとかそういうもので都会のやはり華やかなネオンの中でわいわい騒いでいる子ども達の様子を見ると、やはりこの田舎に居て、子ども達としては行ってみたいなという気持ちは分からないでもないと思います。出るのはいいでしょう1回ね。でも、じゃあ戻ってくる方々をどのように受け止めるかというと、まず仕事。仕事がやはりないと来ませんよね。その仕事も来る子ども達に合った仕事、やりたい仕事、そういうものもきちっとやはり準備する環境というか器づくりというか、そういうものも私は必要だと思うんです。起業、起業と新しい仕事をたてるという風に言っても、なかなかこの時代には新しい仕事というのは出来ないと思います。ですから、教育的な観点から言うと、やはり意識づけだけは、もう18歳になったらそれぞれ羽ばたくわけですから、そこら辺の意識づけというのものを是非、強く持たせるような教育環境をつくっていただきたいと思うんです。きちっと私は将来こういう風にしたいんだというんじゃなくて、今18歳の時点でできれば地元に戻ってきたい、地元に残るんだ、地元でこういうことをやりたいんだというものを、そういう子ども達の夢を叶えるような対応というのもこれからの人口減少にあって、一つの施策だと思うんですよね。ですから、それの基本となるのはやはり教育だと思うので、是非そこら辺を集中して希望する方々に合った仕事内容というものを、やはり検討していかなきゃなんないのかなと、一緒に考えていってやらなきゃなんないのかなと。その次にくるのは仕事の理想ばっかりでは腹いっぱいにはなりませんから、食っていける仕事になるのかならないのかもアドバイスしていかなきゃなんないと、こういう風に私は思うんですよね。それを辿って行くと、やはりその人口減少に歯止めをかける。ひいては社会保障費問題にもそれなりの対応ができていく。これは行政も教育機関も一体となって、町民と一体となって本当にこの地域福祉計画を策定する段階では私は必要だと思うので、そこら辺も答えはいただいて、先ほどご答弁いただいた内容で同じなんですけども、もし付け加えるようでしたら、また再度ご答弁いただければなと思います。これで質問を終わります。

町の答え 教育長 小野寺則之

ありがとうございます。最近の私の座右の銘が「教育と仕事」というテーマで仕事をさせていただいております。本当にこれから福島にはそこが一番大事かなという風に私も思っております。繰り返しになりますけど、その地域課題学習とか、今年なぜコンブやってもらったり黒米やってもらったりしたかというと、やはりその福島のコンブ漁業を体験してもらいたかったんですよね。そうすると、何人かでももしかしたら残って稼げるんだったらやってみたいと思う人も出るかもしれないなと思ったんです。それをやっぱり福島にどんな産業があって、どんな産業が稼げるのかというのはやはり我々も知っているようで知らないんだと思うんですよ。ですから、そういうのを中学生・高校生に体験してもらって少しでも福島のよさを知ってもらって、できればここに残ってもらいたいと、そういう取り組みは今後とも引き続きさせていただきたいなと思っております。よろしくお願いします。

出典:福島町議会 令和6年度定例会12月会議 2024年12月17日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる