みんなの議会

今金町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月15日

ふるさと納税の拡充政策

聞いた人
向井孝一 議員
答えた人
町長 外崎秀人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 向井孝一

今回総務省が行った地方税法の改正によりまして、ふるさと納税の拡充を図る政策そのものが、国の指針として示されました。そこで、今回私は、ふるさと納税の拡充政策を進める上で質問をしたいと思います。平成20年に、地方税法改正によりふるさと納税が始まりました。全国の自治体が、しのぎを削っている現状であります。返礼品についても、各市町村の特産品の中身により納税額に差がありますが、26年度の道内10位までのふるさと納税額を見たときに、その額の多さに驚きました。町によっては、徴収税額の2倍のふるさと納税額をしていただいた町もありました。今金町の20年から26年までの7年間で201件のふるさと納税額は1,37, 。 、 、1万8 400円であります また 納税者の大半は町内出身者で占められており全国民が対象でありますので、拡充の可能性は十分にあると考えられます。今金町は、特産として日本一の男爵馬鈴薯があり、おいしいお米があります。また、黒毛和種牛は、全道、全国の競品会において高い評価を得ております。肥育を手がけている生産者も4件あり、年間25頭から30頭の出荷を目標に頑張っている状況であります。私は、この3品目の特産品を組み合わせることにより、ふるさと納税の拡充政策を積極的に進めるべきと考え、町長の所見をお伺いいたします。

町の答え 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)

向井議員の一般質問にお答えをいたします。ふるさと納税は、寄附金税制の仕組みを活用し、自らの納める個人住民税の一部について、住所地団体から他の地方団体へ移すような効果を持つ制度であり、平成20年度の税制改正により導入された制度であります。都道府県、市町村に対して寄附をすると、寄附金のうち2,000円を超える部分について、一定の上限まで原則として所得税、個人住民税から全額が控除されます。また、人によって「ふるさと」に対して持つイメージはさまざまであることや、納税者の意思を尊重する観点から、対象となる都道府県、市町村は限定されておらず、自分の生まれ故郷や応援したい都道府県、市町村など、どの地方団体に対する寄附でも対象となるものであります。本町においても、平成20年度に「ふるさと夢づくり応援寄附条例」を制定し、目的、寄附金の使途等を定め対応してきております。平成20年から平成26年度の7年間で、延べ201件、総額1,371万8,400円の寄附をいただき、平成21年度に幼少年芸術劇場事業に50万円、平成、 、 、22年度に これは指定でありますが 種川地区カラオケ機器購入事業に50万円平成24年度には学童保育所建設事業に324万1,888円、合計424万1,888円を事業費に充当し、寄附者の意向に沿い活用しているところであります。道内の市町村においては、特産品を贈答品として、その知名度を生かして、相当な額がふるさと納税として行われている市町村があることも承知しております。本町の対応としては、5,000円以上の寄附者に2,500円相当の贈答品を贈ることを基本としており、今金産米、今金男爵、紫蘇ジュース、無添加みそ、銘菓などを、単品あるいは詰め合わせとして贈答してきているところであります。平成27年度税制改正においても、ふるさと納税を促進し、地方創生を推進するため、個人住民税の特例控除額の上限の引き上げを行うとともに、確定申告が不要な給与所得者等がふるさと納税を簡素な手続で行える、ふるさと納税ワンストップ特例制度を創設したところでありますが、これに合わせて、地方公共団体に対し、返礼品等の送付について、寄附金控除の趣旨を踏まえた良識ある対応を要請されたところであります。質問にあります今金産米、男爵いもは、既に活用しており、黒毛和牛につきましても種々検討が必要でありますが、クアプラザピリカにおいて取り扱いしている部分もありますので、対応について協議検討してまいりたいと存じます。いずれにいたしましても、ふるさと納税という制度を有効に活用するためには、本町の持つ魅力を発信し、関心を持っていただくとともに、応援していただけるようなまちづくりを進めてまいりたいと考えております。以上申し上げ、答弁とさせていただきます。

議員の質問 4番 向井孝一

いま、町長のご回答をいただいた中身については、十分そのとおりなんです。しかしながら、ふるさと納税の、これ北海道内でナンバー1の上士幌町は、9億7,000万円という驚異的な金額を応援していただいているんですよね。これはもう全国的に注目を集めているわけなんですが、その中で私が注目したのは、第9位に檜山管内から上ノ国町が9番目に位置していると。それでいろいろとホームページを開けて調べてみますと、その前年の年までは、たったの15万円しかなかったんですね。それが平成26年度、2014年度で3,600万円という驚異的な数字まで持っていったという中については、これは今金町としても勉強しながらやれる事業じゃないかなというふうに思っております。また、この事業については、例えばかける費用が50%であっても、費用対効果がすばらしい事業だなというふうに感じております。、 、 、 、そんな中で 上ノ国町が いま 現況どうあるのかということを調べてみますと納税したいという希望件数が189万1,753件あるんです。今金町は、先ほど町長から申し上げましたように201件ですよ。この差は何なのかということを考、 、 、 、えたときに 特産品の種類の多さ あそこは海の幸もありますので 農業の農産物いろんな農産物と海産物とを組み合わせしながらやっていくという手法を使っております。そして、その取り組みの前段で、このふるさと納税の目的と、それから、あるいはそれに使う予算配分、このことについては、参加する事業者を募って説明会を何回か開いて、そして具現化していくというプロセスを持っています。今金町においては、いま総務課で対応しているだろうと思うんですが、やはりそれらも含めながら、いろんな課を巻き込んで、将来的には今金町の農業の振興にもつながるというものがありますので、そこにつなげるような施策をひとつとっていただきたいということが一つです。それからもう一つは、今金町の場合は、地元で来たものですから、例えば条件つきの、納税の使用について条件をつける人というのは少ないんです、上ノ国町については、七つの項目を設けております。七つ、例えば具体的に言うと、産業の振興だとか地域づくりだとか、医療や福祉の増進、そして最後に町長がその目的達成に必要と認めた場合というふうになっているのですが、やはりやるということと、それから返礼品の取り扱い、それらも、もっともっと職員を派遣するなりして勉強してもいいんじゃないかなというような気がするんですね。やはりそういう一つの固定した所の中で、課の中で、きちっとした事業推進をできるシステムもあわせて考えてはいかがですかということを踏まえて、再度質問をしたいと思います。

町の答え 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)

質問にもありましたように、他の町では組み合わせ等々を行っているという事例があるということでありますし、議員もいろいろと調べておられるかと思います。基本的には、根本的に何が違うかというと、大変大きな違いがあります。いま、全国で1,718くらいの自治体があります。とりわけ、いま、議員がおっしゃったように、非常に多額な納税をいただいているというベースの特色は何かといいましたら、そのうち、この5月までは310自治体があったのですが、この6月には470自治体に広がったと。なぜ広がったかといいましたら、上ノ国町もそうであ。 、 , 、 、 、ります 今金町 そのほかの1 700のうちのほとんど 千二 三百の自治体はただふるさと納税をお願いしますという部分なんです。そこにはプログラムが幾つかありますけれども。そして、来た金額に応じて、大体半額ぐらいの返礼品を差し上げている。これは今金町も同じパターンでありますけれども、そこにやはりちゃ、 『 』んと上手な営業をやるところがありまして 業者が入りまして ふるさとチョイスと。チョイスというのは選ぶ、選択するというポータルサイトが出ました。そこが仲介しますよと。そういう業者、身近で言えば、ヤフーなんかも一生懸命取り組んでいる。私も東京のある業者から、町長もやりませんかということで、日本で有名な旅行会社の担当者といろいろ相談を受けてきた経過があるわけでありますけれども、何が違うか。先ほど言ったように、寄附をお願いしますという形は、姿勢はとっているわけでありますけれども、上士幌町も特に違うのが、いま言ったように、選ぶといいますが、5,000円口はないんです。1万円口、2万円口、3万円口、5万円口、10万円口、50万円口、100万円口、だあっと並べるんです。どれがいいですかと選ばせるんです。これも上ノ国町が始めました。上ノ国町も、最初のこ、 、 、 、ろは 今金町の方がどちらかと言えば非常に事業費 これは平成25年 上ノ国町そのときに1,600万円ありました。江差町130万円、奥尻町340万円、厚沢部町27万円、乙部町20万円、せたな町110万円、今金町480万円、どちらかというとまだまだ多い方ではあったわけでありますけれども、明らかにまた上ノ国町方式で、奥尻町も去年の10月ころに手がけたんですが、そのふるさとチョイスの方に登録をしました。経費は結構かかるんです。初期投資だとか、あるいはさまざまなマージンも取られます。掲載料も取られます。そこで何が違ったかとい、 、 、 、 、 、ったら たくさんのメニュー 1万円口 2万円口 3万円口 5万円口のもので奥尻町はこういうものを提供しますよと。5,000円口はワイン1本だとか、そういうものがたくさんあるわけです。特に大きく変わったのが、先般、奥尻町でワインのあれがテレビで出ました。ワインが非常に人気がありまして、テレビに出たおかげでワインの注文がどんどんどんどん入っていている。ワインをください、ふるさと納税をしますと、こういうパターンでやっている流れが、先ほど議員がおっしゃった大変多額なところ。多いと、 、ころでは12億という最大のところもあるわけでありますけれども やるとすればそういう工夫を一つ考えなければいけないのかなということがまず一点。手法をこれから、議員がおっしゃるように考えるということが一点あります。それについては、さまざまな少し勉強をしなければいけないと。加えて、いまもやっておりますけれども、今金町はどちらかというと、26年度は4割、5割ぐらいが5,000円口です。その前の年は、8割が5,000円口。 、 , 、なんです そうすると 5 000円口にどれだけのものを出せるかということで当然担当者を含めて、我々試算をしているわけでありますけれども、議員がおっし、 , 、 , 。ゃった男爵を仮に10キロ 2 300円 ゆめぴりか2 000円をあれするとプラス、東京に送料とか何かを含めると、やっぱり5,000円になるんですね。今金町は、基本的には全部の方々にありがとうございましたということで、町の広報を送っています。1年間送ることにしています。それあたりの経費も見ていかなければいけないと。そうすると、なかなか黒毛の方にまで行くということには難しい状況。黒毛も、いまA5ランクのサーロインでもって100グラム2,000円、ヒレステーキでもって100グラム2,600円ですから、まさか100グラムと送るという話にはならないだろうと。そうすると、先ほど言ったように、他の町でポータルサイトでやっているように、選択してくださいと。1万円であればステーキが200グラムだと、2万円であればこれとこれですと。3万円ではこれとこれですということと、議員がおっしゃるようなさまざまな詰め合わせとセットをして、さまざまなプログラムをつくっていくということが、当然相手の方も寄附をするというよりも、それと兼ね合わせて寄附したいなという思いに駆り立てられる要素があるのではないかなという認識、私なりに持っています。ぜひぜひそういう部分の中では、工夫をしなきゃいけないと、町独自で工夫をしなきゃいけないという要素が一点あります。そのために、町内にどれだけのものがあるかということをきちっと、踏まえてはおりますけれども、調整もしておりますけれども、なおかつ、そういう団体、関係者の方々と相談をしながら、そのポータルサイトの方に上手に乗せれるような形がとれるのであれば、経費はかかりますけれども、乗せられるのであれば乗せる努力をしなければいけないと。ただ、いろんなところもそうですけれども、奥尻なんかの例も挙げて、アワビとかなんかは人気ありますけれども、とれていないときには、もういまホームページを見ても中止になっています。結構中止、中止、ウニも中止だとか、やっぱり数量を限定をしなければいけない、期間を限定しなければいけないという部分はあります。そういうことも含めたことで考えていかなければいけないと。何よりもそのポータルサイトが何がいいかということは、最大のポイントは何かといいましたら、これも行政も大きな課題でありますけれども、クレジット決済ができるんです。カード決済ができるんです。今金町も他の町も、基本的には振り込みの用紙を、振替用紙を送っていただくというやりとりをするわけでありますけれども、そういう多くの方々が使っているのは、カード決済できる。そのカード決済は、先ほど言った仲介している業者が中に入っていただいて、今金も以前から課題になっています。コンビニで町の税金を納めることができないかどうか。できるんですけれども、そのためにはコンビニさんとの機械を買ったり、あるいはさまざまな手続を、契約をすると。当然手数料も取られるわけですから、その辺をどう考えながら、加味しながらやっていくかという課題になるわけでありますが、やるとすれば、そのことを前提にしていかなければいけないという課題があると。これについても、できないわけではないし、時代背景的には、先ほど言ったように、全国310件から四百数十件になっているわけですから、そういうのを取り上げておりますので、私としても、まち全体の納め方の手法もぜひこの機会に考えていきたいと思っていました。加えて、この担当でありますけれども、基本的には機構改革含めて、課の規則の一部改正をしているわけでありますけれども、そういうところの窓口を一本設けていきたいなということが、今回のねらい、視点であります。ただ、他の事務的な要素の中で、それは動かす方の仕組みとしては、議員おっしゃるとおり、例を挙げていただきましたけれども、まちづくり推進課の部分の中で私はやっていきたいと思っていますが、事務そのものは、納税ですから、納税の寄附行為ですから。奥尻町もそうです。総務課の管財係だとか、今金町も総務課の方で担当していました。その辺の流れは上手に、役場の場内の話ですから、その辺はクリアできるのではないかなと。ぜひ努力してまいりたいと思います。

議員の質問 4番 向井孝一

若干具体的な話もしていただきまして、中身は希望が持てるかなというような気もしておりますが、私はやはりここで町長と私の議論で終わるのではなくて、きちっとこの政策を推し進めるような、本当に具体的なものを近々出していただければというように思います。それで最後の質問なんですが、私はやはり今金町は海がない、本当にそういう意味では特産品にちょっと見劣りする地域かなというような思っていますが、しかしながら、農業やいろんな部分で、例えばアスパラなり地酒の部分もあります。やっぱりそういうある物をきちっと活用しながら、町外に向かって発信していくということが、将来的にはリピーターの増員にもつながるだろうし、特産品を見て、やはり一度は今金町にも来たいと、そういう人も全国には居ると思いますので、いまいろんな意味で、定住だとかいろんなことが叫ばれておりますけれども、町長が掲げる集大成の4年間ですばらしいまちをつくるという、そういう考えのもとにも、ぜひこの事業については積極的に取り組みながら、地場産のものを活用して、振興策にもつなげていただきたいということをお願いしながら、私の質問を終わりたいと思います。

町の答え 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)

議員もおっしゃっていただきました。私も非常に進む立場の中でちょっと悩ましい部分が、議員おっしゃったように、さまざまと返礼する物の数が少ないという認識は私どもとっております。ただ、少ないながらも、議員がおっしゃったように組み合わせでもって幾らでも可能なわけでありますから、その組み合わせを上手につくっていくことが必要ではないかなと思っています。きょう、手元に私、判こを押して決裁しました、ふるさと納税の給付費の申し出がありました。東京の方です。公表も何もなしにしていますけれども、3万円いた。 、 。 、 、だいた決裁をしました この方は 何回もリピーターであります ただ 額的には今金町にかかわる方の額が非常に多いんですけれども、件数的にはリピーターというのは20数件しかございません。27件がリピーターで、町の出身者、私が知っ、 、 、ている範囲内 名前が変わるとわかりませんけれども 私が知っている範囲内では町内出身者が約6名、リピーターで毎年のようにいただいている方。それから、そのうち今金町内の方が、ふるさと納税という形でもって納めている方が毎年1名おります。そう考えると、トータル的には、金額の額で言うと数段に町出身者の方々の応援があるわけでありますけれども、その辺も含めて、もっともっとリピーターを増やしていくような、他のまちも話を聞きますとリピーターが増えてきているということがあります。それは非常にチョイスしやすい、あるいは一回やってしまうと流れができてくると。あと新しい制度の中で、5回までできると、一つのまちも含めて、他のまちも含めて5件までできるというような新しい制度ができましたので、そういうものもできたということを上手に生かしながら、何とかできる体制づくりに努力してまいりたいと思います。

議員の質問 4番 向井孝一

どうもありがとうございました。

出典:今金町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月15日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる