福島町議会 令和2年度定例会9月会議 2020年9月16日
岩部・浦和地区への公衆トイレ設置について
- 聞いた人
- 川村明雄 議員
- 答えた人
- 町長 鳴海清春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 川村明雄
通告に従い、一般質問させていただきます。岩部・浦和地区への公衆用トイレ設置について。浦和、岩部地区にある現在のトイレとその対策について過日、文書質問を行い、回答を戴いたところでありますけれども、今般、一般質問を申し上げます。両地区のトイレ設置の目的から、今日においてはその役割を果たし終えたとの判断は理解できますが、時代が変わり、観光的要素が強まっていて、その目的が大きく変化している現状にあると推量しております。特に来町者の数の変化が顕著である岩部地区の現況と今後の見込みを勘案するとき、公衆用トイレの必要性は必須であると思います。両地区において、特に女性や子どもさんが民家を訪れるトイレ借用者の現実や、民間企業者のトイレ提供をしていた期間の状況をお聞きしますと、今後の困惑は明らかであります。是非設置の方向での対策を願うものであります。町内の公衆トイレの維持管理の一助に、チップ制などの導入を提案申し上げたこともございますが、横綱ビーチにおける清掃協力金のこれまでの状況はどの様になっておりましたでしょうか。併せてお聞きいたします。
町の答え 町長 鳴海清春
川村議員のご質問に、お答えいたします。両地区に設置されているトイレについては、岩部地区は昭和51年、浦和地区は54年に建設され、それぞれ築44年と41年が経過し、老朽化が激しいことから今年度解体することとしてございます。ご質問の新たなトイレの建設に関しましては、岩部地区については昨年から本格的に運航を開始した青の洞窟などを巡る岩部クルーズが大変好評を得ており、利用者に対して岩部交流センターのトイレを利用していただいております。クルーズ船運航以来、岩部を中心に新たな観光客の入込みも多くなっており、多方面に注目されている状況を鑑み、新たなトイレの必要性は認識しております。当岩部地区は、総合的な構想を計画していることから、トイレについても、その中で検討されるものと考えております。なお、浦和地区に関しては、新設する考えは持っておりません。次に、横綱ビーチにおける清掃協力金の状況についてですが、過去3年間の実績では、平成29年度が2万6千円、平成30年度が4万1千円、令和元年度が5万5千円となってございます。なお、令和2年度は新型コロナウイルス感染症対策のため開設期間を短縮したこともあり、協力金はいいただいておりません。
議員の質問 5番 川村明雄
岩部地区については、総合的な構想を計画しているということで、トイレがその中で検討されるということでございまして、可能性は十分という風に捉えてよろしいかと思います。それでよろしいですね。それで、大体いつ頃ぐらいに計画されるか。そこのところを、もし年度まで分かれば教えてください。
町の答え 町長 鳴海清春
岩部地区のトイレの関係でございますけれども、基本的に今、町の作業といたしまして、令和3年度の予算に向けて総合開発計画のローリング作業を行ってございます。また、今般も議会の中でもコロナ対策を中心にやらせていただいておりますけれども、例年でありますと、この11月から12月にかけて新年度予算の関係のローリング作業が始まりますので、そこの中で我々としては来年度、岩部地区の活性化の基本計画をできれば作りたいということの予算計上を審議会含め議会の方にお願いしたいと思ってございます。私は、やはり今、岩部地区が、今年もかなりコロナの関係で影響は受けましたけれども、相当数利用客を見ますと、連日、凪の日は満席の状態で運航しておりますし、また、そういった方々が青の洞窟が大変素晴らしいという発信をされて、かなりテレビ報道も含めてですけれども、全道含めて全国に情報発信されているんではないのかなと思っています。私どもとしては、やはり単発的な計画を、どちらかと言うと行政はあまり全体を俯瞰しないで、その時々にこれまでやってきた経緯がありますので、私としては、できれば岩部地区、本当に海があって川があって山があるという情景が素晴らしい中で、それを壊さない形でどう総合的に整備をしていって、最終的にそこに人を呼び込むかということをできれば考えていきたい。そしてまた、都会から来る人達にしっかりと癒しを与えられるような地区を造っていきたいということがありますので、まずは本当に全体計画。例えば、じゃあ子ども達が川に入るにはどうしたら良いのかとか、例えば海。この前も私も孫を連れて行きましたけれども、岩部の漁港の中を、今、実際、漁港を利用されているのは石川さんぐらいしかいないんでありまして、漁港は避難港ではありますけれども、我々が水産で整備計画を作った時とは大分時代が変わってきましたので、大変子ども達が泳ぐには安全に泳げる状況がありますので、そういったものを含めて、どうそこに来ていただいて、どう滞在して楽しんでいただくかということが求められるんだと思っていますので、そういったものを町としてはできれば総合的にやっていきたい。当然そうなりますと、今度、町だけの事業では済みませんので、例えば北海道に色んな形で協力をいただく、国の関係で協力をいただく。例えば漁港一つとっても、今、漁港にトイレを造ろうとしても、あそこは漁港用地なり背後地がまた、多分、北海道さんの管理とか色んな管理がありますので、そういった調整が必要ですし、当然、道立自然公園でありますので、そういった所に物を造るということになりますと許可が必要になりますので、そういったものを含めて、まずはしっかりした総合的な絵を描いて、その中で計画年度を組みながらやっていくというのが理想ではないのかなと思っていますので、まずその絵をできれば来年予算をいただいた中で、自分としてはやっていきたいという思いがあります。今、そういった形の中で総合開発計画の中にも少し位置付けをしていただいて、また議会と協議をしていきたいと思ってございますので、年度については、それ以降についてはまだ未確定でありますので、まずはしっかりした町としての全体の考え方を集約できるような予算をいただきたいなという風に考えているところであります。
議員の質問 5番 川村明雄
冒頭の答弁で、令和3年度へということだったから、令和3年度に向けてと思ったんですけれども、そうでなくて、基本計画をまず令和3年度で組んで、そして、そのトイレの部分が何年度になるか。早ければ翌年度ということになるのかどうか分かりませんけれども、今、町長が言うように、漁港内であれば道との調整を取らなきゃならないという、そういうこともありますから、なかなか短時間にはいかないかもしれません。そういう中で、今、交流センターを使ってくださいと言われても、青の洞窟に行った方々は使えるんだろうと思うんですね。ところが、青の洞窟に乗れなかったという方々。あるいは青の洞窟関係なく、町でも町長が頑張って全面広告を出しましたから、あの後やはりコロナ禍の今年であっても、遠い車のナンバーを付けた方々がやっぱり入っているんですね。ですから、そういうクルーズ船に乗らなくても来ている方がおりますから、これでコロナ禍が無くなった、終息した段階ではかなり一般の来町者が増えることが見込まれるということになると思うので、そういう人方が来た時、男性であればその辺にしておけと子どもにも言えるかもしれませんけれども、女性なんかの場合は実際に岩部の町内会の人の家に貸してくださいと来たという事実もある。そういうことから考えれば、やはり町内の方も、建てるまでの間、最低、仮設トイレだけでも置いてほしいなという希望もありますので、申し上げておきたいと思います。そういうことで、町長の岩部に対する考え方は分かりましたので、よろしく進めていただきたいという風に思います。それと、答弁の前段で老朽化が激しいと。これは40年も50年近くも経ちますと、岩部の場合は分かります。それで、浦和の方なんですけれども、私の見た限りでは、コンクリートブロックだし、すごく頑丈で今にも壊れそうな感じではないんですよね。そして、天井部分は木を使っていますけれども、腐食しているという感じでもない。どこからこの老朽化が激しいということなのかなと思って見ているんですけれども、便槽は見れませんから、分かりませんから、便槽がもし駄目だということであれば、便槽を取り替えるような形、あるいは隣の敷地に引いていくというようなことができれば、まだ使える施設だなということと、浦和でもやはり民家の方が、砂を付けて来て、そしてトイレを貸してくださいと言うと非常に困るんだという意見。砂を付けて来るということで、ほろってどうぞということらしいんですけれども、そういう現実があるということなものですから、やっぱり今のトイレは頑丈だし、それを活用できるところまで活用するという方策はないものかなという風に思うことと、あそこは岩部まで行く間に誰もトイレだと町外の人は分からないですね。ですから、通り過ぎてしまうと思うんですけれども、道路に向かって建てている塀を塗装してトイレとか何とかって表示すれば、十分役目を果たすということになると思うんですよね。その辺は町長どのようにお考えでしょうか。
町の答え 町長 鳴海清春
トイレにつきましては、川村議員よくご存知だと思いますけれども、これまでも町は色んな形でトイレを整備させていただきました。極端にいくと松浦の方から始まって、今、言った浦和、岩部、さらにはタタミの方にも岩部の憩いの家がありましたので、そういった形の中で整備をさせていただきましたけれども、やはり年々利用の頻度も含めて形態が変わってきているんだろうという風に思ってございます。そして、今、確かに色んな所を旅行してトイレが無くて苦慮することはあるんだと思ってございますけれども、今、我々の方向性としては、やはり反対にトイレもあればいいというか、言い方がちょっと失礼かもしれませんけれども、トイレが少し町の印象を崩すことも結構ありますので、あまり古い物をそのまま放置とは言いませんけれども、管理はしながらやっていても、やはり訪れた人にとってみては、その町の印象が変わることも結構ありますので、我々はできればなるべくこれからは少し今の時代に合ったトイレを設置していくことが、私はやはり町のイメージの中でも大切なことではないのかなと思っておりますので、できれば今、古い物については逐次壊していく。やはり当然、傷みますと、その設置場所自体がほとんど海岸線にありますので、台風シーズンとか色んな形でトタンが飛散したり、そういったことが発生しますので、今、従来あった物については一定程度目的を終えたのかなということで、議会の承認もいただきながら、今年予算として解体を計上させてございますので、そこについては理解をいただきたいなと思っています。浦和については、確かに従前、今、船揚げ場の後ろの方にありますけれども、どちらかと言うと、我々、水産を担当した時もそうですけれども、漁港の中に一時仮設トイレを置いて、主には例えば昆布干しの作業をしている人方が急を要したときに使えるようなものとか、あと色んな工事が入っていますので、そういった中で使うということがありましたけれども、今、多分その仮設についても撤去されているのかなという気がしてございますので、そういった中で浦和も私ちょこちょこ行かせていただきますけれども、夏場に大挙して家族があそこでキャンプを張っている姿をよく見ます。多分その方々は浦和に縁のある方々ではないのかなと思っていますので、特にトイレに苦慮していることはないんだと思いますけれども、なるべく有れば越したことはないんでしょうけれども、やはり町の財政、色んなことを考えた時に、あちらにもこちらにもということにはならないんだと思ってございますので、岩部については、今、必要需要が多分高まっておりますので、そこについてはしっかりと観光客が来ても恥ずかしくないようなものを造っていく必要性はあるのかなという気がしてございます。ただ、岩部についても現在、従来の会館であれば管理人がほとんど常駐していなかったんですけれども、今、クルーズが運航している間は工房さんの職員がおりますので、そういった所で綺麗なトイレは使えるような環境を整えておりますので、そういったことをまず活用していただいて、あまり福島に来ていただいた方に反対に悪いイメージを与えないようなことをやっていきたいし、できれば今言ったように、ちょっと再編をさせていただいて、本当に必要な所にしっかり造っていきたいという風に思っております。
議員の質問 5番 川村明雄
町長の考えは分かりますが、岩部の方は、やはりクルーズ船に乗る人方はいいわけですけれども、クルーズ船の就航が見合された日、荒れる日、天気が良くても波があってクルーズ船が出せないという場合もありますし、インターネットでトイレのある場所を聞くと、知内なんかは出てきますね。福島の一定の所しか出てこないというのがありますので、やはり岩部の交流センターにあるトイレが使えますよというような感じになればまた良いんでしょうけれども、だけど24時間トイレでないから外からは使えないし、誰かセンターにいないと借りることができないですから、そういう人方が困るなと。だから、町内会でも、今のトイレを取り壊しても仮設のトイレを置いてくれれば良いなという希望がありますので、そこのところをやはり吟味していただきたいなと思うんですね。それと、もう1つ、浦和についてですが、あちこちにいっぱいなくても十分使命が果たされるということであれば別ですけれども、せっかくある今のトイレを使おうと思えば使えないわけでないと思うんですね。男性の方だけだったら使っている日もあるような汚れ方をしている所もありますけれども、もう一度見て、そして、確かにドアなんかは1枚戸の所は取り替えなければならないでしょうけれども、状況をよくもう一度見て、その上で判断してほしいなという風に思うんですよね。本当に取り壊しするということであれば、取り壊して、そして、その後にシーズンだけでも仮設の物を置くという格好も考えてほしいなという希望があります。あと、漁港の方にも、ある業者が置いているのか、仮設のトイレが1つ置いていますけれども、それで漁港の方は十分間に合うんだということであれば、こちらの方のトイレも取り壊して仮設を置くんであれば、仮設をどこに置いていますという表示することによって、来町者に対しての親切だということが分かるんでないかなと思うんですね。そこのところは町長もう一度検討してほしいという風に思います。それから、横綱ビーチの清掃協力金ですね。3年間で、これは単純計算すると1人100円とすれば、100円ぐらいの額を置いている人がいるのかどうか分かりませんけれども、平成29年度の260人、次の年が410人、3年目は550人という単純計算になるわけですけれども、やはりどうも大変ありがとうございましたという感謝の念が広がって、そして、こういう数字になったのか。やはりだんだん協力者が多くなるのかなという風に考えますね。言うなれば、チップ制みたいなものですよね。私は過去に福島町の町内のトイレを色々、センターから横綱記念館から新緑公園から、それら申し上げたことがあるんですけれども、やはり清潔に保つということは、使う人もありがとうございましたという何某かのチップを置きたいようなトイレになれば、なお良いと思うんですね。岩部なんかは特に、こういう所にこんな良いトイレがあったということで、ありがとうという感謝の念を育てるような、そういう精神風土に変えていく。そういうことがあれば、子どもの教育にも繋がっていくということになると思うんですけれども、浦和の件も含めて、いかがでしょうか。
町の答え 町長 鳴海清春
トイレについては、まずしっかりと川村議員の方も、我々としては今年の予算に壊すという予算を計上して了解をいただいていますので、そこのところの議論であれば別でしょうけれども、一度議会の中で議論が終わっているものを質問されて、私もどうなのかなというのがありますので、そこはまずご理解をいただきたいなと思ってございます。そして、教育につきましては、本当に色んな形で例えば我々、これは水産等を担当した時に当時の村田町長と私が水産係長で、こういった物を造りたいということで走りとしてやらせていただきました。その時は、もう乙部の元和台なんかでやられて、青森の方も視察に行ってきましたけれども、そういった中でやはりある程度、町の経費を丸々かけるんではなくて、来た人方にも少し清掃、綺麗にしていただくという、使うに当たって協力をいいただきたいということで協力金をいただいてございます。ただ、じゃあそれが即そういった町の財源に寄与するほどあるのかと言うと、利用者そのものも今大体8千人とか、そういう人数でありますので、そんなにしっかりした財源ではないんですけれども、ただ、私はやはり来た人たちに対して、町としては気持ち良く使っていただきたいという、そういった思いを伝える1つの手法として、私はその協力金というのはあって良いんではないのかなという風に思ってございますので、また、そこのところについては、今年は少しコロナ禍の中で時間も期間も短くさせていただきましたけれども、ただ、やはり利用されている方は多少時化でも、ちょっとした波があっても福島に来れば安心して泳げるんだという声をよく聞いてございますので、子どもさんを連れて来ても福島の海水浴場については安心ができるという声もいただいていますので、そういったところをしっかり町としても整理をしていきたい。ただ、やはり施設そのものが北海道の本来的な施設でありますので、そこのところを我々が使わせていただいているという形になりますので、そういったところについては道ともしっかり連携をしながら、なるべく来ていただいた方に気持ち良い環境を整えていきたい。そのように思っているところであります。