八雲町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月8日
インフルエンザ流行による学校・学級閉鎖の原因と今後の対策
- 聞いた人
- 岡島敬 議員
- 答えた人
- 町長 岩村克詔、教育長 田中了治、保健福祉課主幹 鈴木郁美、保健福祉課長補佐 佐藤哲也、副町長 吉田邦夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 岡島敬
それでは、2つ目の質問ですが、インフルエンザ流行による学校・学級閉鎖の原因と今後の対策は?ということで。厚生労働省は今冬のインフルエンザ総合対策を取りまとめ、国や地方自治体がインフルエンザ対策に取り組むとともに、広く国民の皆様にインフルエンザに関する情報を提供し、インフルエンザ予防対策の徹底、適切な対応を呼びかけることといたしました。しかし、この冬、インフルエンザの大流行に伴い、残念ながら当地域の小・中学校では学校・学級閉鎖の措置をとっているところもありました。八雲町においては、八雲総合病院感染対策委員会を母体とした「YIC-Net」は、八雲町内はもちろん、近隣市町村の病院、高齢者施設、保育所(学童保育所を含む)、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、役場保健福祉関連部門、教育委員会と多岐にわたります。これらの施設間で情報をリアルタイムに共有することで、インフルエンザやノロウイルス等の感染拡大を阻止しようという試みで結成・活動をされています。そんな中、各部署との連携はしっかりとれているのか。学校・学級閉鎖へ至った原因とこれまでの取り組み、今後の感染予防対策の取り組みをお伺いいたします。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
岡島議員の2つ目のご質問にお答えいたします。八雲町としましては、インフルエンザが流行する時期を見据えて、毎年 12 月号の広報に「インフルエンザの症状について」や「予防法」、「感染してしまった際の対処法」、「他者への感染防止の対策法」、「正しい手洗い方法」についての記事を掲載し、インフルエンザに関する知識の普及啓発を行っているとともに、同じ紙面を利用して、八雲町感染対策ネットワークが発信しているブログやメールマガジンについての紹介を行っております。また、年齢問わず多くの町民の方々が参加する「全町一日健康の集い」に、正しい手洗い指導のコーナーを設置し、実技指導を通して感染予防の知識の普及を図っております。さらに、今年度は、自身の感染症予防と来庁された町民の方々への感染対策として、役場職員を対象に手洗い指導を実施するなどして、インフルエンザ等の感染対策に取り組んでおりますので、よろしくお願いいたします。
町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)
議長、教育長。
町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)
岡島議員のご質問に、私からお答えいたします。今シーズンのインフルエンザは、全国的に過去最多の患者数を記録するなど、大流行しており、八雲町におきましても学校閉鎖を実施した学校が2校、学年閉鎖を実施した学校が1校1学年、学級閉鎖を実施した学校が2校8学級に上っております。教育委員会といたしましては、これまでも校長会・教頭会を通して、インフルエンザの感染予防と蔓延対策について、万全を期すよう各小中学校に対して指導してきており、各小中学校では手洗いやうがい、マスク着用の励行指導、消毒液の配置、保健だより等による家庭に対しての情報提供などの感染予防対策を実施してきたところでございます。また、八雲町感染対策ネットワーク(YIC-NET)におきましても、教育委員会、八雲小学校および八雲中学校などの加盟団体は、研修会や講演会への参加のほか、会員用グループウェアを利用しての感染状況の情報提供・情報共有を図ってきたところでございます。しかしながら、先程申し上げましたとおり、町内の小中学校でも多くの罹患者が発生したことから、現在、今後の感染予防対策を検討するため、罹患者が多数発生した八雲小学校および八雲中学校の全児童・生徒および全教職員を対象として、インフルエンザ罹患の有無や、インフルエンザワクチン接種の有無等のアンケート調査を実施しているところでございます。今後、このアンケート調査結果を分析し、学校医等の協力を得ながら、感染が蔓延した原因究明と感染予防対策を検討するとともに、保健福祉課や八雲町感染対策ネットワーク加盟団体とも情報共有を図りながら感染予防対策を推進していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 1番 岡島敬
議長。
議員の質問 1番 岡島敬
まず、1つ確認したいんですけれども。このインフルエンザの予防に関するマニュアルといいますか、指針というのがあるのかを確認したいと思います。それから、平成 26 年度の 11 月に新型インフルエンザ等対策行動計画ということで計画も立てられておりますが、これインフルエンザ等になっていて、これが新型以外のインフルエンザにおいても、この行動計画というのは活かされているものなのでしょうか、その点についてもお伺いいたします。
町の答え 保健福祉課主幹 鈴木郁美
議長、保健福祉課主幹。
町の答え 保健福祉課主幹 鈴木郁美
まず、インフルエンザのマニュアルということなんですけれども。町としてのマニュアルは新型インフルエンザ計画というふうな計画は作っているんですけれども、それをもっと具体化したマニュアルというのは、まだ作成に至っていないというのが事実です。ですから、新型インフルエンザ計画を実用的に使用してはおりません。
議員の質問 1番 岡島敬
議長。
議員の質問 1番 岡島敬
まずその新型インフルエンザ等対策行動計画では活かされていないというのが実態で。あとは教職員に対してというか、学校自体にもその手洗いの習慣だとか、感染予防策の理解だとか、その辺、マスクの着用だとかワクチンの基礎知識だとか、その辺についての重要性等とかを含めたマニュアルなんかというのも無いということなんでしょうか。それはあくまで学校医というか、そういう指導のもとでという形になるんでしょうか。
町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)
議長、教育長。
町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)
町内統一したマニュアルということではなくてですね、このインフルエンザの先ほど言いました時期になりますと、例えば政府の広報であるとか、文部科学省からの通達等が発出されまして、それに基づいて各学校で指導を行うと。また、養護教諭さんがその壁面を利用して今述べましたような手洗いの励行、うがい・マスクの着用の励行、また実際に手洗いの仕方等をですね、そういう実技指導等もされておりまして、これはいずれの学校も同様の指導を行っていると、このように理解をしております。
議員の質問 1番 岡島敬
議長。
議員の質問 1番 岡島敬
一応、それぞれの学校統一したマニュアルはないけれども、それぞれの学校で同じことをやっているということなんですけれども。だったらマニュアルがあっておかしくはないのかなと思うんですけど。作った方がいいんじゃないのかなという理解なんですけど、それが同じことをやりながら無いということは、どういう理解をしたらいいんでしょうか。
町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)
議長、教育長。
町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)
実は、私自身はこの場にくるまでは、この対応マニュアルは学校に存在していると、そういう自覚をしておりました。で、課長に確認をとりましたら、全町統一したものはまだ無いということでしたので、毎年、養護教諭さんの組織の活動で白書等も出していただいております。そうしたことから、是非ともですね、これは町を統一して各学校のマニュアルがあった方が望ましいと考えますので。現状をよく把握してですね、そういうマニュアルがない場合には正式に作ってまいりたいと、そういう考えでおります。
議員の質問 1番 岡島敬
議長。
議員の質問 1番 岡島敬
あと、それと文厚の中で中学生のインフルエンザのワクチンの接種助成ということで、政策提言をしております。また、高齢者については町としても 65 歳以上の方は接種できるということなんですが。今後、このワクチン接種助成について町の考え方は、どのように考えているのか、お伺いいたします。
町の答え 保健福祉課長補佐 佐藤哲也
議長、保健福祉課長補佐。
町の答え 保健福祉課長補佐 佐藤哲也
助成についてですが、町内の医療機関の体制なんですが、ワクチンの接種する時期というのはだいたい皆さん同じような時期で、現在でもかなり接種に関して医療機関が対応できていないというのを聞いておりまして。その辺から、今時点ではすぐに助成するのはいかがなものかなということでちょっと考えておりましたが、ちょっとその辺も踏まえながら現状を再確認して、今後その辺も検討してまいりたいと思います。
議員の質問 1番 岡島敬
議長。
議員の質問 1番 岡島敬
今医療機関の対応も含めて検討しているとの話でしたので、是非、前向きに考えていただきたいと思います。で、今回のその学級閉鎖、学年閉鎖、学校閉鎖で、授業時間等ある程度カリキュラムには余裕を持たせているのかなというふうには思っているんですけれども。そういう学校閉鎖、学年閉鎖、学級閉鎖等によって学校行事だとか、学習指導要領で定められた時間の確保等については、その辺はどのような影響というかですね、大変その辺に苦労している学校が続出しているというお話も伺っているところもありますけれども。当町においてはどのような状況なのか、ちょっとお伺いしたいと思います。
町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)
議長、教育長。
町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)
教育委員会としましても、この時期に学校閉鎖ということで、一番懸念されたのは年間授業時数が確保できるかということでありまして。とりわけ卒業生に対する授業時数。かつて道立高校で年間授業時数が履修されていないということで大きな問題も生じたわけですけれども、学校に対して確認をとりましたところ、授業時数の確保には影響がないということで胸をなでおろしましたし、どれだけ中学校で広がるかというふうな心配もしたんですけれども、受験期でもありましたので心配もされましたが、影響なく受験の方にも向かっていけたという報告もいただきまして。そういう面では、結果的には安心して終えられたというふうにして思っております。
議員の質問 1番 岡島敬
議長。
議員の質問 1番 岡島敬
あと、ちょっといろいろ調べていくと、この予防接種だとかについては、今スマートフォンだとか携帯だとかパソコン、タブレット等で対応するサービスでやっているところがあるということで、練馬区では子育てサポートナビということで予防接種のスケジュール管理や感染流行の情報発信だとか、こういうものがスマートフォンなどで提供されて、今その練馬区では約1万 7,000 名くらいの方が登録されているということで、こういうサービスをやっている自治体もございますが。非常に今、若いお母さん方は当然スマートフォンだとかを利用されて情報共有されているということなんですけれども。この辺について町としても検討だとか、認識だとか、その辺あるのかどうか、ちょっとご確認したいと思いますけれども。
町の答え 副町長 吉田邦夫(副町長は2019年3月まで)
議長、副町長。
町の答え 副町長 吉田邦夫(副町長は2019年3月まで)
スマートフォンとか、練馬区の方でいろんな多種多様な情報を流しているということですが、情報共有という面からすれば、多種多様な手法によりましてお母さん方に情報を流すということは大変有効なことだと基本的には思います。それで、いろんな手法がどれくらいのコストで出来るのかということも含めまして、町でも検討はしたいと思っております。
議員の質問 1番 岡島敬
議長。
議員の質問 1番 岡島敬
最後になりますが、まとめということで、残念ながらインフルエンザに対する共通のマニュアルも含めて、またその新型インフルエンザ等行動計画も活かされていないというのが実態だということですので。これらをまずはしっかりと現状の評価と今回大流行したということで、現状の評価と脅威の評価、感染流行前を含めた対策の立案と実行ということで、しっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。そういう感染対策活動の監視とその評価をしっかりと行っていかなければ、やはりみんなが元気で、学校のスケジュールも含めてですね、決まった活動が出来なくなっていくということになりますので。このインフルエンザ対策ということをしっかりと再考していただけるよう申し上げて、質問を終わりたいと思います。