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八雲町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月6日

八雲町のまちづくりを担う人材育成について

聞いた人
水野博美 議員
答えた人
町長 萬谷俊美、総務課長 川崎芳則、社会教育課長 佐藤真理子、副町長 竹内友身

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

初めて質問出させていただきます。緊張してます。どうぞよろしくお願いいたします。八雲町のまちづくりを担う人材育成についてです。まちづくりは、人づくりと言われています。八雲町においても様々な職員研修や、まちづくり人材育成のため、各課で様々な取り組みをされていると思いますが、その現状と課題を教えてください。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

水野議員の1つ目の質問にお答えいたします。最初に職員の公務に必要とされる人材育成の取組についてですが、現在の地方自治体を取り巻く情勢として、少子高齢化の進展、生産年齢人口の減少、ライフスタイルの多様化、デジタル社会の進展等により環境が大きく変化する中、これらに対応できる職員の育成が急務となっております。また、人材育成に加えて、人口減少に伴う人材確保、職場環境の整備、デジタル人材の確保においても喫緊の課題と捉えております。職員研修の取組としては、法制執務や公務員倫理、メンタルヘルスやハラスメント等の労務管理に関する内容など、公務職場の職員として必要なスキルに係る研修については、総務課が企画し、外部講師を招いて庁内研修を実施しております。所属する業務に必要な専門的な知識・技能を習得するための専門研修については、各所属部署が計画的に研修を受講しているところであります。人材育成における課題を整理するため、現在、人材育成確保基本方針の策定に向け、職員に対しアンケート調査を実施したところであります。アンケートで見えてきた課題の1つとして、課長級まで昇任したいかの問いに対し、昇任したいと回答した職員が 182 人中 25 人、13.7%の割合と低い結果でありました。昇任したくないと回答した理由で一番多かったのは、能力に自信がないで 48.3%の割合で一番多く、次いで、職責と給与等の待遇が合っていないと回答した方が 17.2%の割合でした。昇任意欲がないと仕事に対してのモチベーションも上がらなく、研修効果も期待できないと考えており、昇任意欲を向上させる取組について検討が必要ですが、今後、若手職員と意見交換を行っていく計画でありますので、職員が感じている思いや不安、どのように成長していきたいのかなどを聞き取り、ボトムアップし、人材育成確保基本方針に反映していきたいと考えております。次に町民に対するまちづくり人材の取組ですが、人口減少やニーズの多様化が進む中では、行政主導によるまちづくりにも限界があると考えておりますので、今後はますます、町民との協働による行政運営が必要になってくるものと感じているところです。また、まちづくりと言いましても多岐にわたるため、町としてはそれぞれの産業や分野に関わり、実情を良く知る所管課が主体となって、当該産業・分野で活躍する町民の中からまちづくりのリーダー的存在となる担い手を育てていくことが必要であると考えているところでございます。そして、人材育成の方法につきましても様々な方法があると思いますが、基本的には、町民がまちづくりに関われるような機会やきっかけを多く作っていくことが大切であると考えており、さらに、幅広い世代や価値観をもった方々が参加できる環境とネットワークづくりにも努め、町は行政と町民の双方の視点をもって一緒に考え、グループの主体性や活性化が図られるようサポートしながら成果や実績を築き上げるよう経験を重ねていくことで、まちづくりに関わる町民の意識の高揚と人材の育成に繋げられるものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

ありがとうございます。なんか、アンケートの調査から向上意欲があまりにも少ないことにとっても驚きました。でも、たくさんの課題の中から、町民と一緒にやっていきたいみたいな言葉を聞かれてとっても安心しました。それで今、課題は分かりました。まちづくりにおけるというか、このたびの町政執行方針より、人材は組織の基本であることから、職員のモチベーションアップと能力向上を目的とし、職員研修を充実させ組織の活性化を図りながら、職員のやる気能力向上に努めてまいります、という言葉が書かれていました。前町長は、令和7年3月の定例会総括質疑の中で、社会教育を中心に人作りをしていきたいというお答えがありました。今回の町政執行方針からは目的がわかりましたが、あまり具体策というか、もっとこういうふうにしていきたいみたいなものがあまりよくわからなかったので、例えば具体策みたいなものがあれば、もっとわかりやすいお言葉でこういう研修をやりたい、こういうふうにやりたいっていうものがあれば、短くすいません、わかりやすいようにご説明いただけると助かります。よろしくお願いします。

町の答え 総務課長 川崎芳則

議長、総務課長。

町の答え 総務課長 川崎芳則

職員の公務に必要とされる研修の部分については、先ほど町長からご答弁させていただいた部分なんですけれども、実際これまでやってきた具体的な研修の内容としては、一昨年令和6年度になりますけれども、例えば外部講師を招いたハラスメント研修であったり、管理職、課長補佐職、係長職を対象としたリーダーシップ研修など、そういった研修を行っております。具体的には、実績では 76 名の参加がございました。また、町村会のほうでも行っております新採用職員。これは採用1年から2年目の職員になりますけれども、そういった方を対象とした初級研修ですね。あと、3年から5年を経過した職員を対象とした、中級職員研修、さらには北海道職員研修センターが主催する個別研修といった、そういう研修を行っております。今申し上げた部分については、あくまでも公務員としての倫理としてのそういう基礎的な研修を実施しておりますけれども、現在のところ、まちづくりに対するそういった研修というのが、実際のところ取り組みはまだされていないというのが現状でございます。以上でございます。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

ありがとうございます。町政執行方針にも書かれていました。今もご答弁いただきました、職員のモチベーションアップと能力の向上は大切で、職員きっとそれぞれ皆様日々努力していることと思いますが、やっぱり今もおっしゃられたように、まちづくりの研修がされていないと。行政職員はやっぱり仕事をこなすだけでなく、地域から離れないことや町民との関わりが大切だと思います。まちづくりの人材は、地域に入り込み、住民の主体性を引き出しながら伴走できる職員や、机上の研修だけではなく、町の産業体験など現場で住民と一緒に汗をかく仕組みを人事評価や研修制度に組み込んでいただきたいなと考えます。例えば、先日十勝の浦幌町の協力隊の方が講演していただきました。浦幌町は協力隊を雇用している一般社団法人に育成事業を委託して、町内合同企業研修として、役場、JA、乳業会社、林業など、浦幌町に就職した1年目の職員が農業や林業などの町の産業体験をするなどプログラムをこなしていくことで、研修を受けた職員同士の横の繋がりができたり、産業体験を通じて浦幌町のことを知ったり、町民と関わり親しくなることで町への親近感に繋がり、町外から就職する方が多いみたいなんですが、町外から就職した人たちが定着する一助となっているとのことでした。また、島根県海士町は半官半 X の推奨ということで、役場の仕事間だけではなく、地域のお祭りや伝統行事、あるいは一次産業の手伝い、エックスに職員が深く関わることを推奨し、実践することで職員が指示を待つ行政マンだけではなく、地域課題を解決する当事者として、住民から信頼を得られているという事例報告があったり、東京中野区では、地域支え合い推進ということで、職員の皆さんが日常生活しているエリアでの担当となって、町内会や NPO ボランティア団体と日常的に接触する仕組みが作られて、そこで現場決済が与えられているので、現場で起きている小さな課題に対して住民と一緒にその場で問題を解決し、実行できる柔軟な姿勢が評価されるという、評価の対象になるという方法も実践されています。他の都市では、住民と関わりながらのまちづくりの人材育成が行われています。八雲町でも現在はまだまちづくり研修されていないと。まちづくりの研修はなかなか難しいということでしたが、八雲町でも町の産業体験を通じた研修や町内会活動とか、スポーツ少年団、文化活動など、まちのことを知り、実際に町民との関わりながらの人材育成について、どのようにこれからしていくのかということを町長のお考えをお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

職員がまちづくりにどう関わっていくのかというところだというふうに思います。職員として、まちづくりを担っていく人材の一人であるから、どういったかたちで住民と関わりを持ちながら、職員としてのスキルアップもしていくのかなということだというふうに思います。実際、職員がいろんな社会教育団体に所属したり、スポーツ団体に所属したり、任意の部分では、そういった活動を通して一生懸命頑張っている職員も多いです。また、町内会活動についても、役員として活動して一生懸命地域の町内会に寄与している職員もおります。その部分は、職務でないものですから、あくまでも個人の考え方で参画しているというものだというふうに認識しております。職務として、あらゆる研修といいますか、まちづくりに関する研修を受けさせるということは可能でございますけれども、現段階ではそれぞれ配属された、例えば産業分野に配属されれば、当然担当する農家なり漁業なり、そういったところに入り込んでそういった実情の体験をしたり、目のあたりにしていろんな部分を知ることができるということだと思います。そういったことで、担当部署の職員としては、そこで産業というまちづくりに関しては勉強をしていくことだというふうに思ってます。それと、教育委員会の社会教育にあっては、担当者がいろんな団体ございますので、そういった行政の担当の中で、いろんな団体との関わりの中で交流したり、そういう行事の運営をすることによって必要性というか、自然と身に付いていくものだというふうに思いますし、当然先輩からも指導されるものだというふうに思いますので、そういった業務を通しての個人の職務としてのスキルアップっていうか、人材育成といいますか。そういったものは当然求められるものであって、個人差も当然あるというふうに思ってます。やはり有能な職員を育てるという意味では、そういった業務の中からもそうですけども、私的な時間でもいろんな人と関わりを持ったり、活動に参画したりすることによって、やっぱり人間として大きく育つものだというふうに思っておりますので、業務の中でそういった体験をできないかということに関しては、今後新人の採用職員については、例えば一時体験をさせるということは当然できないわけではございませんので、そういった第一次産業の体験をするということも、研修の一つとしてできるかどうか部署のほうと相談しながら、そこは検討してまいりたいというふうに思います。まちづくりの特化した職員だけの研修というのはなかなか難しいので、社会教育団体等が主催する、そういった研修会なり講演会があったとすれば、勤務時間内であれば業務に支障ない範囲で参画して話を聞いてくださいというのは当然できますので、時間外については強制できないんで、そういった意味では本人の任意の参加になりますけれども、周知をすることは可能かなというふうに思ってますので、ご理解いただければと思います。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

ありがとうございます。町民と関わりながらというか、今も業務以外のところの部分で関わっている職員の伸びというか、有能な職員というか、確かにプライベートだからそこまで強要できないかもしれませんけど、プライベートでも町民と関わりながら町内活動とかそういうことをしてる方たちというか、してくださってる職員の皆様っていうのは最高だと思ってます。私もそういう方は素晴らしいなって本当に思ってますし、やっぱり仕事だからとか、誰かに言われたから仕方なくやってるっていうよりは、ずっとずっと職員としても信頼がおけるというか、なんか人として成長しようとしてるんだなっていうのがとても伝わってきて、私も本当にそうだと思います。町民と関わりながら町民との距離も近くなって、さっきの海士町ではありませんけど、半官半 X ではないですけど、一町民だけど行政職員なので、町民と一緒に地域の課題に取り組んだり、意見の調整したりと、やっぱりそういう力を身につけたり養ったりっていうのをきっと自然に町民の中で学ぶことによって、だんだん成長していってくれるというか、そういう力を養っていくんだろうなっていうのも思います。町長はさっきもおっしゃってたように、ボトムアップ方式で職員の意見を吸い上げて町政に生かしていくというお考えなので、やっぱり町長ばかりが町民の声を聞くというよりも、多くの職員の皆様が地域に根ざして、もっと幅広い町民の声を町長に届けるっていうかたちのほうが住民感覚により近い町政もできると思いますし、職員力のアップと幅広い町民の声を聞くという、まさに一石二鳥で協働のまちづくりに役立つと思いますので、そこは今後も職員の皆様の時間外はちょっとなかなか厳しいということだったんですけど、仕事だからじゃなくて、やっぱり自分を成長させようみたいな感じで、そういう講演会や事業などに、町民と一緒にできればいいなっていうふうに感じました。ありがとうございます。あとは、今回の町政執行方針の中でも、町民参加による議論と町民、議会、行政が知恵を出し合い、まとめていくことが重要と書かれています。まちづくりは共同で行っていかなければ、この先立ちゆかなくなっていくと思います。前町長がおっしゃってたとおり、社会教育がまちづくりの人材を育てる場であることを考えると人材育成には欠かせないところであり、また、行政に依存しすぎない町民の意識改革、町民も自分たちでやれることは自分たちでやるという、町民のまちづくりに対する意識の向上に社会教育の力は欠かせません。そのために、社会教育の充実が何回も言いますが大事になります。八雲町は歴史的に社会教育が盛んな町であり、地域に根ざし、住民が主体的に地域に関わる力を育てる社会教育として発展してきました。令和8年度の教育行政の執行方針でも、町民自らが主体的に学び、行動する生涯学習社会の実現が掲げられています。しかし、1月に行われた成人の集いや日頃の公民館活動からも住民が主体的に関わるという視点、団体を育てること、町民を育てるという意識が以前よりも残念ながら低いと感じられます。八雲町の社会教育がどのようなことを大切にして取り組まれてきたのか、目指すべき方向は何なのかなど、職員間での共有や研修がどのように取り組まれているのかお伺いします。

町の答え 社会教育課長 佐藤真理子

議長、社会教育課長。

町の答え 社会教育課長 佐藤真理子

社会教育に関わる内容ということで、私のほうからお答えをさせていただきます。まず、議員ご指摘の公民館活動の場や社会教育の場で住民が主体的に関わる視点ですとか、団体を育てることや町民を育てる意識というようなものが以前よりも低いというふうに感じられているということにつきましては、議員がその場面、その場面で感じられたということとして真摯に受け止めたいというふうに思っております。議員がおっしゃるとおり、八雲町では町民が主体的に様々な活動に関わっており、団体活動もそれぞれの分野で行われております。それらの活動に携わる人々が学び、実践し、活動を振り返って新たな活動や人間関係に繋げていくという取り組みを地域に根ざすという視点を持ちながら、これまで長きにわたって継続されてきた結果だと思います。特に青年活動において、地域に関わる活動や学習を通して一人一人が成長を目指すとともに、継続してまちづくりに関わってきたことが現在の様々な活動に繋がってきたというふうに考えております。その点を踏まえつつ、現在の社会教育の取り組みと職員の関わり方と言ってなんですけれども、ちょっと具体的な部分でいくつかお話をさせていただきます。町民側の主体的に関わるということの一つとして、社会教育事業において社会教育団体に主管団体として携わっていただいている事業もございます。その団体と意思疎通を図りながら、町民や地域の課題やニーズについての意見を事業に反映させて事業への参加の働きかけをする際には、団体からも積極的に町民の皆さんに声をかけていただくなど団体の皆様とともに進めていく姿勢について、担当職員と共有を図るよう努めております。また、事業の終了後には、主管団体の皆様にその事業の評価もしていただき、次の開催の際には、それらの反省や課題を振り返りながら進めているところです。団体活動においても、社会教育団体は会の事務局は団体のメンバーが担って主体的に運営を行っていることから職員はその時々の各々の団体の状況に応じながらサポートするという役割であることを共有するとともに、社会教育に関わる職員は、町民の皆様の活動を一番近くでサポートし、ともに進めていく場所におりますので、それらの取り組みに関わりながら、職員自身も人を知り地域を知って、ともに学んでいくことが大切であるというふうに考えております。これら一つ一つの積み重ねが大切であるというふうに考えておりますが、具体的な事業や活動において今の進め方で良いのかどうかということを改めて見直しながら、できることから取り組んでいきたいと考えております。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

ありがとうございます。これからというか、今のまま進めてできることからやっていただくということなので、私も主管団体としてというか、生活団体でお世話になっているので、自分たちも何かできること協力していけることをやっていきたいなって思いながら、お話聞かせていただいてました。あと、現在社会教育主事の募集もしていますが、社会教育主事の資格を持つ人を採用して専門性を高めていくことも必要だと思いますし、異動してくる職員も社会教育に関心のある職員や社会教育活動に参加する職員の配置をしたり、町内会活動で町民に携わる配置職員を配置するなどの工夫も必要だと思いますが、町長のお考えをお伺いします。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

社会教育に配属する職員の人事について配慮ができないかと、活動を実践している方を異動させたほうが効果的ではないかという意味合いかなというふうに思います。最近、職員の採用が思うようにいってないという実情があります。今年も5人採用したかったんですけど、3人に内定出したら、最終的に2人辞退されて1人の採用と、4月1日になっております。人事も大変人を変えたりしなきゃいけないっていう、長くその場所に置くわけにいかないので定期的にやっぱり移動させることが大切だというふうに思ってますし、様々な業務をさせるということも職員としての人材育成に繋がるという観点でやっております。そういった意味で、水野議員がおっしゃるような町内会に一生懸命やってる職員。それから社会教育団体の活動されてる職員を教育委員会のほうに配置できれば一番いいんですけれども、なかなか人の異動の部分に関してはそこまで重視してやることが今の段階でできるかどうかっていうのは、総務課長ともちょっと相談してみないといけないんですけれども、配慮するということはできないわけでもないんですけれどもやっぱり全体としてのバランスがあるので、そこはなかなか思うようにいかないところなのかなっていうふうには思ってますので、ご理解をいただければなというふうに思います。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

難しいということですが、社会教育に必要な資質と能力ということで人と人と組織と組織を繋ぐコーディネート能力とか、人々の納得力を引き出すプレゼンテーション能力とか、人々の力を引き出し主体的な参画を促すファシリテーション能力という能力が必要だそうです。もちろん専門性がなくても、前にもお話したように、やっぱり仕事以外での活動が社会教育に結びつくことが多いと思いますので、協働のまちづくりに真剣に取り組んでいくとするならば、職員の配置についても前向きに配慮というお言葉でしたが、前向きに考えていただくことをお願いしたいなと今改めて思っております。あと、かつて公民館での活動は、自分たちが学びたいこと、やりたいことを自分たちの力でできるように、主事に助言をもらったりすることはありましたが、自分たちで考え実行し、授業が終わると振り返りで原稿を必ず書いて報告書を作成するという流れを積み重ねてきました。現在、町民が学ぶ環境作りとその方法が適切かどうか、お伺いします。

町の答え 社会教育課長 佐藤真理子

議長、社会教育課長。

町の答え 社会教育課長 佐藤真理子

現在の学ぶ環境と学ぶ方法が適切かというご質問についてですけれども、議員が積み重ねてこられた報告書の作成というものは活動を単なる事業で終わらせず、それを振り返りながら個人の学んだことを他のメンバーとも共有して繋ぎ、次に繋げていく取り組みであり活動の大事なプロセスの一つであると思います。文章を書くためには、まず自分で考えることが必要ですから簡単なことではないと思いますが、そのことを通して、ものの考え方を広げたり深めたり、そして意識を高めていくことができるものであると思っております。また、学ぶということに関しましては、講演会や先ほど出ました研修会などで講師から学ぶというものもありますし、事業や活動の中でその目的に沿って、他の団体や町民との関わりや連携など知恵を出し合いながら、よりよい活動に向けて取り組むこと。そして、活動の中でお互いに学び合うということもあると思います。学ぶ環境作りという点においても、まずはそういった事業や活動の場に町民の皆さんに参加していただくということが第一歩でありますが、実際はそこに苦慮していてなかなか人集めが大変になっているという部分も正直ございます。しかしながら、参加した町民の方がここに参加してよかった。また参加したいと思えることがやはり次の一歩と考えており、例えば事業では、できるだけアンケートをとっておりますが、参加した方の率直な感想とともに、町民の皆様がどのような学びを望んでいるのかなどを書いていただくことで、次の参加にまた繋げていきたいと考えております。そして、参加した皆様が更に自ら主体的に関わってみたいと思えるような場ですとか人間関係、また地域でその力を発揮していただく場をどうやって作っていったら良いか、繋げていくことができるかなど事業や活動に関わる団体の皆様とも一緒に考えて、こちらも本当にできるところから取り組んでまいりたいと考えております。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

ありがとうございます。参加人集めに苦慮していると、そこの段階でもう既に大変なんだなということがわかりました。だから、ただ主体的にというか、学ぶ環境作りというところまではなかなか苦慮しているっていう実態があるんだなっていうことは、とてもよくわかりました。しかし、自ら考えて行動する社会教育っていうのは、社会教育の基本中の基本です。自らが学ぶことを繰り返し積み重ねていくことで、周りの雰囲気に流されずに自分の頭で考えて判断したり、その情報が本当かどうかを自分で確かめる力を養うことに繋がっていくと思います。SNS がなくてはならない時代にたくさんの情報があふれる中で、全てを鵜呑みにするのではなくて、何でもやってもらうのが当たり前という受身の姿勢ではない。自分で調べて自分の頭で考えて判断する。そんな学びができるのも社会教育だからです。人集めは大変かもしれませんが、やっぱりそこは大切にしていただきたいなっていうのはあります。やり方は時代とともに変わっているかもしれませんが、社会教育が大切にしなければいけないものは変わらないと思いますし、社会教育は地域の協働力を育てる人作り、関係作り、場作りの中心的存在です。そして、社会教育が地域の学びのハブであり、多様な主体を繋ぐハブ機能を持つ連携の中心的役割を果たしていくとするなら、社会教育を充実させることこそ、協働のまちづくりの充実に繋がると考えます。まちづくり、人作りにおける社会教育の重要性について、町長のお考えをお伺いします。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

社会教育の重要性についてどう考えているかというお話でございますけれども、やっぱり社会教育というのは、人作りに繋がるというふうに私も若いときから熊石で青年団活動をやってましたので、そういった意味では様々な人間関係の構築、様々な研修会や講演会に出席して、自分としてもスキルアップができたというふうに思っております。そういうところからすれば、やっぱり社会教育っていうのは人作りに繋がって、しいてはまちづくりに繋がるということのお考え方は、水野議員と一緒の考え方でおりますので、そういったことに関しては、これから教育委員会社会教育課のほうとも連携しながら、どういった取り組み、時代に合った今の若者に向き合っていった事業も、従前たる事業をそのままやるのではなく事業も見直しをしながら、その時代に合った社会教育事業を実施していくようにしていきたいというふうに思ってます。人作りというのは、一朝一夕にできないというふうに思ってます。継続性の中から人間が育っていくということで、木を育てるのと一緒なのかなというふうに思ってます。毎日水をやって大きくしていくということで、太い大木になって人間が形成されていくというふうに思ってますので、そういった社会教育に関しては、本当に八雲町は管内の他の町に比べても、遜色ない人員配置と事業も実施しているというふうに私は思ってますので、引き続き教育委員会と連携して、行政側の支援もできる部分はしっかりとやっていければなというふうに思っております。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

ありがとうございます。遜色ない人を配置というところがちょっと気になりましたが。あと、社会教育団体であります、八雲町地域教育力、家庭教育支援部と農林課と木に関係する組合とか団体とか有志の方々とか猟友会。ちょっとおまけですが、林活議員連盟とか飲食店などが連携して、木で遊ぼうという事業が開催されています。木のおもちゃで遊んだり、金槌や道具を使って木工作品を制作したり、野生動物の皮を触ったり、射的を教えてもらったり、作業機械に乗車体験して、山の仕事を知ることができたり、各団体が子供たちが木に触れる体験をして楽しんでほしいという目的で試行錯誤しながら取り組んで、子育て中の若いお父さん、お母さんが子供と一緒に楽しんでいる姿があります。行政と連携しながら取り組み、各団体、事業者、個人が得意なことを出し合って進める貴重な事業だと思います。また、一昨年、幼児教育講演会でお呼びした講師の講演会を再び八雲町でできないかという保健推進員の方からの要望があって、午前中は健康の集い、保健福祉課が中心となって健康についての事業が行われ、午後からは全庁女性研修会ということで、社会教育課が主催、女性団体が主管で講演会が開催されました。町民と保健福祉課の方、保健師、病院の関係者、福祉に携わる方、社会教育関連の方々とたくさんの方に講演を聞いていただいて、知識の共有ができたこと、個人としても職員の皆様にとっても、町にとっても知識の財産が増えたということは大変よかったなというふうに思っております。保健福祉課と社会教育が連携することで、参加する町民の幅も広くなり、有意義な事業になったと思います。今後も、連携しながらの事業や講演会などの取り組みを共同で行う事業の積み重ねが協働のまちづくりに生かされていくと考えますが、町長のお考えをお伺いします。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

協働のまちづくりを今後どう進めていくかという町長の考えということでございますけれども、団体と関係課が連携して事業の推進というお話だというふうに思います。木育事業の先ほどのお話は、農林課が中心になって、各団体の協力を得て実施しているのはご存知のとおりでございますし、昨年実施した社会教育と保健指導の講演会を合体してやったと。その辺は、連携できる事業は、いろんな予算の関係もございますけれども、どういった講師を選定して呼ぶかという段階で関係ある団体が一緒になって共同でその事業を実施するというのは当然できることでありますし、今後もそういった連携ができるものがあれば連携していくように、町としても指示をしていければなというふうに思ってます。そういった観点で今後も連携できるような連携してその事業のテーマ、目的に沿って、各課が連携していくことはやぶさかでないというふうに思ってますので、よろしくお願いします。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

ありがとうございます。改めての質問でしつこくなるかもしれませんが、こういう連携がまちづくりの人材育成の一つとして、町民とともに学び、連携しながらの活動の場を職員研修の場として位置づけるというのは必要だと私は考えています。今日これまで町長のやり取りを通じて、人材育成についての町長のお考えのまとめをお願いいたします。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

繰り返しになりますけれども、先ほど来言っておりますけれども、職員もまちづくりの一員でありますし、一番リーダーをとって、まちづくりを進める立場の身分だというふうには思ってますので、職員研修もしっかりやらせていただきますし、課の連携もしながら社会教育と連携して、職員研修も実施していければというふうに思いますし、人作りがまちづくりになるということで、そういった観点で共助といいますか、官と民が連携して進めるのが協働のまちづくりの基本でございますので、そういったまちづくりをできる体制を行政としてできていくように努めてまいりたいというふうに思ってますので、よろしくお願いします。

町の答え 副町長 竹内友身

議長、副町長。

町の答え 副町長 竹内友身

過去の事例で申しますと、職員研修に位置づけて、そういった町民の方が集まる研修会を職員研修として実施して、職員は勤務時間中そっちに行って参加していいですよっていうような扱いもやってますので、中身によってはそういう対応もできるかなと思いますので、その辺は柔軟に考えられるのかなと思っております。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

ありがとうございます。なかなか講演会活動をしても職員の方がお忙しいと思うんですけど、職員の方とともに何か学ぶという、あんまりそういう機会がなかったので、今回は本当にいい機会だったなと思いますので、時間内なら職員の派遣も考えていただけるということでしたので、期待していきたいと思っております。今回の講演会が社会教育課と保健福祉課が連携することで、こんなにも有意義な事業になることを初めて体験させていただきました。兵庫県明石市では、こどもを核としたまちづくりを掲げ、児童相談所と子育て支援課、福祉総務課などが一体となり、子供相談センターをハブとして情報を共有し、虐待のリスクのある家庭に対して、福祉サイド、親の就労や困窮支援、教育保育サイドでは子供の見守りが同時に動くことで支援の抜け漏れを防ぎ、出生率の向上や人口増という目に見えるかたちで成果に繋げるという課間連携がされています。人口1万 2,000 人の長野県高森町では、部署横断型プロジェクトということで、若手職員を中心とした部署横断プロジェクトということで若手職員を中心とした横断的なプロジェクトが行われており、建設課、産業課といった枠を超えて、町内の地域資源をどう生かすかというテーマで若手が連携し、未来のまちづくりを提案したり、建設課と子育て支援センターが連携しての取り組み、電子契約タブレットを活用して、押印や紙の回覧を減らすことで決済スピードを上げ、他部署との合意形成をスピーディーに行える環境を構築するなど、横断的なプロジェクトが人材育成の場として、仕事の省力化へと繋がっているようです。課間連携というところで、課間連携は仕事の効率化において極めて強力な武器になります。課間連携の成功のポイントの一つは、首長のリーダーシップだそうです。新庁舎は合同庁舎になります。町民との課間連携も大切ですが、課での課間連携についてどのようにお考えなのか、町長のお考えをお伺いします。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

各課の連携を町長としてどう考えているかというお話でございますけれども、当然業務の中では、関連する課は全て集まって協議するときは、関係課が集まって協議して連携して行っていますし、事業についても、当然連携して進めなきゃいけないということは、日常の業務の中では結構多いことです。担当課だけで物事を進めるっていうのは、なかなか横の繋がりがないとうまく事業も進まないということでやっております。その事業の目的や内容で連携が可能なものは、社会教育的なもので言うと、そういうことになるでしょうし、庁内の先ほどの電子決済の話ですけれども、八雲町は既に電子決済を取り入れてますので、そういった意味では、以前の決済よりもスピーディーに決済ができているのかなというふうに思いますけれども、決済そのものよりもやっぱりコミュニケーションが大事だというふうに思ってますんで、書類は後で回って結果を確認するということなので、どちらかというと事前の段階で職員同士がきちんとコミュニケーションをとって、横の連携を繋げて仕事をしていくということが一番大事なのかなというふうに思ってます。なので、議会からも横の連携がなってないという話を私が町長になってから伺ってます。そういった意味では、新庁舎になって一つの建物の中に事務方の職員全部入りますので、すぐそばなので離れているわけではないので一層連携が深まるよう、私からも指示を出して取り組むようお願いしたいというふうに思ってます。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

ありがとうございました。期待してます。まちづくりは人作りと言われています。地域に根ざした人材を育成し、自らが考えて行動できる職員の育成や町民を育て、人材を町に増やしていく。そして、町民も自分たちのできることは自分たちでやっていくという、行政に頼るばかりでなく、対等な立場でまちづくりを考えていく意識の醸成のためにも、社会教育の充実が必要不可欠です。そして、協働の学びをぜひ人材育成の場の一部分として前向きに取り組んでいただきたいですし、新庁舎は合同庁舎になりますので、課間連携での仕事の効率アップと住民へのサービス向上のためにも、ソフト面でも連携できる仕組み作りをぜひお願いいたしまして、次の質問に移りたいと思います。

出典:八雲町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月6日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる

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