厚沢部町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月13日
厚沢部町の基幹産業である「農業」について
- 聞いた人
- 上戸昌行 議員
- 答えた人
- 町長、農林課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 上戸
それでは、議長に許可をいただきましたので私の一般質問を行います。まず、新しく町長に就任されました、佐藤町長にお祝いを申し上げますとともに、今後の活躍に期待するものであります。町長の町政執行方針に、昨年の9月に私が一般質問した、帯状疱疹ワクチンの接種助成を行うことや、防災無線も導入に向け検討する旨が記載されていました。また、補正予算では道の駅公園のウッドデッキ、壊れている階段でありますけども、これの撤去が提案されています。一般質問しても、町の政策になかなか反映されない中、こうした意見・要望を聞き取っていただくと、大変励みになるところであります。さて、当町においては、依然として人口減少が続くとともに、コロナ禍の影響を引きずっているところであり、地域全体としては先の見えない暗闇の中にいると感じられるところであります。町長には、このあたりの舵取りもしっかり行いながら、町民目線の町政を執行されることをお願いするものであります。本日の一般質問でありますけども、厚沢部町の基幹産業である「農業」について、町長の所見を伺いするものでありますけども、農業振興方策と言っても範囲が非常に大きいことから、次の5の事項について質問いたしますので宜しくお願いします。まず1点目は、農業経営体の減少対策であります。5月20日の北海道新聞に道南の農業経営体数の推移が掲載されていました。平成27年と令和2年の比較で、厚沢部町は35戸の減少となっていました。この減少率は、令和2年以降のここ2~3年の間に急に多くなっている状況であります。この中では、経営の行き詰まりの離農もありますけども、高齢化により種子馬鈴薯の耕作を中止する方やいきなり離農する方等もたくさんいて、様々な理由があるにしても多くの方の離農が続いた場合には地域の衰退にも繋がることになると思います。厚沢部町総合計画では、「地域協業組織の組織化、数戸による法人化の検討・推進」が記載されていますが、この取り組みが機能すれば離農者も減少するものと思いますので、現在の取り組み実態と今後の推進方策をお伺いします。続いて、2点目でありますけども、小規模農業者の助成対策であります。地域の農業振興は町全体への経済的は波及効果が期待でき、町にとっても税収が増えるということに繋がります。このことから、町長には思い切った農業振興方策、活性化対策を推進されることを望みたいと思います。町では、スマート農業を推進し、これの取り進めを行っているところでありますけども、いずれにしても大規模農家を対象にしたものであると思われます。地域農家は大小の農家が入り混じって形成されていますが、規模の小さい農家は設備を導入するにも現状では補助事業もないことから、機械が壊れればそれを契機に営農を中止する場合もあります。ある町の例では、小規模農家の機械設備導入に対して、町単独補助を実施していて、わが町でもこのような対策をうって頂きたいと思いますが、町の小規模農家に対するこのような助成策についてどのような考えをもっているかお伺いします。続いて、3点目であります。地域農業の担い手対策(第三者継承)であります。担い手の育成対策として5月28日の道新に「農家の第三者後継」が大きく取り上げられ、第三者継承などの「新規参入者」が増加傾向にあると掲載されていました。わが町においても、アスパラ栽培以外の畑作農家で、第三者継承に前向きな考えをもっている方もいる中で、第三者継承が依然と進まないのはPR不足やそれ以外の事由があるかもしれませんが、実績が上がるような対策を講ずる必要があります。経営方針や栽培技術、農地確保、経営資金力の確保が高い障壁であることは理解できますけども、それでも他の町では年々新規参入者が増えている状況にあることから、当町における今後の推進方策を如何にするかお伺いします。続いて、4点目でありますけども、サツマイモの産地化であります。ネットで検索すると、北海道でサツマイモづくりが本格化したのは厚沢部町で、焼酎原料用の「黄金千貫」であると載っています。今は、道内のあちこちで産地形成がされていると聞いております。本日の農業新聞にも大きく出ておりました。総合計画の中でも、厚沢部町に合った新規作物の導入や品種改良を進めるとしていますが、依然としてその姿が見えてこないのが現状であります。新規導入作物もなかなか難しいものがあると思います。こうした中で、有望な品目としてサツマイモもその一つであり、栽培しやすく手間暇もあまりかからないということで、作付け拡大が容易に進められるものと思います。農家所得向上のため、サツマイモの産地化も考えられると思いますが、新規作物導入も含め町ではどのような考えを持っているかお伺いします。最後の5点目でありますけども、土づくり対策であります。当町においては堆肥散布の助成を行っていますが、堆肥投入により土づくりを行い、これにより土地が肥えれば品質の良い作物が育ち、化成肥料の軽減も図ることができ、結果として肥料の高騰対策にもなり得るものと思います。堆肥投入の効果は継続されるとされていますので、堆肥の散布面積を増やすため、助成額を増額してでも対応してはどうかと思います。この内容は昨年の12月にも一般質問しましたが、町では助成額が農協と同額が前提であるとしていますが、広域農協に同額の助成を期待しても無理があるものと思いますし、当町での堆肥が不足する状況であれば近隣からの導入も考えられますので、堆肥助成の増額可否も含め、土づくり対策について町の考えをお伺いします。以上、農業振興に関して5点の質問でございますので、よろしくご回答をお願いします。
町の答え 町長
上戸議員の「農業振興対策」に関するご質問であります。1点目の農業経営体の減少対策については、第6次総合計画において地域農業の担い手育成のなかで、集落営農や複数戸での法人化等の個別経営体の組織化を検討・推進することとしております。農業者個人の経営発展だけでなく、多様な農業経営体を確保し、地域農業を守っていくうえでも、法人化の取組は大変重要と考えておりますので、今後、関係機関も含めた法人化の相談会等も開催したいと考えております。また、地域協業の組織化を促す上での課題は「事業承継」であり、地域の農業や資産をどのように受け継いでいくのか、それぞれの組織に最も適した方法を、話し合い等により決めていく必要があります。このため、地域計画の目標地図を策定する話し合いのなかで、地域の課題を整理したうえで、地域協業の組織化に取り組む地域には、国の補助事業も活用し支援を行ってまいります。2点目の小規模農業者への助成対策については、議員ご指摘のとおり、小規模な農業者が活用可能な国の補助事業がない状況と理解しております。今年度アンケート調査等を行い、需要がどれくらいあるか把握したうえで、事業化について検討してまいります。3点目の地域農業の担い手対策(第三者継承)に関するご質問ですが、本町での新規就農等による担い手の確保におきましては、離農予定者を把握し、新規就農者とのマッチングを図ることが必要と考えております。新規就農希望者を募集しても、第三者に継承してもよいと考える離農予定者が一定程度いないと、農地等を紹介できずに終わってしまうことになります。このため、離農予定者と新規就農者をつなぐ施策として、人・農地プランの話し合いに基づき、第三者継承の希望者を把握しつつ国の支援事業等も活用し新規就農につなげていきたいと考えております。4点目のサツマイモの産地化についてですが、私も今日の農業新聞を見ておりました。東北・北海道、急激に産地化を目指しているという内容だったと思います。これまでの焼酎用原料として使用されるサツマイモ苗の購入助成に加え、今年度より新函館農協でも加工向けサツマイモの作付がはじまりました。さらに、民間企業と契約栽培をしている農家もあり、サツマイモの産地化につながることを期待しているところです。町としましても、生産者の産地化に向けた組織的な取組に対しては、今後も必要な支援をしてまいります。5点目の土づくり対策についてでありますが、土づくりは農業生産の基本であり、農業生産の持続的な維持向上に向けて取り組むことが必要と認識しており、平成10年より継続して堆肥購入に対し支援を行ってきたところです。また、転作田に限定されますが水田活用交付金、所謂、転作制度の産地交付金の取り組みの中には、地力増進作物助成があり、また、中山間地域等直接支払交付金においては、対象地に堆肥散布を行った場合、堆肥散布料金に対し3割の助成が行われております。町内の畜産農家で生産される堆肥の量には限りがあり、大幅に堆肥を増産することは、難しい状況に変わりはないものと考えており、こうした各種助成の活用を効果的に活用していただきたいと考えております。また、町外事業者からの堆肥供給につきましては、ジャガイモシストセンチュウの蔓延防止の観点から慎重な検討が必要と考えております。
議員の質問 上戸
ご回答ありがとうございました。それでは、若干不明な点もございますので、1点ごとに再質問させていただきたいと思います。まず1点目の、農業経営体の減少でありますけども、私はこのことについて昨年の3月にも、地域協業組織の組織化、数戸による法人化の検討・推進に関する質問を行っているところであります。今回の回答では、地域計画の目標地図を策定する話し合いの中で地域の課題を整理したうえで地域協業の組織化に取り組む地域には、国の補助事業も活用して支援したいというような趣旨のご回答でありました。令和3年に総合計画が策定されていますので、毎年この総合計画がなんであるのかとか、この総合計画に向かって取り進めるのが本来であるというふうに私は考えております。この回答では先延ばしの回答だという印象しか残ってございません。地域協業の組織化等の推進を本気になって進める気あるのかなということでございます。地域協業の組織化等の推進をもっと早く進めるため何か用い方法が持ち合わせありましたらお答え願いたいと思います。
町の答え 農林課長
地域協業の組織化を進めるうえでの何かよい方法ということでございます。これにつきましては、地域協業の組織化といいましても、地域の方々がまずは団結して農地をどういうふうに使っていくだとか、資産を法人化する中でご協力をいただくものでもあります。ついては、なかなか総合計画の中で掲げている目標に対して進んでいないのかというご指摘ではありますが、今ですね、新たに農地関連法が改正されまして、人・農地プランの地域計画というものを定めるということが決まっております。この中では、協業組織も含めて人と農地の問題を地域でどうしていくのかというところを地域で話し合ったうえで行政も参加した上で、決めていきなさいと、将来一筆一筆の農地をどのように地域で守っていくのか、それを皆さんで話し合っていきましょうということですので、まずはお話を伺ったうえでこの地域では協業化向けていけるというような話し合いがあれば町としてはご支援をしていきたいというふうには考えはおります。以上です。
議員の質問 上戸
そしたらですね、あくまでも人・農地プランの地域での話し合いの中でいろいろと検討したいというようなお答えですけども、その人農地プランの話し合いというのは現在進行形ですか、これからやるんですか。
町の答え 農林課長
人農地プランにつきましては、昨年度、議員協議会ないし議会の中でご説明しているんですけど、昨年度において代表的なモデル地区に、1、2集落に入っていくような御説明もさせていただきました。しかしながらですね、モデル地区を選定するまでには至っておりません。ただし、人農地プランについてはこの後質問もあるんですけど、町の広報誌を活用した周知ですとか、今年度に入りましては13集落だったかとは思いますが、そちらの転作受付の時にですね人農地プランについてご説明をしたうえで、その地域の年齢別の農地の分布状況、そういった地図も作成し配布しております。その地図を寄り合いの中で見ていただきながら、将来のことを思い描いてもらい、そのあと町としては話し合いを開催していきますので是非その地図を有効に活用していただきたいということで地図の配布までは行っております。以上です。
議員の質問 上戸
説明は長いんですけども、これは町の総合計画も作ってから2年、その前から検討していて作っている計画だと思うんです。それで2年経って3年目でもモデル地区すらまだ決まってないと。本当にやる気あるのかということを聞きたいんですよ。だけども非常に難しい問題であることは十分私も理解してはいるんです。ですからあまりその辺はしつこくせめればなんぼでもしつこく質問できるんですけども、これくらいにしておきたいんですけども、地域協業組織の組織化だとか数戸による法人化も、農業経営体の減少のすべての解決策ではないと私も思っています。あれもこれもやってでも、とにかく農業形態の減少をくい留めるというような強い意識というんですかね政策というんですかね、そういうものをやって減少率をくい止めると、少しでも長く農家をやってもらうんだというふうな強い意識というか政策というか、そういうには必要だと思うんですよ。ですからその辺の決意をもう一度伺いたいと思いますので、力強い回答をお願いしたいと思います。
町の答え 農林課長
私どもも、地域の農業者の減少、これは非常に重要な課題だと思っております。ですので、力強いと言いますか、今後の減少対策また経営発展にも資するような施策展開等についは検討してまいりますし、また施策展開等あれば速やかに集落の方にお示ししていきたいと考えます。以上です。
町の答え 町長
今、上戸議員から力強い政策というお話がありましたけども、私の考えではどう考えても農家人口は減少していく、それは厚沢部町の人口も減少していくということになると思います。執行方針でも申し上げましたけども、それでは厚沢部町の農業どうするんだということになると思うんです。やっぱりある農地、この農地を守っていくというためには個々の農家が減少していくとう場合には、組織化とか団地化、そしてご質問にありました法人化、そういうふうな形態を作っていかなければならないと思っております。それでこの回答にも先程申し上げましたけれども、今年法人化に向けたですね町主催で相談会というものをやってみたいと思っておりますので、年度内にはそういう農家の皆様含めて周知して少しでも厚沢部町の農業を守っていく方策を見出していきたいと思っております。
議員の質問 上戸
年度内にできるだけ形が見えるようなかたちで取り進めていただきたいというように思います。続いて2点目の小規模農業者の助成対策でありますけども、今回のアンケートでは今年度アンケート調査を行って需要がどれくらいあるか把握したうえで事業化について検討するというような回答であります。要約すると、そういうふう私はとってます。近隣の町では、数年前から町単独補助事業を実施しているようでありますけども、当町において実施するとなると事業調査等が必要なことは十分理解できます。ただ、当町の農業者はこのような情報たくさん入ってきております。なぜ厚沢部町でこのような事業ができないのかというような思いでいると思います。アンケート調査を行うと回答にありますけども、どのような方法でアンケート調査をする考えなのか、また今年度アンケート調査を行い結果が出て当町でも実施するとなると予算付け等関連することあると思いますけども、最短での事業化はいつぐらいになるのかということをお聞かせ願いたいと思います。
町の答え 農林課長
アンケート方法につきましては、私どもの方で考えているのは8月、お盆の時期、農家さんがひと段落するタイミングでアンケート調査を実施したいと思っております。それを、8月中を目途に回収いたしまして、それを集計した上で次年度の施策展開に繋げていきたいと考えております。アンケート調査の結果については議会の方にもお示ししたいと考えております。以上です。
議員の質問 上戸
事業化がいつくらいになるのかと最短で、これをご説明願いたいと思います。
町の答え 農林課長
失礼しました。事業化の最短の時期でございますが、集計は来年度予算編成までに終わらせたいと考えております。ですので、来年度予算編成前、10月、11月までには集計結果をもとに、私どもだけではなく町長、副町長とも協議をしたうえで必要な施策等を検討してまいりたいと考えております。どんなアンケートを実施するんだということでありますが、これについては農林課では幅広に考えておりまして、先ほどご質問にありました人農地の関係また基盤整備の関係、それと併せまして必要な機械導入ですとかこれからの経営発展に必要な施設の整備ですとか、そういったものを、農業全般に渡ったアンケート調査というものを考えております。
議員の質問 上戸
アンケートでもいいんですけども、アンケート調査をやって郵送するのかどうかわかりませんけども、回答率も良くないというのが通例であります。ですから同じアンケートをやるにしても、例えばですね、農業委員だとかいるわけですからね、そういう人方にお願いして調査してもらうだとか、そういう方法の方が私はいいと思うんですよ。ポンと送って説明もなしに回収するよりもどうですかね、そういう方法とれないですか。私たまたま農業委員といいましたが農業委員じゃなくてもいいんです、農協で農事組合組織があるなら農事組合長にお願いするだとか、そういういろんな方法もあると思うんですが、どうなんでしょうか。アンケートをただ送り付けて回収するという方法考えていますか、どうかその辺お答え願いたいと思います。
町の答え 農林課長
これについては、基本はご指摘のとおり郵送を基本としておりました。ただご指摘いただきましたとおり、農業委員さんのご協力、また一部では過去に農事組合長さんに各種事業の取りまとめしていただいた経緯ございます。ですので、こういった方々のご協力を得ながらアンケート調査を実施したいと思います。
議員の質問 上戸
それによって、需要調査を行っていただきたいと。これについては小規模農業者、大規模農業者も細い機械もあるかもわかりませんけども、待ち望んでいる政策だと私は思ってございますので早期に実現することを期待するものであります。続いて3点目の方に移りたいと思いますのでよろしくお願いします。3点目の地域農業の担い手対策(第三者継承)であります。回答では、これも人農地プランの話し合いに基づき、第三者継承の希望者を把握したいということであります。その後、国の支援事業も活用して新規就農に繋げていきたいというような回答であります。令和3年に策定された「農に生きるパート7」でありますけども、この中で第三者継承を考えている人は29名となっています。私はこの問題について毎年のように質問しております。これも今さら人農地プランの話し合いに基づき希望者を把握するのかという思いでいます。これも先延ばしの回答そのものであるなというふうに感じております。全道的に増えている第三者継承です。我が町でも継承な前向きな農家も実際におります。なぜ停滞しているのかということを深く考える必要があるというふうに思います。要因がなんであるかということをもう一度説明を、お答えをして頂きたいと思います。
町の答え 農林課長
これにつきましては「農に生きる」の中でもアンケート調査で29名の方がいらっしゃったということではございますが、令和3年度以降新規就農のご相談の方いらっしゃいました。継承に繋げるためにそのリストの中から受けてもいいよという前向きな答えをいただいている方にお声掛けをした経緯もございます。ただ、声を掛けたところ、そういうつもりではないと辞退されたという場合もありまして、アンケートではその時は継承も考えていたんですけれども、なかなか自分の思いと、新規就農者の思いというんでしょうか、というものがマッチしなかったと、もう数年農家やりたいんで待ってくれというようなお話もございました。ですので、将来的には第三者継承を考えるという方いらっしゃるとは思うんですけど、就農者のタイミングと合わせて継承できるというのはなかなか難しいのかなというのも感じております。決して先延ばしにするということではなく、人と農地の問題と併せましてまずはベースを固めたうえで施策を進めていくと農林課では考えています。
議員の質問 上戸
今実際に、私も知ってますけども、前向きな農家もいるということで今全くこの第三者継承を中断しているというふうにして捉えてもいい状態なんですかね。どうですか。
町の答え 農林課長
第三者継承につきましては、中断しているということではございません。昨年度も新規就農フェアの中で、参加して就農体験の受け入れ希望をされる方はいらっしゃいます。そういった方々が実際に長期の研修をしたいということであれば過去のリストの中から第三者継承に前向きな方を紹介していくというところでありますが、現時点で短期研修のみで長期研修のご希望の方がいらっしゃらないというところで、そこのマッチングは行っていないということであります。
議員の質問 上戸
全道的に増えているということで北海道新聞に大きく出ていました。それが我が町ではここ何年も事案がないというのがまずあります。その他に、離農者が出ていなければいいんですが、離農者もやっぱりいるということで、どうしてもやっぱり現状の農地1人の人に集約して拡大してくのもそうなんですけども、地域のコミュニティを維持するためにはやっぱり人が必要だと思うんですよ。ですからそういう農地を集積していくほかに地域に担い手となって働いてくれる農家になってくれる人がやっぱり必要だと思うんですね。それが全道的に増えているというふうに出てるのに厚沢部では全然ここ何年も増えてないというような現実。だから本気になってやってるのかとなんです。この私の言いたいことは。どうなんですか。本気になって今動いてやってるんですか自信もって。ということで、答えられないと思いますから、これは答えなくてもいいです。「農に生きる」策定時の29名、これは実際いたわけです。ですから、これもこういう案件こそ農業委員会にお願いして、実態、希望者、調査した方が早いんじゃないですか。農地プランの話し合い、地域の話し合いを待つよりも。その方が地域の実態が分かって、なおかつこういう取りまとめがスムーズにいくというふうに私は思うんですけども、どうでしょうか。
町の答え 町長
今、上戸議員の方から、本気度がないんじゃないかというようなご質問であったかなと思います。当然、継承するということはお互いのやりたい人、渡したい人のその条件が一致しないとなかなか難しいと思います。結婚と同じようなものかというふうに思います。この29名の方がアンケート調査したときに、本当に今誰にでも譲りたいということだったのかどうか、それはわかりませんけれども、自分の守ってきた農地をそれを渡す、そういうときはやはり信頼した、自分が信頼できる人にということになるんだろうと思います。ただ、本気度がどうということになりましたけども、確かに相談窓口とかはっきりしたものが目に見えないようになってるのかなと思いますので、そういう相談窓口は目に見える町のホームページやいろんなところでPRして、希望する人、出す人、受ける人、そういう人をたくさん集めてですねマッチングを図っていければ一戸、二戸と継承する農家が増えてくるのかなと思いますので、その点も含めてこれからのやり方も考えながら一生懸命やっていきたいと思います。
議員の質問 上戸
町長がそういうふうに仰るのであれば、町長の考えで進めて、とにかく毎年というわけにはいかないと思うんですけど、2,3年に一人くらいなんとか新規就農者を入れていただきたいなというふうに考えてますのでよろしくお願いしたいと思います。続いて4点目のサツマイモの産地化の関係であります。回答では、焼酎用のサツマイモ苗の助成をしていると、新函館農協でも加工向けの作付けが始まったと、民間と契約栽培している農家もあると。それから、生産者の産地化に向けた組織的な取組に対しては今後も必要な支援をしていくとなっております。回答の今後も必要な支援を行うというのはいいんですけども、農協という組織やあるいは別組織もあるかもしれませんが町がそれらの組織を動かしながら産地づくりを進めた方が良いと思いますけども、町が主体的に動くという考え方はないでしょうか。今一度お答え願いたいと思います。
町の答え 農林課長
産地化に向けて、町が主体的に動くべきではないかというご質問であります。これにつきましては、私どもとしてはまず産地化に向けては必ず販路というものが必要になってまいります。販路につきましては、やはり生産者または販売流通させる農協の方がみつけていただくというのが基本かなと思っています。販売を拡大させていくうえで、産地化につながると思いますが、そのなかで必要な施設整備や機械または販路の拡大に向けた取り組み、こういったものに町は積極的な支援を行っていきたいというふうには考えております。以上です。
議員の質問 上戸
加工向けの栽培の説明されておりましたけども、加工向け栽培で生産されたものは全てホクレンに出荷するそうです。厚沢部、森、八雲、せたなで行っておりまして、厚沢部は8名で2.8ha作付けして、令和7年には10haと目指すというようなことだそうです。面積が増えるのはいいんですけども、苗代が非常に高いということで、一本運賃込みで50円近くなると聞いております。3,000本10a当たり播種、植えるというようなことでありますと15万円くらい、収入の半分近くが苗代で消えてしまうというようなことでありますけども、町では苗代金の助成をするんだというふうに聞いてますけども、どれくらいの助成を予定しているかわかったら教えていただきたいと思います。
町の答え 農林課長
農協への苗代の助成でありますが、昨年12月に農協から要請がありまして、それに基づいて補正予算を計上させていただいているところであります。助成の中身としましては、苗使用料の苗一本当たり5円補助すると予算計上させていただいたところであります。以上です。
議員の質問 上戸
一本5円でも生産者は助かるというふうに思いますし、今後も継続してやっていただきたいなともいます。それよりも、サツマイモというのは将来有望な品種であると思ってますので、町の担当部署でもそれらをしっかり定着させるというようなことで頑張っていただきとたい思います。続いて、最後の5点目の土づくりについての再質問であります。回答では平成10年から継続して堆肥購入の助成をしているとか町内で大幅に堆肥増産は難しいとか町外からの堆肥購入はジャガイモシストセンチュウまん延防止の観点から慎重に検討するということの回答でありました。当町の堆肥の散布量は約11,000㎥だそうです。当町の生産量を超えている関係で、当町では籾殻だとかおが屑が不足していてこれ以上堆肥が畜産農家では堆肥の増産は難しいかなというふうな話をしているそうです。したがって、大野だとか若松、森から業者が堆肥を購入して販売しているものも含まれているという、11,000㎥の中にですね、というようなことです。この堆肥増産が難しいのであれば、これは11,000㎥、約反当5㎥撒くとしたら2,200㎡ですか、くらいの面積に撒かさるということになるんですけども、撒くマニアスプレッターは持ってる農家もいると思うんですけども、それから国の補助で散布量が補填される人もいると思うんですけども、一般の水田でないところについては全くの手出し、主に農業公社が撒いてるらしいんですけども、10a5㎥撒いて3,520円、これらの補助も考える必要があるんでないかなと思いますけども、いかがでしょうか。
町の答え 農林課長
堆肥の購入助成に対する拡充の支援というご質問でございます。これについては、拡充に向けては検討していくことになろうと思うんですけども、先ほどのご質問と重複してしましますが、アンケート調査等を見極めた中でどのくらい本当に必要なものなのか把握してまいりたいと思っております。また、先ほども説明いたしましたが、堆肥に変わるものとして地力増進作物、こうしたものにも転作制度または各種制度で活用可能なものについては助成をつけております。つきましては、公社の堆肥散布能力にも限界がありますので、それを踏まえて地力の増進作物、こういったもの土づくりに堆肥と併せて使っていただくということを農業者さんにお願いしたいと考えております。
議員の質問 上戸
町外からの堆肥購入は、シストセンチュウの関係で慎重に検討したいということがありました。実際、先ほども言いましたけども町外からも堆肥入ってるんですよね。ですから、11,000㎥でこれ以上厚沢部では入らないということではなくて、もっともっとよそから持ってこれる可能性はあるというようなことなんです。ですから、確かに公社の能力もあると思います、撒くのにね、春先は堆肥散布等で急騰しているような状態だというふうに聞いてますけども、やっぱりこういう手立ても考えながらですね、10aでも1haでも多く有機質を投入して、確かに地力増進作物の作付も重要なものだと思うんですけども、堆肥は効果がすぐ見えるというような話も聞いてますので、堆肥導入についていろいろな手立てを講じていただきたいということをお願いしまして、以上で私の一般質問を終わります。大変ありがとうございました。