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福島町議会 令和3年度定例会6月会議 2021年6月21日

おくやみコーナー(死亡手続きに関する窓口)について

聞いた人
川村明雄 議員
答えた人
町長 鳴海清春

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 川村明雄

通告に従いまして、一般質問を申し上げたいと思います。おくやみコーナー死亡手続きに関する窓口について。現在、町民等の死亡届時には、その後の各種届出等に関する紹介や処理の対応はどのような内容になっておりますでしょうか。当町では一人暮らしの方も多くなり、死亡時には町外から来町する身内の方もおられ、葬儀後の役場等への届出等もあり、少しでも遺族の負担軽減を図ることが望ましいと思います。内閣官房情報通信技術IT総合戦略室は、ご遺族が必要となる手続きを抽出できる新システム「おくやみコーナー設置自治体支援ナビ」を開発・作成し、希望する自治体に提供を始めました。本システムを見てみますと、三重県松阪市の事例が紹介されております。全国的には、おくやみコーナーの設置をしている自治体は未だ少ないようでありますが、各課から必要な手続きや事項を出してもらい、おくやみしおりやハンドブックのようなものを作成して必要な方に配布しては如何でしょうか。届け出の相談や対応はできればワンストップの体制が望ましいと思いますが、可能な道を模索していただきたいと思います。相続問題も含まれますが、指導方法によっては、今定例会の行政報告にある、「所有者や相続人がいない」ということを防げることもあります。町長のお考えを伺いします。

町の答え 町長 鳴海清春

川村議員のご質問にお答えいたします。当町の令和2年の死亡届の数は、全体で83件となっており、月平均にして7件程度の数となってございます。1点目のご質問にある「おくやみしおり」などの新たな配布物の件についてですが、当町では担当する町民課の窓口において、遺族が死亡届を提出するために来庁された際、年金及び税金並びに各種保険証など、死亡後に発生する手続きを総合的に案内するチラシを配布し、それぞれの担当課が連携して対応しておりますので、現時点で新たな配布物は必要ないものと認識してございます。2点目のワンストップ体制が望ましいとのことですが、私も、常に行政サービスはお客様目線で対応すべきものと考えており、先の機構改革においても、人口減少が続く中で行政のスリム化を図るため、町民課と税務課を統合し、町民課の窓口で一体的な対応ができるような体制を整えております。都市部の大き- 13 -な役所と異なり、当町の窓口は、関係する福祉課及び建設課などが庁舎1階のフロアにあることから、事実上、ワンストップの体制が整っている状況にございます。いずれにいたしましても家族の死という人生で最も悲しい状況にある遺族に対し、お悔やみの言葉をかけるなど、遺族のお気持ちに寄り添うような窓口対応に引き続き心がけてまいります。

議員の質問 5番 川村明雄

「おくやみしおり」は現在の配布物で十分で、新たな配布物は必要ないという見解でございますね。それと、事実上ワンストップの体制が整っているということでございます。今、町長が申し上げました年金・税金・各種保険証などの届け出、これは当然最低必要な事項ということになりますからね、これは確かにお渡ししながら説明しているのかもしれませんけども、その後に発生する死亡後の色々な問題、後段に書きましたように、相続問題で不詳な形になっているということをですね、それとワンストップの問題も、私も職員時代ですね、規則通り条例どおりやろうとすれば、議会で冷たい課長だってこう言われたこともあるんですよね。そして、さらに職員が親切のつもりで、これは何々課、これは2階の何々課、これはどこですよって言うとですね、当時のある非常勤特別職の人から1箇所で出来ないのかと、あっち行けこっち行けって、あっちだこっちだってどうなんだっていう、そういうご指摘も出たことがあるんですけれども、職員と協力しながら、どのように改善したらいいかなという風な相談をしたことがあるんですけども、やはりそういうところに繋がってしまうんだなぁということが出てます。決して冷たい町長と言われないようにですね、町長自体も頑張っておりますし、そのようなワンストップで行うような、そういう今の1階の体制ということは私も概ね認めております。何か官房情報室から129種類の手続きの中から使用できるものは、どんどんお使いくださいというような形になっているようでございました。なお、その松阪市の状況もリークと言いますか、見れるような恰好になっておりますよね。この松阪市のハンドブックの中を見ると、非常に親切丁寧、そしてどこに何を、とほとんど網羅されている。そういう恰好になってますからね。うちの自治体は確かに市に比べれば小さいということになりますけれども、ある程度のハンドブックはあってもいいのかなぁという気がするわけですね。この辺の町長のお考えは変わりませんですか。

町の答え 町長 鳴海清春

答弁の中でも回答させていただきましたけど、やっぱりあのー、人生の中でなかなか無いと言いますか、私も二人の親を亡くした時にですね、経験したことがあります。そういう悲しい中で、その後の手続きをですね、色んな複雑な手続きがあるのも承知してございます。ただ、役場で出来る手続きと、また役場外でやる手続きと色んな形がありますので、総合的に案内するのも確かに1つの方法かなと。私も現在、国が進めてるやつ、大分の別府市などを含めて今だいたい全国で24箇所程やっています。ただ、ほとんど見させていただきますと都市部であります。この辺でいきますと、函館、北斗、七飯みたいなところがですね、やはり私も1回ですね、函館市役所行ったことありますけども、迷子になりそうな感じで、色んな部署が離れてたり、うちの役所みたいに、こじんまりまとまってる状況と無い中ではですね、多分こういったものが機能するのかな。そして、やっぱり国がですね、よく全国一律という言葉をよく使って色んなシステムを開発します。それは交付税なんかも、議員長く職員もやられてますので、ご承知かと思いますけども、だいたい10万人規模の町を対象にシステムを作ってございます。ただ私は、そういった国が推し進める政策も、確かに国としては、全国一律押し並べて、同じ物を使いたいというのは分かるんでありますけども、我々たまに首長になったときに少し言わせていただくのは、要するに、もう少し規模によって濃淡をつけていただかないと、我々みたいなところは無駄が多過ぎてしょうがないってこともあるんですね。今回のワクチンが私、まさに良い例ではないのかなと。要するに、都会の人方にすると凄い便利で、パソコン使って申し込む、電話で申し込む、そういったことがですね、じゃあこの地元福島でやったらどうだったんだろうと。我々は反対に手作りでしっかりやれるものは機械化してやったことが、今回ほかの町村に比べて多分早い結果になりましたし、来てワクチン打った方々にもスムーズに私は事業が進んだん- 14 -ではないのかなぁと。他の町村がどうこうではありませんけども、確かに国が言うように、そういった機械化なり、今デジタル化なってるなかでですね、そういったことの、ものを進めないということではなくて、時によってはそれが反対に、町村にとってはガタイばかり大きくて動きが悪いということも間々ありますので、そこは我々としては、しっかり状況を見極めながら導入していくことがいいんだという風に私思ってますし、今回の場合たぶん、こういったものを導入してもほとんどの高齢者、我々の約6割近い、5割6割が高齢者でありますので、そういった方にとっては決して便利な物ではない。若い人にとっては確かに1回である程度物事を渡していただければ、それを読めば分かりますけど、たぶん私もちょっと見ましたけども、高齢者には凄い読みづらいと言いますか、あまりにも物事が多過ぎて、何がじゃあ対応物として良いのかなっというのはあるんだと思います。ただ、議員心配されるより、確かに福島町の方が亡くなってですね、都会に住んでる方で若い人がこう役場に来た時に、やはりそういったものがあれば便利だなぁという声も聞かないわけではありません。ただ、先ほど言いましたとおり、高齢者の方々含めてですね、年に死亡される方が80ちょっとくらいの状況の中で、月に7件、状況の中でですね、まぁじゃあ、そんなに支障をきたすほど窓口でですね、何て言いますかね、あっち行きなさい、こっち行きなさいということは福島の場合ないんだと思います。ただ、少し私も心配してるのはですね、どうしてもその窓口を担当する職員がですね、若い職員が昔はやっぱり戸籍何十年も経験した人なり色んな方々が居てですね、迅速に対応出来たんだと思いますけども、今は、どちらかというと若い職員に少し経験を踏ませるという意味ではりつけてる中で、ちょっとやっぱり若い職員が物事を全体掌握してないことがありますので、少しお客様に迷惑をかけることも多々あるのかなという気はしますけども、そこについてはある程度、先輩の職員がフォローしながらですね、いま対応をしているんではないのかなと思ってございますので、町の窓口の中で、そんなに大きい声を出す人が最近は少ないんではないのかなと思ってますので、我々としては、今の体制の中で十分やりきれてるんではないのかなということ、ご理解いただきたいと思ってます。

議員の質問 5番 川村明雄

概ね町長も、そのようにご理解されているということでございますけれどもですね、後段に書きました相続問題。これもほとんど10万人以上の都市部で色々そこまで書いていらっしゃる。じゃあ小さな自治体は要らないのかというと、そうにはならないんだろうと思うんですね。相続問題で土地の所有者不明用地面積は現在九州とほぼ同じくらいの面積に国内ではなっていると。これがやがて北海道の面積に迫る勢いに進んでいるということもあって、この4月21日に参議院本会議で民法等の一部改正がなされてですね、2024年3年後からですね、3年後には相続登記の義務化がされるということになりましてですね、相続を知ってから3年以内に登記を相続登記をするっていう。それによって今、国が心配している不明者、土地の所有不明者の無くなることをですね、狙っているということになっておりますけれども、やはり相続を放棄する方もいるけれども、その放置するっていう恰好が現状でできているということが、この九州に近い面積の所有者不明のその面積になっているということで、これが3年以内に登記しない場合は申請を断ると過料に処されるというような形になっていくようでありますけれども、このことはやはり個人の責任だっていうのもあるのかもしれませんけども、国自体も当然、法律改正するっていうことは現状の形を危惧してのことでありますから、もっと今度は利活用される面積が逆に公共事業等でも増える場合もあるんだろうなと思うんですね。そのように確かに面積が小さければ、件数も少ないって言えるのかもしれませんが、これ全国の自治体の総計ですからね、その辺りを考えていかなきゃなんないじゃないのかなという風に思うんですね。ちょっと最近危惧されるのはですね、この相続絡みなのかどうかわかりませんけれども、例えば固定資産評価証明書に不動産が抜けてあったりですね、建物を取り壊したのにまだ台帳に乗っかっているとか、そういうちょっとここ10年来前からですね、そういうのはちょっと多くなっているなって気がします。そこのところをですね避けるためにも、やはりきちっと死後の対策としての相談窓口だとか、退職者をちょっと使ってですね、そういう方が来たらあたってもらうとか、そんなような形で出来ないものなのかなという風に思っております。

町の答え 町長 鳴海清春

ご質問の点についてはですね、色々と手続き的にですね、今、死亡した時にまず1つの手続きがあって、それからやっぱり相続関係がやっぱり複雑な問題がありますんで、ここのところでなかなか時間を要するのがあるのかなと思いますし、まだ複雑のもあります。ただ、議員ご指摘の一般質問のなかの空家の関係ですね。所有者及び相続人がいないってのは、これはあくまでも相続放棄した関係で相続がいないわけではなくて、相続者はいるんですけども相続を放棄をして、権利を手放した関係で、その家を継ぐ人が居ないということでありますので、決して誤解のないようにお願いをしたいなと思ってございます。ただ後もう1点、その相続に関してはですね、なかなか我々が踏み込めないところと言いますか、色んな形で行政で町民の中でもトラブルがあったり色々問題がある時に、行政は民事不介入という形の中で、なかなかこう踏み込めないところがあるんだと思ってます。相続については、確かに戸籍の中に詳しい方もいらっしゃいますけども、ただ専門家ではありませんので、そこについては川村さんがよく承知してると思いますが、行政書士なりそういった方々にですね、色んな点を相談して処理をしているのが実態ではないのかなぁと思っておりますので、そういったとこの案内については、町の方としても、しっかりしていくつもりではありますけども、それを一元的にですね、全てその最後の手続きまでやるということは、行政の中ではなかなか厳しいんではないのかなと。ただ、先ほどらい申しましたとおり、書き物の中で、こういったこともあります、こういったことがあります、こういったことについてはこういった所へ、ということは出来るんだという風に思ってございますので、そこについてはある程度、町民課、特に多分、戸籍・税務課だと思いますけども、そういったなかで、なるべく当事者が困らない形の対応をしていきたいという風に思ってるところであります。

議員の質問 5番 川村明雄

行政報告の所有者や相続人が居ないっていうのは、町長が言ったようなことだったのかということになれば、また居ないとなればですね、そう思ってしまいますよね、当然ね。そして、相続放棄されてるってことであれば、居てもですね誰も手付けれなくなっちゃって、それを最後どうなるんだってことになりますからね、最後町の処理まで行ってしまうのかっていう事例もひょっとすればですね、途中で、この辺の問題はまた別な機会に、お聞きしたいなと思うんですけども、課税も絡めてですね、なりますので。あと今の状態で良いという恰好の他にですね、各自治体で窓口で対応する、即対応するものと、時間をかけて対応するもの、これになるとどうしても相談という形になりますので、例え専門家でもなくてもある程度の道すじを、何て言いますかね、教えると言えば、おこがましいですけれども、そのような恰好で出来ないものかなという、ハンドブックまで作るという予定は無いっていうことですから、例えば相談があれば口頭で答えれる形ぐらいは、職員の関係職員の皆さんから意見を集めて集約してくれれば良いなという風に思います。

町の答え 町長 鳴海清春

先ほどらいお答えしてますけども、窓口に来た時に当然、ご両親を亡くしたりですね、色んな形で痛みのところでですね、そういった手続きをする状況にありますので、本当にそういった方々に寄り添う形でやるのは当然だと思ってます。ただ、今の組織体系を見ますと、当時人口が1万4、5千人あった時代とですね、今3,800ちょっと弱の時代の職員数の数が絶対数違います。私が入った昭和49年当時は、もう百人を超える職員体制の中で、やはり戸籍・税務含めて10年選手がざらにおりまして、そういった- 16 -方々であれば本当に町民の相談に乗れるような体制があります。ただ今、全体を通しても80人弱くらいの職員体制の中で、どういったのが一番良いのか。あまりにでもですね、長くそこのポジションに置くとですね、使いづらくなると言いますか、動かしづらくなると言いますか、その辺は組織の維持の仕方と人事のその職員を育てていくという中で、どちらがいいのか我々いつも悩むところであります。なるべく専門職を作っていくというのも確かに良いんでしょうけども、この職員が少ないなかで中々そういった状況が作れないというのも現実として今、我々の中にあるのかなという気がしてございますので、今、色々縷々ですね、議員の方から質問あった点については、全体、今日課長含めてですね、職員の方々も見ているんだという風に思ってございますので、なるべく私は就任以来ですね、町民の方々に寄り添うと言いますか、現場を大事にする、そして我々も町民の1人であるということの認識の中で仕事をして欲しいというお話をよくさせていただいておりますので、そういったなかで、しっかり窓口対応出来るようなことをこれからも続けていきたいという風に思ってるところであります。

出典:福島町議会 令和3年度定例会6月会議 2021年6月21日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる