今金町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月12日
観光・交流・定住・雇用対策について
- 聞いた人
- 岸徹也 議員
- 答えた人
- 町長 中島光弘
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議員の質問 6番 岸徹也
観光・交流・定住・雇用対策について。新型コロナウイルス感染症が2類から5類へ移行し、国内外では人々の往来が活発化するなど、社会経済活動に回復の兆しが見られています。本町においても、コロナ禍前のような活気やにぎわいをいち早く取り戻すことが大変重要だと考えます。特に、観光・交流・定住に関する取り組みには、今金町観光協会を始め関係団体の協力が不可欠となっており、今後も一層の取り組みに期待をするところであります。また、雇用の拡大においては、ソーシャルタウン今金町推進協議会の活動を通じた交流人口拡大や雇用の拡大にも同様に期待をするところです。こうした観点から、以下のとおり質問いたします。1.令和6年度、観光・交流・定住についての具体的な取り組みについて、どのように考えているのか、2.令和6年度、雇用の拡大に向けての具体的な取り組みについて、どのように考えているのか。
町の答え 町長 中島光弘
岸議員の一般質問にお答えをいたします。質問にある観光・交流・定住については、第6次今金町総合計画の基本目標4、ふれあい今金「まちづくり」、(2)観光・交流・定住の項目で位置づけをしております。恵まれた自然環境や既存の観光資源に磨きをかけるとともに、そのPRを推進し、雇用の場づくりにも取り組む方向性を掲げております。さらに、行政の取り組みのほか、町民と行政が協働で進める取り組み等も記載し、関連する個別計画として、第2次今金町まち・ひと・しごと総合戦略などもあります。これらの取り組み推進には、今金町観光協会等関係団体の協力が不可欠であることは言うまでもありません。8月29日に開催された観光協会総会には最後まで出席をさせていただき、会員からの意見等に対し、一部、私が発言したところもありましたが、総会の中で、にぎわいプラザ(旧ひだまり)の今後のあり方を検討、北海道新幹線延伸開通も見据えた町内観光案内看板に関する検討、SNS等を活用した情報発信に関することなどの事業に重点を置くことが承認されました。このことを受け、11月には正・副会長会議や役員会が開催され、担当課職員もオブザーバー参加の中で協議していただいており、その協議結果に基づき令和6年度予算に反映されるものと考えています。行政側としては、観光施設のクアプラザピリカへの誘客策を指定管理者と連携して推進するほか、清流日本一に22回輝く後志利別川の清流とその恵み(ヤマベ、鮎などの川魚)を資源としたPR事業等の構築も考えているところであります。一方、定住促進の際には必要となる雇用の場づくりについては、関係機関・団体など一体となり、障がい者や高齢者の雇用促進に取り組み、地域産業の維持発展を通じて、今金町の人口増加に資することを目的としている「ソーシャルタウン今金町推進協議会」の取り組みもありますが、この趣旨・目的の定着を図ることを目指しております。さらに、人口増加対策については、人口減少に歯どめがかかっていない現状の分析を行い、国が示すデジタル田園国家都市構想に基づくデジタルの力を活用した地方の社会課題解決や魅力向上策等も追加することも含め、次期今金町まち・ひと・しごと総合戦略の策定に着手したいと考えております。
議員の再質問 6番 岸徹也
いま町長の方からるるご説明をいただいたわけです。その説明の中身というのは、私も十分理解もしますし、また、その担当、所管の課においての日ごろの取り組みというものも目にしているわけですから、そのことも含めて敬意を表したいなという部分もあるわけです。いずれにしましても、この通告の小項目1、2、というのはちょっと関連がありますので、そこをあわせてまず質問をしたいということと、いま、町長の答弁の中にもありましたけれども、私の本意としては、この今金町観光協会の部分、またはソーシャルタウン今金町推進協議会の部分、このことに少し注目をして質問をしていきたい。いま現状のこととか過去のことではなく、これからのことです。これから、その両団体が活躍をしていただきたい、そういう思いの中での質問だと。少し大きな考え方を持った質問だと理解をしていただければと思います。先ほども私も言いましたけれども、コロナ禍が2類から5類になって、人の往来というものも活溌になってきました。さまざまなイベントというものも、コロナ禍前の状態に戻りつつあるのかなと考えています。そんな中で、私も観光協会の会員ですから、総会の方にも参加をさせていただいたわけです。次年度以降の取り組みについては、先ほど町長が答弁したとおりですが、どちらかというと、私の印象としては少し消極的だったと、そういう印象はあります。これはまちがどうこうする話ではございません。観光協会が総会に諮って、会員の方々の議決、承認をいただいて進める話です。ですから、まちがどうということではないのかもしれないが、観光協会の会員の一人として、私がいま率直にそう感じたと。少し積極的な観光の動きというのはなかったのかなと。これには、やはり観光協会側も理由があるんだと思います。そこについては言及しないですけれども、しかし、それじゃ、私はだめだと思うんですね。だめだと思う。やはり、いま、人の往来というのが活発になってきている中で、次年度、6年度、年明け、さまざまなイベント、交流人口増に向けた取り組みというのは、やはり期待をしたい。まちがその観光協会の動きに対して介入できるかどうかって、これははっきり言って難しい話だと思います。しかし、いろいろ相談も含めての協議ということは、私は可能なんじゃないかなと思うんですね。当然観光協会側が、いや、もうそういう思いはないんだよと、総会に諮っているからそういう積極的な動きは来年以降というのはちょっとないんだという強い思いがあるのであれば別ですけれども、私はそうは感じない。やはり若干、若干といいますか、二の足を踏んでいる。一歩が出せないような、そういう状況に観光協会側もなっているんじゃないかなと感じます。そこも含めて、町長、協会側と相談を持つなりすることというのは、私は可能だと思いますので、ぜひともそこも含めて、次年度以降、今金町のにぎわいを取り戻すような、そういう活動を活発に行えるような側面的な支援というものを一つ期待をしたいと。同時にもう一つ、ソーシャルタウン。このソーシャルタウンに関しては、やはり大きな受け皿ですから、そこを通じて、各関係団体通じて障がい者雇用につながっていると。これも、以前議場でも私も話させていただいたわけですけれども、そのいま雇用されている子どもたち、要は今金高等養護学校の卒業生、その子どもたちが路頭に迷うような、影響を受けるような、そういうことがあっては私はならないと。しっかりと安心して働ける、希望を持って、夢を持って働ける場所というところをまず確保すると。そうじゃなければ、高等養護学校側の考えとしても、大事な子どもたちを今金町に残して仕事をさせるという意欲につながらないんじゃないかなとも感じます。学校側と、その辺の環境の部分ですね、子どもたちが安心して働けるんだと、そういう環境を整えていますよと、もし何かあったときには、まちも緊急的に支援をするとか、そこは私はいま想像で言っていますけれども、そういうことも含めて、学校側とやはり連携をして、信頼関係というものがしっかり築けなければ、安心して子どもたちは今金町に残すことはできないんだろうなと考えます。いま観光協会の話と、そして、ソーシャルの今後の話というのを二つ話させていただきました。町長のその両団体においての今後の活動においての考え方、町長の思い、これが一つ。そしてもう一つは、環境の部分ですね。一歩が踏み出せる環境になっているか。例えば観光協会側も、多分いろいろ苦慮されているんだと思う。表立って活動することをあえて自粛している部分もあるかもしれない。そうじゃないと、今金町全体で、まず令和6年盛り上げていくためには必要なわけですから、そういう協力、体制づくり、環境づくり、今金養護学校との、学校との調整、信頼関係づくり、その2点、ちょっとお話をいただければと思います。
町の答え 町長 中島光弘
お答えをしたいと思います。1点目の観光協会の関係であります。観光行政そのものは、いま、うちにとっても大切な要素であります。あと7年後には、八雲・長万部に新幹線が来るわけであります。新函館北斗から八雲まで17分で来る時代です。八雲から札幌まで52分の時代が来るわけでありますので、この観光面に関しては、いま4町の中でいろんな連携をしながら、八雲と長万部だけというふうにはならない。やはりうちの方にもきちんと人の流れはぜひつくりたいということで、いま、4町という枠の中でもいろんな連携を図りたいと思っております。観光協会そのものの運営に関しては、基本的にはおっしゃったとおり、行政が何をしろだとかどうこうって言えませんが、少なくても、足踏みをしている部分があるとすれば、それはそれですから。ちゃんとした方向に進んでいると私は思います。ただ、もう一方は、観光振興というのは、やっぱり観光協会が拠点であります。以前からそうなんですけれども、やっぱりほかのまちに比べると、行政と観光協会の結びつきは、私も弱い気がします。これはやっぱり行政の中でもしっかりとした観光を位置づけて、一緒にやっていくという姿勢がなければ、これからの7年後の、多分いろんな人の流れが変わることに対していけないんじゃないかなと思っております。いずれにしても、私はそういう思いでおりますので、観光協会がそれぞれ考えていろんな方向を出すこともあると思いますが、町としてもしっかり寄り添いたいというのは間違いなく思っておりますし、力をかりなければならないと思っております。それから、ソーシャルのお話がありました。岸議員おっしゃったとおり、ソーシャルはまちを挙げて障がい者雇用をやっていくということの基本です。そのことが、まちの産業だったり定住だったり人材の確保につながっていきたいというのがソーシャルタウン構想の根っこにある部分であります。いま言われた養護学校と、例えばうちの関係で言うと、もうこれは、いまもそうですが、しっかりとした信頼関係で結ばれております。22年から養護学校の卒業生の就労支援制度というのを行政でつくっているわけですから、これは北海道でつくっているところはありません。これは何をしたかというと、今金町役場が、簡単に言うと職業訓練とハローワークの機能を持とうということです。卒業生を2年間お預かりをして、それぞれが結びたい、進みたい方向に就労の場所を提供するというのが一番でありますので、この制度と、それから信頼関係というのは、いまも何も揺らぐことはありません。ただ、先ほど言われた、いま現状で働いている子どもたちが、いろんなことによってしわ寄せがないのかという話ですが、これはうちもそうですし、振興局もそうですし、みんながきちっと見守っている中で、いま、まさしくそのまま活動ができている状況であります。前にも私答弁しましたが、何かあれば当然ながらこの信頼関係の中で子どもたちをきちっと見守り、支援をしていくというのは、町の責務でもありますということをお答えしましたけれども、いま現在、問題なく仕事をやっておられますし、委託業者もしっかりと支えていくということも、たまたま昨日でありますけれども、そういうお話もいただきました。この間、いろんな話が出る中で、一番私どももなかなか言えない話もあります、現実に。でも、関係の皆さんには、この信頼というものをきちっと構築していくということは伝えております。これは私はすばらしいことだと思うんですよ。養護学校の子どもたちをきちっと、そういうことって。この制度はどこにも言われる筋合いのものでもないし、どちらかといったら、本当に先進的な事業ですから、これからもこのことはきちっと続けていきたいと思っていますし、今金町のこれからの人口の問題だとか、産業だとか、担い手だとかという問題には、一つの提起になっているようなことであるとも思っておりますので、これは町長の方針としても、しっかりその構想、その思い、その目的は変わらず果たしていきたいとは思っております。
議員の再質問 6番 岸徹也
最後になりますけれども、町長のいまおっしゃった話をいうのは、私も同じ思いだと思いますし、安心した部分もあるわけですね。ただ、いろいろ騒がせた部分というのが、町内にやはり蔓延していまして、そこから、あれもこれも一緒に大丈夫なのかどうなのかという声があることも、これ事実なんですね。しかし、そこはきちんと分けて、これはこれ、それでこれからのことはしっかりと前に進めて、先ほどおっしゃったように、障がい者雇用の部分、そして観光の部分、いま新幹線の話もありましたけれども、大変重要な時期です。私も先ほどちょっと言ったのは、事業として6年度少ないんじゃないかと。このことに対して、町が何も言うことは本来はないんだけれども、私の思いとしては、もしかしたら二の足を踏んでいないのか。さっきも言いましたけれども、ちょっと相談でも、担当課ででも少し話をするとか。ただ、これは総会を通っている話ですから、大変難しい部分はあるかもしれないが、町長がそういう思いがあるのであれば、そこも同時に考えていただきたいし、とにかくそのことで、にぎわいがまた取り戻されることで、今金町というのは、また、よかったねと、こういうふうに盛り上がったねと。そのイベントが盛り上がるだけじゃなくて、イベントに参加したあとに、いろいろ飲食店に流れるであるとか、購買につながるとか、いろんなそこの経済効果というのは十分あり得る話なんですね。これはこの両団体のこともそうですし、それ以外に関連する、関係する団体というのはたくさんあるんだと思う。この話というのは、当然、YouTubeで町民も聞いていますから、まずこの両団体のこれからの前向きな活動を後押しするという部分、そこの町長の力強い一言、その両団体に対してもそうでしょうし、町民に対しても言うことに私はつながるんだと思います。その最後、力強い、また盛り上げていくんだと、盛り返していくんだという一言をいただいて終わりたいと思います。いかがでしょうか。
町の答え 町長 中島光弘
1点、まずお伝えをしたいのは、前もこの議場でお答えをさせていただきました。いろんな経過のことの答弁として、厳正に対処しますということは言っております。これは変わっておりません。この方向でと私は思っております。もう一方は、すべてが否定をされるものではありません。ただし、いろんなものを最終的には、うちとしてはいろんな反省も必要だろうし、改善も必要だろうし、そのことをお伝えする時期はあると思います。でも、このまち全体として考えたときに、何もかもがだめというわけでは私はないと思います。団体、いろんな団体に町長が何をやれなんていうことは、立場上言えませんけれども、どの団体も支えていくのは当たり前の話であります。それは今金町でありますから、農業団体、商工団体、それから学校もそうでありますし、それから住民の皆さんも同じであります。住民の方もいろんな方がおります、それは。でも、大切な家族ですし、大切な町民であります。反省することは反省してもらいますし、私たちの違うところではきちっとやればいいと思いますが、そのことを受けて、それぞれがどうやっていくかというのは、やっぱり今金町のこの団結といいますか、今金町の見せどころというか、そこの視点をきっちり持って向かっていかないと私はいけないと思っていますし、そのことの、それぞれの団体の安心感だとか、町長の姿勢ということで言われるのであれば、私は前向きに、前向きに取り組んでいきたい。大切な団体であり、大切な住民の皆さんであります。このことをお伝えしたいと思っております。よろしくお願いします。
議員の再質問 6番 岸徹也
これで一般質問を終わります。