今金町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月12日
第6次今金町総合計画前期計画の検証と後期計画策定における町の考え
- 聞いた人
- 苅屋泰裕 議員
- 答えた人
- 町長 中島光弘
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 苅屋泰裕
それでは一般質問させていただきます。第 6 次今金町総合計画前期計画の検証と後期計画策定における町の考えを問う。現在進行中の「第 6 次今金町総合計画」の前期計画が本年度で終了し、後期計画の策定が開始される時期を迎えました。前期計画においては、「人づくり」や「まちづくり」など 5 つの柱のもと、多岐にわたる施策が展開されていると理解いたしますが、この間にも社会情勢は変化しており、特にデジタル技術の進展や人口減少の加速、持続可能性への社会的要請の高まりなどに柔軟に対応する必要があると感じております。今金町総合計画後期策定にあたっては、これまでの取り組みの成果と課題を的確に整理し、デジタル技術等を使い、町民の創意工夫を引き出せるような「まちづくり」にどのように活かしていくのかが重要な観点の1つとなると考えることから、以下の点について伺います。1 前期計画の評価と実効性の確保について、前期計画の答申において、「実効性の確保」が重視された背景を踏まえ、現地点において、町は、その実効性をどのように検証しているか。また、得られた成果や課題を、どのように後期計画に反映させる考えか。2 デジタル技術の活用について、町民サービスの向上、行政の効率化、地域活性化などに向けて、後期計画においてデジタル技術をどのように取り入れていく考えか。3 町民参加の強化について、前期計画策定時と比べて、ICTやSNSを含む多様な情報発信手段が進化している中で、後期計画策定にあたって町民の声をどのように集め、反映させていくのか。4 安心して暮らせる持続可能なまちづくりについて、人口減少が進む中でも、町民が安心して豊かに暮らし続けられるようにするためには、後期計画において、町民の創意工夫や、主体的な取り組みを後押しする仕組みが重要だと考えます。そこで、地域資源の活用や広域連携を通じて、町民とともに進める持続可能なまちづくりについて、どのような位置づけで取り組まれるのか、お考えを伺います。
町の答え 町長 中島光弘
苅屋議員の一般質問にお答えをいたします。総合計画は、市町村が目指す将来像とそれを具現化するための基本方針を定めるまちづくりの根幹となる計画で、町民と行政がまちの未来を共有するための指針となるものです。本町では令和 3 年 3 月に第 6 次今金町総合計画を策定し、目指すべき将来像の実現に向け町政運営を進めておりますが、目まぐるしく変化する社会経済情勢の中でも、本町が今後も持続可能なまちとして発展し続けるため、現在の計画を的確に評価分析するとともに将来を見据え、令和 8 年度を初年度とする後期基本計画の策定に向け、産業・教育・福祉・住民運動等の多様な分野から 25 名の審議委員を委嘱し、5 月 23 日開催の第1回審議会において計画策定に係る諮問をいたしました。ご質問の 1 点目ですが、前期基本計画では分野ごとに「行政の取組」「町民と行政が協働で進める取組」を掲げており、前述については、課長補佐・主幹職等で構成する庁内作業専門部会で取組の達成状況の整理と評価を行い、後述については町民代表である審議会委員と専門部会による評価の擦り合わせを第2回以降の審議会において議論することとなります。前期基本計画策定時の答申に付された「意識高揚のための更なる取組」「町民や団体・事業所等との緊密な連携」の視点を持ちながら、これらの評価を基礎情報として後期基本計画に反映されるものと理解しております。ご質問の 2 点目ですが、本年 3 月に策定の今金町デジタル田園都市国家構想総合戦略において、基本目標の着実な達成のためのデジタル技術活用が記されており、今金町DX推進ロードマップとともにその整合性を図りながら後期基本計画に登載されるものと理解しております。今後においてもICTの利活用及びDXの推進を通じた良質な住民サービスの確保と提供に努めてまいります。ご質問の 3 点目ですが、前期基本計画策定時にも行いましたアンケートを 20 歳以上の町民及び中高校生を対象に今回も実施いたします。書面による回答に加えてQRコードを用いたウェブ回答の選択肢を用意し、デジタル技術の活用による回収率向上を図り、より多くの町民意思を計画に反映させるとともに、地域での暮らしやすさと幸福感の向上にむけた施策への反映に努めてまいります。ご質問の 4 点目ですが、事例の一つとして現在進めている林業 6 次産業化の推進において、町内の森林に関わる事業者をはじめ、地域の多様な組織あるいは個人で構成する検討会を通じて地域との合意形成を図り、事業者や住民参画による持続可能な循環型地域づくりの実現を目指したいと考えており、他の分野においても協働・連携という視点を持ち合わせながら諸課題の解決に取り組んでまいります。
議員の再質問 1番 苅屋泰裕
ありがとうございます。まず 1 点目の質問から、再質問させていただきます。これからですね、評価などをするということでございましたけれども、前期計画の答申の中でですね、総合計画の最も重要な点は、その実効性にあるとありまして、着実な計画施行の管理とあります。前期計画は後 1 年残っておるわけでありますが、この 4 年と少しの期間における前期計画の実効性、先ほども質問しました実効性について、町は現時点でどのような見解をお持ちか、そこをお答えいただきたいと思います。
町の答え 町長 中島光弘
再質問にお答えをしたいと思いますが、前期計画につきましてはですね、あらゆる分野で実行していただいております。それから、毎年度の中での評価分析を関係課がやりながら、それから副町長を中心にヒアリングをしながらということでやらさせていただいております。大きく前と変わったのはですね、どちらかというと総合計画っていうのはですね、普通にできないとローリングすればいいという考えが昔ありましたけれども、どちらかというと近年の総合計画は実行するための計画でありますから、いつもお願いをしておりますが、できて書棚において終わりということではなくてですね、しっかり検証もお願いをしたいということで、実際やっております。もちろんこれがベースになって、毎年の予算政策要求をしているというのが現状でありますので、私ができるものの達成度ってのはかなり高いというふうに認識をしております。ただ、議員がおっしゃった通りですね、今外的要素が、もう想定外にいろんな部分で変わってきております。今の時代、先ほど提案もありましたけども ICT だとか、そういうものを利活用していかなければならない時代にも変わっていきます。そのこともですね、住民の皆さんにわかりやすい計画づくりっていうのも今後必要だなというふうに認識をしておりますので、当然ながら、点検評価をやってきておりますけれども、さらに精度の高い計画にしていきたいというふうには思っております。以上です。
議員の再質問 1番 苅屋泰裕
ありがとうございます。この実効性の検証といいますか、計画の検証の重要性というのはですね、この計画の評価結果がですね、町民にとっても理解しやすく、透明性のある形で公表されてることが次期計画への町民参画への第一歩になるというふうに考えております。その中でですね、それをどうやって町民にフィードバックしていくかというところになると思うんですが、例えば達成度であるとか、課題、改善方針をまとめたものをレポートとして町民の方々に見ていただいてですね、それを踏まえて、町が意見交換の機会を作って町民との対話っていうことをすることによって、よりよい計画の策定に進むのではないかと思いますが、その辺のご見解を伺いたいと思います。
町の答え 町長 中島光弘
お答えをしたいと思います。町長自身のスタンスについては諮問をしている立場ですから、例えば審議委員会にですね、こういうことでやってくれとか、こうだとかっていうことは基本的には言いません。ただ、今おっしゃったことですごく大切だなと思うのはやっぱり、評価をしたもの、それから課題となったものとかっていうものは住民の皆さんに知られてますかっていうとですね、やはりそこは、少なかったというふうに思いますので、これ担当課の方にもお願いをしておりますけれども、審議会の過程の中で、例えば意見交換だとか、それからペーパーなるものでの審議状況だとか、そういうものをですね、住民の皆さんに提供できるような手法も検討してくれということでは、担当課の方にはお願いをしております。どうしても、できてしまうと経過が見えませんので、どこに議論があったのかとか、どこが課題であったのかっていうのは見えにくいというのが実際ありますので、そういうことも配慮してやっていきたいというふうに思います。
議員の再質問 1番 苅屋泰裕
1 つ目の質問については理解いたしました。それでは次、2 の質問に対して再質問させていただきます。デジタル田園都市国家構想と DX 推進ロードマップとの整合性を図るというご答弁でしたが、計画として、搭載するだけではなく、どの分野にどう適用され、どのように町民の利便性向上に繋がるのか。町民が具体的に実感できるレベルの効果的な設計が重要だと考えます。そこで例えば行政手続きのオンライン化の推進、高齢者向けのデジタル支援拠点の設置、地域情報のデジタル発信による町内外の関係人口の拡大など、モデル事業として優先的に取り組むことも必要ではないかと考えますが、その点について、町のご見解をお聞かせください。
町の答え 町長 中島光弘
重要なご指摘だなというふうに思います。議員もご理解いただいてると思いますが、未来創生推進室ってのがありましたよね。ここでいろんな計画を策定していただいてですね、自治体として持つべき計画についてはもう全部策定をいたしました。このことを受けてどうやっていくかっていうのが一番大切です。ここはですね、人事の中でも配慮しましたけれども、所管をするまちづくり推進課にですね、その機能を持たせておりますので、これ役場の中でも、各課の職員がですね、このことを意識して進めていかないとですね、なかなかうまくいきません。それから先進の私がちょっと知ってるところでは、DX 関係の予算がないところについては、予算ふやさないとか、極端にそういう進め方をしている町もあります。ただそのことは、バックグラウンドとなる、そういうものはしっかりなってないと、なかなかそういう言葉だけではできませんけれども、今言われた通りですね、何も今言われたものを否定するつもりはありませんので、今のいただいた意見についてはしっかり受けとめたいなというふうに思います。その中でやれるもの、やれないものあると思いますけれども、私は今の提案についてはしっかりと受けとめたいというふうに思っております。
議員の再質問 1番 苅屋泰裕
前向きな答弁ありがとうございます。次、3 の質問に関してはですね、これ常任委員会でも触れさせていただきましたので、抽象的と具体的のバランスのとれた設問にしていただいてですね、より効果的な計画への反映をお願いしたいと思います。続いて 4 の再質問をさせていただきます。林業の 6 次産業化への取り組みは、町の資源を生かした前向きな事業だと受けとめております。このような事業者、住民参加型の地域づくりのモデルを他分野、例えば地域交通、空き家活用、農地集約、医療福祉などにも広げていただくことが、人口減少社会における柔軟性のあるまちづくりに資すると考えます。町として林業以外の分野でも、町民や事業者と連携した持続可能なまちづくりモデルの展開を進める意思や方向性があれば教えていただきたいと思います。
町の答え 町長 中島光弘
ご質問にお答えをしようと思っておりますけれども、林業の 6次化については、前に 1 度お話をしましたけれども、昨年から、今金町がどんなポテンシャルがあるか、どんな可能性があるか、それから今、各事業所さんに考え方だとか意見を聴取をしたりという作業を進めております。最終的には、町の中での地域商社というものができてですね、そこで製材したものをですね、加工をして、加工後、販売をするところまで行きたいなと。そこに纏わるような人的なもので人口の増加を図っていきたいというのも 1 つの考え方であります。今言われた通り、多くの分野があります。例えば、農業で言いますと、今年度の整備で終わります国営農地再編整備事業がありますけれども、国営の網にかかってない場所もあるわけです。これは今農業振興計画の策定も業務もありますけれども、ぜひですね、例えば上地区っていうのは結構空いてる土地といいますか、借りられてない土地なんかも存在をしておりますので、こういうものをですね、まちづくりだとかいろんなものに展開できる方法はないのかだとか、それから医療もそうですし、いろんな分野がそういうものを抱えております。何て言いますかね、本当に総花的なことが、非常に今求められておりますが、今、私はですね、これからの総合計画っていう柱の根っこはですね、ものの横串のようなものだと思うんですよね。今までは、それぞれの所管がそれぞれやっていけばいい時代だったんですが、今 DX ってのはどこにも関係がありますし、人口減少はどこにも関係あるわけですから、その計画っていうのは各課の横串っていうんですか、そこに全体はしっかり刺さっていくと、そのことで、いろんな進め方をしていくときには、分野ごとに町民の皆さんに説明をしたり、分野ごとにご意見を聞いたり、分野ごとに議会の皆さんに提案をしたりとかっていうのがですね、これから必要になってくるんではないかなと、手法的なものについて、私はそういう考え方を持っておりますし、総合計画に期待をするのはまさしくそこであります。総合計画の策定委員さんも随分、委員長、副委員長さんは若返ってくださいました。これからの今金町を背負う人達がですね、各部会にも存在をして、それからこの町をずっと苦労して作られたベテランの皆さんも委員の中に入っているということで、私は今回の名簿を見てですね、すごくバランスのとれた審議会だなというふうに思っておりますので、ここから提案のあるですね、総合計画について本当にある意味楽しみにしておりますし、今いただいたような要素も含めながらですね、取り組んで参りたいというふうに思っております。
議員の再質問 1番 苅屋泰裕
ありがとうございます。最後の質問とさせていただきますが、町長、農業のことに関して触れていただいたので、私はですね、今国営工事がもう間もなく終了するということで、この国営で得られた効果というのは相当絶大なものがあったと。ただ、これをさらにまた進めていくためにはですね、やはり農地集積っていうのは非常に大切な案件であろうと。これが移動の時間とか相当ロスがまだあるようでございますので、その辺を解決するようなことも、計画として、5 年間のうちに、もしくは 10 年間かかるかもしれませんが、計画として入れていくことが、よりよい目標を目指す上では必要なことではないかというふうに思っております。最後の質問にさせていただきますが、この総合計画の後期策定にあたってですね、評価、DX、町民参加、地域資源の活用といった取り組みが進められていることは理解いたしました。それでですね、そこからこうした施策を通じて、町民一人一人の福祉の向上や、暮らしの質の向上に、この計画がどう繋がっていくのか、その全体的な考え方とビジョンもありましたら、お知らせいただきたいと思います。
町の答え 町長 中島光弘
少し大きい話だなというふうに思いますけれども、この町の現在のですね、舵取りをさせていただいてる立場から申し上げますとですね、過去の皆さんが築いてきたものがあって現在の今金町があります。それからもう 30 年になりますか、この町の大きな行く末をどうするのか、単独なのか、合併なのかということで、町民の皆さんも二分をされたり、いろんなことがありました。この経過を経て、今金町は大変だけども、単独でいこうと。今金町という名前のもとにですね、いろんな苦労があるかもしれませんけどもということで、現在に至っております。この中でですね、当時小さかった子が今まさしくいろんな意味で中心になって活躍する立場になっております。農業の話を先ほどしましたけれども、国営の本当にこの効率化っていうんですか、このことによってはですね、受益者の農家の皆さんがそれを肌で感じておりますし、今日も実は、議会があって出席はできませんでしたけれども、国営の評価審査委員会というのがありまして、今日、各委員さんが今金町の国営の現場に入っております。うちの町が順調に推移してるってのはわかっていただいてるんですけれども、実際に今金町の圃場、それから、農業者の皆さんの意見を聞きたいということで来ていただいております。今日ちょっと私の方は参加できませんでしたけれども、よろしくというお話もありましたのでちょっとこの機会を借りてご紹介をさせていただきました。私は、この町はですね、やっぱり未来のある町だというふうに思っておりますし、基盤産業の農業があるところはですね、町が消滅はしないというふうに私は思っております。ただし、そこにはやっぱり教育というのも必要であります。人を思いやったりですね、共同でやる心っていうのは、やっぱり教育の中で養っていかなければならないというふうに思います。それからいろんなことをやるときにですね、極端に言うと、賛成の人と反対の人たちがいます。これは当たり前の話で、どちらもまちの将来のことを考えてくださってるというふうに私は評価をしておりますので、そういう人たちには、どんな方法で取り組んだらいいのか、こういう方法があるんじゃないかということを提案をしていただけるようなやり方をしたいと。これは駄目だとかね、それは儲かんないとかって、端的にそれだけで終わるような町ではですね、何もできていきません。そういう意味ではそのことがきちっとキャッチボールできるような総合計画でありたいし、まちづくりとして進めていきたいというふうに思っています。いずれにしましても、住民の皆さんとのいろんな接点っていうのはですね、多く持ちたいということで、やらさせていただいておりますので、この姿勢はですね、変わらず持ち続けたいというふうに思っておりますし、先ほどの岸議員からの質問もありましたけれども、大きな変革がするときっていうのはいきなりはなかなか難しいです。やっぱり普段からいろんな現状をお話をしたり、方法と選択みたいなことをきちっと提示をしていないとですね、その時になるとやっぱり賛成、反対で極端な議論になってしまうということも考えられますので、それだけ便利な状況になったとすれば、その情報を簡単に取れるように、今うちの方でも LINE をやっておりますけれども、高齢者の方も簡単に情報が取れて、それから学ぶ機会、今回の福祉の方で提案しておりますけれども、学ぶ機会というのをしっかり保障してあげたい。そのことで、足がネックであれば、うちの方のバスも活用していただきたいというふうに、オール今金ですね、福祉協議会も、うちの附属機関的なものでお世話になってますが、そことも、一体となってやりたいと思いますし、それからちょっと観点違いますけど、医療の現場、いろんな現場でですね、専門職がなかなか確保できない状況になっておりますので、今まさに外国人労働者の活用ということも今課題として、担当課それぞれ今、詰めております。こういうようなことも踏まえながらですね、しっかりとしたまちづくりをやっていきたいというふうに思っておりますので、変わらぬですね、いろんなご意見いただければというふうに思ってますので、よろしくお願いいたします。