今金町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月16日
医療・福祉施設等における現在の面会方法について、緩和を求める
- 聞いた人
- 上村忠 議員
- 答えた人
- 町長 外崎秀人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 上村忠
医療・福祉施設等における現在の面会方法について、緩和を求める一般質問をさせていただきます。現在のコロナ禍において、医療・福祉施設等に入院・入所者への面会は制限されています。予約制オンラインによる画面上での面会が現状可能になっていて、まん延防止のために必要な対応であったと思います。しかし、家族にしてみると、約2年以上直接顔を見られない状況は、察するに忍びないものがあります。そこで、町民の3回目ワクチン接種が8割以上超えている状況や、全道的に減少傾向にあることを踏まえて、緩和を考える時期にあると考えます。町内在住の家族に限定し、アクリル板で仕切られた面会室的な場所をつくり、直接顔が見られるように工夫できないものかと考えます。以上のことを踏まえて、町長のお考えをお聞きいたします。
町の答え 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)
上村議員の一般質問にお答えをいたします。医療施設と福祉施設では、それぞれに設置目的が異なり、面会の是非や面会方法に相違がありますので、町有の3施設それぞれの対応状況と考え方をお伝えし答弁といたします。まず国保病院では、入院治療施設であり、患者様は免疫力が弱まっている方も多くおり、感染しやすい状態にあることから、患者様の安全確保を第一に、病院機能の維持継続を念頭に置きながら、さらには、北海道の対策や近隣町を含めた感染状況を踏まえ、令和2年2月から直接の面会を制限してきております。補完する手段として、オンライン面会なども取り入れながら対応しており、患者様やご家族には一定のご理解を得ているものと認識しています。また、終末医療の患者様については、動線に配慮しつつ、医師の許可を得て面会を行っております。アクリル板越しでの面会等も検討してきていますが、院内に設置することの是非や場所の確保も課題であり、現状では院内での面会を再開できる状況にはないと考えております。次に、介護老人保健施設では、長期の入所生活であり、利用者様、ご家族にとっては、健康確認や家族のきずなを深め、いやしや励みともなることから、面会は必要として対応してきています。令和2年6月からは、飛沫防止対策を施した上での面会を開始し、12月からはオンライン面会も取り入れ、施設内で陽性者が発生するまでは、オンラインもしくはアクリル板越しでの面会を継続しておりました。オンライン利用かアクリル板越しかの判断は、今後も国、道の方針、これは緊急事態宣言、あるいはまん延防止等の措置や近隣町の感染状況も見ながら総合的に判断してまいりますが、当施設においても、面会が制限されることについて、ご家族の理解は得られていると認識しているところであります。次に、高齢者共同生活施設せせらぎは、令和3年9月に機器を整備し、オンライン面会もできる体制を整えました。オンライン体制というのは、としべつとせせらぎをつなぐ回線であります。令和3年11月より、風除室にいす、机を設置し、親族のみアクリル板越しでの面会を実施してきましたが、令和4年1月からは、町内での感染状況を踏まえ、オンライン面会のみとしてきています。風除室での面会については、今後の感染状況を見ながら再開したいと考えています。この間、クラスターが発生した介護老人保健施設や近隣の病院、介護施設などの事例を見ても、一たび施設内に感染が発生すれば、利用者・職員・関係業務の方々、一つのフロアだけではなく施設全体、さらには面会者までにも感染が拡大するリスクを避けることはできず、結果として収束までには長い期間を要し、そのことでさらに面会を制限しなければならないことから、慎重かつ万全な対応を講じることが必要となります。以上のように、個々の施設の使命を踏まえ、患者様や利用者様の安全と施設機能の維持を最優先とし対応してまいります。
議員の再質問 7番 上村忠
再質問します。施設ごとに考える、対応を考えるということは、当然であると思います。私も一律に対応できるというふうにも考えていません。ですが、答弁の中で、ご家族等の理解を得ているというふうにありましたが、それは決して喜んで理解しているということではなく、消極的な理解であると思います。家族の本心は、許されるなら直接会ってふれあいたいというのが本心だと思います。しかし、家族の安全や、他の人に迷惑をかけないように我慢しているというのが現状だと思います。面会については、無条件に面会をさせてほしいと言っているわけではありません。現状のオンライン面会がメーンになっているということを少し緩和して、直接見えるような形で緩和できないかという質問です。施設ごとに緩和のできる段階というかレベルは違うと思いますけれども、現在は緊急事態宣言もまん延防止等重点措置も出ていませんし、北海道の新規感染者も1,000人を切る状況が10日あまり以上続いているという状況です。当町においてのクラスターも、職員、関係者の頑張りによって収束も目前になっているというふうに思います。安全が大事であるということは、間違いありません。しかし、これからは安心も大切になってくるのではないかというふうに考えます。いつになったら直接顔が見られるようになるかわからない状況というのは、普通ではないと思います。町民の皆さんがどこまで頑張ればそういう状況になるのかと、緩和できるのかと、そういうふうに感じられるような条件やルールを改めて検討する必要があるのではないかと考えますけれども、町長、いかがでしょうか。
町の答え 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)
私の答弁の言葉の中で、理解をいただいているという部分につきましては、声としては、2つの言葉を私も聞いています。何とかならないかという声は聞いております。しかし、総体的に、総論的に、施設長等々の言葉も踏まえて考えているのは、議員おっしゃったように、決して享受しているわけではないんですね。一番大事なのは、やっぱり辛抱しているんですよ。その言葉に尽きるんですね。やっぱり無理か、難しいよなということの理解だという認識をとっていただければと思っています。決して望ましいことではないという認識を持っています。そのことが一つ、私の思いとしては理解をいただいていると、相当大きな声でもって何とかしろというようなことではなく、やっぱり無理なのか、残念だけれどもだめなんでしょうねということへの理解度が、ある程度思いとして私は受けとめているということをわかっていただければなと思います。一つ言えることは、とても重要なことは、お1人の方、お1人に例をとれば、何らかの形で感染をされた場合については、自宅療養だとかさまざまな療養への体制をとるわけでありますけれども、大体さまざまな指針の中で、10日間くらいは療養期間を持たなきゃいけないということが基本にあります。そこはそこで、ある程度解除の方向性が出るわけでありますけれども、一方施設においては、決してそうはならないんですね。いままでの今金町における事例、常に報告をさせていただいておりますけれども、施設においてお1人が出て、次にいろんな方々に派生していくと。そうすると、お1人目の解除は10日間で解除するわけでありますけれども、次から次に出ると、次に出た方の解除日がまた延びていく。次の解除日が延びていく。次の解除日が延びていく。そのうちに、職員もなられたわけであります。職員は自宅でもって療養ですから、そこはそこでもって解除を待てばいいわけでありますけれども、施設はなかなかそうはなっていかないと。今回の今金町の事例でありますけれども、老健については、一番最初に発症したのが5月の6日なんです。5月6日。いままでわかっている範囲内では、最後になられた方が5月の27日なんですよ。5月27日から、いま出ておりませんので、解除はいつかと言ったら、それから10日間なんです。それで解除に普通はなるんですけれども、多くの施設の中におられますので、陽性者になった方々はみんな解除になりますけれども、陰性者の方々が皆さん濃厚接触の疑いがあるということになるわけであります。そうすると、さらに10日間延びるんですよ。さらに10日間延びて、くしくも今日がその日なんです。今日なかったら、明日から解除なんです。施設というのは、そういう状況でもって次から次へ派生していくと。お1人じゃなくて、施設を利用、入所されている方が次々感染することによって、その解除、施設全体の解除が延びていくということになっていくということが、とても恐ろしい状況になると。ですから、最初になった方を含めて、今日まで、今日を含めて41日間そういう状況が続いていると。これはいま議員おっしゃったような形の、極力解除に向けた形の中で面会の体制をとりたいわけでありますけれども、なかなか難しい要素があるなと。このことは、町長が答弁できるのも限度があるわけでありますけれども、その3つの施設含めて、設置者は町長であるわけでありますけれども、施設の運営については、その辺の判断というのはやっぱり専門的な医療の知見を有する方を配置しております。その専門的な医療の知見を配置している、院長、施設長の判断でもって対応していると。その対応の裏には何があるかといったら、保健所の指導だとか、北海道、国を含めた指導を含めて、どういう形が望ましいかと。いまの解除の日程もそうですけれども、みんなそういう何らかの根拠をもって判断をしていかなきゃいけないと。一度なってしまえばそういう状況にあるということを考えた場合には、とても、そのことを受けて、その方針を町長として受けて、今金町のコロナの本部として共有しながら、享受してまちの方針としているという実態があるということもご理解いただければなと思っています。ただ、施設としても何とかしたいという思いが当然あるわけでありますけれども、ただ、町長として、やっぱり町長として懸念される要素は、いままでの事例、実態を考えた場合に、施設全体が単体施設であれば、そこはそこでおさまるんですけれども、そこに、複合的な施設であれば、別な事業、事務を行っているところの出入りも当然あるわけであります。そこでの感染経路って、相当心配として考えなきゃいけないと。でも、私的には、この間議員の質問にあるようにアクリル板でやっているんですよ、既に。フロアでね。フロアで実際まだやっているんですよ。本当に大丈夫かなという思いを持って、でも、施設長含めてみんなで真剣に考えながら、何とかそういう機会をつくろうということで努力されていることは重々認識していますし、でも、そのこと自体が果たしてどうなのかなということは、町長としては思っておりますけれども、そこの判断は施設長にゆだねて今日まで来ているわけでありますから、だからもう少し慎重に考えなきゃいけないと。いま、今日ようやくですけれども、解除の日を迎えて、また、さらにまた何日かおかなきゃいけないんですよ。クラスターという施設になったわけでありますから、これから保健所とか何かの事後の指導を受けながら、本当の意味での解除というのは、まだもう少し、本来であれば明日の解除日になるわけでありますけれども、少し時間がかかるということを考えて、いますぐに対応できるという状況にあるのかなと。そういうことを総合的に参酌した場合については、コロナの接種の部会だとか、コロナの本部会議等々も含めてあるわけでありますけれども、きっちりその辺は、今回の一般質問の関係についても一応報告をしながら、そのことを伝えて、今後の方針、方向づけに一応役立てていただくような対応といいますか、対応はとらせていただきたいなと考えおります。
議員の再質問 7番 上村忠
以上で、終わります。