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福島町議会 令和4年度定例会3月会議 2023年3月8日

福島高校の魅力ある対策の一考について

聞いた人
川村明雄 議員
答えた人
教育長 小野寺則之、町長 鳴海清春

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 川村明雄

通告に従い一般質問を申し上げます。福島高校の魅力ある対策の一考について。令和5年度の福島高校の入学者は現在のところ9人であります。来年も10人に到達しないと高校の存続対策は不能ということになります。現状の高校存続視点は10人の入学者確保に奔走しなければなりませんが、令和6年度以降は町外からの生徒も7割以上確保しなければならないと思います。将来とも存続は困難という危機感がある中、現況の対策のままでは来年以降も綱渡りの実態は変わらないものと推察します。福島町は魅力ある高校を目指し存続を選択しました。しかしながら魅力にあふれる高校の実現は一朝一夕にはできるものではありません。町内の生徒は漸減する中で、町外からの応募の増加に期待していくことになりますが、遠方から当校に進学してもらうためには、あくまでも生徒の卒業後の夢を叶えてあげれる対策が必要であると思います。生徒の視点は卒業後の未来の自分の人生を築き上げるための勉学や資格取得と生活の確保であると思います。卒業後の支援にも視点を置くことで当校を選択する大きな要因になるものと思います。他町になり魅力的な対策が生徒の心をつかむことになり、将来に不安なく勉学や生活が可能であることが何よりも重要であります。夢を叶えてくれる対策があって、初めて魅力ある高校生活になるものと思います。先ずは生徒の将来目標を聞き取ってほしいと思います。卒業生の状況を見ますと、今年は専門学校進学が2人とのことであります。昨年は11人の卒業生全員が就職であり進学はありませんでした。当校の存続、廃校は現在、1人か2人で決まる状況です。当校卒業生で就職する生徒の中でも、経済が許せば専門学校などに進学し自分の未来を確かなものにしたいと思っている生徒も少なくないと思います。現在の存続対策を確かなものにするためにも、『福島高校から大学、短大、専門学校を目指してみませんか!』という対策を加えてほしいと思います。本事業を実現するためにも、仮称「福島商業高校卒業生進学支援基金」と給付型奨学資金の対応を提案いたします。入学金や授業料に充て得る支援です。町長、教育長に質問いたします。

町の答え 教育長 小野寺則之

川村議員のご質問にお答えいたします。現在のところ福島商業高校に出願している生徒は、ご指摘の通り9名であり、初の全国募集により、東京都から3名、熊本県から1名、計4名の道外入学者を予定しているところであります。入学の動機を聞くと、現在の人間関係を変化させたいという思いと、福島商業高校で学ぶ商業やICT教育に魅力を感じていただいたこと、そして青少年交流センターの快適な住環境に好印象を持ったことを挙げております。入学しようとする生徒は、その高校でどんなことが学べるか、どのように成長できるかなど、進学する- 62 -高校の魅力を選択の基準にしているものと考えております。今回10名に届かなかったことは、大変残念な結果ではありますが、次年度につながるものであると信じており、令和5年度は最大限努力していかなければなりません。川村議員からはこれまでも給付型の奨学資金をというご提案をいただいておりますが、進学の支援として引き続き無利子の福島町奨学資金等により対応させていただき、中学生の皆さんが進学したいと思うような教育課程や、生活環境の魅力向上に重点的に予算を配分し、生徒の確保に全力で取り組んでまいりたいと考えております。

町の答え 町長 鳴海清春

川村議員のご質問にお答えいたします。ご質問の基金創設や給付型奨学資金については、現行も様々な奨学金制度がありますので、まずそれらを活用していくことが第一と考えております。また、国では今後、異次元の子育て対策を目指しておりますので、国会での議論等を踏まえ、国の動向に注視しながら必要に応じた適切な対応に努めてまいります。

議員の質問 5番 川村明雄

教育長、町長から答弁いただきましたけども、教育長は大変去年までの間、随分ご苦労されてPRしまして、そして東京、札幌色々走り回ったというなかで、よくぞ遠い遠方から福島町に来てくれる子どもがいるということが一つの成功だったんだろうという風に解釈しております。しかしながら、道教委は10人を切るともう駄目だよということですから、私、非常に気になるのは来年、今年度の卒業生からずっと10人以内になってしまうと。来年はもっと今までより厳しい状況の人数になると卒業生が。そういうなかで、存続をさせるということは非常に困難な事案ばかりだという風に見るわけですね。私も確証という意味ではなかなか言えませんですもんね。絶対大丈夫ですということも教育長にあっても町長にあってもそれは難しいことだろうという風に思いますけども、そういうなかで少しでも魅力あるものがあるんであれば加えて行きたいという風に思うわけですよね。再来年の卒業生はいくらか多いようですけども、来年は一番今までで少ない人数、再来年も10人台であることには間違いないんですけれども、そういう状況のなかで、この10人以上の高校生を作るということは大変な状況だろうと思います。何回答弁を聞いても新しい答弁ということはなかなか難しいと思いますから、私の方が長くなってしまうかもしれませんけどもね、どうしても、やはり私は子ども達の未来に光を当てる様な、そういう聞き出し方と言いますか、そっちの方向に持って行くというのがおかしいんですけども、やはり、未来に向けた子どもの意見を取り上げて行きたいなという風に思いますね。そういう意味で専門学校どうですか、行きませんかとか、短大どうですか、あなたの夢はどういうのがありますかという聞き出して、そして、より懇談する。そして、その子供の未来の行くてをきちっと作ってもらう。その先に福島高校への進学とその後のそれ以上のまた進学もあるという風に思うんです。テレビで大間のマグロ漁師の話しが映像になってありました。子供さんがしょっぱい川を渡って向かいの市まで看護師を目指して学校へ行くと。ただ、奨学金だけではなかなかそれを今非常に授業料の入学金も各種学校どんな学校にあっても非常に大きい額を使用すると。必要になるということなもんですから、やはりそれなりにも光が当てられるような形にしていかないと、なかなか困難な面が経済的な困難な面があるんだなという風に考えるわけでございます。あまり長くなりますとあれですから、ここで一つ、また夢を聞かせてほしいと思います。

町の答え 教育長 小野寺則之

ご質問ありがとうございます。- 63 -現状を申し上げますと、進学を志す多くの生徒は、やはり函館市内の高校を目指していく状況にあるわけです。福島商業高校で言いますと先生が少ないので、進学も就職もという指導はなかなか難しいんですけれども、ですけども数年来に亘って公務員看護学校に進むための講座を開設しておりまして、先ほど2名の専門学校生というお話しがありましたけど、一人はパソコンのデジタル系の専門学校、一人は看護系の専門学校に進学するんですけども、この看護学校の進学の支援というか看護学校講座によって、そのお子さんはその専門学校に進学を志したものという風に思っておりまして、我々もこの取り組みの支援で、支援させていただいているということで、まずはご理解いただきたいなと思っています。さらには、道教委は今、こういう地方の先生が少ない学校に対して、T-base と言って遠隔授業を札幌から配信しております。つまり、先だって昨日一昨日、私、2年生の英語の授業を見てきたんですけど、10人いるお子さんが3人は札幌からのちょっとレベルの高いT-base という遠隔授業を聞いて、7人は福島商業高校にいる英語の先生でちょっとレベルの低いというか基礎的な内容を勉強したりしているということで、進学にあたってはそういう形で道教委の方も進学のお子さん希望するお子さんに対しては、ちゃんとそういう専門的な教育をしましょうという風なことを過疎地域の高校に対して行っていただいているわけです。そういうことで、就職・進学もですね、経済学部系の大学に進学、小樽商大ですとか北海学園ですとか、そういう経済学部系の学校にも進学している実績もございますし、我々としてはT-base とか公務員看護講座とかも使いながらそういう支援もさせていただきながら、何とか進学にも繋げていきたいと思っています。この一つですね、多額の現金給付となる奨学金になるわけです。給付型になるわけです。今、私立学校に入学しようとすると、学費も何かも考えると2、300万は多分掛かると思うんですね。それをお子さんに現金給付となる奨学資金はですね、町外に通う町民の子弟に対する公平性や、必ずしも我々こう来て、そういう希望で来ていただいても、その進学先を保障できるものではないということと、将来的な現金給付を約束することになることとか、その今の高校の魅力化の制度設計上においては非常に困難なものがあると思っています。先ほど町長が答弁したように、経済的な大変な世帯には人口3千人あまりの福島町だけの問題じゃなくて、日本国全体が経済的な困窮の子弟に対する進学については考えていくべき問題であると思いますので、我々としても国や北海道の方に対して給付型の奨学金を創設するように働きかけてまいりたいなと考えているところです。

議員の質問 5番 川村明雄

先ず教育長が言うように、進学する子供さん方は当然、函館の方が第一次に考えるというのは十分知っているとおりでございますけれどもね、その後、当校から福島商業高校からも色々、小樽商大の夜間部だけども、そういう公立等に入って行っているという事実も札幌市内の私立にも入って行っているという事実は当然公表のとおりでございますけども、やはり、私質問しながらもジレンマを感じるわけですけども、前にも私、もし、この対策を続けるということであれば、なりふり構わない対策、一人でも多く入るような恰好にして存続する。そのためにはやはり、公平でないのかもしれませんけども、進学したいという子供がいれば各種学校、専門学校に行きたいという人がいれば、給付型の奨学金を使うというような制度にして欲しいという様な事は言ってまいりました。やはりこれらをやらないと、やれば存続するんだけども、やらなければ残念また1名足りませんでしたというそういう時代にも遭遇する年度、これから卒業する子供の数を見れば中学校の、絶対そういうような時期が来る。他からの他所からの子供達だけで100パーセント見てればいいんですけれどもね、それは誰も保障できないですからね。であれば、やはり、「いいなぁ、やってみたい、やるべきだ」という、やってみようという施策があれば、それを汲んで欲しいなという風に思うんです。それからですね、福島町にもこれは全国的なあれですけども、保健師だとか看護師の修学資金条例ありますね。学校入って戻って来て3年間勤めると返さなくてもいいよという、こういう今福島町にある条例、しばらく該当者がいなかったんでないかと思うんですけどね、何年くらい前までいたのかそれは分からなければ分からないでいいですけども、こういう制度もありますよという面談の時お知らせをして、そして、- 64 -子供の教育に、あるいは育児に加担していただくというような恰好に持って行く。そういうことも必要ではないかなと思うんですね。月2万円あるいは3万円だけが月額が奨学金というだけでなくて、こういう制度もPRしながらやってほしいと思うんですけども、どうでしょうか。

町の答え 教育長 小野寺則之

福祉課でやっている奨学金については、あとで福祉課の方からお答えすると思います。まずもって、今年の高校の魅力化に係る予算なんですけども、歳出、令和4年度は2,100万円、高校魅力化で予算計上させていただいたんですけども、本年度令和5年度は約倍増となる3,900万円の予算を計上させていただいているところです。地域おこし協力隊の人件費もさらに足すと、完全に昨年の倍は予算を掛けて来年度、背水の陣で臨みたいと先ほど執行方針で申し上げましたけども、今議会に提案させていただいているところでございます。この主な要因は青少年交流センターの運営費と、あと5年度新規にドローンの資格が今国家資格になったんですけど、ドローンの資格を取ってもらうとか、あと、今プログラミング教育を小中学生やっているんですけど大変好評でございまして、高校でもプログラミングをもっと高度なプログラミングをやるとか、そういうICTの充実が今福島商業高校の魅力化に繋がるものと思っております。やはり、本州から来ていただくそういうお子さんに聞いてもですね、やはりそういうところが魅力なんだという風な回答でございました。そういうことで我々としては、多額の予算、内閣府のデジタル田園都市とか推進交付金もいただいているんですけども、多額の予算を使わせていただいているものですから、町外から人口と言いますか、高校生来てもらって、何とか10名以上確保して高校存続、魅力化という部分で取り組んでまいりたいなという風に考えているところです。福祉の方の保健師さんになるとか、町外で看護師さんになるとかって無償で何年か働くと無償というのも確かに我々としても今後PRしてまいりたいなと思っていますので、パンフレットなんかにも書きながらPRしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 5番 川村明雄

これまでの対策で教育長のあちこちで活躍して、思いも形になってきつつあるのかなという風に思っております。是非とも、その魅力ある現在対策を練っている各施策、これがより魅力あるものが発揮されるような恰好で頑張ってほしいとしか言いようがないんですけれども、ただ、高校生が卒業した後は知らないよという恰好にならないような、その後も続く、連動して行くというそういう恰好にですね、その子供の一生を、例えば夢をつなぐという様なそういう形のものにしていけるような恰好にしないと、「やー卒業した後どうなるんだろう心配だ」というやっぱりやめとくわという様なことになったら、絶対マイナスになっちゃいますんで、これからも何年続くかは分かりませんけれども、この存続対策が本当に実を結んで、どんどん理解されていくというような恰好で卒業した後の形も十分面談で聴いて対応して、お話しを聞いたうえでどういう体制がさらに必要なのか考えてほしいという風に思います。以上です。

町の答え 教育長 小野寺則之

今年の卒業生で凄く心温まる話がございまして、町外から来ていただいた生徒なんですけど、その子は中学校で不登校だったんですけども、福島商業高校に来て生徒会長をやって、福島で毎日通ってもらってですね、福島商業高校凄く良かったと。それで、なんと福島のある企業に就職してくれたんです。つまり、町外の子供だったんだけど福島に凄く世話になったということで福島町に就職してくれると。僕らとしてはそういうお子さん、地域に愛着持って福島のために頑張りたいんだというお子さんをどんどん育てて行くのが我々の役目かな。- 65 -それが、全国から来てもらう生徒さんにも通ずるものがあるのかなという風なことを考えております。そういうわけで、そういうお子さんをどんどん増やせるように高校とも十分連携しながら努力してまいりたいと考えております。

出典:福島町議会 令和4年度定例会3月会議 2023年3月8日 議事録 PDF(70ページ) 間違いを知らせる

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