みんなの議会

八雲町議会 令和8年第2回定例会 2026年6月4日

域学連携を八雲町に生かすには

聞いた人
水野博美 議員
答えた人
町長 萬谷俊美、教育長 西田浩人、商工観光労政課長 石坂浩太郎、学校教育課長 三坂亮司、農林課長 加藤貴久

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

よろしくお願いします。まず1問目です。域学連携を八雲町に生かすには。八雲町では、域学連携として大学との連携をしていますが、八雲地域における上智大学との連携の成果と課題、方向性をお伺いします。また、農業に特化した域学連携の考え方についてお伺いします。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

水野議員の1つ目の質問について、最初に私からお答えいたします。はじめに、八雲町における域学連携全般についてであります。当町では、地域課題の解決や地域活性化に向け、大学の知見や人材を活用することを目的として、平成 26 年度から域学連携を推進しております。現在、北里大学、札幌大谷大学、上智大学、北海道大学など、複数の大学との連携を行っております。それぞれの具体的な内容といたしましては、札幌大谷大学とは、学生と地域住民の交流を通じて地域コミュニティの活性化を図り、少子高齢化や人口減少が進む熊石地域に賑わいを創出することをテーマに連携を進めております。また、北里大学とは、北里八雲牛の生産拡大やブランド化に向けた取組を行っております。さらに、北海道大学とは、水産振興を目的とし、八雲町水産試験研究施設を活用しながら、海洋深層水を活用した水産生物の試験研究や養殖技術の研究を進めているところであります。議員ご質問の上智大学との連携では、学生による産業体験や町内施設見学、中学・高校生との交流を通じ、地域活性化やまちの PR、人材交流の推進を図っております。また、自然環境や地域づくりに関する研究活動も行われ、大学の知見を地域課題の把握や学びの機会創出に活かしております。連携の詳細につきましては、このあと教育長からお答えいたします。こうした域学連携は、大学が持つ専門的知見や学生の視点を地域づくりに取り入れることができるほか、地域課題の解決や関係人口の創出、地域産業の振興など、多面的な効果が期待されるものと受け止めております。一方で、継続的な受入体制の整備や、研究・交流成果を地域へどのように還元していくかなど、課題もあるものと認識しております。次に、農業に特化した域学連携の考え方についてであります。当町では、北里大学と平成 27 年7月に包括的な連携協定及び覚書を締結し、平成 30 年度からは北里八雲牛生産拡大プロジェクトを共同で立ち上げ、ふるさと納税等も活用しながら、官学連携によるブランド化と生産拡大を推進してまいりました。この連携におきましては、持続可能な資源循環型畜産の確立や北里八雲牛のブランド化などが大きな成果であると認識しております。また、平成 21 年には、肉用牛として国内初となる有機 JAS 認証を取得され、令和7年には農林水産省による未来につながる持続可能な農業推進事例として北海道農政事務所長賞を受賞されるなど、高い評価を受けておられます。当町といたしましても、町内畜産農家への受精卵移植費用の助成や、新たな品種系統の造成に関する試験研究支援などを通じ、大学の知見を地域全体の肉用牛振興へ還元する取組を進めてまいりました。今後につきましては、大学が持つ農業や獣医学分野の専門的知見を生かしながら、環境負荷の低減や高付加価値化など、当町農業の持続的な発展につながる取組を進めていくとともに、学生等が当町の農業現場で学ぶ機会を通じ、将来的な担い手や関係人口の創出にも繋げてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

町の答え 教育長 西田浩人

議長、教育長。

町の答え 教育長 西田浩人

水野議員の1つ目の質問について、私からお答えいたします。上智大学との連携は、平成 27 年度に始まりましたが、町内学校との交流につきましては、令和4年度から開始しております。これは、八雲町がウクライナ避難民の受け入れを表明したことを受け、ウクライナの現状や文化への理解を深めるため、ウクライナからの留学生を含む上智大学生の派遣を受け、八雲中学校との交流を行ったものであります。その後、令和5年度には八雲中学校に加え、八雲高校、令和6年度からは野田生中学校が新たに交流に加わっております。また、令和7年度には八雲中学校が修学旅行の行程の中で上智大学を訪問したほか、今年度におきましては、野田生中学校も加わってキャンパスツアーを実施したところであります。これまでの成果としては、大学生との直接的な交流を通して、生徒たちの進路や進学に対する視野が広がったことや、コミュニケーション能力・プレゼンテーション能力の向上が見られたことが挙げられます。さらには、将来の目標や向上心を持つことの大切さを肌で感じるなど、多面的な好影響があったものと受け止めております。一方、今後の課題といたましては、より交流成果を高めるために、大学生と学校側で打合せする時間を確保することが挙げられます。今後の方向性といたしましては、中学校から高校まで継続的な交流の枠組みが構築されており、町内の中高生にとって有益な機会であることから、町内中学校や高校が求める交流内容のニーズを上智大学と共有しながら、当面の間は教育分野を中心とした交流を継続していく考えでありますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

令和5年から令和7年の資料をいただきました。そして、今、中高生との交流から、たくさん成果を大学生と交流することで成果につながっているというお話も聞きました。それで、大学生との打ち合わせの時間を持ちながら、中高ずっと続けて学んでいくという姿勢もお聞きしました。今成果をお聞きしましたけど、子どもたちと交流することによって、子供たちと町にどのようにその交流の成果が生かされているとお思いになるかというところを今、質問させていただきます。よろしくお願いいたします。

町の答え 教育長 西田浩人

議長、教育長。

町の答え 教育長 西田浩人

学びがどのように町づくりにという視点でしょうか。まずは、町づくりの前に一人一人の子どもの資質能力として、先ほどもお伝えしましたように、大学生がそれぞれの学校に来て、出前授業をしてくださっているようなかたちになっております。その中では、例えばコミュニケーション能力でありますとか、子どもたちが今まで知らなかったようなプレゼンテーションの仕方などを、上智の大学生が昨年度あたりは教えてくださっておりますので、どちらかというと、まず個人への還元が大きいのかなというふうに思っております。そのことが八雲町のまちづくりという点では、直接つながっているとはちょっと申し上げにくいので、とりあえず上智の大学生から得ているメリットとしては、今お伝えしたような個々の能力の向上にあるのかなと思っております。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

確かに個人への還元というところで直接町づくりにはつながらないかもしれないけど、あとは、時間もちょっと限られているので、なかなかコミュニケーションっていうか、プレゼンとかのやり方、そういうことは学んだりとか、いつも大学生と交流する機会がないので、新しい発見があったり、とっても影響力はあると思うんですけども。大学生の交流といえば、民間で行っている取り組みもありまして、取り組みの中で全国から志願して集まってくれるというか、八雲町にいろいろな大学の大学生が現役の大学生が来てくれて、その大学生が参加してくれる中高生たちと一人一人対話をしながら、自分の生き方や悩みを聞いてもらうことで自分を見つめる機会につながったりとか、あと、中高生がやってみたいっていうことを大学生と一緒に取り組んで実現することで達成感とか喜びを共有したりとか。また、大学生の方も中高生との接し方について、一人一人ミーティングを夜中まで行って、そのミーティングをもとに、次の日とかこの子に対してどういうふうな接し方していこうとか、とても真剣に向き合ってくれる取り組みを行っている民間の団体というか、民間の組織というか、民間で行っているんですね。それで、域学連携の思いを持って接してくれる大学生、普段は、中学生、高校生って、大人から話を聞いて学ぶというか、話を聞くことが多いんですけど、ここの場面は、自分がどうしたいのかとか、自分の思いを話すっていうところに重点を置いて学びの場ですし、思いを持って向き合ってくれる大学生と知り合うということで、いろいろな視点。域学連携でもコミュニケーション能力だったり、プレゼンだったりっていう学びがあったり、この民間でやられてる自分の思いを伝えて、その思いに応えてくれて達成感を味わったり、大学生との親近感を湧いて、そこからいろいろ学んだりという域学連携の大学生との交流も大事なんですけど、民間で行っている大学との交流っていうところで、子どもたちにとっては学ぶ機会が多くあったほうがとっても有意義だと思います。それで、町の職員も予算も限られている中で、少ない力で有効な学びを子供達に提供するために、民間が持っている人脈とか、知識とか方法も活用しながら子供達に学ぶ間口を広げるって言うんですかね。民間の活用しながら学ぶことも必要だと思うんですけれども、いつも民間との連携のお話というかがいつも質問出ると思うんですけど、民間が持っている人脈とか、知識とか方法を活用しながら、民間の活用の必要性をどのようにお考えになっているのかっていうのと、その民間とのそのような支援を民間と連携しながらの取り組みの支援をどのようにしていく考えがおありなのか、というところをお伺いします。誰でもいいです、町長でもいいです。民間との連携の必要性。(何か言う声あり)

議員の質問 3番 水野博美

はい。上智大学の話です、すいません。

議員の質問 3番 水野博美

はい、いいです。大学生と連携している民間のところもあるんですね。だから、そういう民間の力も必要というか、民間の力も子供達が学ぶ場面もあるので、域学連携もやってますけど、そういう民間のところの力も使いながら。だから、結局、民間の支援というか、どんな支援しながら子供たちに学ぶ間口を支援って言いますかね。民間力の必要性です。まず、じゃあすいません。民間との連携の必要性についてお伺いします。

議員の質問 12番 三澤公雄

(マイクなし)その前に質問してたことは取り下げちゃうの。要するに、今教育長が答弁に困っているのは、子どもにどんな成果があるのかということを投げかけたんだけど、その答えがうまく。教育長が答弁を困ってる中に3問目が入ってきたので、答弁に困ってるんだと思うんだよね。だから、2問目と3問目の整合性を質問者のほうで付けて、整理してもう一回してくれないと、僕ら、聞いてる方も。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

午前中に引き続きまして、質問をさせていただきます。民間のところの部分は、こういう取り組みもしていますということを皆さんに知っておいていただくということにいたしまして、次の質問に移ります。毎年、上智大学の大学生から町への提言をプレゼンテーションされています。その提言がどのように町に活かされているのか伺います。町長に伺います。

町の答え 商工観光労政課長 石坂浩太郎

議長、商工観光労政課長。

町の答え 商工観光労政課長 石坂浩太郎

上智大学との交流について、令和6年度までは商工観光労政課が担当しておりましたので、その時にいただいた大学の提言について答弁させていただきます。その時にいただいた提言としては、八雲町の強みや課題を踏まえた町づくりをすることということで、一次産業を中心としたまちづくりをすることだとか、新幹線の開業。当時まだ 2030 年度末の開業を予定しておりましたので、それに向けた町づくりを念頭に置くことといった提言だとか。あとは、大学との交流事業の今後の展望を考えることといった提言を受けておりまして、具体的にその提言を受けて施策を決定しただとかという状況はございませんが、町づくりの今後の参考ということにさせていただいている状況でございます。以上です。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

そのつながりで、今後の参考ということなんですけれども、目標というか言はある意味提言というだけで、他から来た大学生の知見を受けて提言をしていただいて、それをどういうふうに町に活かすかとかじゃなくて、その提言を目標っていうかどのように継続されて、その目標に達成するまでどういう継続をしながら大学生に調査していただいているのかっていう視点ではないということなのでしょうか。

議員の質問 3番 水野博美

すいません。じゃあ、上智大学の学生さんがいらっしゃって一番最後の交流会の時に、上智大学の学生さんから町への提言とプレゼンテーションっていうかたちで行われていると思うんですけども、その中で、令和7年度は一次産業の担い手を育むためにっていう提言。八雲町を世界的なイノベーションハブにという提言いただいて、あとは、新八雲駅開業に向けた八雲町の強み、課題と教育、人づくりへという、もう1つが自然と人の温かさを深く感じられる八雲町の人づくりへという提言をいただいてます。それで、その提言を毎年5年も6年もいただいているようなんですけども、その提言の1年で、例えば、人づくりなんか1年でもちろん目標が達成されるわけではなく、その問題を人づくりをどういうふうにしていくのか、みたいなところの継続性というんですかね。大学生の生徒は変わっても、その問題は継続されて、どんな目標でどういうふうなところまで達成していくのかみたいな、その継続性みたいなところと目標を達成するためにきっと提言いただいていると思うんですけど、その辺のあたりは、目標を達成するためにどんなような継続をしながら調査をしていただいているのか、というところをお聞かせください。

議員の質問 3番 水野博美

人づくりです。

町の答え 教育長 西田浩人

議長、教育長。

町の答え 教育長 西田浩人

昨年、上智の学生のほうからプレゼンで我々が受け取ったものの内容としては、八雲町は、まず自然が非常に豊かであるということから、もっと自然に親しむような教育活動をやったほうがいいのではないかということで、それは真摯に受け止めたんですけれど、もう現状としてすでに例えば、田植え体験とか稲刈り体験とか、すべての学校ではありませんけれども、やっているところもあるので、もう現在進行形の内容もございましたけれど、とりあえず分かりましたということで、受け止めたりしておりました。

議員の質問 3番 水野博美

一次産業の担い手は。

議員の質問 3番 水野博美

そうなんですか。

町の答え 学校教育課長 三坂亮司

議長、学校教育課長。

町の答え 学校教育課長 三坂亮司

今の部分、学生からは水野議員質問していただいたとおり、いろんな観点で提言をいただきました。一次産業の担い手の育むためにだとか、八雲町世界的なイノベーションのハブにということで、すごく学生が見た目で到着して交流をして、1泊2日の夜の段階での中間速報みたいなかたちで提言をしてくれた、見た感じの印象を提言してくれた内容になっています。それで、この際には、教育委員会とそれから町長もその場にいて、いろいろ学生にこういう視点もあるんだね、だとかということで、前町長になりますが、そういった話をしながら提言を受けたというかたちで、実はこの後、また今年度の交流に向けて、大学とこういう観点でいろいろやっていこうだとかっていう話をする中で、具体的に学生が戻ってからどういうふうに報告をまとめたかということをまた交流する予定になってますので、そこの中でまた詳しい令和7年度の中身については、詳しく聞く予定になってございます。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

すみません、私の質問が悪いのかもしれないんですけど、域学連携って、なんとなく地域に入り込んで、地域の人たちとともに考えながら、町の地域課題考えていくっていうイメージだったので、なんとなく域学連携からなんか遠いなぁっていうイメージを今持っています。だとすると、今のかたちって言うんですかね。今の域学連携のかたちでどちらに答弁していただいたらいいのかわかりませんけど、今のかたち、この域学連携のかたちで十分だとお考えなのか、お伺いします。

町の答え 教育長 西田浩人

議長、教育長。

町の答え 教育長 西田浩人

域学連携ですけれども、いろいろなかたちがあるのかなというふうに私は思っております。もちろん産業とか、町づくりなどに対する連携もあるでしょうし、あとは、やっぱり大学の専門性を生かしたキャリア教育とか、それからよく行われているのは、高校生を対象とした高大連携というのが、最近結構行われておりますので、総合的な探究の時間において、高校生が大学生と触れ合うという機会は、結構行われている地域があるのではないかな、と認識してございます。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

それならば、どっかに特化してっていうかたち、教育になかなか大学生とお話しする機会とか学べる機会ないので、そういうところに特化するとか、今のイメージだとあんまり地域のことをわかってきて、その後のまとめた結果は、後でなんか町のほうにいただけるっていうことなのかもしれませんけど、その結果が町にというか、各関係した課に連絡されてなくて、共有されてなくて、ただそれが来ていただいて外からの視点で見ていただいて、それだけで終わってしまっているのではないかな、ということでちょっと危惧してました。だとしたら、こちら側の町のほうから、課題解決の提案をして成果として残してもらえるような取り組みっていう取り組み方も必要なんじゃないかなっていうふうに思いますが、そういうやり方についてのお考えをお伺いします。町長ですか。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

大学との連携という部分では、大学の学部によって、何を目的に町が連携するかということだと思いますけれども、先ほど前段の答弁の中で札幌大谷大学につきましては、熊石地域でそれこそ地域の活性化といいますか、地域課題の部分で社会学部の学生が入ってきて、過去にやっておりました。ここは、コロナ禍に入ってからは、ちょっと連携のほうが学生のほうと大学のほうの都合もあって停滞している状況にはあるんですけれども、今年もそちらのほうと今後どうやっていくかという部分の協議をする予定になっております。そういったことからすれば、どういう目的で大学と連携するかということだと思いますし、先ほど北里大学とは、酪農の分野できちんと協定を結んでやってますし、北大水産学部とも海洋深層水や試験研究という養殖分野の部分でやってます。今後、まちづくりの分野でどうするかと、大きい意味での地域課題をどうして学生というか、大学と連携していくかということについては、いろんな大学もございますので、そういった大学の知見や学生の考えを活用してやっていくことが正しいのかどうかという部分をひっくるめて活用をどうしていくかということは、行政として今すぐやっていくというかということは、なかなか申し上げられませんけれども、課題の解決のために大学の知見を活用して若い考えということは、今後の方策としてはあるのかなというふうに思っていますけれども、今後、そのへんは内部で研究してまいりたいというふうに思います。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

ありがとうございます。ということで、特化と町づくりに関しての分野。特化という言い方はおかしいかもしれませんけど、なんとなく資料なんか見てると、いろいろ産業のところ見学に行ったりとかね。例えば、大関牧場に行って酪農の現状のお話を聞いたりとか、あと、町の産業のお話を聞いたりとか。でも、なんとなく短い時間での学びで、その後の継続性がなんかあまり見られないので、なんとなく残念だなぁっていう気持ちはしてました。ということで、他の大学との可能性です。農業の分野での連携ということで、北里大学のお話が出ました。まだ他に、他の大学との連携の可能性は考えられませんか。町長にお伺いします。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

農業分野での他の大学ということで、よろしいでしょうかね。

議員の質問 3番 水野博美

はい。

町の答え 町長 萬谷俊美

他の大学との農業分野だということは、現時点では私は担当のほうからは、こういったところでやりたいという話は聞いてません。ただ、いろんなその農業振興を推進する上で、先進事例だとか研究課題でこういうのを取り組んだらどうだろうという大学からの提言もあるだろうし、町側で他の地域でやっている事例を見て、そういったものを生かせるんじゃないかという考えがあれば、他の大学との連携もできるのかなと思いますけれども、そこの辺についてもやっぱり研究していかなければ、今すぐ現時点では、他の大学と農業分野ですぐ連携していくという考えは、今のところ持ち合わせておりませんので、よろしくお願いします。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

今は考えていらっしゃらないということでしたけれども、例えば、酪農学園大学なんかは、六次産業化の分野で、地元の特産品とか未利用資源を使った商品開発から販売戦略までの構築を自治体や地元の農家と一緒に取り組みを行ってたりとか、あと、小さなスマート農業の提唱ということで、個々の農家の身の丈に合ったシステムの研究を行ってて、八雲町でも現在も事業に乗せて分娩カメラの補助とか哺乳ロボットなど、スマート化への取り組み補助などはされていると思いますけれども、小さなスマート農業の視点で連携をしながら、コストとか設備投資を少なくした現実的な省力化を目指した取り組みを考えていくだとか。例えば、個々の農家の機械を買うとか、小さい農家が個々に農農業機械とかそういうセンサーとかどうとかじゃなくて、地域センターで畑の管理とか、そういう餌の配合とか牛の管理のデータとかをデータを共有する仕組み作りとか、そういうアドバイスをいただいたりとか、農家を維持していくための方向性とか。あとは、ワインはふるさと納税の返礼品に力強くお話をしていただいたんですけども、昨日答弁あったワインだけじゃなくて、そういう大学と連携して六次化の連携からそこを未利用作物や特産品などを大学生と一緒に取り組みながら、ふるさと納税の返礼品の開発を視野に域学連携をするという考え方について、今はないっておっしゃってましたけど、やっぱり酪農学園大学の卒業生もたくさんいらっしゃいますし、農業大学との連携しながら農業維持とかそういう感じでしていっていただきたいなっていうところはあるんですけどもと、特に六次化の連携、ふるさと納税の返礼品の開発を視野にした域学連携についての考え方を伺います。

町の答え 農林課長 加藤貴久

議長、農林課長。

町の答え 農林課長 加藤貴久

域学連携の農業分野につきましては、町長の答弁で一番最初に申し上げました。北里大学の獣医学部さんとは、平成 27 年に域学連携協定という文書を交わして、特定目的答弁でも申し上げましたとおり、北里八雲牛。北里大学が八雲にある牧場で育てている肉用牛。具体的に言うと、日本和種である単角牛とヘルホードというヨーロッパ州を掛け合わせた北里大学独自に開発したといっても過言ではない肉用牛をこの牧場で飼育してて、それを売り出すというか。もちろん大学なんで研究して発表していくというのがお仕事ですけれども、それを商業ベースに乗せるために、一般農家さんで飼育して肉畜産業としてやっていくためという辞書フィールドとして、八雲を使っていただいていた中で、じゃあ、具体的にそれをどうやって売っていこうかといったときに、商品名考えるときにも北里牛といってもいいんですけれども、八雲の名前を冠していただいて、北里八雲牛という具体的な商品名としてブランド化をして売り出したという実績があります。これについては、特定目的で一点に絞ってやってきたことかなというふうに思います。議員がおっしゃる農学系のほかの大学との連携については、域学連携という考え方がミクロで考えると、特定目的なんですけれども、マクロで考えたときに大学との交流という考え方ですと、帯広畜産大学ですとか酪農学園大学から学生が実習というかたちで畜産農家に入ってきています。それは、議員おっしゃったように、卒業生、先輩たちがいるつてを伝ってくる場合もありますし、農業関係機関の紹介があってくる場合もあります。そういった中で、学生さんたちが本当の畜産分野の方もいれば食品系の方もいらっしゃいますけれども、そういった中で、実際の生産現場を体験して将来の就職につなげていくというかたちで、2つの大学からも来ています。それで、先般3月に卒業して今酪農ヘルパーをやっていただいている卒業生の方も帯畜の卒業生でありまして、縁があって八雲に来ていただいて3年間協力隊でそのまま八雲に就職をしていただきました。広い意味でちょっと違うかもしれませんけれども、それも私は農業関係の就業ですけれども、新規就農と同じくらいの価値があるんじゃないかなというふうに考えております。そういったかたちで、あと過去には、ほかの大学の食品系の学科の学生さんが来て、八雲の食材で新たなメニューが作れないかということで、ホタテカレーだとか鮭を使ったなんとかとかっていうレトルト食品の開発なんかも手がけて、結実はしなかったんですけれども、そういうような自分たちが勉強していることを八雲の食材を使ってやってくれるとか、そういうような取り組みもあります。私は、そういうのは域学連携的な取り組みということで文章を交わして大学と町が調印したものではないですけれども、底辺の地場の交流というかたちでは域学連携といってもいいのかな。ただし、個人っていう学生さんと町という産業系の関係団体がご尽力していただいている部分には、町としても大変感謝をしているところです。なので、この分野、例えばですね。八雲でこういう病害虫が発生しているからこれを何とかしてくれとかっていう、そのような具体的なことが学生さんレベルって言ったら大変失礼ですけど、そういうようなかたちで投げかけることもあるんでしょうけれども、それは中でやっているものですから、うちの考えとしては、農業系の学生さんには、まず現場を知っていただいて大きな農業から小さな農業まである八雲町の畜産の多様性という部分を見ていただいて、八雲に来ると北海道の酪農の縮図といわれていますので、大きなでっかい搾乳ロボットがある牧場から、昔ながらの家族経営でやって搾乳をしている酪農家さんもいます。それで、乳搾る牛と肉用の牛、両方飼ってる人もいます。牛を飼いながら水田をやってる人もいます。そういった意味で、北海道の酪農の縮図のようなところも実際に見ていただいて、学生さんに現在の農業で、そういうところで働いている人がどういうふうに考えて何を思ってやっているのかということを分かっていただくということが大事かなと思って、学生さんを受け入れておりますので、ちょっと答えにはなってなってないかもしれないんですが、そういうような思いでやっているということは、ご理解をいただきたいと思います。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

では、大学との連携とかではなく、個人的とか興味のある方のそういう受け入れをしていって、その窓口は町になるのか、そういうふうにしたいっていう人たちは、町が窓口になって受け入れて、そういう体験してもらうとかそういうふうなかたちになるということなんでしょうか。

町の答え 農林課長 加藤貴久

議長、農林課長。

町の答え 農林課長 加藤貴久

具体的に、じゃあ役場の例えば農林課に問い合わせをすると、そこが責任を持って受け入れますとかっていう、そういうような具体的なものはございません。紹介することはもちろんできます。こういうような学生さんが、こういう実習をしたいって来てるんだけれども、どこどこで受け入れれるだろうかというような紹介というかたち。あと、農協だったり、普及センターだったり、農業共済組合とか農業系の関係団体と打ち合わせをする中で、例えば2週間実習しに行きたいって言ってるんだけれども、どこか受け入れるとこないかねっていうような、そういうようなご紹介というかたちでやっているのが実態でありますので、看板を上げてここに問い合わせをすると必ず受け入れてくれますよとかっていう、そこまでのかたちではないという部分は理解をいただきたいと思います。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

もうほぼなんかね、農林間の課長さんがおっしゃったのでほとんど何も言うことはないんですが、さっきの大学生との交流ももちろんなんですけれども、域学連携によって、外からの視点で八雲町を見てもらって、どんな町なのかなとか、こんなふうにしたらもっと良くなるんじゃないかなっていうアドバイスをもらうことはとっても大事だと思います。大学生との交流では、民間で行われている取り組みも連携しながらというか、町と連携でもないですけども、そういう窓口っていうか間口を広げて、中学生、高校生にたくさんの学びを提供していただきたいなと思ってます。農業分野の連携では、農業の高校生が八雲町のそれこそ畜産農家で実施を行っていて、農業後継者でなくても、将来農業に関係する仕事をしたいとか、農業の知識を深めたいと考えて、大学に進学する高校生も多くいらっしゃることを今回交流をして知ることができました。ですので、大学と連携することで、八雲に来ていただいて実習した高校生とのつながりを継続できる可能性も高くなるのではないかな、と思って考えています。また、全国でも高校や大学を卒業して、農業法人に就職する新規雇用就農者が 2024 年は1万 180 人と、2020年よりも 9.5%、880 人増えていて、農業人口を獲得する1つの方法として、農業大学に特化した連携も考えていただきたいなと思っていました。また、六次化とかエコツーリズムとか、スマート農業とか農家のそれこそ大きい小さいに関係なく、いろいろな形態内容の農業のやり方を示されることで、これからの若い人たちにも、あ、こんなやり方があるんだ。夢のある農業政策を提案し、農業の楽しさや大切さ、可能性を感じてもらい、農業農家を集約する方向性だけじゃなくて、新規就農とか農業の維持につなげていくためにも、農業に特化した大学との連携も必要だと私は今も考えていますが、最後に町長のお考えを伺います。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

先ほどから、担当課長も申しておりますけれども、現在、北里大学と連携協定を結んで、酪農に特化した北里八雲牛に特化した振興策ということで取り組んでございます。先ほども言ったように、今後、その他の大学と農業に特化した取り組みとして、先進事例だとか、八雲の課題に合うような、そういった取り組みができる大学とマッチングができれば、いくらでも連携して取り組んでいくことはやぶさかでないと思ってますので、ただ、現時点では、こういう分野で連携してやっていきたいという。先ほど課長からもありましたように、個々の分野で農業の形態に学生が入って研修を積んでいるという実態はあります、ということなので、そういった連携関係を重視して、学生が今後、農業に就いたときに八雲町の酪農についても十分理解していただいて、いろんな意味で八雲等の関係人口の拡大、今後のまちづくりにも一定程度を生かしていければな、というふうに思っていますので、必要があれば今後とも大学と連携していきたいというふうに思っています。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

分かりました。地域課題解決とともに、やっぱり人材獲得も視野に入れて、町に生かされる大学連携であることを期待して、次の質問に移ります。2番ですね。八雲町の農業を維持するためには。酪農発祥の地、八雲と言われていますが、酪農の件数、農業人口も減っている今、町として今後も酪農業を維持するために、どのような政策をお考えか伺います。また、新規就農に係るどのような施策をお考えかお伺いします。それで、2番ですね。農業を八雲町の農業を維持するためには、酪農発祥の地八雲と言われていますが、酪農の件数、農業人口も減っている今、町として、今後も酪農業を維持するために、どのような政策をお考えかお伺いします。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

水野議員の2つ目の質問にお答えいたします。当町における酪農の歴史につきましては、大正期、略奪農法的な馬鈴しょの生産で土地がやせ細り、やせた土地でも生える牧草とそれを餌とする牛を飼育し、ふん尿を肥料として畑作を行う循環農法が望ましいと、大正9年に畜牛組合を組織して、全農家に牛を行き渡らせようとしたことから有畜農法が始まり、酪農へと発展したことを起源として、ヨーロッパから学んだ牛と農業を組み合わせた有畜農法が確立され、北海道近代酪農発祥の地と言われるようになったと認識しております。当町は、長年にわたり質の高い乳製品を全国へ届け、地域経済の基盤を築いてまいりました。議員ご指摘のとおり、担い手の減少や高齢化、酪農家戸数の減少は、町の基盤を揺るがす極めて深刻な課題であると認識しております。町といたしましては、引き続きこの基盤を維持・発展させるための施策を推進してまいります。具体的な施策の1つ目は、生産基盤の強化と省力化の推進として、生産性の向上に向けた草地基盤整備やICTを活用したスマート酪農の導入を支援してまいります。2つ目は、ヘルパー組合への支援を継続し、就業環境の改善と持続可能な労働体制の構築を支援いたします。3つ目は、飼料自給率の向上とコスト削減のため、町内コントラクター等の機能を強化し、昨今の世界情勢と円安による飼料価格高騰への対策をあわせて推進してまいります。次に、新規就農に係る施策においては、町と農協等が出資する株式会社青年舎大関牧場の研修機能を最大限に活用し、最先端技術を取り入れた実践的な研修環境を提供し、八雲町農業担い手育成センターを中心に、大関牧場の実践的な技術取得から、実際の就農、第三者継承にいたるまで、関係機関による段階に応じた切れ目のない伴走型支援を行ってまいります。研修生の獲得については、新規就農フェア等のイベントへの積極的な参加やSNS等の情報発信を展開し、当町独自の新規就農支援資金貸付事業や家賃助成事業、大関牧場の研修者住宅等の住環境の整備などをアピールポイントとして、地域おこし協力隊制度も有効に活用しながら推進してまいります。北海道近代酪農発祥の地の灯を絶やすことなく、次の世代へと確実につないでいくため、生産性の向上と担い手確保を両輪とした施策を推進してまいりますので、ご理解をお願いいたします。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

3月の議会で、赤井議員の第二期総合計画の成果と課題を町長はどのように総括しているのか、の質問の中に産業の問いがありまして、町長の答弁で、農業、漁業は円安物価高騰のあおりを受けながらも、各経営者の御努力のほか、各種支援策を地道に講じてきたことにより、経営戸数も大きく減少していないことから、一定の成果が表れたものと感じていると答弁されていました。令和2年から令和7年の農家戸数は、152 戸から 127 個へと5年間で 25 戸減少しています。また、利用者数も酪農は 24 名、畜産は2名、稲作2名で、合計 29 名の方が離農されています。農家や農業者は減っても、乳牛使用頭数や生乳生産量も変わらないようです。町では、農家の適正数、目標値があって、農家が維持できていると判断するのか、それとも、生産量を維持できていることで、経営戸数が大きく減っていないと判断しているのか、農家戸数なのか、生産量、使用頭数なのか、何がどの水準に達したら農家が減ったと判断するのか、町長のお考えを伺います。

町の答え 農林課長 加藤貴久

議長、農林課長。

町の答え 農林課長 加藤貴久

農家数のとらまえにつきましては、今の議員おっしゃる数字は、農業センサスの数字かと思います。当課としても、その数字については把握をさせていただいておりますし、実際に農家カウントされていても、実際に生産農家であるか否かという部分は、またちょっと別な出荷農家であるかどうかという部分は、ちょっと違うとらまえにもなるかなという、ちょっと数字の分析は、いろいろな仕方があるのかなと思っています。戸数と生産量の関係ですけれども、もちろん当たり前のことなんですけど、両方あっての産業だというふうに思っています。例えばですね、1万トンの牛乳を生産できるシステムがあって、大きな法人1社でそれが全部できるとして、それで、八雲の酪農が成り立っているかというと、それは違うと思います。先ほどの質問の中で若干触れましたが、八雲は経営規模として多様性のある家族経営から大きな法人までそろった、多様性のある酪農経営が展開されている地域だと思います。そういった中で、それぞれがそれぞれの立場で、それぞれの経営方針のもとに酪農をやっているからこそ、いろいろな部分で気候変動だったり、価格変動だったり、いろいろなリスクに対して対応できてきているのかな、というふうに思います。それで、戸数減少の考え方で1つとらまえておいていただきたい部分としては、この間、国の政策もあって、大規模法人化っていう部分が推奨されてきました。大関牧場についても、大関牧場を作るにあたって、上八雲の酪農家に5戸が1つの農地等を集約して、1つの法人。経営体でいうと、5戸から1戸に減ったというかたちになりますけれども、生産量については、道内の十傑に入るような大きな生産を誇る出荷量を今生産しております。同じく春日地区でも、大きな法人ができましたけれども、ここも4戸、5戸が集まってできた法人ですし、他にも1戸、2戸が合わさったような法人もあります。なので、その中に経営体をカウントするときに、法人も個人農家も1戸は1戸になってしまうという部分は、ちょっと考え方は少し2つの見方をしていただきたいなという部分はあります。議員がおっしゃるように、生産量については、ありがたいことに皆さんそういうような品種改良、あと、経営の努力、いろんな部分で生乳の出荷量については、ほぼ横ばいで推移してきております。渡島の酪農は、八雲が背負っていると言っても過言ではないんですけれども、酪農を背負っていただいているのは、酪農家を支える酪農関係の企業の皆さんのご努力であろうというふうに思います。なので、最初に戻りますが、どちらをカウントするのかというと両方大事ですけれども、じゃあ、個数があって生産量が少なければいいのかとか、生産量は落ちても個数を維持できればいいのかとか、経済的な地域としての産業のあり方としていろんな視点があると思うんですが、現状としては、今の戸数を維持する。戸数を維持するということは、耕作面積を維持するということにもつながってきますので、耕作放棄地を出さないということが地域の産業を荒廃させない1つの方策だというふうに思っております。そういった中で、じゃあ、あと今餌が高い肥料、高い資材が高い、そういわれている中で、じゃあ利益をどういうふうに産業として出していくのかという部分は、ここの努力ではまかないきれない部分については、国の政策だったり、町独自でやってきた牛乳の補填ですとか、餌の補填ですとかの部分、町もやってまいりましたけれども。今後も、これから農協等ともお話をしながら、そういう活動が実際に単発的な部分はやっていけると思うんですけれども、継続的というと、先ほど来話に上がっているように、町としても財政が厳しいですから、継続的にじゃあずっとやっていけるのかという部分には、大変厳しい問題があると思いますので、こういう部分は、やっぱり産業的な構造として外発的な問題もある中で国に現状を訴えていくしかないのかな、というふうに思っておりますので、そういうような考えで整理していきたいというふうに考えておりますので、ご理解をお願いします。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

ありがとうございます。よく分かりました。それで、農業をやっぱり維持していくには、やっぱり後継者大事だと思います。新聞記事によっても農業全体で畜産も畑作も入れて、2024 年の親元就農が中心の新規自営農業就農者は、2022 年と比較して 2.5%、750 人の減で6年連続、親元就農というか、だんだん減ってきているという現状もある中で、八雲町もおそらくっていうか、親元就農がなかなか厳しい状況にはあると思います。3月の定例の総括質疑の中でも、町長は農業者の高齢化で後継者が残らないのが問題。団体と話し合いをしながら、事業の構築、若い人が従事できる政策をやっていきたいと答弁されていました。八雲町のこれからの農業後継者数の見通しみたいなものが町でも関係団体でもいいんですけど、そういう見通しをされてて、どのような政策で後継者を増やしていこうと考えているのか、お伺いします。

町の答え 農林課長 加藤貴久

議長、農林課長。

町の答え 農林課長 加藤貴久

まず、今後の見通しという部分で、大変センシティブな問題になるんですけれども、年齢的な部分とかを単純に見てて、あと、後継者がいるなしという部分は、関係機関でもある一定程度整理はしておりますが、じゃあ、その経営体がいつまで持続できるのかという部分、なかなかそこまで踏み込んだ部分は、役場はもちろんそこまでは関与しておりませんが、営農を管理というか、営農計画等を管理しているはずである農協さんとかがそのへんは問題を提起して、各集落、部落で集会や打ち合わせをしているというようなことも聞きは及んでおります。議員おっしゃるように、じゃあ、今後平たく申しますと、何戸辞めて何戸入るんですかというような具体的なシミュレーションというのは、残念ながらできておりません。そこらへんはご理解いただきたいと思います。あと、新規就農者のとらまえは、先ほどの1つ目のご質問の最後のほうに、たぶん農業新聞の記事のことだと思うんですが、数日前の新聞で 2024 年度の農業の新規就農者が何年かぶりに増加になりましたよと。増加になった要因としては、この間いつからかっていうのは、ちょっとすみません。今記憶が定かでないんですけども、いわゆる法人化が増えてきて、いわゆる勤め人として、その農業法人に入って農業を営む方も新規就農カウントというふうになったのが数年前だったというふうに記憶しております。そういった中で、農業の就業人口としての増加というのは、やはり法人への就職というかたちでの機能ですね。農業に就くという部分は、この間大きく増えてきます。法人が増えているというのも大きな要因かと思いますので、当庁としても、ちょうど今週、農業大学校のフェアとかがありまして、町内の大きな牧場ですとか、あと、ヘルパー組合さんも今週本別の農業大学校に行って、卒業生にぜひうちに来てくださいというようなPRをしております。まず、特に酪農っていうのは、初期投資が莫大にかかりますから、0から始めるというのは、かなり無謀に近いくらい大変なことに感じます。そういった中で、企業に会社に勤める感覚で農業に就いていただく方が将来的に独立するっていうのは、大関牧場を作ったときのロードマップというか、スケジュール的にもそういうような道筋ができると、八雲に人を呼んできやすいんじゃないかというふうに考えて、大関牧場が設計されておりますので、そういった部分で呼んでいきたいと思っております。先ほどヘルパーのお話もしましたが、地域おこし協力隊でも昨日のご質問にもあったぶどうの支援員ですとか、あと、ヘルパーの支援員ですとか、施設野菜の支援員、もちろん今酪農のお話がクローズアップしてお話ししますが、他の水田ですとか、畑作ですとかっていう部分も同じでありまして、後継者問題というのは、いつの時代もついて回る問題です。ただ、昨日補正予算で申し上げた新規就農の機械購入は、親元就農がされた方の事例ですというお答えをさせていただきましたが、ある一定程度、最近はご子息と言ったら怒られるかもしれませんが、ご子息とか言うとご令嬢って言わなきゃいけないのかもしれないですけど、お子さんが親元に帰ってきて就農するという部分も一定程度、今までは出ていくほうが多かったですけれども、経済情勢とか、やっぱり田舎がいいですとか、いろいろな理由をその人たちから聞きますけれども、やっぱり都会に住むより田舎のほうがいいなって帰ってきた人たちはよく言ってますので、そういった部分で回帰してくれているのかなという部分を期待をしているところでありますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

もうなんかヘルパーの後で言おうとか思ったことをたくさんお話ししていただいたので、私は何も言うこともほとんどないんですが、お話の中でJAと合同で新規就農フェアに出展していますというのが以前ありました。それで、結構何年か前までは、以前はなんか終了時間になっても行列が続いて八雲町がすごく人気が高いというお話を聞きました。でも、現在は研修の問い合わせもないというお話もお聞きします。新規就農者がゼロになってしまった原因と対策、どうしたらこの現状が解消されるのか、関係機関などでお話しされていることがあったらそのお話を伺います。

町の答え 農林課長 加藤貴久

議長、農林課長。

町の答え 農林課長 加藤貴久

まず、新規就農者の状況は、3月の予算委員会の中でもお話ししたかと思うんですが、令和に入ってからの状況は、毎年1組、令和2年度には2組、酪農だったり、施設野菜だったり、肉用牛だったりということで、令和2年は2組入っていますが、2、3。4年はなくて、7年は残念ながらなくて、8年度は先ほど来、昨日あったぶどうにご夫婦で果樹農家としての就農があります。今後、研修している方はいらっしゃいますけれども、今のところ、具体的な就農月日というか、就農年度っていうのはまだ決まってないので、新規就農の見込みという部分は申し上げる域には達していないんですが、そういう状況で7年度がなかったというお話をされたんだというふうにお伺いしました。なので、新規就農フェアについては、議員おっしゃるとおり、毎年度開催されておりまして、札幌で年2回ほど開催されております。札幌のホテルや会議室、具体的に言うと、ポールスター札幌のホテルですとか、自治労会館という大きな会議室でブースを設けましても、そのときによって参加団体はそれぞれですけれども、自治体独自で出しているところもあれば、さっき言ったように法人が単体で出てくるところもあります。うちで言うと、農業担い手育成センターとして、町農協普及センターという関係団体を作っている団体で参加していますし、もちろんそこにヘルパー組合と一緒に行くこともあります。株式会社青年舎の研修生募集というかたちで行くこともあります。そういった中で今参加をしていますが、以前に比べてどうだっていうお話がありましたけれども、確かにおっしゃるとおり、今、新規就農フェア自体への参加者が以前ほど熱気がないような感じは残念ながら受けます。ただし、昔は農業に憧れてというお話だったんですが、社会情勢で失業率が高いわけでもないですけれども、どっちかというと、リクルート的な感じで来る方が多くなっているような感じもします。そういった中で、であれば新規就農というよりも農業法人でのお務めってどんなもんですかねっていうようないろいろな水を向け方はしていますけれども、議員が指摘しているように新規就農フェアというものの在り方についても、この間も同じような形態でやってますけれども、どうしてもやっぱり対面式が基本だとは思うんですが、それによらない部分もいろいろ研究していかなきゃいけないのかなというふうには考えております。地域起こし協力隊の面接も今ウェブでやるような時代ですから。ただし、やっぱり人の顔を見てお話ししたいなという部分はもちろんあるもんですから、その辺は時代の流れというか、情勢に応じていろんな手法というチャンネルは多いほうがいいと思うので、考えていきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いします。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

新規就農者がゼロになってしまっているこの原因っていうのは、これから研究して増やしていくという方向でいいという感じで今は理解させていただきます。それで、酪農業についての研修の件で、今酪農業についての研修は、研修牧場、大関のですよね。研修牧場を中心に考えていられると、さっき答弁の中にも入ってたと思うんですが、研修牧場を中心に考えられていますけれども、新規就農を目指している方が研修牧場に入る意義は何かお聞かせください。

町の答え 農林課長 加藤貴久

議長、農林課長。

町の答え 農林課長 加藤貴久

先ほど私が申し上げました答弁で、大関牧場を中心というかたちは申し上げましたし、最初の町長の答弁でも申し上げていると思います。もちろん研修機能を持たせた牧場として大関牧場が存在しているのは間違いない事実でありますし、今現在もそれを維持しております。ただし、たぶん議員がおっしゃりたいのは、大関牧場という法人化大規模経営の部分に研修生が入られて、実際に就農する場合、例えば、居抜きで入る場合には、個人経営のことになるという部分のギャップというか、ミスマッチの部分のお話は、私どもも十分理解しているつもりです。まず、酪農というものを目指してきたときに経験者でなければ受け入れないとかっていう、うちはそういうような狭き門にはしておりませんので、未経験者でも受け入れます。ただし、未経験者でありますので、実際法人形態でやっている大関牧場で一回働いてみませんか、そういった中で、牛について勉強したらいかがでしょうかというような水の向け方をします。片やもうバリバリなんですと、どこどこの町でヘルパーやってましたと、私すぐでも就農できますという方については、逆にヘルパー組合とかで各農家さんを知るのに、そういうところに入って、まずは地域になじんでいただいたらいかがでしょうか、そういうような動き方をします。なので、大関牧場を中心とは言ってますが、もちろん就農希望者のお考えによって臨機応変に、先ほど町長の中で伴走型支援という寄り添ったかたちで、要は、ここまでやってから、はい、あなたも頑張ってね、じゃなくて、一緒に共に歩いていくというかたちで就農していきますし、就農した後も支えるというか、ともに共有をして地域で頑張っていくという、そういうような考えでおりますので、何がなんでも大関牧場に入ってくださいとか云々とかそういう考えではなく、大関牧場としての文句を窓口を広く開けておいて、その中で、本人の希望なりスキルなり経験値なりという部分を勘案して、いろいろな研修形態に持っていくという考えでおりますので、よろしくお願いします。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

やっぱりヘルパーとか新規就農者の方のお話を聞いてても、初めて牛に触るとか、そういう方たちはなかなか厳しいかもしれませんけど、ヘルパーを通して新規就農するのがベストなのではないかなという話はされてました。それで、研修牧場を中心に考えていますけど、今お話があったので、新規就農者からすると、規模や作業形態、ニーズがやっぱり違いすぎるので、ヘルパーがいろいろな農家のやり方を学べたり、農家側も就農を考えている方のジャッジができるから、新規就農者にとって農家さんとのつながりもできるとか、就農を決意するという農家さんとのつながりができるということがやっぱり決意する大切なポイントになるというお話もされてました。なので、ヘルパーを受け皿にして、新規就農、営農につなげていってほしいなという話も聞いてました。それでは、研修牧場で行っている研修ですね。初めて農業に携わる方が研修牧場に入って農業を体験するという。研修牧場の研修が今は中心になっていますけれども、研修牧場で研修してくださった方々が八雲町の農業にどのように今貢献してくださっているのか、きっとそれこそ従業員になって働いていただいている方もいらっしゃると思うんですけども、研修牧場が八雲町の農業にどのように貢献してくださっているのか、お伺いします。

町の答え 農林課長 加藤貴久

議長、農林課長。

町の答え 農林課長 加藤貴久

すみません。ちょっと今いろいろ考えてるんですけれども、貢献という部分は、ちょっとお答えに苦慮する部分なので、間違ってたらごめんなさいっていうかたちでしゃべらせていただきますが、まず、貢献というか、研修牧場で今まで多くの方が研修していただいていますが、なかなか八雲に居着いていただけなかった事例がすごく多いです。地域おこし協力隊で3年間卒業して、そのあと、研修牧場でお勤めいただいたんだけれども、うちとのご縁よりも違うご縁があって、違うところに行った方も多くいます。そういった中で、それを首に縄をつけて、八雲に縛りつけておくということはなかなかできないので、もちろん慰留はしますし、理由とかいろんなことを聞きますけれども、人とのご縁というのは、なかなか難しいものだなというふうに思っています。それで今、研修生で入った方が先ほど言った法人就業で、要は、新規就農というか、就農というかたちをとっている職員も数名おります。そういった中で、大関牧場についても、今研修生を見込んでいろいろオペレーションしている部分もあるんで、研修生が不足している部分は、牧場の運営自体も、今ちょっと苦労しているもんですからなかなか大変なんですけれども、そういったかたちで研修生から職員っていうのは、今の道筋ができているので、先輩方がおりますので、法人型就農というのは、事例としてあるのかなというふうにも思います。あと、先ほど言ったように、地域農業の貢献という貢献だというふうに私は解釈しますが、生乳生産量の安定という部分ですね。地域として、牛乳の出荷量がほぼ横ばいというのは、少なからず離農が進行している中で、大関牧場が地域のまずは力としては、牛乳を搾った量というか、売上高というものは、やはり産業の推進力になる部分もあると思いますので、そういった中で生産量を維持しながら。先ほども申し上げましたが、牛を育てるためには、草地、餌を取るっていう部分も大きな部分です。やっぱり離農が進むと、耕作放棄地という問題がどうしても出てきますので、それを地域の受け皿として、大関牧場が担ってるっていう部分を大きな地域貢献になっているのではないか、というふうに思っております。もちろん他の法人さんや他の酪農家さんが頑張っているというのはもちろんですけれども、町が出資してやっている意味合いというのは、なかなか他の農家さんが頑張れないところを頑張ってもらうっていう部分を経営方針として掲げている牧場だっていう意味合いを強く町としても、独自経営ですから、町の方針が 100%ということにはなりませんけれども、限りなく町の方針に寄り添ったかたちで自社経営を展開していただくという部分が地域への波及効果を狙っているということと、生産維持と農地しようという部分すべての部分で酪農力の維持というか、地域の勢いの衰退を緩やかにしてくれているというふうには考えておりますので、よろしくお願いします。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

本当にね、乳量が維持できてるっていうことは、やっぱり八雲町の経済っていうかね、そういうところにも貢献してくださってるなっていうのは私も感じてます。研修牧場での研修から、農業法人に就職する新規雇用就農者獲得につなげても、きっと今もつなげていただいていると思ってますし、これからもつなげていただきたいと思ってます。基幹産業の酪農業を維持するためには、新規就農者の存在もやっぱり町には欠かせないと思います。新規就農する方にとって、先輩新規就農者のアドバイス、酪農家さんとのつながりがこの町で新規就農して、営農を続けていける原動力になっているという話も聞きました。それで、新規就農されている方々も技術とか学習とか学びというか、人とのつながりを主体的にできる人なのかどうなのか見極めてもらうためにも、やっぱり経営実践に近いかたちで酪農ヘルパーの研修がいいんじゃないかなぁっていう感じでおっしゃってました。研修される方も、八雲に来てすぐ就農するというかたちにはならないので、その間も、離農が進んでしまえば、居抜きも難しく、ますます新規就農者を八雲町に呼び込めなくなってしまいますので、なんとか、今ある農家さんを減らさない努力をしながら、新しい人たちにつないで八雲町ならではの景観や自然環境を守りながら、町の経済を支えるためにも、酪農の町、八雲を維持していきたいと考えています。なんとなく農家を集約していこうということばかり言われてしまいがちですけども、やっぱり若い人たちが農業に夢とか誇りを持てるような施策にこれからも取り組んでいただきたいと、私は考えていますが、最後に町長のお考えを伺います。決意で。

町の答え 町長 萬谷俊美

議長、町長。

町の答え 町長 萬谷俊美

先ほど来、担当課長も申しているとおり、第一次産業、酪農業は、八雲の基幹産業という位置づけで常に政策を進めておりますので、今後もそういった観点で、酪農業の振興に努めてまいりたいというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 3番 水野博美

議長、水野。

議員の質問 3番 水野博美

最後にさっきもちょっとお話出てましたけど、このたび酪農ヘルパー組合で人材獲得に向けて、独自で自分たちでポスター作ったりとか、動画を制作して学校訪問に行ったそうです。それで、ヘルパーを維持することが今ある農家さんを支える、やっぱり今ある農家さんもヘルパー組合があるからこそ頑張れるっていうところもありますし、新規就農者へつないでいこうという、ヘルパー組合さんの今回の努力とか熱意をお伝えして、私の質問を終わらせていただきます。

出典:八雲町議会 令和8年第2回定例会 2026年6月4日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる