みんなの議会

今金町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月11日

黒毛和牛の振興とその方策について

聞いた人
村本照光 議員
答えた人
町長 外崎秀人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 村本照光

私の方からは、黒毛和牛の振興とその方策についてということで、町長にご質問いたします。現在、黒毛和牛の飼養農家戸数は48戸、総飼養頭数は1,876頭、平成24, 、 。年度の販売総額は3億3 100万円 過去最高の実績を上げることができました私はこの黒毛和牛を、米、馬鈴薯に次ぐ今金町の重要品目として位置づけ、思い切った振興策を講ずるべきと思います。生産額を上げることはもちろんでございますけれども、今後予想される耕作放棄地や遊休農地の解消、また耕畜連携による農地の改良等の手段として必要と考えています。また、地産地消の取り組みとして、黒毛和牛の肉が今金町内で買うことができ、また飲食店で食することができるようになれば、今金町の各種イベントの主役にもなり得て、町の活性化にも役立つと考えております。黒毛和牛は、素牛導入から販売まで年数がかかることから、その間の運転資金や施設等投資資金が多額となり、新規参入を困難にしているのが実態であります。また、現在増頭し規模拡大しようとしている農家にとっても、畜舎の増設等が大きな問題となっています。この当面する諸課題を解決しながら、五年、十年先の今金町農業の将来を見据えて、今から黒毛和牛のより一層の振興に取り組むべきと考えますが、町長のお考えをお聞きいたします。

町の答え 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)

村本議員の一般質問にお答えをいたします。本町では、複合経営による所得拡大と地力増進を図る観点から、昭和56年より黒毛和牛の導入が始まり、飼養戸数がピークの平成3年には88戸、1戸当たり平均12頭でありました。現在では1戸当たり平均39頭飼養され、素牛として年間800頭余りを市場で販売しております。この間、町長として、今金農業は、水稲、畑作、酪農畜産の3作目に加え、施設園芸の4作目体系の複合型農業が特徴であり、畜産分野の黒毛和牛は欠くことのできない重要作目であるという強い認識を持ち、その振興について思いを発信してきているところであります。町の活性化につながる黒毛和牛の肉の地元販売でありますが、現在、3戸が肥育牛の飼養をしています。この間、数年30頭くらいの生産で、ほとんどが市場販売され、地元で今金和牛とし商品化されている部分はごくごくわずかであると認識しています。地元販売ができない要因として、解体加工等のコストや販売価格等の課題があると聞いており、町長としては地元での販売を期待していますが、生産者が地元での販売にどういう思いを持っているのか、さらには市場流通の窓口となる農協等関係機関が、地元販売と販売体制にどう向かうかということであります。これまで町と、 、 、しても 地元還元として助成を行い バックアップをしてきたところでありますが一過性で終わり、継続した地元販売、地元流通が確立されてこなかったことも事実であります。計画的に流通、販売の見通しを含めたもろもろの課題解決から始めることが必要と考えます。黒毛振興に畜舎増設が大きな課題であるとのことですが、畜舎の整備に特化し、平成19年、20年度に黒毛和牛増頭推進基盤整備事業として、地場材の活用による牛舎の新増築に対する支援を行い、2年間で9棟整備されました。当時、素牛の市場価格が低迷し、生産者の増頭意欲が薄れたことにより取り組みが少なかったものと理解をしました。次の対策として、新たに平成21年度からは、優良血統種の自家保留を奨励する優良雌牛増頭推進事業の支援を実施してまいりました。さらに、平成25年度からは、より生産性を高める観点から分娩間隔と初産月齢を短縮し、回転率を高めて経営の安定を図る支援を行いたく、今定例会に提案をしているところであります。このように、都度、農業者の意向やかかわる組織で構成しているプロジェクトでの協議を行い、町として黒毛和牛振興支援を行ってきていると自負をしています。肉用牛の導入により、水稲との複合経営が確立し、水稲以外の水田の利活用として、飼料作物の作付による有効活用や堆肥等の循環で地力の増進にも効果を発揮してきているものと理解をしています。近年は、飼養頭数の増加に合わせて、農地の流動化によって耕作放棄地や遊休農地の発生の防止につながっているとともに、堆肥と麦わら等の交換などの耕畜連携を進める上でも、基幹となる重要作目であります。そういうことから、今金町農業の重要な位置を占めていると強く認識しているところであります。肉牛生産改良組合等の意見を踏まえながら、農業振興プロジェクトや農林業振興会議等の議論を通して、今金町農協が作成する第10次中期経営計画とリンクしながら、町の第7次農業振興計画の中での振興策に反映できるよう、町長として努力をしてまいります。

議員の再質問 9番 村本照光

今の町長の答弁をいただき、非常に関心が強く、その必要性を強く感じられているということがひしひしと伝わってきたわけですけれども、先ほどの私の質問を補足しながら、再質問をさせていただきたいと思います。黒毛和牛導入の経過については、昭和57年、35戸の農家で6.8頭でスタートしております。平成3年、これが最高のピークでありまして、先ほど町長の答弁、 . 。 、 、にもありましたけれども88戸 11 8頭になりました それから 平成15年45戸で26.9頭、これが残念ながらぐっと減ってきた最低の戸数であります。そして現在、平成23年、48戸、39.1頭であります。ここまで来るのに約30年かかっているわけですけれども、平成3年のピーク時に比べて、現在、先ほど言いましたけれども、88戸から48戸に減ったわけですから、約半減、正確に言うと46%減っているわけです。、 、 、 .しかしながら 町や農協 それから生産者の努力もありまして 肥育頭数は391頭、3.3倍になったわけです。先にも述べたとおり、新規参入が非常に難しいと。なぜかというと、素牛を導入してから販売するまで3年余りかかります。その間の運転資金や、それから畜舎等の設備投資に大変かかります。そういうことではなかなか新規に参入できないという、困難な問題がありますし、現在一生懸命頑張っている畜産農家、現状の畜産施設での増頭は大変困難な状況であります。先ほど3.3倍になったと言いましたけれども、農家戸数が減る中で、そこまで個々の農家が増頭して頑張ってきました。しかし、今の施設設備では、もう拡大できない。頭数をふやすことはできないというのが現状だというふうに私は認識しております。黒毛和牛の振興が、さきに述べたとおり、町長の答弁にもありましたとおり、今金町の農業にとっては大変重要であると、そういうふうに町長と認識を一致したところであります。今振興してほしいと願いながら、しかし、現在現状を見ると、近々もう高齢化して離農が出てくる、ふやすどころでないよ、高齢化して農家は減ってきますよと、そういう心配が非常に強くなっているわけです。そういう受け皿づくりもあわせて、この対策が急がれるというふうに私は思っております。そこで、ある程度正確な数字をちょっと新聞から拾いましたので、紹介しながら町長にまた感想をいただきたいと思いますけれども、今年の2月26日の農業新聞であります。全国に110の和牛の市場があります。私たち今金町の黒毛和牛は、今合併しましたが、安平町、これは南北海道家畜市場と言います。この家畜市場の売り上げが、前年より3.2%アップして1万7,736頭ということで、ランキングの2位になりました。鹿児島がトップであります。3位が十勝市場でありますけれども、北北海道の家畜市場、十勝市場であります。これが今3位に上がりました。ここでは10.7%ほどふえています。非常に北海道は元気でありますけれども、しかしながら、全道的な農水省の統計によりますと、これは12年の2月の数字でありますが、繁殖雌牛を飼う農家は、前年に対し5.1%減の5万6,100戸、この主な減少の原因は、高齢化に伴うところの離農だというふうに書いておりました。その対策として、導入指導を強く行っていくと。あわせて、牛舎を建てるなどの対策を進める必要があるというふうに書かれておりました。それから、もう一点、北海道新聞です。2月21日、皆さんも見たと思いますけ、 、 、れども これは北海道内の耕作放棄地 これが1万979ヘクタールということで1万ヘクタールを超えたという大見出しがありました。そのうち、農地再生困難な土地が8,051ヘクタール、70%にも及ぶというとんでもない実態になっているということが明らかにされておりました。道内の販売農家は、高齢化や景気低迷で5年間で5,000戸減少しているそうであります。今、具体的な対策が急がれているという記事でありました。今、全国、全道、状況を述べましたが、今金町も例外でないというふうに考えております。こういう中での振興策、ぜひとっていただきたいという私の強い思いでありますけれども、町長の再度のご答弁をお願いしたいと思います。

町の答え 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)

ただいまの再質問でありますけれども、平成20年の3月の定例会にも同じような意味合いの、当時は飼養頭数の数の拡大、農家戸数の増大ということをテーマにして質問をいただきました。内容的には、今いろいろ前段ありましたような質問の中での一つは、さまざまな制度資金を使うんですけれども、その回転がままならないので、今金方式、今金単独のリース方式の制度をつくってほしいと。いわば町が肩代わりをして、さまざまな資金を回すための対策をとってもらえないかという話があったわけであります。施設の整備につきましても、さまざまな制度資金を借りるわけでありますけれど、 、 、 、も それに対する保証人の確保だとか 固定資産税等々の問題 さまざまあるのでこのことについても非常に5年も要するさまざまな投資になるので、大変なので、町がそのことを肩代わりするような政策をとれませんかという話をいただいた質問であったわけでありますけれども、当時も、私お答えさせていただきましたが、町が細部のいわば保証人になってという形でもって進めるという形はとれないと。今やるのは、制度があるわけでありますから、上手にその制度を使っていくような手法をとっていただくことはできないかと。具体的に、当時は20年ですから、19年からスタートしてきた増頭対策ということで、畜舎の支援をしたわけであります。ここでも、私も当時を含めて、今終わってからも分析をした経過があるわけでありますけれども、議員おっしゃったように、ただ、私もこの間いろいろお願い申し上げているのは、町長は町長の立場なりそれぞれの姿勢を持っているわけでありますけれども、思い切った政策をと言いながらも、あるいは町も例外なくこういう政策を打ち出していただきたいと思いますけれども、何をというのがわからなければ、町長も政策を打ち出しようがないと。例えば、今までの実績であるところを、黒毛和牛の増頭の中で、最後に言われました畜舎、これには町の地場材を使ってやってくださいと。当時は、基準が20坪にして、坪1万4,000円にしたわけであります。ただ、経過、実績は、私も自分で数字を全部出して、1件、1件の9件の分析をしました。最大坪当たり12万6,000円をかけているところであります。少ないところは1万4,000円ということで、補助の基準に見合ったような形でつくっているところもありますけれども、最終的に9件の実績を考えますと、平均して6万2,000円、それに町が1万4,000円ですから22%の支援しかなかった、できなかったと。そのことがネックになっているのか。加えて、補助基準では20坪がベースですけれども、。 。ベースが45坪が平均だったんですね それに町が基準にしたのは20坪だったとそのことが少しく大きな課題になって、前向きに取り組んでいただけなかったのかどうかという分析は、町長は持っていますけれども、その声としてまだ私の方には届いていないと。ですから、また声がなかったので、新たな対策として次の対策を打ってきたと。今回の25年度から進めるところの対策につきましては、農協の中期経営計画にきちっとうたっているわけであります。酪農畜産の方の部分の3年間の位置づけ、23年、24年、25年に向けて、素牛出荷月齢の早期化と分娩間隔の短縮、これについては、生産性向上対策を打ちましょうというテーマを掲げた。これはプロジェクトで詰めた部分であるわけでありますから、これに行こうと、これに特化しようということで、いろいろ手法を考えながら、先ほど言ったように、すべては町長の考えもあるわけでありますけれども、生産者の生の声を反映した、農協の中期計画と上手にリンクしながら取り組んでいくというのが、私の当然姿勢であるわけであります。24年度もいろいろ質問をいただきましたけれども、町長はこの何年間で農業振興計画でどのくらいの、先ほどの質問でないですけれども、農家戸数、黒毛を導入する戸数にしたのかと。あるいは、どのくらいの頭数にしたいのかということには答えがなかったという言葉で、私は答えることをしなかったわけでありますけれども、これにつきましても、この農協の中期計画の中で、販売計画の中に何頭ということを目標にしましょうと。これは前期ですけれども、後期は別冊であるわけであります。別冊で加えられていると。その数字を今金町の「希望の大地 、農業振興」計画の中には、農業の生産計画という中で同じ数字を掲載しながら、ともにその方向性を目指していこうという姿勢をとってきているわけであります。今、いろいろお話を伺っているわけでありますけれども、もう少しく、町長は町長の立場で考えるわけでありますけれども、具体的な政策にはね返る場合の具体的な思い、願い、このことは画期的な一つの起爆剤になるんだと。今ここが大事なんだというものをきちっとやっぱり示していただかなければ、町長がむやみやたらに町長の思いだけで政策を展開していっていいのかと。結果的にだれもついてくる人がいなかったと。空回りに当然なるわけでありますから、きちっとその辺の部分につきましては、先ほど答弁したように、改良組合も当然あるわけでありますから、そういうところを通じてきちっとした願いみたいなものを出していただくことによって、プロジェクトを含めて、そして、この機会に、農協は農協の立場の中できちっと伝えていくような姿勢をとりながら、農協の中期計画、そして総合計画に位置づけるということが、今、私はこの25年度、策定の年ですから、チャンスではないかと思います。私は私として、きちっとこれからも受けとめていきたいと思いますけれども、もう少しく具体的な政策についてもしあればお聞きしたいなと思っているところであります。

議員の再質問 9番 村本照光

思いは一緒だというふうに思いますし、やりたい気持ちもたくさんあっても、なかなか大きな問題だけにすぐ取り組めないという事実もあるかもしれませんが、もう一回質問させていただきたいというふうに思います。先ほど町長がおっしゃいました19年、20年度の黒毛和牛の増頭推進基盤整備事業であります。これは地場材を使用して、畜舎の建設に寄与するというものでありました。上限が20坪、坪当たり1万4,000円以内という、そういう枠がはめられたわけでありますけれども、町長なりの、今、解釈をされておりました。農家にとって、これは使う方にとって、予算的な予算規模、坪数ですね、それから支援対策の期間、それら含めて非常に農家としては使い勝手が悪かったなというふうに私は思っています。だけれども、やっていただいて助かったことは事実であります。これをもっと拡張して、例えば坪数を大きくしたり、支援期間を長くしたりということが一つ大事かなというふうに思っています。今、39頭です。もう40頭になります。そうなりますと、大変大きな畜舎が必要となります。それぞれ個体管理をしながら、優秀な素牛を出荷するには、それなりの管理が必要でありますから、十分それに見合うような畜舎もこれから必要になってくると思います。ですから、これから50頭、60頭というふうに増頭をしていただくというふうになれば、思い切った、そういう手作業でなくて一定程度機械も使いながら牛の管理をできるような仕組みも、これは必要かなというふうに思っています。そんなことで、私はできればそういうことも検討していただきたいというふうに一つ思っています。それから、町長はこれ触れませんでしたけれども、地産地消の取り組み、先ほど一回目の答弁でいただきましたけれども、これもほかの人に、いろんな人、農家であろうと町の人であろうといろいろ聞くわけですけれども、だれもがやはり牛肉は今金で買えればいいなと、また食べれればいいなというふうに思っていますし、反対する人はいません。しかしながら、現状ではそう言う言葉は聞かれても、よしやるぞという、そういう声が出てこないのが実態であります。農協がやるのか、役場がやるのか、個人がやるのか、たらい回しになっているような状態なのかなと思っています。できない理由を上げれば、数あると思います。しかし、これくらいのことは、私はやる気になればできるんだろうと思っています。黒毛和牛の振興策として位置づけて、3年から5年、そういう長いスパンで、軌道に乗せるまで一定の予算をつけて、そして町が旗振りをやると。それくらいの意気込みを、ぜひ見せていただきたいというふうに私は思うわけであります。質問の中で、それぞれ黒毛和牛の振興の必要性が確認できました。ですから、どういうやり方をとるかは別として、早急にやはり知恵を出して、そして行動すべきときだというふうに思います。そして、第7次の振興計画、ちょうどタイミングがいいと思います。この振興策の中では、具体的な数値を入れていただきたい。そして、目標達成への具体的な支、 、 、 、援策 対策を示しながら そして 途中できちっと達成度合いを確認できるようなそういう振興計画であってほしいというふうに私は思います。この私の思いに対して、町長の思いを聞かせていただきたいと思います。

町の答え 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)

先ほど答弁漏れしました。耕作放棄地、遊休地対策の問題でありますけれども、今金町の国営農地再編整備事業は、基本的には農地再編整備事業プラスして、耕作放棄地対策なんです。だから、緊急を入れたんです。今ここが大変だということで、改めてそれを求めて、国の方で認めていただいて、国営の農、 、 。 、地の緊急と入れたのは 遊休地 不耕作地対策がベースになっていると ですから飛び地でもいいから、そこに手をつけることができると。いわば、議員が言うように、この機会に今草地を求めていくと、草地改良をしていくという手法、工法もできるわけであります。そういうことから、国営に向けた姿勢というのは私なりに持ってきているわけでありまして。なぜ国営化といいましたら、先ほども言いました。もう一つ重要なのは、個々のやはり肥育管理でこれからできていくかというようなことになりますと、やはり酪農、畜産であっても、家族経営というのは非常に難しい状況になっていくだろうと思っています。そう考えた場合には、農地の私はまずは地域農業という、集落農業ということの中では、農地の利用法人、農地の利用組合をつくって、農地をどう活用していくかということをこの機会に考えませんかと。それで面積を確保できるわけですから、どう使っていくか、どうあれしていくかと。施設についても、集積をしてどう回転していくかと。来年ちょっとおれ手術するんだよな、病院に入るんだよなと、ちょっと休むんだけどだれか使ってくれる。わかった、わかったっていう形の中でどんどんやっていく。そういう中では、さまざまな効率的な、効果的な手法も考えていけるだろうと。今、北海道の素牛市場が、非常に成果が上がっているというものを私は承知しています。どんどんどんどんほかの方では素牛ができないわけであります。ただ、全共も私行ってきましたけれども、向こうは特化した、鹿児島、宮崎というのはもう別に特化した部分があるわけでありますけれども、やはり一般の流通というのは、北海道に求める部分が多いわけでありますから、ただ、肥育に行くという手法ではなかなか難しい部分があるので、今金の取り組みは、承知しているのは3件くらいの部分があるわけでありますけれども、その辺の取り組みもこれから重要な要素になっていくだろうと。1点目は、耕作放棄地対策、遊休地対策としても、非常に私は国営を活用した中で黒毛振興が図っていけるということが一点あります。2点目は、施設について、畜舎の話でありますが、私もそうやって言えば、確かに事業の内容が少しく薄かったかなという思いがあるとすれば、そういう思いをきちっと出していただいて、具体的にやったんだけれどもこういうことだと。坪数の問題、あるいは単価の問題等々含めて、あれはどうなんだというようなことをやっぱり声としてはね返していただかなければ、なかなか私どもはそこで反省なり評価をすることができないということもありますので、これからもぜひそういう声を上げていただければなと思っていました。あと問題は、地元の販売でありますけれども、これも常々私が町長になってからも、地元でということで、学校給食に導入したり、さまざまな支援体制をとってきたわけでありますけれども、その場限りでありました。結果的には、何を言いたいかといったら、私もいろんなおつき合いがあって、北海道の町長の中で、私くらい共進会に出ている町長はいないと自負しています。もう全部の共進会に出て、それらの声を聞いたり、物を見ているわけでありますけれども、そういう中で、まだまだやっていけるという思いを持っています。持っているけれども、肥育に向かっていくというのは非常に難しい部分もある。声の中には肥育センターの言葉がありますけれども、今3戸の中で肥育センターができるかと言ったら、やっぱりそれは難しいという状況に当然なるわけでありますから、素牛も肥育頭数をもっと増やしていくというスタイル、一貫体制がとれれば最も望ましいんですけれども、そこを目指していくということも一つあってもいいのかなと。その一つとして、やはり肥育頭数がなくて売れないという状況があるとすれば、そこに大きな課題が当然あるわけでありますから。先ほど言ったように、平均的に550キロくらいの牛であっても、単価含めて、解体費等々含めれば非常に高いものに当然ついて、1頭当たり大体100万円くらいのものが120~130万円になるわけですね。それを、歩どまりが当然余りよくないわけですから、歩どまりを考えたら、私もこの一般質問をいただいて、あちこちこの1週間ぐらいさまざまな店屋の、札幌に行っても店屋の肉の単価なんか見てきました。外国産、アメリカ、、 ,ニュージーランドなんかは非常に当然安いわけでありますけれども キロ含めて2000円台、今金のものを考えてみますと、サーロインで約4,000円くらいになると。肩ロースでもってやっぱりキロ3,000円くらいになると。非常に高いものにつくわけでありますから、これがどうやって消費できるかなという心配事も当然あるわけでありますけれども。そう言いながらも、生産者の方々がやりたいんだという方向づけ、私も随分つき合っていますけれどもなかなか出てこない。やっぱり生産組合が地元でもやりたいんだということをきちっと上げていただいて、当然農協の力も借りなければいけないわけでありますから、保存はできるという確約もとれています。実証でもってあるわけでありますから、さばけるという形がとれれば、私は導入は決して難しくはないという思いを持っていますので、そういう声を生産組合等々含めてきちっと議論していただければなと思っています。町としては、それなりの支援体制をとれる姿勢はきちっと持っているという認識を持っています。もう一点、農業振興計画、あるいは農協の中期計画は別としましても、数値をきちっと入れるべきだと。町長きちっと入れてくださいということでありますけれども、私が入れるものではないと思っています。生産者がどういう思いで、どれだけの頭数をふやしていくんだと。仲間としてどれだけの仲間をふやしていくかということを、やっぱりきちっと踏まえないで、町長が勝手に、今数字はちょっと上がっていますけれども、それをむやみやたらにふやしていいのかどうか。そのための対策をとっても、結果的に生産者と空回りしてしまえば、対策が対策にならなくなってしまう。私も反省しています。先ほども畜舎の関係、よしと思って声が上がって支援したんですけれども、なかなか9件でできなかったというのは、単価の問題、坪の問題があったとすれば、反省をしなければいけない。もっと具体的な声があれば、もっと生かされた部分が議員が言うようにあったとすれば、その都度考えなければいけないということがあるわけでありますけれども、きちっとその辺は向かう姿勢は私なりに持っておりますけれども、生産者自ら声を上げて、こういう方向に、こういう頭数を目指していくんだと、1戸当たり何ぼに行くんだというような、この30年の歴史をむだにすることなく、次のステップに向かっていくことも私なりにも支援体制をとりたいと思いますけれども、ぜひ生産者そのものも努力することを切に期待しているところであります。

議員の再質問 9番 村本照光

これで私の質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:今金町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月11日 議事録 PDF(60ページ) 間違いを知らせる