みんなの議会

今金町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月11日

今金町の農業振興計画について

聞いた人
村上忠弘 議員
答えた人
町長 外崎秀人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 1番 村上忠弘

今金町の農業振興計画について、町長にお伺いいたします。今金町の農業政策については、第6次農業振興計画に基づき、平成20年から25年の6年間にわたり実施されてきました。第6次農業振興計画では、今金農業の目指す姿を農業振興方策とし、農業経営体質強化の推進、環境に配慮した農畜産物の安定生産と品質向上対策、農畜産物の販売強化、効率的な農地利用の推進方策、土地基盤整備の推進方策、五つの方策が「希望の大地」に示されております。農業から基盤まで書かれており、過去にない現実的な計画であったと思います。、 、 。町長は その実現の一つとして 国営緊急農地再編整備の実施があったと思います第6次農業振興計画では平成25年度で終わり、平成26年度から新しい第7次農業振興計画がスタートいたします。平成25年度は計画の作成年となりますが、TPPを始めとする不安定な国の政策、農産物の下落や資材の高騰等、農業を取り巻く環境はますます厳しい状況にある中で、町長はどのような方針で第7次農業振興計画を作成するのかお伺いいたします。

町の答え 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)

村上議員の一般質問にお答えをいたします。町にはさまざまな計画があります。策定に当たっては計画の目的、対象とされる住民・団体・機関等々の意向反映と、時には計画策定委員会等を設けて行うなどの手続を踏まえてきているところであります。町の役割の基本は、直接、間接を含めて、公的なサービスの提供ということになりますが、直接的には住民、団体、企業などなどにおいて実施されることもあります。サービスの受け手は、どのようなことで悩み、困っている、あるいはこのことの改善を、あるいは対策をと、さらには、こういう思いを持っているので支援をということの声が計画のベースになります。行政としては、そのことが公共性、公益性、合法性等々の是非を根拠として、行政サービスのあり方の方向づけを考え、サービスを行う役割を町長が持ち、そのあり方を適切性を含めて判断しつつ審議する機関として、議会の存在と役割はあると思います。そういうことから、計画を策定するに際しては、十分にその過程に留意して行うことになります。その際、必ず問われることは、実態と対象者の生の声が反映されているかどうかということであります。ご質問の農業振興計画についても、その策定においては、まずは主体である農業者が、どういう農業を目指し、何を求めているかということがスタートになると考えております。そのことと並行して、関係する機関・団体・町が情報を提供、共有しつつ、考えをまとめて、調整を図りながら計画に反映するという仕組みを持たなければなりません。農業振興も、何を目指し、そのために何を行い、そして目的を達成していくという目的、目標は必要不可欠であります。第7次の今金町農業振興計画の策定に当たっては、農業振興プロジェクトによる検討、協議を踏まえながら、関係機関代表で構成し、本町農業の活性化及び振興に関して必要な事項の調査及び審査を行い、その推進を図ることを目的として設置されている今金町農林業振興会議で農業振興計画を策定することとなります。まずは、農業者にかかわるそれぞれの機関、団体で、農業者の意向や実態を把握するとともに、今金町農協の中期経営計画とリンクすることに心がけ、現在の計画の検証を行うという手順を踏むことになります。町としては、特に振興会議の事務局を担っていることから、調整という重要な役割を含めて、計画策定にかかわってまいりたいと存じます。第5次今金町総合計画では、行政と住民の取り組む役割を明確に位置づけて、文字通り協働することで、地域力を高めましょうという視点で策定されていることから、協働、地域力ということが農業振興計画の根底となります。町長としては、国営事業を契機として、農地・人・経営・複合型の作目体系・地域という視点で、現在・将来を考えましょうと、その取り組みをしてますので、さらなる将来農業を描ける農業振興計画策定に努めてまいります。

町の答え 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)

再質問をいただきました。この間、町長の就任のときから、いろいろとまちづくりの思いを述べてきている経過があるわけでありますけれども、三点の一つのキーワードを持っているわけであるわけであります。、 。 、 、まず町長の最大の使命は何か 町民の命を守ることだと そのための医療 福祉そして防災というものについては、最優先してそのことに心がけていかなければいけないと。二つ目は、人の育成と。人はさまざま、子供からお年寄りも含めて学ぼうとする姿勢がなければいけない。それでもっていろいろと変えていくという部分があろうし、変わっていくということも必要なわけでありますから、そういう人が育つ環境というものをきちっとつくっていきたいということが、二つ目の大きなテーマに掲げたと。三つ目は、何といってもこの地域でどうやって食べていけるかというようなことから、地域産業、私は商業とか農業とか言っておりません。すべてを絡めて、地域の産業、これをどう高めていくかと。最大のテーマは何かといったら、そこの中では雇用と所得だという認識を私なりには持ってきているわけであります。とりわけ、地域産業というベースを考えた場合に、また違った思いの言葉を出しております 「農に学び食を生かした健康の町」という言葉を使わせていただいて。おりますけれども、農に学びというのは、農業に学ぶということでなくて、人であります。農業者の気概。農協の中期経営計画でも書いておりますように、自立した農業を目指す農業人という言葉をきちっと書かれているわけでありますけれども、そういう開拓者精神に基づいて、いろんなことに取り組もうという姿勢を持つ農業、 、 。人 その気概に学ぼうということが 農に学ぼうという言葉にあるわけであります二つ目の食ということにつきましては、あくまでもベースは農業であるわけでありますから、農畜産物のこれをいい物をきちっとつくっていこうと。そういうことをどう有利的に販売していくかということでは、今言ったようなさまざまな所得の向上にも当然つながるわけでありますけれども、地域貢献、社会貢献という分野の中にも、この農を含めて今金町で全国に、あるいは北海道に、この地域の中で農業の役割を果たしていこうということが、食を生かしたということの一つの今金の特色ではないかという思いを持っています。最後の健康の町というのは、あくまでも地域経済の健康というのが最優先、町の財政もそうであります。人々の気持ちも心もすべてそうであるわけでありますけれども、この三つのキーワードを持っているわけであります。とりわけこの間国営のさまざまな中で話をさせていただいて、アピールをしている部分の中では、今、今金農業が何を目指すかと。やはり何と言っても、所得を確保していく、拡大をしていくと。そのことに向かっていくために、さまざまな課題。 、 、 、があるんだと その課題の一つ一つに 先ほど申しましたように 農地の問題あり人の問題あり、作目体系の問題やさまざまなあるわけでありますけれども、まず大きな目的はそこだと。目標は、今言ったように、一つの段階として、この事業、この事業を通じて、だんだんだんだんステップを上げていきましょうという思いであるわけであります。、 、 、町長がなぜそういう思いを持つかといったら 町長の立場の中で 自治体の運営あるいはこの町を存続していくためには、最低限運営できるための人口がなければいけない。さまざまな人の層がなければいけないわけでありますから、ここで生活していける方々をどうきちっとこの町の中に存在させていくかということが最大の課題であるわけでありますから、今申したように、雇用と、あるいは所得というのは、そのベースになるわけでありますので、そのことと、今議員がおっしゃるような農業振興計画に通じるものが私は非常に重要でないかなと。そこを最大のベースにすると。言葉的には、どういう言葉かといいましたら、地域産業ですから、農家に向かっては、生産性を上げていこうと。町の人方については、契約料を、あるいは委託料を、あるいは売上量をどんどんどんどん上げていこうと、そういうテーマ。リスクがどうのこうのということよりも、まずは高めていこう、上げていこうと、そういうことが、最大の私はテーマであるという認識を持っています。そのためさまざまな手法として、言葉的には、具体的には当然どうのこうのと、先ほど言ったように今やっている6次の計画も、本当に実態に合った具体的な私は取り組みをしていると思っております。多分このことを検証しながら、まずはそれぞれ農協は農協の立場で、17人、9団体。17人で農林業振興会議は構成しています。それぞれの役割があるわけでありますから、それぞれの役割をきちっと果たしながら、生産者、農業者の声をきちっと受けとめて、どんどんどんどん出してもらって、うちはプロジェクト、すばらしいプロジェクトがありますので、プロジェクトで出し合いながら精査をしていくということが必要ではないかなと。そこでこそ、本当の実態の生の声が反映できるだろうと。私はそういう思いを持っていますので、町長の立場からそういうこともきちっと力説をしながら、その実現に向けて取り組んでまいりたいという姿勢だけは、きちっと持たせていただきたいと思っております。

議員の再質問 1番 村上忠弘

私は、町長、今回の私の質問の意図とするところは、町長がこういう部分だけは、もう何とか6次と変わったことをやりたいんだとかって、そういった部分でちょっと聞きたいなというふうに思って、今回の質問のテーマにしたわけでございます。農協は、今度第10次中期計画ですか、それから、行政は26年度から第7次という形の中で、これがやっぱり農協と行政がきちっとリンクできるような形でなければ、絵に描いたようなぼたもちになってしまうと思うんですよね。行政は行政で、やっぱり調整ということじゃなくて、行政の意見をそこにどう注入してもらえるかと、そういう部分で、町長の考え方だとか思いを聞いてみたわけでございます。第7次の振興計画も、平成26年度から31年と、この6年間の中で国営事業が着工し、さらには一部では完了する地域が出てくると思います。昨年の3月にも、私ここで一般質問をした部分で、国営事業に対する事務局体制についてはご理解をいただき、推進室の設置条例が制定されたということでございます。この部分についても、十二分に発揮できるような人員体制もお願いしたいと思います。町長は、その時の、以前の質問の中で、ハードの部分と、それからソフトの部分を同時に進めていかなければならないというふうに答弁されました。そのときに、国営事業が終了後に、ハード面はそこで整備されると思います。続いてのソフト面でのお考えは、どのようになっているのか。さらに、土地の基盤は整備されたけれども、担い手だとかそういったものがいなくなるような状況をつくらないためにも、今回の計画はとても重要な第7次になるんじゃないかなというふうに思うわけでございます。町長が方向性を出すことにより、後ろに座っている職員の方々も、それなりにやる気を出して頑張っていただけるものと思います。再度お聞きしますが、国営事業が終了後の農業の姿も含めて、町の農業方針を町長はどのように考えているか、再度お伺いをいたします。

町の答え 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)

第6次の農業振興計画策定に当たって、振興会議の当時会長であった田中春次さんの言葉の中に重要な言葉があるんです。さまざまな状況がある中で、この6次の計画は、農業者自身が経営の改善をするために何をすべきかを考え、経営転換等により現状から脱却することを目標にしています。町長に求めるものについては、町長の思いも当然あるわけでありますけれども、まずはそこに尽きるだろうと。そこの声が反映できなければ、何をどのようにということがなければ、町長の空回りに当然なるわけであります。町長が一生懸命施策を講じたと、結果的に、おれはそんなもの求めていないよということになれば、それは空回りに当然なるわけでありますから、そういうことでは、大綱をつくる部分の中では、きちっとうたっていかなければいけないという思いは、町長として持っているわけであります。国営の事業でもって、私は農業が完結するとは思っておりません。これもいろんなところで話をしておりますけれども、これと並行して行わなきゃいけないのは、議員おっしゃるように、さまざまな、先ほど話をしましたように、国営の事業の中で、人、地域、あるいは経営、栽培作目と輪作体系、農地等々総合的に考えましょうと。これが将来をどう考えるんだということのベースになるわけであります。どうしたいんだということが、これがなかなか一元的に考えられませんので、まとめて考えるいいチャンスですよと。それで調査期間が3年も4年も5年もあったわけですから、そういう中できちっと将来を考えましょうと。1年で結論を出せということではなかったわけであります。そういう意味で、じっくり私は考えてきておられると思っています。そういう中、 、 。から 具体的な方向性は これから多分農業者自身が出すだろうと思っております、 、 。町長の立場から考えますと さてそれだけでいいかといえば 私はそうではないそれで解決できないものはたくさんあるわけであります。人の問題についても、あちこちで言っていますけれども、ちょっと話が長くなってまずいんですが、担い手等々含めてそうでありますけれども、後継者の問題もそうでありますけれども、これからの農業、少なからずも面積がふえていくわけです。引き受けを含めればですね。今より低くなるということは、なかなかなっていかないと。引き受け面積がふえるとすれば、家族だけの農業労働でやっていける時代ではないと。やはりパートだとか臨時を雇用しながらやっていかなければ、体がもたないだろうということが非常に大きな問題になると。それを埋めるために、機械化していくかと。いろいろと圃場も大きくなるので、それに大型機械を導入しなければ意味がないわけでありますけれども、そこに対応できているかといったら、また大変な負担になるわけであります。そういうもろもろの問題、人の問題も、酪農、畜産の部分についても、ヘルパーの問題というのは、今やっている方々が現実に他のところも面倒を見るヘルパー制度になっているわけですから、これをやっぱりもう少しく違う形の、専任でできるような体制をとるだとか、そういう人の問題をきちっと考えていかなければいけないと。私は、受託、委託、コントラクターもきちっと整えるべきだと思っています。機械は買うべきではないと。そういう私は、株式会社なんですけれども、これは後ほどそういう構想を述べる機会をいただければと思っておりますけれども、株式会社農業センター構想の中で、そういうものを全部取り入れて、地元に重機屋、機械屋さんはたくさんあるわけですから、農機具屋さんあるわけですから、そことのレンタル、リースをしていくということで、必要なときに必要なものを提供していただいていくと。そこにコントラクターとしてきちっとした制度をつくっていくという仕組みがどうなのだろうかと。人の問題については、それぞれさまざまな人方がいるわけですから、活用していくと。それだけではなかなかなっていかないので、もっと重要なのは、今金農業のベースとなるところの種苗、育苗の体制についても、地元に合ったようなものを地元でつくっていくという形をとれば、種苗、育苗というものを取り組むことによっ、 。て 非常に私は効果的なものが出てくるだろうという思いもきちっと持っていますあとは、ざまざまな分野の中で、人の派遣の問題についても、先ほど言ったような福祉と絡めた手法、方法というものを考えなくてはいけないだろうということでは、さまざまな構想を私なりに持っているわけでありますけれども、そういうものをきちっとうたいながら、これも農協の中期経営計画の中で、農業センターについては検討していくという言葉があるわけでありますから、決して私は飛び抜けた発想ではないと。そういう農協の中期計画とリンクした形の中で、町長も考えていきたいと。そういう要望があるんだなという気持ちを早くに私は受けとめて、そういう方向づけを今させてもらいたいということで、思いの一端を述べたわけでありますけれども、そういう体制をこれからどんどんどんどんつくっていくことが必要ではないかなと。個々の思いはたくさんあります。町長の思いはたくさん、先ほど芋の問題も出てきましたけれども、種子についての取り組みをしなければいけないだろうと。作目体系の問題についても、麦の、今、さまざまな制度もありますけれども、それにちょっと応援体制がとれれば、このじゃがいもの輪作体系が5年、6年なんていうすばらしい方向性で行けたら最高だなと、町長自身は個人的には思っています。今の輪作体系を5年、6年に持っていったら、いい物がとれるだろうなと。長続きできる産地になるだろうなという思いを持っていますけれども、そういう具体的なことについては、町長はまだ述べる状況ではないと。それこそ具体的にさまざまなところから、生の声として反映したものを中期計画の中で、あるいは、そのことに基づいて農業振興計画の中で位置づけていくことが必要ではないかなと。農協の中期計画の中では、販売計画という位置づけの中でこれから構想を練るわけでありますから、その思いをきちっと受けとめながら、町長の思いをぶつけながら、農業振興計画の策定に当たってまいりたいと考えております。

議員の再質問 1番 村上忠弘

答弁は要りません。いずれにしましても、町長がしっかりとした農業方針を持ち、リーダーシップをとって、関係団体に対しても強い指導力を発揮していただきますようお願い申し上げまして、質問を終わります。どうもありがとうございました。

出典:今金町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月11日 議事録 PDF(53ページ) 間違いを知らせる